政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 日本の美徳。あるいは、武士道の意味と価値についての話です。 忍者ブログ
24 . July
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23 . May
月影さん。不知火さん。コメントありがとう御座います^^

月影さん。
うん。私も、中国は経済的な側面からの影響力を画策する。と言う事になると思います。
それで、ですねぇ。
果たして中国の経済的な影響力と言うのは、どの程度だろう?・・・と、
この点について改めて考えてみた場合。
アメリカには及ばないのではないか。とも私は思うわけなのです。
と言うのも、先のパク・クネ政権ではTHAAD配備を容認した事実があるからです。

中国が経済的な影響力だとすれば、アメリカは軍事的な影響力であって。
その対立の果てにTHAAD配備が決定したと言う事は、
結果的にアメリカの影響力が中国の影響力を上回った。と言う事だと思います。
ですので、中国の経済的な影響力。それが経済協力であれ。経済制裁であれ。
どちらの場合であってもアメリカには及ばないのではないか。とも思うわけです。

前回に私は北朝鮮の民族主義には勝てないだろう。と書きましたけど。
それ以前の話として、今の中国ではアメリカにすら勝てないだろうし。
それは結局のところ。
中国。習近平と言うのは韓国における影響力。その全てを消失させるのではないか。
今のムン・ジェイン大統領は、先のパククネ大統領と同じ事を実行するのではないか。
・・・と、そのように私は考えている次第で御座います。


不知火さん。
いやぁ~。さすがですね。よくぞイギリスを例題に出してくれました^^
確かに。そのとおりです。日本の美徳では国益を守れない。と考えた場合。
そこで真っ先に出てくるのは、やはりイギリスでしょう。

イギリス。・・・まあ、私は個人的に大英帝国と呼んでいたりするのですけれど^^;
あの国家と言うのは、元来自国の国益に対しては極めてシビアです。
もうエグイなんてレベルじゃありません^^;
あのアメリカですら呆れ返ると言うほどに。中国など足元にも及ばないほどに。
自国の国益に対して凄まじく執着するのが、イギリスと言う国家のお国柄で御座います。
・・・あそこまで突き抜けてしまうと、いっそ清々しさを感じるほどで御座います^^;

うん。あんまり日本では知られていないみたいなんですけど・・・。
イギリスって、そんな感じの国家だったりします^^;
そして、だからこそ。ある意味で日本とは対極に位置していればこそ。
それゆえにイギリスは、間違いなく世界有数の強国なのです。
そんなイギリスと比較すれば・・・なるほど。確かに日本の欠点は無数に見えてきます。

でもね。

不知火さん自身も十分に理解している事だとは思うんですけれど。
必ずしもイギリスの思考論理が正しい。と言うわけでは無いんです。
イギリスのような極端なまでの国益の追及。自国の利益の追求と言うのは。
ある意味で帝国主義の植民地政策の土台となったものであり。
中国のアヘン戦争のような、悪魔の如き戦争を引き起こす原因にもなったのです。
なので、どちらともに一長一短である。と私は考えております。

その上で日本と言うお国柄を考えた場合。
やはり日本の美徳を前提とした上で国家戦略。天下国家を論じる事こそが。
日本が目指すべき道なのではないか。と私は考えてしまうわけなのです。

うん。まあ、私は保守派の人間ですからね^^;
古臭い考え方かもしれませんが、やはり私はそれを前提として。
今まで日本が積み重ねてきた歴史や伝統。文化文明によって政治を考えて。
日本の未来を創っていくべきだと思うんです。
そして、過去の日本人に出来た事が今の日本人に出来ない理由など無い。・・・と、
そのように思うわけなので御座います^^


とまあ、私の話はともかくと致しまして・・・。


不知火さん。
前回に私が書いた文面で納得出来ない。と言うのであれば。
それは、ひとえに私の説明不足が原因で御座います。大変に失礼致しました。
私は一つの例題として民主党政権の話を持ち出したわけですけれど。
もう少し詳しく説明するべきだった。と反省しているところで御座います。

と言うのも、民主党政権の問題って・・・どうにも矮小化されているんです。
色々と理由があって、一般的に民主党政権の真実がイマイチ知られていないんです。
この点については私としても何とも言えないんですが・・・。
でも、一つだけ断言出来る事としては。
この民主党政権の問題こそが、日本にとって紛れもなく戦後最大の危機だったのです。


いや、もちろん不知火さんが指摘なされた多数の問題につきましてもね。
言うまでも無く重要な問題ばかりです。
全ての指摘は、まさに正鵠を射抜くものである。と私も思います^^
しかし、その問題のどれを取り上げても、日本が滅びるほどの問題ではないと思うんです。

先の民主党政権では冗談でも何でもなくて。
本当の本当に日本と言う国家が滅亡するか否か。と言う危機的な状況だったんです。
あの民主党政権の問題と比較すれば中国や韓国にお金を取られた。とか。
技術を奪われた。ものの見事に騙された。・・・なんて問題は実に些細な事なんです。
ええ。些細な事だ。と表現出来てしまうくらいには。
先の民主党政権と言うのは、凄まじく致命的な問題であったわけなんです。


いや、改めて考えてるとほんの数年前。まだ十年と時間が経過していないんですが^^;
当時を思い出すと・・・私は気が遠くなるような感覚に襲われてしまいます。
えーと。そうですねぇ。
学識も無く。才能も無く。高卒のチンピラ風情の私が。

「ああ。この国は本当に滅びるかもしれない」

・・・と半ば直感的に悟ってしまうような。
そのような信じられないほどに悲惨な状況が、あの民主党政権だったんです^^;


うーん。もう本当に・・・なんて表現すれば良いのかなぁ?
政治において一番基本的な事と言うのは、安全保障を全ての前提とする事です。
なぜならば、安全保障は国家における平和と未来を守る手段の総称であり。
それを前提として全ての政治的な決断が行われて然るべきであるからです。
これは万国共通の常識にして、あらゆる政治家が理解していなければならない事であり。
政治家として最も基本的かつ最も重要で、必要不可欠な知識です。

・・・民主党政権は、これが出来ていなかったんです。

かつての民主党政権と言うのは、この安全保障を完全に無視した政治を行っておりました。
よって当時の日本と言うのは、平和と未来を守る事。
そんな一番重要な事が完全に抜け落ちた状況だったんです。

ですから、本当の本当に日本は滅びかけていたのです。
日本が滅びなかったのは、単純に運が良かっただけの話です^^;
運が悪ければ私も不知火さんも。どこかの国家の奴隷となっていたかもしれません。
日本と言う国家は消滅し、日本国民の全ては阿鼻叫喚の地獄絵図の中にいた事でしょう。
これこそが民主党政権の真実で御座います。


はぁ~。ちょっと思い出すだけでも、なんとも気分が重くなるんですけど^^;

しかし、です。

この言語を絶するような悲惨極まる状況を、私達日本は見事に乗り越えたんです^^
自公政権へと戻し、今の安倍政権と言う長期安定政権を樹立させる事が出来た。
この事実こそが今現在の日本人が、どれほどまでに強いのか。
日本の美徳を持ち続けながらも、恐るべき苦難を見事に乗り越えるほどの強さ。
いえ、日本の美徳を持っていればこその日本人の強さ。
それが今の日本国家。日本国民には確固として存在し続けている事。
それを証明するものである。と私は確信している次第で御座います^^

だから・・・もう少し日本の美徳と今の日本人を信じても良いんじゃないかな?

不知火さん。
貴方の懸念は正しいと思います。日本の美徳には明らかな欠点があります。
しかしながら、その欠点を補って余りあるほどの利点があるとも私は思うのです。
そして、それによって今まさに日本は変わろうとしています。

うん。そうだなぁ・・・。
これは日本の美徳の中でも、特に武士道と表現出来るものだと思うんですけどね。
何が正しくて、何が間違っているのか。その点が今後の日本では明確になっていきます。
なので、不知火さんが懸念する事も一つ一つ。確実に正されていくと思います。
・・・少なくとも、イギリスのようなやり方で日本を改善しようとするよりは。
遥かに確実な方法なんじゃないかなぁ。と私は考えております^^


と言うわけで、最後に私の個人的な意見を申し上げさせて頂きます。

先の民主党政権と言う凄まじいまでの絶望を乗り越える事が出来たのは。
紛れもなく日本の美徳。あるいは、武士道と呼ばれるものだったと私は考えております。
何が何だかわからない。何が正しくて何が間違っているのかもわからない。
そんな絶望の中で、当時の私が見た光明とは・・・コレだったような気が致します。

これから先に私達日本が、どれほど恐るべき困難に直面したのだとしても。
日本の美徳。武士道を忘れない日本国家。日本国民であれば必ず乗り越えられる。
この先の日本の平和と未来を必ずや守り続ける事が出来るだろう。・・・と、
そのように私は考えているわけで御座います^^


とまあ、こんな感じかな^^;

これでも心配だ。と言うのならば、改めて一つ一つ民主党政権を思い出してみるか。
それとも未来の安全保障について一生懸命に考えるのか。
このどっちかをやると、随分と心配の種は小さくなるんじゃないかな。と思います。

まっ。少なくとも私の場合はそうだった。わけで御座います。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[4回]

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無題
論争をする気は無いのですが、

私の主張は「北朝鮮主導の半島統一が有る」に対して、
「習近平 江沢民両派閥の均衡が崩れない事」と言う前提
「文大統領は習近平と手を結んでいる」と言う推測
「故に北朝鮮主導の半島統一は有り得ない」と言う結論です。

米国に組する事は「北朝鮮主導の半島統一は有り得ない」に反しないと思います。
バックに習近平を取るか、米国を取るかの違いでしかないです。

「中国。習近平と言うのは韓国における影響力。その全てを消失させるのではないか。」
それは、有り得ないと思います。文大統領が手を切れば朴前大統領と同じく文大統領は失脚に追い込まれ、
新しい大統領候補が習近平と手を結ぶだけです。
憶測ですが韓国内は中共に乗っ取られています。
日本と同程度でしょうが、日本より韓国人は煽られ易いと思っています。

「今のムン・ジェイン大統領は、先のパククネ大統領と同じ事を実行するのではないか。」
その通りです。方法は違えど(太陽政策に依る)目的は同じ【韓国主導による半島統一】です。

まあ、毛利小五郎の推理程度だと思ってます。 月影
月影さん / 2017/05/24(Wed) / 編集
無題
お返事有難うございます。

私事ではありますが、民主党政権への政権交代が起きた時、私は選挙権を持たない一学生、若造でございました(今もまだまだ未熟者ですけど。年代がバレ…げふんげふん(笑))
民主党政権時代の惨状こそ、私が政治や安全保障、国際情勢について興味を抱いた切欠でした。
あの時「流れ」に乗せられて民主党に投票してしまったという先輩方の多くが、後で本当に後悔していたのをよく覚えております。
テレビや新聞に疑念を抱き、海外ニュースやインターネットでの情報収集に切り替えたのも、あの3年半のことです。
政治に興味を持たない事は、自分や大切な人の将来に興味を持たない事にも等しいと痛感しました。
そんなにも危機的な状況だったとは…詳しくはお話頂けない事なのでしょうけれど、背筋が凍る思いが致します。

イギリスはこれからの日本を考える上で、個人的に参考にしたいと思う国の一つです。とりわけ航空機開発や情報分野において、ですね。
彼の国の外交のエゲツなさは学べば学ぶほど…という感じで、高校生の頃は大嫌いでしたが、今は一周回ってある意味尊敬するようになりました。
(他にはフィンランド(対露)やスイス(民間防衛)、インド(対中)などに興味深々です)
憲法9条2項を改正した場合、自衛隊の海外派遣の程度を測る指標にもなると思っています。

移民問題でも、イギリスには注目しています。最近マンチェスターの音楽ライブで起きたテロの犯人は、リビア難民2世だったという話です。
移民一世よりも移民2世3世の方が、自らのアイデンティティに関して動揺してしまうのかもしれませんね。
イギリスの移民政策では、フランスとは違って同化を求めない放任主義を取っていましたが。フランスでもイギリスでもホームグロウン・テロは起きています。

さらさらさんの仰る事は、よく分かるのです。
要するに情けは人のためならずということ…他者を犠牲にして自分の利益だけを追求すると、将来報いを受けることになりますから。他国への貢献が結果的に自国の利益になる形が最善だということでしょう。
現実はなかなかそう甘くないし、上手くいくとは限りませんが、出来るだけそうありたいという理想は分かります。

日本政府は移民や難民の受け入れに消極的であった代わりに、現地や他国への支援に積極的でした。その方針は間違っていなかったと、欧州の現状を見て感じます。
経済的利益だけを考えるなら、他国から低賃金労働者(言い方はキツイですが現代式の奴隷)を受け入れる方が良いし、優秀な人材ならなおさら受け入れる方が良いのは分かります。
…分かりますがしかし、折角の優秀な高学歴人材を奪われた国は、労働力を失った国は、どうなるのでしょうか。難民を出してしまうほど破綻した国の立て直しは、誰がするのでしょうか。
自己の安全と利益だけを追求して、自分の母国を省みない人々を信用出来ないと思うのは、間違ったレイシズムでしょうか。
こういう考え方は、時代遅れの古臭いナショナリズムに過ぎないのでしょうか。

時間が出来たら新渡戸稲造の「武士道」を読み直してこようかな、と思います。
何やらまとまりのない感情的な文章になってしまいすみません。
不知火さん / 2017/05/24(Wed) / 編集
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