政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 私が小池さんを怖いと思う理由についての話です。 忍者ブログ
06 . July
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02 . November
いやぁ~。予想外に長い文面になってしまいました^^;
そんなわけで暇な時にでも、ご覧下さいませ^^


と言うわけで、前回は小池さんの話だったわけですけれども。
うーん。前回の話題で私は小池さんについて、
「私利私欲に走った」とまで書いてしまいました。
ここまで過激な事を書いてしまった以上。この点を話題にしないのは不誠実です。
なので、本日は前回の補足で御座います。それでは参りましょう^^

それで、ですねぇ。
私利私欲と言えば世間一般では「政治とカネ」と思われる方々が多いかと思います。
でも、これは一つの側面でしかないんです。
権力維持のための大衆迎合と言うのもまた私利私欲である。と表現出来るんです。

とは言え、そもそもの話として民主主義国家におきましてはね^^;。
大なり小なり。権力維持のために人気取りの政策をする事は珍しくありません。
・・・と言いましょうか。
民主主義国家であれば、それはやって当然の事だったりします。うん^^;
ただし、何事にも限度と言うものがあります。


大衆迎合の人気取り。それを実行する大前提にあるのが国益の追求です。
あくまでも国益の追求と言う枠組みの中で実行されるのであれば。
まあね^^;
民主主義国家であれば、致し方ない。と言う部分になるかと思います。
人気取りの言動もまた民意が反映した結果でもありますから。
ですが、これが国益を度外視して人気取りに走る。となれば完全に話が変わります。

国益を度外視した大衆迎合とは、まさしく「パンとサーカス」です。
民主主義の政治家を含め、ありとあらゆる世界中の為政者が忌むべき愚行です。
例えば中国の一党独裁体制。韓国の反日。あるいは、ドイツの難民受け入れ。
これらによって中国。韓国。そして、ドイツは間違いなく滅亡するか。
もしくは滅亡寸前まで追い詰められる事になるかと思います。
なので、結論としては。
このような事を実行する人間には、如何なる権力も手にする資格はありません。


とまあ、この話をふまえまして。
前回の話題から判断しますと、小池さんは意図的に問題解決の機会を放棄しました。
政治的な混乱を収束させる好機を、自らの利益のために潰してしまったのです。
うん。まあ、確かにね。
政治的な駆け引きの一環として、そのような言動と言うのが珍しくはないのですが。
ちょっと限度を超えているんですよねぇ。

・・・うーん。そうですねぇ。
小池さんが何を考えて、二階さんの話し合いを拒否したのか。
その点について私なりの予想を少しばかり書いておきますとね。

一番の理由は、やはり二階さんとの話し合いそれ自体が嫌だったからでしょうね。
なぜならば、二階さんは一流の政治家であり。非常に手強い相手だからです。
うん。たぶんそうだと思います。私でも同じ事を考えますから^^;
つまるところ。
区議七人の処分を含めた全ての交渉は、自民党幹事長の二階さんと交渉するよりも。
自民党都連と交渉した方が、遥かに優位に進められる。と小池さんは判断したんです。
そして、都連との交渉結果を自民党本部。執行部に事後承諾させる。・・・と、
おそらくは、そんな事を小池さんは考えていたはずであり。
今ここで自民党の幹事長。
つまりは、自民党本部。自民党執行部に出てこられたら小池さんは困るわけです。
それゆえに・・・二階さんとの話し合いそれ自体を蹴り飛ばした。


うん。まあ、こんなところでしょうね^^;
それで小池さんの思惑と言うのは、そこまで悪い事では無いんです。
この程度の事は政治家であれば考えて当然ですからね^^
ただ。
その思惑通りに話を進めたいのであれば、二階さんが出てくる前に。
さっさと都連との話し合いを進めるべきだったんです。
都連に対して中途半端に意地を張るよりも、
あくまでも都政の一環として、それ相応の交渉を妥結させておけば。
二階さんが出てくる事もないし、あそこまで怒らせる事も無かったのです。
だから、今回の一件が発生した根本的な原因と言うのは。
至極単純に小池さんの浅慮による見通しの甘さ。実力不足が原因です。

んー。都連との対立を演出し「小池劇場」を継続させたかったのはわかりますが。
そのために政治的な混乱が長引いて自民党本部。自民党執行部。
自民党の幹事長が出てきたら・・・そりゃあアウトでしょうに^^;
この時点で小池さんは失敗したんです。
引き際を見誤ったがために、二階さんを相手にする事になったわけだから。
だとすれば、その失敗を素直に認めて二階さんと交渉を行うべきだったんです。

それなのに二階さんとの交渉それ自体を蹴り飛ばして。
未練がましく都連との交渉に固執したら、そりゃあ二階さんは怒りますし。
どう考えても不見識な言動だと批判されても仕方ありません。

・・・せめて裏から手を回して、都連の方から二階さんに話を通すべきだったんです。
これは都政の事ですから、我々に任せてくれ。と都連が自民党本部に話を通せば。
全てが丸く収まったのです。そうすれば、こんな無様な事にならなかったのに・・・。
ちょっと小池さんって配慮が足りないんだよなぁ。


うん。そうです。二階さんは国会議員です。
通常であれば、都政の問題にまで口出しする事は無かったでしょう。
それでも二階さんが出てきたのは、これが自民党の問題だと判断したからです。
これ以上の政治的な混乱は自民党への悪影響。国政への悪影響。
ひいては国益への悪影響を懸念すればこそ、わざわざ仲裁に乗り出したんです。

まっ。小池劇場で世論の支持を獲得したい。と言う気持ちは理解出来ますけどね。
理解出来ますけれども・・・でも、やっぱりね。
そう思うのであれば、二階さんが出てくる前に決着をつけるべきだったんです。
繰り返しますが、二階さんは自民党の問題だと判断したからであり。
これ以上の政治的な混乱は自民党への悪影響。国政への悪影響。
ひいては国益への悪影響を懸念したからこそ仲裁に乗り出したんです。
つまり、現状の政治的な混乱が国益に反するものだ。との判断があるって事です。

それは言い換えるのならば、国益を無視した言動が行われている。と言う事であり。
あるいは、国益を度外視した人気取りが行われている。とも表現出来るわけです。
なので、今の小池さんが画策している小池劇場と言うのは。
「パンとサーカス」に近しい愚行になってしまう可能性がある。・・・と、
そのように二階さんが危惧したとも言えるわけです。

これは自民党の幹事長である二階さんの判断です。
私は、これを軽く見る事は出来ません。
ですので、小池さんに対して厳しい態度になってしまうのは仕方ないんです。


・・・はっきりと言ってしまいますとね。
小池さんは政治的な混乱を長引かせ過ぎた。欲を出し過ぎたんです。
二階さんの交渉それ自体を蹴り飛ばしたのは、これは明確な小池さんの落ち度です。

いや、あのね。

二階さんは一流の政治家であり、プロフェッショナルです。
よって、おそらくはね。
小池さんの思惑通りに。自民党に事後承諾させる事が出来るでしょう。
ええ。今回の一件で二階さんも色々と思うところはあるでしょうけれども。
全てを我慢して問題解決を優先する事でしょう。
なぜならば、国益を守るため。だからです。だから、二階さんは絶対に我慢する。

でも、これは二階さんに我慢させた。後始末をさせた。・・・と、
そのように自民党の大多数の人間は判断する事でもあります。
そして、それはそのまま小池さんに対する不信となるはずです。
なぜだか教えてあげましょうか?簡単ですよ?とっても簡単な話です^^
それは、小池さんがやっている事が田中真紀子さんと同じだからです。
自分で問題を引き起こしておきながら、
自分以外の別の誰かに後始末をさせようとしているからです。
そんなの・・・嫌われるに決まっているでしょう?

いや、まったくもって小池さんも大きい買い物をしてしまいましたねぇ。
自分は強い。自分に支持がある。自分に風が吹いている。小池劇場は順風満帆だ。
そんな事を考えて随分と油断してしまったように私は思います。
今回の一件は、間違いなく後々まで禍根を残す事になりましょう。
さてはて。これは私の杞憂でありましょうか。
その結果については、いずれ時間が教えてくれる事で御座います。


とまあ、こんなところかな^^;

それでまあ、繰り返しますが民主主義国家では人気取りも仕方ない部分もあります。
民意によって政治が行われるのが民主主義だからです。
ですが、何事にも限度はある。
国益を無視した大衆迎合の人気取りは亡国の元凶。諸悪の根源となります。
そういう意味では、ちょっとねぇ。小池さんと言うのは、本当に危ういのです。
「小池劇場」と言うものが、果たして「パンとサーカス」になるかならないか。
その点について私は非常に恐れております。それゆえに私は小池さんが怖い。

失礼ながら、もう少し自分を冷静に分析した上で行動なされるべきだと思います。
私としても「やるな」とは言いません。
でも、もうちょっと実力をつけてからの方が無難だと思います。
引き際を見誤った時点で、政治的な駆け引きとしては失敗なんですから。
小池さんと言うのは、己の領分を超えた事を実行しようとしているように見えます。


・・・まっ。あくまでも私の個人的な意見ですけどね。いやはや^^;

それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。本日もまた良い一日を^^

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