「ど」の字さん。コメントありがとう御座います^^
小池さんが総理大臣の野望を持ったのは、ここ数年で芽生えた。・・・と、
「ど」の字さんは、そのように思われましたか。
うん。なるほど。「ど」の字さんの意見にも一理あるだろう。と私も思います。
確かに自民党都連は問題でした。どこをどう見ても品行方正の真逆でしたから^^;
もう少し自民党都連がマトモだったら、こんなに苦労する事も無かったのにねぇ・・・
また、小池さん自身が東京都知事になってから。
その責任の大きさによって小池さんの言動が不安定。軽挙妄動となってしまった。と、
そのような可能性も十分にあり得るだろうと思います。
・・・韓国のパク・クネ前大統領も著しく言動が不安定と言うか。情緒不安定でしたからね。
「ど」の字さんの指摘する可能性についても、十分にあり得ると思います。
ただ私個人の意見を言わせて頂くのであればね。
あくまでも私の意見としては、小池さんは最初から野心を持っていた。とも思うのです。
あの、別に私もね。もちろん小池さん当人と直接の認識などありません^^;
ですから、あくまでも何となく。と言うか。私の感覚的なものでしかないんですが。
以前から私は、どうしても小池さんを評価する事が出来なかったんです。
小池さんの言動の軽さ。無責任さと言うものを感じてしまって仕方ありませんでした。
それで、おそらくは。
その言動の軽さ。無責任さの裏にあるのは国民のための主張では無くて。
自分自身のための主張だったからだ。と私には思われてしまったのです。
えーと。今の小池さん。希望の党は「しがらみの無い政治」と言っていますでしょう?
これってさ。先の民主党政権の時代でも同じ事を言っていた記憶が私にはあるんです。
小池さんとか。あと自民党の若手政治家みたいな方々が主張していたんです。
ほら。覚えておられませんか?
「世代交代」。「脱派閥」。そして、「しがらみの無い政治」です。
これらの主張について当時の私は粉微塵になるまで激烈に批判していました。
と言いますのもね^^;
あまりにも政治のイロハ。社会人としての常識。身の程知らずの意見だったからです。
・・・えーと。ちょっと長くなりますが、聞いて下さいませね^^;
まず脱派閥です。
自民党ほど巨大な組織において、脱派閥なんて無理に決まっています^^;
うん。これは別に政治政党に限らず。
ある一定以上の規模の組織になったら、そこそこの派閥が出現するのは必然です。
そうしないと組織をまとめ切れなくなるからです。
組織の巨大化に伴い仕事量が膨大する事によって、
一人の人間で全てを意思決定する事が出来なくなるからです。
だから、権限を分散して各担当部署がそれぞれの仕事。職責に対応する。と、
こんな事は別に政治政党限らず、一般の企業組織でも同じであるはずです。
もっと言えば、そもそも民主主義における政治体制であるのならば。
全国の選挙区一つ一つが、その時点で既に派閥化しているようなものです。
・・・どうやって脱派閥なんて事が出来るんですか?^^;
さらに言えば、派閥が無いから良い。誰でも自由な意見が言える。
・・・などと誇らしげに主張していた民主党。民進党を今一度思い出して下さいませ。
百歩譲って、誰でも自由な意見が言えるのは良いとしましょう。
でも、その結果として延々と話し合いが終わらず。当然ながら結論が出ず。
それゆえに決断が出来なくて、何も行動出来ないのでは・・・話にならないんです。
ある程度は派閥化して上下関係を作る事で、意見を取りまとめる人間。
意思決定を行う人間がいないと組織は動かないんです。
こんな事は政治家じゃなくても誰でもわかります。
ええ。繰り返しますが、一般的な企業組織でも同じであるはずなので。
普通の。一般的な社会人であれば誰でも理解しているはずの事です。
・・・理解していなかったのは自民党の若い政治家と、民主党などの野党だけです。
この根本的な組織的欠点を無視して、何十年と欠点を抱え込んだバカ政党が民主党であり、
そんな政党が不幸にも政権与党になって、日本の政治機能が著しく低下した時代。
それが先の民主党政権の時代だと言う事なんです。
すなわち脱派閥などと無責任な絵空事を口にした政治家と言うのは。
あの民主党。元首相の鳩ポッポーと同レベルだと言う事で御座います。
・・・あまりにも無知過ぎて同情の余地がありません。
それで次に、この流れで「世代交代」と言う名の下剋上についての話です。
派閥の重要性。組織の基本的な運用すら満足に理解していないような連中が・・・。
何をどう考えて自民党のベテラン。重鎮の政治家を引きずり降ろそうとするのか。
自民党の若手政治家。若いだけがセールスポイントのド素人議員ども。
いい加減に身の程を弁えろ。
・・・と言うのが当時の私の率直な見解で御座いましたね^^;
はっきり言いまして自民党の若手政治家がベテラン。重鎮の政治家を押しのけるなんて。
もうね。どう考えても十年早いんです。うん^^;
あの、ですねぇ。
この世代交代の主張を代表格として、よく若手政治家が言う事の一つにね。
自分達も有権者に選ばれた。自分達だって一人の政治家だ。
同じ政治家として同じように扱われるべきだ。
仮に新人だとしてもベテラン。重鎮の政治家と同じだけの発言力があって然るべきだ。
・・・みたいな完全に自分の立場を良くわかっていない主張。
誰が聞いても身の程知らずのバカ丸出しの主張が毎回のように出てくるんです。
まっ。選挙で当選して嬉しいのはわかるんですが、明らかに空回りしております^^;
うーん・・・まあね^^;
確かに民意に選ばれた。と言う点だけを考えるのならば。
新人もベテランも区別なく一人の政治家である。と言う意見にも一理あります。
しかしながら、何事にも長幼の序と言うものがあります。
どんな分野でも先達に対して、後からやってくる人々は一定の敬意を払うのは当然です。
つまるところ。
何十年と経験と努力を重ねてきた政治家。ベテラン。重鎮さんと、
昨日今日政治家になりました。と言う政治家一年目。二年目のルーキーさん。
この両者を同列に扱おうとする事。それ自体が、そもそも間違っているでしょう?
勘違いしてはいけない事はベテラン。重鎮の政治家は。
最初からベテラン。重鎮だったわけでは無い。と言う事です。
一番最初は誰もが新人です。そこから一つ一つ経験を重ねて、努力を重ねて。
その確かな実力が裏打ちされてこそ組織においてのベテラン。重鎮なんです。
そうだと言うのに何も経験せず、何も努力もしていない新人の立場にあって。
しかしながら、ベテラン。重鎮と同格扱いをしろ。って、おかしいでしょう?
どんだけ身の程知らずなんだ。と批判されるのは当然だと思いませんか?^^;
社会人として一般常識に欠ける。と言われても文句は言えないと思います。
うん。そういう事を平気で主張する人などが、評価されるわけがありませんし。
また、評価されてはならないはずです。
あの当時は、なぜか若手政治家と言うのが無駄に評価されていました。
若い。と言う要素が他のあらゆる要素よりも優先されていたんです。
・・・ええ。本当に。冗談じゃない。ふざけるな。と言う状況だったと思います。
であればこそ、当時の私は自民党の若手政治家。
その身勝手で身の程知らずの主張を全否定しました。もう容赦しませんでした。
そして、これらの先にあったのが「しがらみの無い政治」です。
それで、まず最初に私は明確に断言しておきます。
このような主張。しがらみの無い政治など、この世に存在しません^^;
もし仮に。
そんな事が出来るのならば、政治など必要無いし、政治家など必要ありません。
しがらみがあればこそ政治が必要であり、それを行う政治家が必要なんです。
すなわち「しがらみの無い政治」なるものを主張する人々と言うのは。
政治の本質を理解していない。と批判されても仕方ないだろう。と私は思います。
・・・いや、これは本当にさ。
まだこんなバカな主張をするのか。と私はビックリしております^^;
しがらみの無い政治が実現する事。
言い換えれば、しがらみ無く国家権力を行使出来る事が本当に可能だとすれば。
頭の良い官僚さんだけで政治の全ては事足りるはずです^^;
わざわざ民主的な選挙なんて、莫大な時間と労力をかけてまで。
そんな事までして政治家を選ぶなどバカバカしい事です。
でも、現実はそうじゃないでしょう?
物凄く民主的な選挙は重要です。国民の民意が政治に反映される事は重要です。
なればこそ、国家権力が国民の民意と言う「しがらみ」において行使される事は。
これは当然の事であるはずです。
「国民の民意が政治に反映されればこそ、政治における全ての責任は国民にある」
この大原則を確立させるために民主主義が成立するのであって。
また、それゆえに世界で最も優れた政治システムが民主主義である。と言う事です。
しがらみの無い政治とは、民主主義を否定する主張だと私は考えております。
有権者の意思すら無視して、これが国益だから。と政治を実行したとしても。
それで国民が納得するわけないでしょう?
そんな事をしたら支持率が下がりますし、下がり続ければ内閣不信任案が通ります。
これは紛れもなく国民の民意と言う「しがらみ」がある。と言う事です。
そして、それは決して悪い事では無いでしょう?
ええ。民意において政治を行う事を大義としているのですからね。
国民の誰もが納得するために。それによって国家を安定的に統治するために。
そのために、わざわざ民主的な選挙と言う凄まじく大変な事を実行してまで。
そこまでして国民の民意に選ばれた政治家を選ぶのです。
にもかかわらず、その民意に選ばれるはずの政治家がしらがらみの無い政治を主張する。
国民の民意すら無視した政治を主張する。
民主的な選挙において民主主義を否定しようとするって・・・なんだそりゃ?^^;
・・・んー。まあ、たぶんと言う話ですけど。
「しがらみの無い政治」と言う主張は、旧態依然とした弊害の排除。と、
そのような意図があって主張しているのかもしれませんけれど。
重ねて申し上げます。
民主主義は国民の民意と言うしがらみの上で国家権力を行使する政治体制です。
まあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
仮に民主主義それ自体が否定された状態であれば、いざ知らず。
純然たる民主主義が成立している中にあっては。
過去のしがらみを否定したとしても、また新たなしがらみが発生するのは必然です。
なぜならば、そのどちらのしがらみも国民の民意であるからです。
確かにね。自民党。安倍政権にはしがらみがあるでしょう。
でもそれは、国民の民意と言うしがらみなのであって、それが存在する事。
それ自体を否定する事に正当性など存在しないはずであり。
あえて否定し続けると言うのならば、それは国民の民意の否定。民主主義の否定です。
・・・まあ、もしかしたら私の解釈が間違っているのかもしれませんけれど。
でも、やはり私個人の意見としては。
「しがらみの無い政治」などと言う主張は屁理屈にしか聞こえず。
それゆえに、これらの主張をする方々を私が評価する事は絶対にありません。
それで話を戻しますが、小池さんは民主党政権の頃から。
自民党の若手政治家と一緒になって、こんな事を主張していたはずです。
・・・なので、私には小池さんを評価する事は出来ませんでした。
そんなわけで、小池さんが都知事になる。と言う場合においても私は一抹の不安。
言いようのない不安を感じてはいましたが・・・でも、鳥越さんのような。
あんな異常な人が都知事になる事も避けなければならず。
都知事選においては、私は小池さんを批判しませんでした。
ですから、私の立場としては小池さんが都知事に選ばれた事。
その事については仕方ないだろうなぁ。と私は思います。
でも、その次の都議選においては、これは明らかに東京都民の責任だとも思います。
失礼ですけれど、あの時点で小池さんの実力。底の浅さは知れていたはずですし。
その目的が全て自分の個人的な人気のため。自己の利益のためでしかなかった事や。
都民ファーストなる方々が烏合の衆である事も、十分に理解出来たはずです。
うん。そうですね。
特に都議選における都民ファーストが大勝してしまった点を考えれば。
これから先の東京都政が混乱する事は、東京都民の自業自得であるかと思います。
・・・まあ、ちょっと厳しい意見かもしれませんけれど。
民主主義においては政治に関する全ての責任は国民。有権者にあるのです。
この原理原則を無視するべきでは無いだろう。と、そのように私は思いますし。
この点を反省するのであるのならば。
次の選挙。次の投票において同じ失敗を繰り返さない事。
その事をよくよく考えて自分の一票を投じるべきであるだろう。と私は思います。
とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;
それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^
[2回]
PR