政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 経済に限らず何事も過剰である事は禁物である。と私は思います。 忍者ブログ
06 . July
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08 . October
健康さん。コメントありがとう御座います^^

それで財務省の目的。行動の動機。理由についての話なんですけど。
いや、私も基本的には健康さんと同じ意見で御座います^^;

財務省。財務官僚の方々と言うのは非常に優秀であり。
最高峰の知性の持ち主にして財政のプロフェッショナルではあるんですけれども。
残念ながら安全保障。本質的な政治に関してはド素人と言う方々です。

なので、私は財務官僚の大多数の方々と言うのは。
様々な政治的な事情や思惑によって振り回され続けてきた可哀想な方々である。と、
そのようにも私は考えているんです。


うん。この点については健康さんが指摘して下さいましたようにね^^
戦後レジームの自虐的歴史観などで親中派になっていた。・・・とか。
もっと単純に私利私欲に走っていた。・・・とか。色々な事が考えられます。
うん。そうですね。
現在の財務省を取り巻く政治的な事情やら思惑と言うのは凄まじいものがあります。
それこそ伏魔殿みたいな状態になっている事でしょう。

そんな嵐のような状況で、渦中のド真ん中に取り残されているわけですから。
この点を考えれば、財務省の方々と言うのは非常に可哀想な立場である。とも言えますし。
現在のように理不尽かつ無分別なまでに緊縮増税路線を続けている理由としては。
あらゆる政治的な事情や思惑によるものであって。
全てが原因である。と述べられた健康さんの意見は正鵠を射抜くものだと思います^^

それくらいにグッチャグチャの状況でも無い限りは。
あれほどまで財務省が増税に固執し続ける事は無いはずです。
・・・うん。もう明らかに異常ですものねぇ^^;
異常が日常になってしまうくらいに、財務省の状況ってグッチャグチャなんでしょう。きっと。


そんなわけで、財務官僚の方々もね。
とっても可哀想な部分がある。とは私も思うんですけれど^^;
でも、やっぱりね。
許されない事と言うのは、やはり許されないわけで御座います。
そんな許されない間違いを正すため、全ての事情や思惑を叩き潰す以外には無いと思えばこそ。
私は安全保障による介入を提案した・・・と言うわけなんです。


いやまあ、もちろん私もね^^;
所詮は一般人のチンピラ風情であって、直接的に財務省に関与する立場では無いので。
現在の財務省の内情がどうなっているのか。
その点に関しては、そこまで詳しい事は私にもわかりません。

でも、だからと言って財務省が何をやっても許されるわけではないし。
財務官僚として与えられた職責を無視して良い。と言う事にはなりません。
可哀想だ。と同情出来ますが、許されない事まで見逃す事って出来ない。と思ったのです。


あの・・・私の意見を簡単に言ってしまえば。
つまりは、ルールを守りましょうね。と言う事なんです^^;

財務省の方々に申し上げます。
貴方達は一つの中央省庁と言う立場なんですからね?
民意に選ばれた政治家に対して担当省庁としての助言を行う事。
また、政治家の決断に従って財政政策を立案する事こそが職責であり、使命であるはずです。

にもかかわらず。
政治家。国会議員の頭を飛び越えてまで財政政策。経済政策をゴリ押しするとなれば。
これは明らかに限度を超えた暴挙であり暴論です。
ましてや。
なぜそうしなければならないのか。なぜ緊縮増税路線が必要なのであるのか。
この点について明確に説明する事が出来ない。となれば論外です。話になりません。
今現在の自分達が、どれほどまでに罪深い事をしているのか。と言う事を自覚して下さいませ。


と言うわけで、本日の本題で御座います^^
本日は、より基本的と言うか。根本的な点について。
つまるところ。
なぜに日本は緊縮増税路線に固執するようになったのか。
その経緯。最初のキッカケについて、私なりの意見を書かせて頂こうと思います。
それでは参りましょう^^


まず最初に確認です。
私は経済が苦手ですので、本日の話は半信半疑で聞いて頂きたいんですけど^^;
現在の日本の緊縮増税路線。それも異常なまでに固執し続ける姿勢について考えるのならば。
その最初のキッカケはバブル崩壊について考える必要があるかと思います。

でまあ、当時の私は子供だったわけですのでね^^;
実際に経験した当事者ではないので、ちょっと信憑性に欠けて申し訳ないんですが。
おそらく。
バブル崩壊については二つの重要な点を見るべきだと私は考えています。
一つは、当然ながらバブル経済が崩壊した事であり。
もう一つは、そもそものバブル経済が発生した事です。

それでバブル経済とバブル崩壊を、それぞれ一言で表現するのならば。
バブル経済は過剰なインフレ政策であり、バブル崩壊は過剰なデフレ政策ではないか。
・・・と、私は個人的に考えている次第で御座います。
繰り返しますが、あくまでも私の個人的な意見です。ご容赦下さいませ^^;


それが、世間一般の論調を見ていますとね。
バブル崩壊が悪かった。と言う事は指摘されるんですけれど。
でも、それと同じくバブル経済の発生も悪かった。と考えるべきではないかなぁ。と、
そのように私は考えているんです。

「バブル経済は経済発展していたんだから。何が悪いんだ?」

うん。そのような多数の意見があるだろう。とは私にもわかるんです。
若い頃の。ティーンエイジャーの頃の私も同じ意見だったからです^^;
でも、改めて考えてみて、ちょっと考えが変わったんです。

私としては経済発展と経済膨張は別物である。と考えている次第で御座います。
先のバブル経済は明らかに経済膨張でした。通常の経済発展と同列に扱う事は出来ません。
要するに。
見せかけの。極めて表面的な部分だけが膨れ上がっただけであって。
内実がまったく伴っていなかった事が問題である。と私は考えているんです。


えーと。物凄く基本的な話をしますと、ですねぇ。
日本経済と言うのは、資本主義における自由経済でしょう?^^;
だとしたら、経済活動の主軸。主役と言うのは必然的に民間企業であるべきです。
民間企業の自由な経済活動により経済市場を拡大。発展させる事こそ道理であるはずです

ところが、です。

バブル経済は民間企業の経済活動で拡大。発展したわけじゃないんです。
あれは明確に日本政府の経済政策によって意図的に引き起こされた経済活動。
言わば見せかけの経済発展だったんです。
ハッキリ言います。
先のバブル経済においては民間企業は半ば置き去りにされていた。と私は思います。
民間企業を置き去りにして、その前を日本政府が突っ走っていたんです。
だから、内実が一切伴わない経済膨張になってしまったのではないか?
・・・と、そのように私は考えている次第で御座います。うん^^;


改めて申し上げます。
日本は資本主義における自由経済であるはずです。
であるのならば、過剰なまでに日本政府が出てくるべきではなかったのです。
ええ。そうですとも。
これでは中国みたいに管理された統制経済と同じですし。
そんな状態になれば、中国みたいに日本経済が混乱するのは当たり前の話だと思います。

それで、そんな混乱に巻き込まれたのが当時の日本国民です^^;
日本国民も日本国民で、なんだかよくわからないけど経済が好調になっているし。
この状態が延々と続く。なんて主義主張も出てきていたわけですからね。
結果としてお祭り騒ぎのバカ騒ぎみたいな事になってしまったんです^^;
これがバブル経済の真相だと私は考えております。


でまあ、そんな日本政府と言うのは一体何をやったのか?・・・です^^;
先に述べたようにバブル経済は、過剰なインフレ政策だと私は考えています。
つまりは、今の緊縮増税路線とは正反対。積極減税路線を実行していた。と予想されます。

これも基本的な話となりますが、減税すれば当然ながら国民の所得は増えます。
なので、その分だけ日本国民の経済活動も活発になるわけであり。
その分だけ日本経済それ自体も活性化して拡大。発展する事になるんです。
また、これと同じように財政出動を実行し公共事業を増加させれば。
同じく経済活動が活発になり日本経済は拡大。発展していく事になります。

もしくは、金利を引き下げて貸し出しを増やす。市場に出回る通貨流通量を拡大させれば。
その分だけ確実に経済活動は活発になり、やはり日本経済は拡大。発展していきます。

これらが一般的に表現されている景気対策です。
前半が日本政府。財務省の財政政策であり、後半が日本銀行の金融政策と言う事になります。
こんな感じで景気対策は実行されるのが万国共通で御座います^^
ただし。
何事においても、過ぎたるは猶及ばざるが如し。やり過ぎが禁物なのも万国共通です^^;


バブル経済においては、日本政府は明らかに財政政策をやり過ぎたんです。
国民の経済活動が消費を中心としたものであれば、何の問題も無かったんです。
適切で正常なインフレ政策。すなわち一般的な。通常の景気対策で終わったんです。
でも、この消費だけで終わらなかった。
もうね。消費し切れないほどにお金が溢れて、有り余っていたからなんです^^;
そのために過剰な投資と言う形で経済活動が実行されてしまったんです。


いやまあ、今の私達からすればねぇ。
金が溢れるってどういう事だ?・・・と想像する事も出来ませんけど^^;
でも、それくらいの過剰なインフレ政策によって日本経済が混乱したのは事実であり。
それほどまでに日本経済が暴走状態に陥っていた事も事実です。

それで、です。
消費から投資となった経済活動ですけれど、ここで問題が出てくるんです。
この拡大した経済活動に対して民間企業が追い付いていないんです。
そりゃあそうです^^;
日本政府が肝心の民間企業を飛び越えて経済政策を実行しているんですからね。
投資をしようにも投資先が見つからないんです。
さてはて。このように宙に浮いたお金。有り余ったお金がどうなるのか?、
・・・そうです。不動産に流れ込んだんです。


まあ、簡単に言えば今の中国や韓国と同じ状況だっただろうなぁ。と私は考えています^^;

「不動産に投資にするのは悪いのか?」

いや、別に不動産への投資が悪いわけじゃないんですけどね^^;
悪いのは本来の価値を明らかに上回る価値として取引をしてしまった事です。
どう考えてもおかしいだろう。と言う取引が平然と行われて経済モラルが崩壊していたんです。
その中でも特にモラルが崩壊したのは銀行でした。
何度も言います。
どう考えてもおかしいだろう。と言う取引に、ジャバジャバとお金を流し込んだんです^^;
それは、やがて不動産に限らず、どこぞのゴルフクラブの会員権やら何やらにまで流れて。
これが大量の。深刻な不良債権になっていくわけです。


改めて確認しておきますが。
本来は民間企業に投資をして産業育成。経済基盤の拡大を目指すべきはずなのに。
投資先が見つからず、不動産や怪しい金融商品(?)とか。
あるいは経営状態が不信の企業にまで不適切に資金が流れ込んでしまった。
マトモな民間企業を置き去りにする形でありながら、経済活動だけは活発化している。
それにより見かけだけ。内実の伴わない表面的な形での経済膨張が起こってしまった。
このようなものがバブル経済だっただろう。と私は考えている次第で御座います。


さて、それで、です。

これだけでも相当に問題だったんですが、さらに問題だったのがバブル経済への対処。
つまりはバブル崩壊になるわけで御座いますね^^;

過剰なインフレ政策により日本経済が膨張し、過熱し過ぎて暴走状態になった。
これを何とかしようとして、どうしたのか?
経済活動それ自体にストップをかけてしまった。
取引を厳格に規制し、一気に金利を引き上げてしまったんです。

経済活動それ自体を規制すれば、当然ながら経済活動は停滞しますし。
先に述べたように金融政策として金利を引き上げれば、お金の貸し出しは減ります。
市場に流通する通貨量は減少し、これまた経済活動は停滞するわけです。


いや、もちろんね^^;
過剰なインフレ政策で経済が過熱し過ぎて暴走状態になっていたわけですから。
逆のデフレ政策を実行し、経済を冷却化して沈静化させる事は。それ自体は正しいんです。
うん。手段としては決して間違っていないんです。
ただ。
そのやり方が容赦が無さ過ぎた。あまりにも過剰だったんです^^;

今まで暴走状態なほどに流通し、活性化し過ぎていた経済活動が突如としてブチッと。
いきなり止められてしまえば、これまた物凄い混乱になる事は誰でも予想出来ます。
急アクセルに急ブレーキをかけたら事故が起こるのは当たり前です^^;
それを・・・やってしまったんです。
もうハードランディングどころじゃありません。地面に激突するレベルだったんです^^;


んー。まあ、気持ちはわかりますけどねぇ。

既に述べたようにバブル経済での銀行などは明らかに問題でした。
日本政府による過剰なインフレ政策で意図的に融資を煽られていた。・・・と、
そんな背景を考慮したとしても、それでも銀行のモラル低下は問題だったと私も思います。
このようなモラルを無視した銀行の横暴に対して鉄槌を加える。と言うような。
そんな風潮があった事はわかりますし、実際に銀行の暴走は止める以外にはありませんでした。
うん。バブル経済を止める。銀行の暴走を止める事については、私は正しいと思います。
ですが。
持っている権力の大きさを考えれば、感情的に動くべきではありませんでした。
その結果として凄まじく容赦の無い手段で止めてしまった。
これが極めて深刻な経済低迷へと繋がり、長らく日本国民を苦しめる事になったんです。


それで、です。

最初に述べたようにバブル経済は過剰なインフレ政策。
バブル崩壊は過剰なデフレ政策であるのだとしたら・・・。
どっちの場合も、あまりにも言動が極端過ぎますよねぇ。ホントにさ^^;
もっと言えば、行き当たりばったりで経済戦略を実行していた。
目先の損得に惑わされた挙句に、極めて軽率な事をしてしまった・・・と、
そのように批判されても文句は言えないだろう。と私も思います。

そして、これらの事実から一つの結論が出てくるはずです。
つまるところ。
経済においては『過剰』である事を肯定するべきではない。と言う事です。


改めて申し上げますが、通常のインフレ政策であるならば何の問題も無かった。
単なる景気対策として実行していれば、何の問題も無かったんです。
問題なのは、それだけで経済発展。経済成長をしようと考えてしまった事です。
本当に・・・目先の損得だけで考えて行動するべきじゃなかったんです。
その結果が過剰なインフレ政策なり、バブル経済を生み出してしまったんです。

どーしても政府主導で経済成長をしたい。と言うのならば資本主義も自由主義もやめて。
共産主義。社会主義における管理型の統制経済に移行するべきであり。
それで日本が物凄く貧しくなる事を覚悟した上で、それで実行するべきで御座います。
・・・無論。そんな事は日本国民の誰一人として望んでいませんけどね^^;

ともかく資本主義における自由主義経済においては。
経済発展。経済成長は民間企業が主導して実現されるべきものであって。
政府が主導して実行するべきではない。と私は思います。


では、そうだとすれば。
日本政府。財務省。日本銀行は、果たして何をすれば良いのか?
それは民間企業が安定的に。安心して経済活動が出来る環境を整える事です。

自由主義経済では自由な経済活動を前提としている以上。
インフレにもデフレにもなるのが当たり前です。
経済状況の変化と言うリスクを受け入れる反面。それによる経済発展。経済成長を実現させる。
それこそが資本主義における自由主義経済の本質であるはずです。

ならば、その経済状況の変化が過剰なものにならないように。
過剰なインフレ。過剰なデフレのような極端な状況にならないようにする事。
すなわち安定的に経済活動が出来るようにバランスを維持する事こそが。
日本政府。財務省。日本銀行の本来の役割であるだろう。と私は考えている次第です。

それゆえに、です。

緊縮増税の一辺倒で過剰なデフレを意図的に引き起こしている今の状況と言うのは。
これは明らかに本来の役割から逸脱している暴挙暴論である。と私は思いますし。
民間企業。日本国民が適切に。自由に経済活動が出来る環境。経済市場を守るために。
そのためには、どうすれば良いのか?・・・と言う事を真剣に考えるべきだと思います。


あの、こんな事は言いたくないんですけど。
もっと日本企業と日本国民を信用して下さいませね?^^;
日本企業と日本国民が頑張って、必死で努力した結果が今の日本であり。
アジアの先進国であり、世界の経済大国になったんです。
日本政府におんぶにだっこされるだけでは、そんな過保護な扱いをされるだけでは。
決して日本は今現在のような有様には、ならなかっただろう。と私は思います。





・・・どうかな?^^;
私は経済が苦手なので、間違っていないかな?大丈夫かな?と、
随分とまあ、おっかなびっくりで。なんとも情けなく話を進めてきましたけれど。
でも、当たらずとも遠からず。程度の話にはなっているんじゃないかな?いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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