政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 日本の左派。リベラルの対処法についての話です。 忍者ブログ
19 . May
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12 . October
うーん。一寸先は闇。なんて言葉がありますが、まったくそのとおりです。

いや、実は私の妹が自転車で転倒して入院する。と言う事件があったのです。
・・・まあ、幸いにすぐに退院出来たから良かったんですけれど。
ありとあらゆる私のヤル気がゴッソリ削がれた気分になりました。
いやぁ~。どうせだったら私自身が転んだ方が、まだ楽だったのにね^^;
そんなわけで、少し間があきまして失礼致しました。
どうにも元気が出なくて・・・申し訳御座いませんでした。


とまあ、私個人の話などは今は置きまして。
それでは本日の本題で御座います。それでは参りましょう^^

えーと。前回では日本の左派。リベラルが議論と妥協をしない理由でしたね。
まあ、大体あっているんじゃないかなぁ。と思います^^;
それで、ですねぇ。
具体例を書こうと思っていたんですが、ちょうど良い感じの記事があったので。
それを例題にしたいと思います。
http://www.sankei.com/world/news/161011/wor1610110001-n1.html

こちらは産経さんの記事で、杉田水脈さんの論評となります。
内容としては日本共産党などが、日韓合意後も賠償は可能だ。との主張に対して。
それなりに根拠があるので、しっかりと勉強して準備して反論するべきだ。
・・・と言う事が書かれております。

うん。内容は非常に真面目で、なおかつ物凄く正しい意見だと思うんです^^
思うんですけれどもね。
この論評の方法で日本共産党。日本の左派。リベラルと戦うべきではありません。
なぜかと言いますと、至極単純にキリが無いからです^^;

いや、わかるんですよ?物凄くわかる。
相手の主張に対して正面から、正々堂々と戦おうという気概は物凄く素晴らしい。
まったくもって見事な大和撫子だと思いますし、私としても非常に好感が持てます^^
でも、少しだけ考えて欲しいんですが、そんな正攻法の手段で決着がつくのならば。
戦後70年も、このようなバカげた論争は続いていない。と私は思うんです。
まあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
わざわざ御丁寧に相手の土俵で戦うべきではない。と私は考えております。


あの、ですねぇ。
この杉田水脈さんの論評で論じられているのは、あくまでも手段なんです。
日本共産党の主張における根拠が述べられていますが。
この場合。そんなものなど大して意味も価値も無いと考えるべきだと思います。
繰り返しますが、わざわざ相手の土俵で戦うべきではありません。
つまり、論じるべきは手段ではなく目的です。
日本共産党は何を目指しているのか?と言う事ですね。

もし仮に。
日本が謝罪と賠償をする事で、日韓関係が改善する事を目指しているのならば。
むしろ関係改善を実現した安倍政権を評価するべきです。
今現在の段階で日韓合意により両国は関係改善に動いております。
今ここで問題を掘り返したとしても、逆に日韓関係は悪化してしまいます。
うん。日韓合意を否定する。と言う事は、
日本政府のみならず。合意をした韓国政府すらも否定する。と言う事になるからです。
それを考えれば日本共産党の主張は、明らかに両国関係を阻害するものです。
関係改善を目指しているのならば、日本共産党もまた日韓合意を支持するべきです。

または、慰安婦被害者なる方々の救済を最優先としているのでしょうか?
日韓合意。両国間の関係改善よりも個人の救済を優先しているのでしょうか?
うん・・・まあ、それだったら一応の筋は通りますけどね^^;
先の日韓合意でも納得していない人のために動いているのであれば。
日韓合意それ自体を日本共産党が否定するのは、確かに筋は通っています。

でも、仮にそうだとした場合。日本共産党には一つの責任が生じるんです。
問題解決の方法として日韓合意がダメだと言うのならば。
日韓合意とは異なる問題解決の具体的な方法を、日本共産党は提示する責任があります。
それを提示せずしては日韓合意を否定する事は出来ないでしょう。
だって。
日韓合意の何が悪いのか。その理由が無ければ否定出来ないはずだからです。

「慰安婦が納得していない?心からの謝罪ではない?」

なるほど。確かにそんな理由もあるかもしれませんね。
では、どうすれば納得してもらえるのか。どうすれば心からの謝罪になるのか。
その点について事細かに指摘して頂かないと対処のしようがありませんので。
ぜひとも日本共産党の方々には、具体的で確実な解決法を提示して頂きたいと思います。
・・・まっ。無理でしょうけどね^^;

うん。そうなんです。
日本共産党には、そんな具体的で確実な解決法を提示する事など出来ないんです。
もう絶対に無理だ。と言うほどに出来るわけが無いんです^^;
だって。
もしも解決法を提示しちゃったら、問題が解決してしまうからです。うん^^;

ね?

だから、前回に書きましたように、目的が無いのに手段だけがあるんです^^;
問題解決と言う目的のために。謝罪と賠償と言う手段があるはずなのに。
その目的が完全に置き去りにされて、手段だけが一方的に主張されてしまっている。
つまるところ。
最初から論理破綻しているんです。こんな連中と正々堂々と戦うだけ無駄です^^;


・・・まっ。もっと容赦なく指摘するのならば。
日本共産党が具体的で確実な解決法を提示して、それを忠実に日本政府が実行した。
それで万が一にも問題が解決しなかった場合。
その場合の全ての責任が日本共産党に発生してしまうからです。
うん。当然ですね。
解決する。と言ったのに解決していないとなれば、責任追及がされるのは必然です。
なので、日本共産党は目的であるはずの問題の解決法を提示しないんです。
それで問題解決に失敗して責任を背負いたくないから。・・・です^^;

ほら。ちょっと前の韓国でも似たような事があったのを覚えていませんか?
「問題を解決しろ!」と、あれだけ声高に日本を批判しておきながらも。
「どうすれば解決するんだ?」と日本が韓国に質問したら。
「そんな事は日本が考えろ!」と韓国が物凄い主張をした事があったでしょう?

うん。内容としては、コレとまったく同じなんです^^;
つまり、問題解決の具体案を提示しちゃったら、それで問題が解決する事になる。
もっと言えば、解決させる責任が生じるわけです。
なので、日韓合意が行われる前の韓国政府と言いますのは。
日本共産党。日本の左派。リベラルとまったくもって同レベルだったわけです^^;

未解決の問題を理由としてムチャクチャに日本を批判しておいて。
それなのに問題解決のための責任を一切背負わない。
目的が不在のまま、日本批判と言う手段を延々と繰り返すだけ。
・・・と言うような恐ろしく無責任な事をやっていたわけですね。

それが日韓合意によって日韓両政府が問題解決と言うの目的に向かって動き出して。
韓国政府にも問題解決の責任が発生したわけです。
その責任によって無分別な日本批判と言う手段が実行出来なくなったわけです。
うん。日本共産党。日本の左派。リベラルは、こうなる事が怖いんです。
自分達にも責任が生じて、今まで好き勝手にやってきた事が出来なくなる事。
それこそが、彼らが最も恐れている事なんです。

と言うわけで、議論するなら手段では無くて目的について。にするべきです。
残念ながら相手の土俵で戦っても無駄です。
んー。何というか。行司のいない土俵・・・とでも言うべきでしょうか^^;
勝敗を判断する審判がいないので、延々に勝負がつかないんです。
それこそ相手をコテンパンに投げ飛ばして、どれだけ土をつけても勝負は終わりません。
だって、審判が居ないからです^^;


ちなみに。
この場合の審判と言うのは、そのまま目的の事になります。
うん。普通なら目的を実現させられるか否か。妥当性が高いか否か。
そのような点で議論の決着。結論が出るんです。
んー。この点について参考までに右派。保守の場合を書きますとね。
私ども右翼などの正直な本音を書くのならば、以下の通りになります。

「日韓合意ってなんだそりゃあ?
韓国に対する過去の問題の全ては、日韓基本条約で全て解決しているはずだ。
今更ながら合意する事など何一つとして無い!」

・・・と言う事になるかと思います。うん^^;
実際問題。まったくもって、これこそが正論であるはずなんです。
韓国側が問題を掘り返す余地など一切無いはずなんです。
この点を考えれば、日韓合意そのものなど断じて認められません。

ですが。

今回の日韓合意が日本の国益。日本の平和と未来を守るためであるのならば。
断腸の思いで我慢する事も仕方の無い。と考える事も出来ます。
まさしく議論により妥協点を模索した結果であるなら、我慢して納得する。
日本国民の民意により選ばれた内閣総理大臣の決断に従う。・・・わけです。
うん。マトモでしょう?これが普通なんです^^;
マトモな右翼や左翼は、このようにして妥協点を探す事が出来るんです。
なぜならば、国益を守る。日本の平和と未来を守る。との目的があるからです。

それゆえに、です。
目的それ自体を無視して行動している人を相手には、いくら議論しても無駄です^^;
相手は絶対に譲歩も妥協もしません。延々と自分の意見をゴリ押しするだけ。
または、ゴリ押し出来る屁理屈を探し続けるだけで議論は終わりません。
もうこれ以上ないくらいに不毛な議論になって、こっちが疲れ切ってしまいますし。
それで、こっちの心が折れた瞬間が・・・相手の勝ちだ。って言うのですからね。
もうさ。レベルが低過ぎて、どうしようもないんです^^;


そんなバカな争いに対して、わざわざ丁寧に正々堂々と戦うべきじゃない。
一刻も早くこっちの土俵に引き込むか。あるいは、土俵そのものをブチ壊すべきです。
今回の日韓合意だと・・・両方になりますね^^;
安倍総理も随分とまあ凄い事をやったなぁ。と私も感心しております^^

あの日韓合意は外交戦略でもありますが、同時に安全保障戦略でもあるんです。
そして、その安全保障戦略は日本の国外のみならず。国内にも影響を与えている。
言わずもがな。
日本共産党。日本の左派。リベラルに対しても絶大な影響を与えたんです。
んー。この杉田水脈さんの論評を見る限りは・・・。
まだ日本共産党は気が付いていないみたいですけれどね。
気づいた時には既に遅い。いや、気づいたところで何も出来ないんですけどね^^;


とまあ、大体こんな感じになるでしょうか。

あの・・・この杉田水脈さんに限った話じゃありませんけれど。
ホントに。日本人ってマジメですよねぇ^^;
必ずしも議論においては、相手に合わせる必要なんか無いんですよ?
そんなルールなんて別にありません。
相手の主張を聞いて議論する意味も価値も無い。と判断したら切り捨てて良いんです。

今回の日本共産党の主張だって何一つ意味なんか無かったでしょう?
だって、目的が無いんだから^^;
問題解決のための謝罪と賠償では無いのだとしたら、何のために謝罪と賠償するのか。
まったくもって意味が分からないでしょう?
ですから、そんな程度の相手に、一々丁寧に付き合ってあげる必要なんか無いんです。

いや、それが日本の美徳だと言う事はわかるんですけどね^^;
誰に対しても誠実に対応すれば、必ずや相手も誠実な対応をしてくれるはずだ。
それを当たり前のように信じて行動出来る日本人は、まったくもって立派です^^
でも、世界は広いのです。
そんな誠実さが通用しない下劣な輩もいる。・・・わけです。
だから、そんな低俗な連中を相手に正々堂々と戦う。なんて事はやめるべきです。


うーん・・・これは私の個人的な流儀なんですけれどもね。
自分が認めた相手にこそ正々堂々と戦うべきなのであって。
そうではない相手にまで、正々堂々と戦う必要は無い。と私は考えております。
それは今回の場合とて、例外では無いんじゃないかなぁ。と思うわけです。いやはや^^;


それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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