政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 今の日本国憲法で安全保障戦略を組み立てた場合の話です。 忍者ブログ
19 . May
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21 . June
と言うわけで、前回までは憲法改正の話題だったわけですけれども。
やはり改めて思う事は、あれだけ極端な主義主張の憲法が。
よくもまあ今の今まで維持されてきたな。と実感するところで御座いますね^^;


あの、ですねぇ。
右翼。保守派の私が言うのもアレなんですけれども。
極左思想の日本国憲法と言うのもね。利用しようと思えば利用出来るんです。
上手い具合に扱おう。と思えば扱えるんです^^;
それはなぜか?と言うと、右翼と同じ程度には左翼にも正当性があるからです。

そして、私は安全保障を司る立場の人間ですから。
今の日本国憲法を利用して安全保障戦略を組み立てろ。と言われれば組み立てられますし。
当然ながら日本共産党。または民進党が想定している安全保障戦略についても。
(↑民進党の場合は何一つ考えていない可能性もありますが^^;)
大雑把ではありますが、ある程度の予想は出来ます。
ただし。
何度も言いますが、今の日本国憲法は非常に極端な。呆れるほどの極左思想です^^;
そんなものを利用しようとすれば必然的に、物凄く極端な使用方法が要求されますし。
それを前提とするわけですから、安全保障戦略それ自体も極めて特殊なものになります。
一つでも扱い方を間違えると、国家が滅びる。と言うくらいに異質な形になります。

・・・うん。つまりはコレなんです。


えーと。まあ、私も安全保障を司る立場なので^^;
絶対に実現不可能だ。ありえない。・・・などとは言いません。
今の日本国憲法のような極左思想に基づく安全保障戦略を構築する。と言う事は。
やろうと思えばやれます。出来なくはありません。
しかしながら。
それは戦時中のような。危機的状況における緊急回避のために。
そのために用いるような手段。手法と同じものである。とは断言しておきます。
断じて通常の。一般的な安全保障戦略とは完全完璧に別物。かけ離れたものです。

それくらいに日本共産党や民進党などの憲法改正に対して反対を訴える勢力。
護憲派の極左勢力が想定する安全保障戦略とは、極端で特殊なものです。
今現在の日米同盟を中核とする安全保障戦略とは正反対の。
「安定」と言う言葉とは、完全に無縁となるような恐ろしく不安定なものになりますし。
もっと根本的な事を指摘するならば。
それを本当に実現させる事が可能なのか。
また、仮に実現させたとしても満足に運用するだけの実力があるか否か。
その安全保障戦略によって本当に日本を守れるか否かについては。
まったくの別問題になります。

極左思想を根底とする現在の日本国憲法を前提とした安全保障戦略と言うのは。
綱渡りどころか。それこそ剃刀の刃を滑るような。
それほどまでに慎重で精緻に運用するような。非常に高い実力が要求されるわけですが。
それだけの実力が日本共産党や民進党にあるかどうかは別問題であり。
安全保障を司る私としては、今の護憲派。極左勢力に到底その実力があるとは思えません。

まっ。一言で言ってしまえば。
『言うは易く行うは難し』と言う事になるわけです^^;
ぶっちゃけ。
出来もしない事を出来る。と主張するのは極めて無責任かつ罪深い事です。
・・・うん。先の民主党政権と同じ失敗を繰り返す事になってしまうでしょうね。



んー。それでも・・・まあ、百歩譲りまして。
日本共産党。護憲派。極左勢力の安全保障戦略が実現したと仮定しましょう。
でも、その場合を考慮しても・・・日本の平和は守れてもアジアの平和は守れません。
ええ。そうですとも。
日本の平和は守れても、その周辺諸国。あらゆる場所で戦争が連鎖的に勃発します。
現状の安全保障体制。日米同盟はアジア全体の平和と安定を守るものですが。
彼らの主張する安全保障戦略では、日本以外の全ての国家が火の海になります。

うん。これまた断言しますけど。
日本共産党や民進党が日本以外の安全保障にまで目を向けている。・・・とは、
到底思えませんからねぇ。
日本以外の全てを切り捨てる事を前提として安全保障を組み立てているはずです。
・・・って言うか。それ以外には不可能ですからね^^;

とまあ、これくらいにはね。
日本の最高法規たる日本国憲法の内容が偏った状態にありますと。
安全保障戦略を筆頭に国家戦略の全てが偏ってしまうのは、これは仕方の無い事なんです。
だからこそ、これを是正するためにも憲法改正は絶対に行うべきなんです。




・・・念のために。もう一声。もう一つ指摘させて頂きましょう。

このように偏った内容の日本国憲法があったがために。
日本における従来の国家戦略と言うのは、様々な形での配慮が行われてきました。
具体的に申し上げれば憲法の「拡大解釈」で御座います。

日本共産党。護憲派。極左勢力などが喜々としてやり玉に挙げる問題の一つに。
日本国憲法の拡大解釈と言う問題があります。
文字通り憲法の内容を拡大解釈させて国家戦略を構築する手法なわけですが。
これを激烈に批判してきたのが、他ならぬ極左の方々です。
・・・まあ、確かにね。
拡大解釈と言うものは、あまり褒められたものではありませんし。
その点において極左勢力の批判にも一理ある。と言えなくもありません。


ですが皆々様。よくよく考えて見て下さいませ。
繰り返しますが、そもそもの話として日本国憲法それ自体が偏っているんです。
そんな偏った憲法を前提として国家戦略を組み立てようとすれば。
必然的に全ての国家戦略が偏ったものになるのは至極道理。
そして、そんな国家戦略では何をどうしたところで日本を安定させる事は不可能です。

だからこそ、です。

だからこそ従来の日本政府。自民党は偏った政治。国家戦略としないように。
まさしく苦肉の策として用いてきたのが、憲法の拡大解釈となるわけです。


わかりますでしょうか?憲法の拡大解釈と言うのは苦肉の策なんです。
極めて偏った主義主張。
極左思想の日本国憲法と言う歪みを正すために、そうする以外に他に手段が無かった。
不安定な憲法で安定的な国家戦略。安全保障戦略を組み立てるには、
そうする以外には無かったんです。
つまるところ。
問題の原因は、憲法の拡大解釈を容認する従来の日本政府の姿勢にあるのではなくて。
憲法の拡大解釈をしなければならないほど偏った日本国憲法にこそある。
・・・と言う結論を下すのが妥当だろう。と私は考えております。


戦後より自民党。保守派。右派。安全保障を理解して責任を背負ってきた政治家。
それこそ名だたる英雄。勇者。偉人賢人たる方々が断腸の思いで決断してきた事なんです。
そして、その理由は一つだけ。
日本の安全保障を守るため。ひいては、日本の平和と未来を守るために。・・・です。
決して安易に拡大解釈をしてきたわけではありません。

それを護憲派。極左勢力が拡大解釈は憲法違反だ。などと叫び続けるんです。
自分達の偏った主義主張の一切合切を棚に上げて、延々と批判を続けてきた。
これが果たして。
どれほどまでに日本の国益へ甚大な悪影響を与えていた事か。

・・・本当にね。
安全保障の重要性をわからぬままに政治。天下国家を語ろうとする方々は罪深い。
出来もしない事を、さも出来るかの如く国民に語ろうとする方々もまた実に罪深い。
しかもそんな事を何十年と続けてきたと言うのですからね。
さすがにね・・・ちょっと許し難い怒りを感じてしまうところです。


大変失礼ではありますけれど、いい加減に現実を見ては如何でしょうか?
このままですと、貴方達は無自覚のうちに自分の祖国を滅ぼしてしまいますよ?
・・・もう少し慎重に考えて行動した方が良いんじゃないかな。



従来の政府与党と言うのは、憲法の拡大解釈によって日本を守ってきました。
日本国憲法の極左思想。その歪みを誤魔化してきたんです。
そんなムチャクチャな事が可能だったのは、ひとえに世界が平和であったからです。
アメリカを中心とした世界平和があればこそ可能だった。と言うだけの話です。
断じて日本国憲法が日本を守ってきたわけではありません。

世界が平和であればこそ、あれほど偏った憲法でも何とか出来たんです。
でも、これからは違います。
今後の世界情勢は確実に。容赦なく悪化していきます。
なので、もう誤魔化せなくなるんです。
今のような偏った憲法では、どこをどう考えても日本を守る事は出来ません。

この現実は全ての政治家。全ての日本人が絶対に直視するべきである。と、
そのように私は強く。強く主張するところで御座います。


・・・そんなわけで憲法改正は、避けては通れぬ道だと私は思うのです。いやはや^^;



それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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