うー。あー。どうしようかなぁ・・・。
読み流そうと思ったんですけれど、編集委員ともなれば。組織の偉い人なのかなぁ。
うーん。ちょっと見逃せないので話題にしてしまいましょう^^;
そんなこんなで、早速ではありますが本日の話題に参りましょう。
まずはこちらを御覧下さいませ。
それでまあ、大体の内容については私も異論は無いんですけれども。
最後の最後。どうしても納得出来ない結論になっているので、
大変失礼ではありますが、その点だけ指摘させて頂こうと思います。
この論評の最後の結論。
『経済力を使う分野と方向が明らかに間違っているが、
それを是正しようという動きがなかなか芽生えてこない。
政治体制の問題はもちろん大きい。
だが、中国の国民の間に自国の経済力への認識と
それをもって為すべきことのコンセンサスができあがっていないからではないか。』
と言う部分について。これは明らかに間違いです。
うん。こればっかりは断言させて頂きます。今の中国には当てはまらない結論です。
・・・いや、私も真正面から否定する。なんて事はしたくないんですけど。
ちょっと見識に欠けている主張なので、申し訳ないですけど否定させて頂きます。
いや、私は別に難しい事を言うつもりはありません。
私などは所詮チンピラです。当たり前の事を指摘するだけです^^;
んー。この後藤さんの論評。主張だけを見るのならば正しいんです。
国民の意思。民意が国家を変える。・・・との主張は極めて正しい。
国家の有様が間違っているのならば、国民の意識から変えるべきであるのは。
まったくもって正しい見解であると思います。
ただし。
一つ忘れてはならない事は、中国は民主主義国家ではない。と言う事実です。
この最も基本的な部分を後藤さんは見落としている。と私には思われてなりません。
今の中国には安全と言う点について重大な問題がある。
うん。その指摘については私もまったく持って同意見です。
私と致しましても何一つ異論はありません。
でも、その原因が安全に対する中国国民の認識が低いからだ。との結論には反対です。
まして中国国民にコンセンサス。統一の意思が存在しない事を原因とする事については、
大変失礼ではありますけれども。
まったくもって現実を見ていない主張だ。と言う以外にはありません。
と言うのも、今の中国で安全に対する問題がある。と仮定した場合。
それは当然の話として、中国政府の統治に問題がある。と言う事になります。
ひいては中国共産党。習近平に問題がある。と言う事になるはずです。
・・・そんなコンセンサスが今の中国国民に提示出来ると思いますでしょうか?
今の中国は、中国共産党による一党独裁体制です。
当然ながら言論統制。情報統制は当たり前です。表現の自由は大きく制限されています。
もちろん安全に対する問題提起を個人のレベルで主張する程度であるならば。
あるいは、提示する事が可能であるのかもしれません。
ですが、それはあくまでも個人のレベルです。
これが一定の集団。組織。勢力の見解として提示しようとした場合。
まず間違いなく。十中八九。確実に中国政府から圧力をかけられます。
ええ。国家転覆を画策するテロリストとして逮捕されてしまうかもしれません。
そして、言わずもがな。
中国国民の総意に近いコンセンサスとして。統一見解を提示する。ともなりますと。
それってつまりは、中国国民の民意として中国政府を批判する。って事ですよね?
そんな事が今の中国で現実的に可能だと思いますか?
・・・そんなこと。出来るわけありません。
うーん。何度も言いますけれど、これが民主主義国家であれば可能だと思いますし。
正しい見解であると思います。私としても異論はありません。
でも、今の中国と言うのは民主主義国家では無いんです。
中国国民の自由と権利は、一般的な国家と同じように。
私達日本と同じように守られているわけでは無いんです。
あの・・・前回にも書いた事なんですけれど。
日本と同じ基準で今の中国を語ろうとしても無理なんです。
そんなわけで。
あまりにも中国の現実を見ていない発言である。と表現する以外には無いと思うんです。
えーと。私は前回に中国共産党は法律の意味と価値を引き下げている。・・・と、
そのような事を書かせて頂きました。
でも、これは当たり前の話ですが絶対に許されない事なんです。
誰にとっても許されない事ですし、もちろん中国国民だって許さないはずなんです。
でも、許さない。と言う中国国民の声は未だに出てきていないでしょう?
それは「許さない」と言う声が存在しないのではなくて、出したくても出せないんです。
つまりは、そう言う事だと思います。
今の中国では中国国民の声。民意が不当に弾圧を受けて封殺されております。
なので、コンセンサス云々などと言うようなレベルの話じゃ無いんです。
「中国国民の民意とは何か?」
この中国共産党が必死になって隠している点を誠実に取材して、
毅然とした決意と共に報道しない限りは。
日本のメディアが中国の真実を日本国民に伝える事は永遠に出来ないでしょう。
それは報道を司る者としては、極めて恥ずかしい事なのではないでしょうか?
・・・随分と生意気な事を書いてしまって、ごめんなさい。
でも、やっぱりね。もう少し慎重になられた方が良いだろうなぁ。と私は思います。
私は報道の人間ではないので、何かを言う立場には無いんですけれど。
ただそれでもジャーナリズムと言うのは、もっと崇高なものだと思うんです。
そうではないでしょうか?
それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^
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