と言うわけで。
私らしくもなく。無理を承知で経済の話が続いてしまったわけですけどね^^;
でも、そんな無理をしなければならないくらいに。
(↑もう本当に私は経済が苦手なんだなぁ。と再認識するくらいにはね^^;)
それくらいには無理をしてしまう程度には、移民や外国人労働者の受け入れって。
相当な危険性が存在すると思うんです。
これは、改めて安全保障の観点から断言致します。
物凄く危険です。
人件費削減。コストダウンなどの陳腐な利益では相殺し切れないリスクがあります。
はっきり言いまして下策です。やめましょう。
とまあ、それはそれと致しまして。
前回にも書きましたように、私は経済的にも右派。保守の立場で。
どうしても私の経済的な主張には保護主義がチラついて、イマイチになるんですが^^;
しかしながら。
それを差し引いて考えましても、これからの世界情勢におきまして。
従来のようにグローバリズムを全面に押し出すような経済政策と言うのは。
ほんの少しで良いので、慎重になった方が良いと思うんです。
うん。そうですね。
安全保障戦略を前提とした上での経済戦略を実行するべきなのであって。
せめて新しい国際社会の秩序。世界秩序が、ある程度構築されてから。
それからグローバリズムでも何でも論じればよろしいと思います。
ですが、今この時では余計な事にまで手を広げずに、自国の足元を固めるべきです。
つまりは、労働力の価値。労働者の賃金を元に戻すべきで御座います。うん^^;
そんなわけで本日の話題は、このような話題で御座います。
それでは参りましょう。
えーと。2000年・・・いや、ウィキだと2001年からみたいですね^^;
この頃に『小泉改革』と言うものがありましたでしょう?
これにより規制緩和と非正規雇用の拡大が行われたわけですけれど・・・。
あれってさ。
どこの誰が、どう考えてみても労働力の価値の引き下げでしたよね?^^;
これで人件費を削減して、企業の利益を拡大させる。
それで無理やり経済成長をさせる。と言うものだったはずであり。
その反面に日本の労働力の価値を引き下げる事。
言い換えれば、日本国民の大多数を貧しくさせる。と言うものだったはずです。
つまるところ。
『痛みの伴う改革』と言うのは、マジで『痛みを伴う改革』だったわけです^^;
日本経済は成長しています。でも、日本国民の大多数は貧しくなりました。
ふざけんな・・・です。本当にね^^;
でも、そこまでやらないと日本経済を成長させる事は出来ず。
事実上。バブル崩壊からの失われた十年を終わらせる事。
それを実現させるには、ああでもしないと不可能だった。と言う事も理解出来るんです。
だって。
財政政策。金融政策が明らかに間違っているけれど。
それを変えないままで経済成長を目指す。なんて無理をゴリ押しするとなればさ^^;
支出を限りなく低くしてでも利益を確保させる事。
人件費を可能な限り引き下げて、企業を守る事以外には方法が無かったわけです。
・・・なので、そういう意味では仕方ない部分もあったと私は思います。
ええ。小泉改革を批判するのであれば。
それ以上に自分達こそが正しいと信じ込んでいる方々。
財務省の官僚さんや前任の日銀総裁である白川さんを批判するべきですからね^^;
・・・もう改めて考えましても意味がわからない。
私も経済が苦手なので・・・もしかしたら、私が理解出来ないような。
何らかの重大な理由があるのかもしれませんけれども。
でも、普通に。一般的な常識から考えてみても。
あそこまで日本国民の一般生活を犠牲にして、徹底的に日本人を貧しくさせてなお。
それでもなお、なぜ緊縮財政と円高政策に固執していたのか。理解不能です^^;
うーん。あの緊縮財政と円高政策で何がプラスになったのか。
どのような側面で日本の国益に反映されたのか。
日本国民の一般生活と言うような。ある意味で最も重要なものを犠牲にしてまで。
そこまでして獲得した国益って一体何だったのか?・・・私にはわかりません。
ともかく。
こんな事情があったので、小泉改革による労働力の価値を引き下げる。と言うのもね。
ある程度は、仕方ない話だった。と納得出来ますけれども。
でも、重ねて申し上げますが、もう違うんです。もう状況は変わったんです。
やっぱりさ。アベノミクスで随分と状況は変わりましたでしょう?
実際に、各企業の財務状況は相当に改善されているはずです。
だとしたら、そろそろ日本経済全体として労働力の価値を戻すべきです。
状況が変わったのに、未だに労働力の価値を引き下げたままでは・・・これではね。
労働者からの搾取で、不当に暴利を貪っている。と判断されても仕方ない。と、
そのように私個人としては思われてなりません。
いや、あのですねぇ・・・私みたいなのにまで、言われ出したら本当に末期。
もうギリギリだと思います^^;
これ以上遅れるどころか。今以上の人件費削減をしようなんて事をしたら。
冗談じゃなくて、日本企業って一つ残らずブッ潰されるかもしれません。
あの・・・今の日本企業と言うのは、相当にお金を持っておられるはずでしょう?
それってさ。
人件費。労働者の賃金を犠牲にして積みあがったものだと思うんです。
その事を理解した上で経営計画を組み立てないと・・・恐ろしい事になります。
えーと。改めて申し上げますが、私は安全保障を司る立場の人間であり。
経済に関しては物凄く苦手で、この分野ではド素人も同然だと思います。
だからこそ。
そんな人間にまで言及してしまうくらいに、もうギリギリだと思うんです。
どうか御理解下さいませ。
そんなわけでね。
私個人の意見としては、まずは日本国内の、このような状況を改めるべきです。
その上で外需獲得なり何なりを目指せば良いのであって。
この状況を放置したまま外需獲得のための国際競争を行う事。
移民や外国人労働者などで、今以上に人件費を削減しよう・・・なんて事をしたら。
日本と言う国家が崩壊しかねないわけで御座います。
それに何よりも、既に書きましたようにね。
根本的な問題点として国際社会の秩序。世界秩序が揺らいでいるわけですから。
このように安全保障に不備が発生する可能性がある中で、
グローバリズムの経済政策を推し進めるのは自殺行為だと思います。
これは、安全保障の観点からの警告なので明確に断言致します。
安全保障を明確とせずに、グローバリズム。安易に外需獲得を目指す事と言うのは。
極めて浅慮であり、極めて危険であると思います。
もう割と冗談じゃねぇ。と言う状況になりますので、本当にやめましょう。
でまあ、日本経済における労働力の価値を戻す事ってさ。
んー。難しいかもしれませけど、来年一年くらいで何とか出来ませんか?
やっぱりね。そもそもアベノミクスが実行されて結構な時間が経過しているわけですし。
これ以上時間がかかると、本当に困った事になるんです。
日本企業。日本の財界の方々。
前回にも偉そうな事を言いましたけど・・・何と言いましょうか。
一番大事なものを忘れているような気がしてならないんですよねぇ。
景気が回復。好景気です。と言われても、大多数の日本国民が実感出来なければ。
それは好景気などとは呼ばないだろう。と私は思うのです。
幸いにして状況は変わっております。
・・・まだ財務省の方々が色々とグダグダ言っているみたいですけれどね^^;
でも、もう十分にバブルの清算は出来たと思います。オトシマエはつけたはずです。
日本国民全体を、ここまで貧しくさせた事で負の遺産は一つ残らず片付けた。・・・と、
そのように私は考えております。
ならば、全てをあるべき姿。然るべき形に戻すべきで御座います。
何度でも言いますけど、まずは自国の足元を固めるべきです。
とまあ、ここまでにしておきましょう。
・・・いやぁ~。経済の話題と言うのは、難しいですよねぇ。いやはや^^;
それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様おやすみなさいませ^^
[1回]
PR