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09 . May
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09 . December
さてさて。それでは予告通りに前回の続きを書かせて頂きます^^


前回にも書きましたように。
現段階においてアメリカが日本に緊縮増税を強要した場合。
アメリカの安全保障戦略。世界戦略の一切合切は破綻しており。
遠からず日米同盟を含めた世界中の全ての安全保障体制。
世界秩序。世界平和の全てが崩壊し、世界規模の極めて大規模な戦争。
第三次世界大戦。核戦争が勃発する可能性がある・・・と、私は考えています。


うん。まあ、普通に考えたらねぇ^^;
大体そのような結論になるんじゃないかなぁ。と思います。
従来の世界秩序だったパクス・アメリカーナが存在しないと言うのに。
その時と同じ事が継続出来る。などと考えている時点で認識が甘過ぎる。
あまりにも現実を見ていない。と厳しく批判する以外には無い愚行でしょうし。
もしも現在のアメリカが、そんな愚か事を考えているのだとしたら・・・。
極めて高い確率で世界大戦が勃発するだろう。と私は見ております。


でまあ、この点につきましてね^^;
詳しく説明するのならば・・・二つの世界秩序の違いについて。
従来の世界秩序だったパクス・アメリカーナ。
アメリカを中心としたアメリカによる世界平和と。
新しく提唱されているアメリカと同盟国による世界秩序。
アメリカ陣営を中心とした世界平和の両者を比較すると、わかりやすいかと思います^^


それで前者の場合。
パクス・アメリカーナの場合では世界の超大国にして世界最強の国家。
アメリカ合衆国が単独で世界秩序を構築し、世界平和を実現すると言うような。
まさにアメリカの意思が世界の意思とも言うべき状況でした。
うん。そうですね。
アメリカの意思が世界の意思と言うのは比喩ではなくて、それが真実だったんです。

んー。まあ、世界平和の全てをアメリカ一国で守る。と言うのもねぇ。
相当に非現実的で。なかなかにムチャクチャな話ではあるんですけど^^;
そんなムチャクチャな話が現実的に可能になるほどに。
それほどまでにアメリカは圧倒的な国家だった、わけです。
であればこそね。
そんなアメリカに配慮する事が、そのまま自国の平和。世界の平和に直結したんです。

私達日本が何十年間と緊縮増税を継続し、自国経済を犠牲にしてまで。
自国民を困窮させてまで、そこまでしてアメリカに配慮した理由もコレです。
全ては日本の平和のためであり、アジアの平和のため。ひいては世界の平和のためです。
・・・断じてボランティアでアメリカに配慮していたわけではありません。



うーん。少し話は変わりますが、日米同盟について。
少しばかり私の個人的な見解を書かせて頂きますと、ですねぇ^^;

なるほど。確かに私達日本は軍事的な多くをアメリカに依存してきました。
前回にも書きましたが憲法九条があるために、満足に自国防衛すら出来ず。
そのためにアメリカに負担をかけてきた事。それは事実だと思います。

しかしながら。

それでは私達日本が一方的にアメリカの負担になっていただけなのか?と、
そう考えるのならば、そうでは無いと私は思います。
私達日本が何十年間も自国経済。自国民を犠牲にしてまで。
そこまでして緊縮増税を継続してきたのはアメリカに対する配慮でした。
これを一つ言い換えれば、アメリカは経済的に日本に依存してきた。と、
そのように表現する事が出来るのではないでしょうか?

アメリカは世界中に対して資本主義。自由主義経済を提唱しております。
それ自体は物凄く正しい事だと思います^^
でも、その主張を私達日本に正しく当てはめる事が出来るでしょうか?
世界市場における自由主義経済で、私達日本の経済力に対して脅威を感じ。
それにより理不尽な手段で日本を圧迫したのは、他ならぬアメリカだったはず。
そのためにアメリカは相当に酷い手段を用いてきた。
うん・・・あまり褒められた方法ばかりではなかった。と私は思います。


ですが、どんな理不尽な事をされても私達日本は同盟関係を維持しました。
常にアメリカを最優先として行動してきました。
どんな理不尽な要求をされたとしても、それを黙って受け入れてきました。
そんな言動が世界各国。国際社会から罵倒され侮蔑されたとしても。
それでも私達日本は日米同盟を必死になって守り続けてきたんです。

そんな私達日本に、アメリカ合衆国は何一つとして依存していなかった。と、
日本人を都合良く扱った事など一度も無い。とアメリカ人は主張出来るでしょうか?
アメリカが世界の超大国であり続けるために。パクス・アメリカーナを維持するために。
そのために私達日本は何一つ貢献していなかったのでしょうか?

私は、日米同盟は対等の関係だったと考えております。
対等であるために、あらゆる理不尽に日本は今の今まで耐え忍んできました。
世界の経済大国などと言われながら、実際には日本国民は貧困に苦しんでいました。
それでも、その全ては日米同盟を守るため。
日本の平和。アジアの平和。ひいては世界の平和を守るため、だったのです。


改めて申し上げます。
果たして日本は、アメリカに依存するだけの存在だったのでしょうか?
私は違うと思っております。
戦後の日本は、アメリカの国益のために十分過ぎるほど貢献してきた。と、
そのように私は個人的に確信しているのであり。
であればこそ、日米同盟は対等の関係だったのではないか。と、
そのように考えている次第で御座います。



とまあ、そんな私の話はここまでにして^^;
まあ、何事においても終わりと言うものがあるわけです。
パクス・アメリカーナ。日本が過剰なほどの自己犠牲を行う時代は終わりました。
他の誰でもないアメリカ自身が終わらせたんです。
世界の警察である事。その役割をアメリカが負担出来なくなった事によって。
従来の世界秩序であるてパクス・アメリカーナは終わった。
まさに一つの時代が終わりを迎えたのであり、この時点で世界の全てが変わったんです。
当然ながら日米同盟も変わったのであり、私達日本も変わるべき時が来たんです。


そんなわけで後者の場合。
アメリカ陣営による世界平和の場合ではアメリカと同盟国の同盟関係。
相互の協力により世界各地の安全保障体制を構築し、平和を守る事になります。
従来のようにアメリカ単独では世界の平和は成立しません。
よって従来の慣習。慣例も通用しなくなりますし。
私達日本の自国を犠牲にした緊縮増税路線と言うのも成立しなくなりました。
つまるところ。
もはやアメリカの意思が世界の意思では無くなった、わけです。

何度も言いますが、もし現段階においてアメリカが日本に対して従来の要求。
緊縮増税路線の継続を強要してきた場合。
アメリカは、この点をまったくもって理解していない事になります。
これは非常に大きな問題です。


よろしいですか?
世界の平和を守る世界の警察。
その役割があればこそアメリカは絶対的な存在なのであって。
あらゆる場合にアメリカの意思こそが最優先とされる状況だったんです。

でも、今は違います。もうアメリカは世界の警察ではありません。
アメリカの意思が必ずしも世界の意思ではなくなった。
それはつまり、その分だけアメリカの国際的な地位は下がったわけです。
誰の目から見ても明確にアメリカと言う国家は弱体化したんです。

そんなアメリカに依存するだけで。配慮するだけで平和が守られた時代は終わった。
この事実を当人であるアメリカ自身が理解していないのでは・・・これではね。
どれだけ私達日本が頑張ったところで、世界の平和が守られるはずもありませんし。
しつこいようですが第三次世界大戦。核戦争を回避する事も不可能です。



アメリカと同盟国による世界秩序。アメリカ陣営による世界平和とは。
一つ見方を変えれば、アメリカが同盟国に依存する事を意味します。
アメリカ自身が平和のためには同盟国との協力が不可欠である事を宣言した。
だとすれば。
世界中の同盟各国はアメリカと協力出来る状態。環境が必要になるわけです。

この点を踏まえた上で、今一度日本の緊縮増税を見て下さいませ。
日本経済の実情を完全に無視した何十年間もの緊縮増税路線。
デフレ状況下におけるデフレ政策の実施と言う狂気の沙汰。
こんな事が平然と行われているような状態では、
どこをどう考えても日本がアメリカと協力する事など不可能です。

改めての確認ですが、日本の自国を犠牲にするほど過剰な緊縮増税とは。
とにもかくにもパクス・アメリカーナが大前提。
アメリカが日本の軍事。安全保障の全てを負担する事が大前提だったんです。
その前提が崩れてしまった以上は、今までのような要求。
従来のように日本の緊縮増税をアメリカが要求する事など不可能なんです。


それなのに、です。

そんな不可能な事を、それでもアメリカが日本に対して要求しているのだとしたら。
アメリカは同盟国と協力する意思など、そもそも存在しない。と考える以外には無いし。
何よりもアメリカは世界の秩序。世界の平和を守る意思そのものが無い。と、
そのように結論付ける以外にはありません。
最悪の場合。
アメリカは第三次世界大戦。核戦争を勃発させようとしている。と、
そのように日本を含めた世界各国から判断されてしまっても、文句は言えませんし。
これだけ日本との同盟関係を蔑ろにした。となれば、他の同盟関係にも確実に亀裂が走る。

「アジア最大の親米国家であるはずの日本ですら切り捨てられた。
だとすれば、自分達も同じように切り捨てられるのではないか?」

そのように考える同盟国が続出する事は疑いようがありません。
私個人の予想としては、日米関係が破綻した場合。
それでも残る同盟関係があるとすれば、イギリスとイスラエルくらいでしょう。
それ以外の同盟国はアメリカ陣営から離反し、独自の安全保障体制の構築を目指すはず。
あるいは、次々に新たな核保有国が出現する事になっても・・・私は驚きません。

・・・失礼ながら。
このままだとアメリカにとって非常に大きな不利益が発生するのではありませんか?



えーと。これまた改めての確認なんですけれどね^^;

私達日本の基本方針としては現在のアメリカ政府。トランプ大統領からの要請。
つまりは日米同盟における日本の役割の拡大と今まで以上の負担。
この要請を真摯に受け止めるつもりでいました。

なぜならば、これは先に宣言されたアメリカと同盟国による世界秩序。
アメリカ陣営による世界平和と合致するものでもあるからです。
よって。
私達日本としては全面的にアメリカ政府。トランプ大統領の要請に応じるつもりでした。

そして、そのためには当然ながら緊縮増税路線を転換し。
積極的な財政出動と大規模な減税政策により日本経済を復活させ。
それにより国力を増強し、日米同盟を強化する事。
それこそがアメリカが提唱するアメリカ陣営の世界平和の実現なのであり。
日本の平和。アジアの平和。ひいては世界の平和に繋がるものだ。として、
私達日本は総力を挙げて努力していくつもりだったんです。本当にね^^


ところが、です。

その全てが否定されたのが先に行われた増税。消費税の10%への引き上げです。
これにより緊縮増税路線が従来通りに継続する。と日本国民は判断し。
日本経済の復活は遠のき、日本の国力増強など望むべくもなく。
必然的にアメリカ政府。トランプ大統領の要請にも応じる事は出来ない。
すなわち日米同盟を維持出来ず、日本の平和を守る事が出来ないのではないか?・・・と、
そんな物凄い不安と恐怖が、今まさに日本国民を襲っているのが実情です。
うん。そうですね。
今現在に日本国内に蔓延する不安と恐怖の正体がコレだ。と私は見ております。


そして、もし万が一にも。
今回の消費税増税。緊縮増税路線の継続がアメリカの意向によるものだとすれば。
来年以降。日本国内で反米感情が爆発する可能性があります。

「アメリカは日本の平和を守る事も無く、ただ日本から搾取するだけなのか」

このような意見が必ず出てくる事になりますし。
私のような日本国内の親米派は、この意見に対して沈黙する以外にはありません。
沈黙する以外に無いほどに、あまりにもアメリカの言動が支離滅裂だからです。

同盟国と協力する。と言っておきながら、協力出来ない状況が作り出されている。
日米同盟を強化するために国力を増強するべき時に、緊縮増税が要求されている。

もし仮に。
このような理不尽な要求をアメリカが実行していた場合。
私を含めた日本国内の全ての親米派は、何一つ擁護する事が出来ないでしょうし。
日米同盟。日米関係は壊滅的な打撃を受ける可能性があります。



一つ確認しておきますが。
日本の安全保障戦略と同様に。アメリカのアジア戦略も日米同盟を中心としています。
もし日米同盟が破綻するような事になれは、日本の安全保障体制は無論の事。
アメリカの対日戦略を含めたアジア戦略全般が破綻する事なります。

そして、これは・・・あくまでも私の個人的な意見なんですけどね。
ここでのアジア戦略の破綻は、世界戦略の破綻と同じ意味になるのではありませんか?
冗談でも何でもなくて。
現在のアメリカが構想する世界戦略の全てが破綻する可能性があるだろう。
先に述べたように世界各地の同盟国との関係が決裂してしまうだろう。と、
そのように私は個人的に考えている次第で御座います。

であればこそ。
現段階でアメリカが日本に対して緊縮増税を強要した場合。
そのまま第三次世界大戦。核戦争の勃発に直結するだろうなぁ。と私は思うんです。


・・・まあ、違うと言うのならね。別に良いんですけどね。
ただ日米同盟の破綻と在日米軍の撤収と言うのは。
米韓同盟の破綻と在韓米軍の撤収と比較出来ないほどの悪影響。超ド級の衝撃がある事。
アメリカ合衆国が根底から覆されて、本当の本当に破滅する可能性がある事。
その事だけは、どうかお忘れなきように・・・お願い申し上げます。



でまあ、ちょっと話は変わるんですけれど^^;
この話と言うのは当然ながら安倍政権。日本政府から説明されていませんでしたか?
現在のアメリカ政府。トランプ大統領は説明を受けていませんでしたか?
説明を受けてなおアメリカが日本に緊縮増税を求めているのだとすれば。
それならば私は全てを諦めます。
もう何をやったところで手遅れだった。と諦める以外にはありません。


しかし、もしも何一つ説明されていなかったのだとすれば。
今からでも遅くはありませんので、どうか対日戦略を見直して下さいませ。
日本に対する緊縮増税の要求を全面的に撤回する。と、
そのように伝えて下されば、ほぼ確実に安倍総理は緊縮増税を即座にやめるはずですし。
アメリカが提唱した同盟国との世界秩序。アメリカ陣営による世界平和。
その理想を世界中の誰よりも強く支持して、実現のために全力を尽くす事でしょう^^



・・・うん。どうだったかな?^^;

こんな感じで緊縮増税路線が転換してくれれば良いんですけれど。
これでもダメだと言うのならば、もう本当に・・・どうしようもありませんねぇ。
来年以降は、とても悲劇的な出来事が起こる可能性があります。
なので、ぜひともに賢明な判断をして頂きたい次第で御座います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[3回]

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19 . May
えーと。前回はトランプ大統領による大型減税に関する話題でしたね。

うん。まあ、そうだろうなぁ。と思いますね^^;
トランプさんの大型減税が無かったら、アメリカはひっくり返っていたかもしれない。
うん。よくぞ民主主義国家で国民生活をあそこまでガタガタにしたものです^^;
オバマ政権の福祉政策がブッ潰された時には、もう本当にアメリカは終わった。と、
そのようにも思われてなりませんしたけど。
・・・いや、まったくもってギリギリでしたよねぇ。ホントに^^;

ついでに言えば、あの大型減税は私達日本としても実に羨ましい事この上ありません。
ぜひとも私達日本でも実行したいところなんですけど。
財務省の緊縮財政のために、どうしても減税が上手くいかないのです。
逆に日本国民に対する消費税の増税で負担が増しているくらいです。
本当に・・・ここで増税するなんて考えられない。ちょっと非常識だと思います。


まあ、その話は今は置いておくとして。一つ前回の話題で訂正が御座います。
前回の文面で日本は民主党政権の3年間に対して。
アメリカはイラク戦争からの15年間だった。と、
そのように私は比較しましたけど、あれは間違いでした^^;

確かに日本の民主党政権の3年間は断崖絶壁の崖っぷち。落ちたら地獄に一直線と、
もう色々な意味でギリッギリの状況ではありましたけれど。
でも、国民生活の困窮と言う点で正確に考えるのならば。
やはり財務省の緊縮財政が実行されて、アベノミクスが実行されるまで。
それまで20年間を比較対象とするべきでした。大変に失礼致しました^^;

まっ。それにしてもアメリカは15年で日本は20年。よくぞ耐え切ったものです^^;
これって普通だったら絶対に国家が破綻しているか。革命が起こっているところです。
これを正攻法の手段で元に戻したもので御座います。
いや、ホントにさ。
日本国民もアメリカ国民も立派だったとも思いますねぇ。うん^^


さて。それで本日の話題に入る前に・・・うーん。
完全に蛇足なんですが、少しばかり私の恥を書かせて頂きたいと思います。
ちょっとグチになりますが、どうか御容赦下さいませ^^;

でまあ、その恥とは何ぞや?と言う事なんですけどねぇ。
私は経済が苦手なくせに、調子に乗ってアメリカ経済の今後の予測まで。
そんな事まで分不相応にも考えていたので御座います。
うん。もうね・・・どうか笑ってやって下さいませ。ナハハハ^^;

いやいや、我ながら随分と恥知らずな事を。分不相応な事を考えていました。
アメリカ経済の動向を予測する。なんて出来もしない事にまで手を出して。
前回の話題を書いた後から、もう完全に空回りをしていたんです^^;
それで『はっ!』と気が付いたら、あれほど毛嫌いしていた極端なグローバリズム。
グローバルスタンダードを画策した連中と同じような事を考えていたんです。
それに気が付いたのが・・・ついさっきの事です^^;

いやぁ~。私も本当に。まだまだ未熟で御座いましたねぇ。
私も色々と注意していたつもりだったんですけど、大失敗でした。

「もしかしたら、苦手な経済を克服出来たのかもっ!?」

・・・なんて勘違いをして無駄に欲をかいたのが間違いだったいみたいです^^;


うん・・・そうですね。
ここで私が書くべき事は、あくまでも内政不干渉の原理原則を忠実に守り。
その上で物事の道理を述べる事でした。
これから先のアメリカがどうなるのか?どうするべきであるのか?
それはアメリカ国民こそが決めるべき事であり、断じて他国の人間。
頼まれもしないのに私みたいなチンピラ風情が口を出す事など、許されない事でした。
私は、とんでもない間違いをするところでした。お恥ずかしい限りで御座います


と言うような話があって、本日の話題に入るわけで御座います^^;
本日の話は、そんなに変わった話ではありません。
あくまでも道理。一般論を述べたいと思います。
それでは参りましょう^^

それで一般的に。普通に考えるのならばアメリカって貧富の差が大きいでしょう?^^;
もちろん大きいから問題だ。と私は主張するわけではありません。
それもまた資本主義を追求するアメリカの国是だろう。と思うからです。
ただし。
貧富の差が大きい以上は、アメリカ経済全体を見て全てを判断すると言うのは。
これは些か軽率である。と私は思います。
特に一般的な国民生活を判断する事と言うのは、極めて難しいはずです。
なぜならば。
大多数のアメリカ国民における日常生活はアメリカ経済の極々一部でしかないからです。

「アメリカ経済が好調でも、国民生活が改善されているとは限らない」

この点についてアメリカの知識人。有識者は明らかに軽視しているように思います。
それを証明したのが先の大統領選であり。
ドナルド・トランプ大統領の誕生だったのではないかな。と私は考えているんです。


アメリカ合衆国大統領にドナルド・トランプが選ばれた事は。
アメリアの多くの知識人。有識者。あるいはエスタブリッシュメントの既得権益層。
彼らにとって非常に予想外の事態だったはずであり。
つまりは、ドナルド・トランプを支持する声を予測出来なかった。と言う事でもある。

だとすれば、なぜ予測出来なかったのでしょうか?
その原因は、今しがた書いた事にあるだろう。と私は考えています。
すなわち経済を含めアメリカ全体を見る事にばかり熱心だったがために。
大多数の国民生活。一般的なアメリカ国民を見る事をしていなかったから。
アメリカ国民の民意それ自体を軽視していた。
根幹たる民主主義の本質を忘れかけていたからだ・・・と私には思われてなりません。


今のアメリカではトランプ大統領を批判する大きな声と言うか。理不尽な声があります。
いやまあ、同じく日本でも安倍総理を批判する声があるわけですけれど^^;
この二つのどちらにも共通する事は正当な民主的な選挙によって。
国民の民意によって選ばれた大統領であり、総理大臣である。と言う事実。
その確固たる事実を軽んじている事にあります。
このような日米両国に共通する風潮に対する私の意見は以下のとおり。

民主主義国家において国民の民意を軽んじる主張が、正しいはずがありません。
民意により選ばれた大統領。総理大臣を安易に否定する事。
正当な評価を行わない事は、民主主義そのものを否定するにも等しい愚かな行為です
・・・あのさ。

アメリカ合衆国がアメリカ大統領を軽んじてしまったら。
果たして世界中の誰がアメリカ大統領を重んじてくれると言うのですか?
今のアメリカ。特にメディアの方々は自分達の手でアメリカの権威を否定しています。

私は安全保障の立場の人間であり。
日本の平和。アジアの平和。世界の平和を守ろうとする立場の人間ですけれど。
世界の超大国たるアメリカ合衆国の権威に傷がつくと言う事は。
それだけで世界中が不安定化してしまう恐るべき愚行です。
ましてや。
アメリカ合衆国がアメリカ大統領を否定する事など、あってはならない事のはずです。

どれだけトランプ大統領が嫌いなのだとしても。
今のように無分別にトランプ大統領を批判するのは絶対にやめるべきです。
前回にも書きましたが、混迷したアメリカを救ったのはトランプ大統領なんですよ?
その事実を直視したのであれば、トランプさんを評価する声があって然るべきです。

うん。これこそが道理ではないかなぁ?・・・と私は思いますねぇ^^;



それで、ここから本来の話題。
アメリカが二国間交渉。FTA締結を主張する事について話をしますとね。
あくまでも日本との関係。改めて日米関係を前提として話を進めていきますと・・・。
今のアメリカ政府。トランプ大統領が主張する二国間での交渉。
FTA締結などについて、私は必ずしもダメだとは言いません^^;
言いませんけれど。
先のTPPよりも日本に譲歩させようとする事だけは、どうか諦めて下さい。
それをやったが最後。日米関係に確実に亀裂が入ってしまいます。

私達日本が最大限に配慮出来る事としては、TPPと同じ内容でFTAを締結する。と、
それが日本政府。安倍政権が出来る最大限の譲歩だと考えて下さい。
・・・これ以上に譲歩する事は私達日本にも出来ません。

でね。

もう少し言うのならば、アメリカは世界の超大国なんです。
二国間での交渉も悪いとは言いませんけれど。
ですが、それはアメリカ一国のみを考えた場合での言動だと思うんです。
以前にも書きましたが、アメリカの国家戦略は同時に世界戦略でもあるべきなんです。

まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
国際社会。世界経済におけるルールをアメリカが提唱するべきです。
それこそが世界の超大国としての責任だろう。と私は思うんです。
可能な限り公正で公平な環境を構築し、その上で自由な経済活動を行う事。
それこそが自由主義経済の基本理念であるはずです。
そして、そうであるがゆえに。
公正で公平な環境を約束するのは、世界の超大国たるアメリカであるべきです。

にもかかわらず。
そのアメリカが自国の事だけを考えて行動するのは、些か思慮に欠けると思います。
いかにアメリカがTPPを否定しようとも。
やはり多国間での合意と言うのは、二国間での合意よりも重いのです。
今のようにアメリカが二国間交渉。FTAを優先している間に。
気が付いたらTPPが世界基準になっていた。と言う事になったとしてもね。
それほど私は驚きません。


そして、もしもTPPが世界基準になったとしたら。
その後から文句を言ったとしても変える事は出来ないんです。
なぜならば、その基準に対して多数の国家が合意しているからです。
アメリカは確かに世界の超大国ではありますけれど。
国際社会で独立した主権国家と言う立場では、あくまでも一国に過ぎないんです。

どれだけアメリカが文句を言ったとしても、
アメリカ以外の国家はTPPを基準に経済活動を実行するでしょうし。
何らかの経済的な合意をする際にも、アメリカ以外の国家同士で合意が行われる。と、
そんな事が頻繁に発生するかもしれず、常にアメリカは一歩出遅れるような。
そのような状況になってしまう・・かもしれません。



・・・まっ。アメリカは世界の超大国ですからね^^;
ぶっちゃけ。
ゴリ押しで無理やり変える。と言う事も出来ますよ?出来ますけど・・・。
それをやってしまったら世界中が物凄く混乱する事になってしまいますし。
あるいはそれが第三次世界大戦なんて事になるかもしれいません。

アメリカの無分別な言動によって世界が混乱して、戦争が起こった。と、
世界中で怨嗟の声と反米感情が爆発する事になってしまう事でしょう。
うん。そうですね。
そこまでのリスクを覚悟の上であれば、ゴリ押しも可能だと思います。

でもね。

そんな事をするくらいなら、最初からアメリカが中心となって世界基準を。
国際社会。世界経済におけるルールを作った方が良いだろうと思います。
自国の国益を後回しにしろ。などとは言いませんが。
世界の超大国としての責任については、もう少し自覚なされるべきです。
実際に。
その目的があればこそアメリカはTPPに参加したのではありませんか?
ただ経済的に有利になるために。利益を追求すためだけに。
そのためだけにTPPと言う枠組みを作ったわけでは無いはずです。

うん。そうですね。
私は経済が苦手ですので、経済的な視点でTPPの是非を判断する事は出来ませんが。
安全保障。一般的な視点で見るのならば。
TPPの真の意味と価値とはコレでは無いかなぁ。と私は考えております^^;


と言うわけで。
私は必ずしもアメリカがTPPに参加するべきだ。とは言いませんし。
二国間ので交渉とか。FTA締結がダメだ。とも言いませんけれど。
世界基準は世界の超大国が作る。と言う基本的な事については。
今のアメリカ政府。トランプ大統領には忘れて頂きたくはないなぁ。と思います。
世界全体を見渡して、世界戦略を構築した上でアメリカの国益を考える事。
それこそが世界の超大国の責任であり、役割なのであり。
であればこそ、アメリカにとって最大の国益につながるのではないかなぁ。と、
そのように私は考えております^^


えーと。例えばですけど。
TPPがあまりにも規制緩和をし過ぎていて問題だ。と言うのならば。
もう少し規制を強化する形でも構いませんので。
やはり多国間での協議を行い、多国間における経済協力体制を構築する事。
それをアメリカ政府。トランプ大統領には、ぜひとも実行して頂きたいなぁ。と、
そのように私は思う次第で御座います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[3回]

16 . May
と言うわけで、前回はアメリカの安全保障戦略について書いたわけですけど・・・。

んー。他国の安全保障と言うのは、本当は話題にするべきじゃないんですよねぇ。
なぜならば、その国家の安全保障。つまりは、その国家の未来と言うのは。
その国家で生きる国民が決めるべき事だからです。
他国の人間が安易に言及して良い事じゃないんですよねぇ・・・。

でもまあ、今回に限っては仕方ありません。
このままアメリカの経済戦略が暴走してしまうと、世界全体が不安定化します。
それだけは絶対に避けなければなりませんからね。


そんなわけで、本日もまた前回の続き。
安全保障から見るアメリカの経済戦略についての話を続けたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に念のために書いておきますとね。
今のアメリカ政府。トランプ大統領の全てが間違いだ。と言うわけじゃないんです。
むしろアメリカを救ったのはトランプさんだ。とすら私は考えているくらいです^^;
前回にもチラッとだけ書きましたが、トランプさんが実行した大型減税。
うん・・・まあ、経済的な観点からは賛否両論あるかと思いますけれど。
でもね。
安全保障の観点から判断すれば、批判する理由が見当たりません^^;
それくらいにアメリカ合衆国の平和と未来を守った大英断だった。と、
そのように私個人は考えている次第で御座います^^


えーと。確かにね。
大型減税にしろ。金利引き上げにしろ。どちらの場合においても。
新興国。発展途上国にとってマイナスの要因となった事は間違いないと思います。
企業の生産拠点と投資資金がアメリカに戻る事になるわけですからね。
その分だけ投資先だった国家の損失となる事については、私としても反論はありません。

しかし、です。

どちらの場合でも財政政策であり、金融政策なのであって。
言ってしまえばアメリカの内政問題であるはずなんです。
その点で考えるのならば、保護主義だ。と言うような批判。
自由主義経済に逆行する動きだ。と言うような批判は筋違いだと思います。

アメリカが極めて不当な手段を用いて、他国の経済活動を阻害した。
他国の資産を無理やり強奪した。と言う事でもない限りは。
私は、これらのアメリカの政策を他国が批判するのは間違っているし。
内政不干渉の原理原則に反するものである。と、そのように思われてなりません。
逆にそこまで他国に対して影響が出る。と言うのならば。
アメリカの対外的な投資は過剰なほどに行われた。と言う事になり。
その過剰な部分をトランプ大統領が正した。と解釈するべきだと思うんです。

発展途上国は無条件に支援を受けて当然だ。と言う風潮は間違いですからね?^^;


それに、ほら。
この点に関しては私達日本の場合でも、まったく同じだったでしょう?^^;
あれだけ容赦の無い緊縮財政を何十年と継続して。
日本国内の経済活動を著しく制限し、徹底的に国民生活を貧しくさせてまで。
そこまでして日本は対外投資。具体的に言えば中国や韓国への投資を優先していた。
これってさ^^;
普通に。常識的に考えても明らかに過剰であり、異常だったでしょう?
自国民を犠牲にしてまで他国に資金を流す。って明らかにおかしいんです。
うん。経済云々を語る以前に、そもそも国家として不自然であり。
ハッキリ言ってしまえば、これを助長させた連中は国賊。売国奴です。

それで、この日本と同じ状況がアメリカでも実行されていたんです。
アメリカもまた自国民を犠牲にしてまで、他国への投資を優先させていたんです。
結果として投資先の国家は発展するかもしれませんし。
それでお金を稼げる人は良いかもしれませんけど。
それが出来ない大多数のアメリカ国民にとっては、まったくもって大迷惑。
一般的な国民生活はその分だけ確実に困窮した状態だったんです。

あのね。

経済と言う観点では無く、より広い視野の安全保障で判断するのなら。
このような分析結果にならないと絶対におかしいんです。
グローバリズムによって世界単位で経済を見るのも結構ですけれど。
足元の自国経済。国民生活の現状を見る事すら出来ないのでは本末転倒。
うん。まさしく『灯台下暗し』で御座います^^;

それで、おかしいのならば正す必要があるんです。
それにより実行されたのが日本の場合ではアベノミクスであり、
アメリカの場合ではトランプ大統領の大型減税だったんです^^

なので、あくまでも安全保障の立場から指摘させて頂くのですけれども。
これらの点について批判する人と言うのは、何一つ政治を知らない人です。
なぜならば。
アベノミクスと大型減税が無かったら、それぞれの国家が崩壊していたからです。
うん。安全保障の立場から一つだけ断言しておきます。
自国民を犠牲にしてまで追求する経済的な利益は、それは国益ではありません。



それで、もう少し話を進めますとね。
私達日本の場合は、実を言うとアメリカよりはマシだったんです^^;
と言うのも、日本の場合は民主党政権の三年間だけでした。
あの地獄のような三年間で日本国内はムチャクチャに混乱しましたけれど。
それでも三年で終わらせる事が出来た事は、まさに不幸中の幸いでした。

うん。実にラッキーでしたよねぇ^^
もしもアレよりも長引いていたら・・・本当に日本がどうなっていたのか。
それは私にもわかりませんからね。でも、それでもアメリカよりはマシでした。

と言うのもアメリカの場合は、あのイラク戦争から。
2003年からですから・・・15年か。15年って改めて考えると凄いですよね^^;
それだけの時間。ずーっとアメリカはムチャクチャな状況だったんです。
うん。それだけの時間があれば世界の超大国が傾くには十分な時間だとも言えます。

この時間の中で、アメリカ経済は回復しつつあったんですけれど。
一番肝心のアメリカ国民。特定の物凄い富裕層とは別の普通の国民生活は。
ほぼ置き去りのような状態になっていたんです。
私達日本がなかなかデフレから脱却出来ないのと同じように。
イラク戦争によるアメリカの一般国民。
その国民生活へのダメージもまた、なかなか解消されなかったんです。
ええ。そうですとも。
その状況に対するアメリカ国民の怒りこそが先の大統領選での結果。
今現在のドナルド・トランプをアメリカ大統領に選んだ原動力となったのです。


んー。ちょっと踏み込んだ話になるんですけど。
イラク戦争を仕掛けた二つ前のバカ大統領。
ブッシュ大統領は、日本の鳩ポッポーと同レベルなので論外と致しましても^^;
その次のオバマ大統領は随分と苦心していましたでしょう?
アメリカ国民が困窮する状況を何とか打開しようと社会福祉の拡充。
オバマケアなどを代表する福祉政策の拡大を目指していたんですけれど。
これが猛烈な反発を受けて、あらゆる場所から足を引っ張られまくったがために。
オバマ大統領自身は清廉潔白な聖人聖者みたいな立派な人でしたが。
結果的には失敗してしまったんです。

私ね。
今だから正直に言いますけれど、この頃のアメリカを見て。
もしかしたら、アメリカは分裂。崩壊してしまうかもしれない。・・・と、
そのような恐るべき可能性を密かに考えていたんです。
それくらいに当時のアメリカ国内は色々な意味で極まった状況だったんです。

もう何と言うか・・・フランス革命前夜みたいな^^;
今にもアメリカ国民が怒り狂って革命が起こるんじゃないか。・・・と、
そのようなアメリカの未来と言うものを、私は真剣に考えていたんです。

ちなみに。
この可能性に気が付いていませんでした。と言う政府中枢の人間がいるとしたら。
その人は自分の無力さを恥じるべきだろう。と思います。
アメリカ経済全体と言う視点では無く。
アメリカ国民の国民生活と言う視点で判断するのならば。
うん。それくらいに割とマジでアメリカは危機的な状況だったんです。
・・・まあ、わかる人はわかっていたみたいですけどねぇ^^;


それで話を戻しますが、オバマ大統領が実行しようとしていた事それ自体はね。
そんなに間違った事では無いんです。
この後に大統領選でサンダースさんなども主張していたように。
困窮する国民生活を支えるために社会福祉を拡充するのは、政治として正攻法です。
セオリーでもあるので、本来なら批判される余地など無いはずなんですけど。
もうボッコボコになるまで。可哀想なくらいオバマ大統領は批判されていました^^;
そして、それは見方を変えれば。
それほどまでにアメリカは混乱した状態。病んでいる状態だったんです。

いや、だってアメリカは民主主義国家ですからね?^^;
どれだけエスタブリッシュメントの既得権益層が権力やお金を持っていようとも。
結局は多数派の意見こそ民意であり、正義となる国家なわけですから。
その多数派である一般国民の国民生活が困窮してる。と言う時点で。
もはやアメリカ合衆国に未来なんか無かったはずなんです。
だから、親米派の私としても本気の本気でアメリカが滅びる未来を見ておりました。


それで、です。

そんなアメリカの状況をギリギリで止めたのが、今のトランプさんです^^
この点については間違いありません。
アメリカの方々は、この点を正当に評価するべきだと思います。
トランプ大統領は社会福祉を拡充する。と言うオバマ前政権の方針を改めました。
ですが、それは一般国民の貧困を見て見ぬフリをする。と言う事ではありません。
その事はトランプさんの経済政策を見れば一目瞭然です。

すなわちトランプ大統領は大型減税を行う事によって。
国外に流出していたアメリカの経済力をアメリカ国内に引き戻した。
それによってアメリカ国民の困窮を阻止し、国民生活の改善を図ったんです。
先に書いたように過剰。異常だった部分を正常に戻した・・・わけですね^^


このトランプさんの執政手腕を見ながら、なるほど。と私も思いました^^;
間違いなくオバマ大統領やサンダースさんのやり方は正攻法ではありますけど。
でも、トランプさんのやり方だって間違いじゃない。
いや、間違いどころか。
最大の問題点を的確に対処した点については抜群の政治センスです^^

また、アメリカにおける資本主義経済。自由主義経済を優先する風潮と言うか。
まさしくアメリカ合衆国の国是のようなものから考えるのならば。
経済力を犠牲にしてまで社会福祉を拡大させるよりも。
トランプさんのやり方こそが、アメリカ国民が望んだものだったのでしょう。
見事だな。と私は率直に思ったものです。うん^^;


でまあ、これをね。
ここまでトランプさんが考えて実行したのであれば、もう天才です^^;
だって、あのオバマ大統領でも出来なかった事をやったんですから。
もう文句無く超一流の大政治家と言っても過言ではありません^^;

ただ。

今回のように日本との二国間交渉。FTA締結を主張する言動を見る限り。
残念ながら「まぐれ」だったみたいですね^^;
そこまでの事が出来る大政治家であれば、TPP以上に日本譲歩させるような。
そんな理不尽なゴリ押しはやらないはずですからねぇ。うん^^;

でもまあ、まぐれでラッキーだったのだとしてもね。
トランプ大統領が困窮するアメリカ国民を救い、アメリカの破滅を阻止た。と、
その事実が変わるわけではありません。
これ一つだけでトランプさんの名前が歴史に残る事は間違いないでしょう^^

アメリカ国民もまた貧困と言う現実に対する怒りを暴力では無くて。
あくまでも選挙と言う手段で表明した事については、実に立派だったと思います。
うん。よくぞトランプさんを選んだと思いますね^^
これは紛れもなくアメリカ国民の民度の高さを証明するものであり。
アメリカ国民の大多数の方々が胸を張って誇りとするべき事でしょう^^



まあ、ここで私が何を言いたいのか?と言いますとね。
今のアメリカって・・・そんなに悪い状況なんですか?
理不尽なゴリ押しをしなければならないほどに、アメリカ経済は傾いているんですか?
私個人の意見としては、今のアメリカこそ最高潮の状態だと思いますよ?^^

いやまあ、全てはアメリカ国民の努力次第だ。と言えば、そうなんですけど^^;
でもね。
普通に考えても今後のアメリカと言うのは今以上に発展して、
間違いなく拡大していく事になるはずですし、それを世界が望んでいるはずです。
その理由は、それ以外に世界秩序。世界平和を守る手段が他には無いからです。

そもそも今までの過剰な。異常な形で他国への投資。
つまりは、グローバルスタンダードを推し進める方法は無理があったんです。
経済のみならず全ての国家戦略の基本として、
安定的で持続可能である事を基本軸とするべきである。と私は考えております。
従来に主張されていた極端過ぎるグローバリズム。
グローバルスタンダードと言うのは、どう見ても不可能だったんです。

あの・・・パッと見た感じではわかりにくいですけど、アレって植民地政策です^^;
経済的な観点からではわかりにくいですが、安全保障から見れば一発でわかります。
至極普通の。一般的な日本国民とアメリカ国民と言うのは。
どこぞの誰かに搾取されまくっていた異常な状態だったんです。
そして、日本とアメリカが傾いたら世界が傾く。
経済的な利益を追求するあまり世界を滅ぼそうとしていたのが、
かつてのグローバルスタンダードと言う理想と言うか。妄想の真実です。
本当の本当に。罪深い事をしていたと思いますねぇ。

・・・まあ、どこの誰かとはあえて言いませんけれど^^;


ともかく。
世界の超大国が唯一アメリカ合衆国であるのは。
アメリカ合衆国以外に、世界の超大国としての責任を背負えないからです。
よってアメリカが存在しなければ世界秩序。世界平和も決して実現しないんです。
繰り返しますが、だからこそアメリカの隆盛は世界が望んでいるんです。

その上でトランプ大統領を筆頭として、アメリカの全ての方々に質問します。
これだけの状況がありながら、一体何を恐れているんですか?
何を恐れて私達日本に対して理不尽な要請をしているんですか?
このような理不尽な態度は、そのままアメリカの弱さを見せる事に等しい。
世界の超大国ともあろうものが、なんと情けない姿を見せているのか。
こんな事をして、アメリカ合衆国のアメリカ国民として恥ずかしくないんですか?
貴方達は世界の超大国なんですよ?
ならば、もっと堂々としているべきです。そうではありませんか?



・・・とまあ、こんな感じになるかなぁ^^;
うん。こんな感じの話を私みたいな日本人。他国の人間が言うんじゃなくて。
アメリカ人。アメリカ国民こそが主張するべきだろう。と私は思いますね。

せっかくアメリカの正義である『自由と平等』を世界中に示す時がやってきている。
まさに新しい時代の幕開けとも言うべき瞬間が目の前にまで来ているのに。
そんな時にバカな事をして水を差すのは・・・やめるべきだと思います。


とまあ、今回はここまでにしておきましょうか。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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15 . May
さて。前回はアメリカ政府。トランプ大統領が主張する経済戦略について。
二国間における交渉とFTA締結についての話でしたね。

うん。まあ、無駄に何度も書いたように私の手に余る話です。
改めて自分に経済の才能が無い事を実感する次第で御座います。ナハハハ^^;


とまあ、さすがにね。私のグチはここまでにすると致しまして・・・。

前回にも書きましたように現在のアメリカ政府。トランプ大統領の主張。
日米両国間における経済交渉と言うのは、なかなかにムチャな主張です^^;
先のTPPでの交渉がギリギリの合意だったと言うのに。
それ以上に譲歩。配慮しろ。となってしまえば。
不当なまでにアメリカの経済的な優位を認めろ。と主張するに等しい。
これでは公正公平な自由主義経済では無くなってしまいます。

そして、それをアジア最大の親米国家である日本を相手に要求しているんです。
これと同じ事を世界規模でアメリカが実行したとなれば。
世界中でアメリカは批判される事になりかねません。・・・正気の沙汰じゃない。
この点一つを見ても絶対にやめるべきだと私は強く主張する次第です。


それで、です。

私個人の意見ではありますが、この点について。
おそらくアメリカ政府。トランプ大統領自身も承知の上だと思うんです。
いやまあ、正確に理解していなかったとしてもね^^;
何となくヤバイ。と言う事はトランプさん自身も感じているはずです。
であればこそ、アメリカ側の対応は極めて慎重なのであり。
そんな状態のアメリカを説得出来るかどうか。
それも正論以外の手段。この場合は経済以外の手段で説得出来るかどうか。
それが問題になってくるわけです。

・・・いやいや、私も私で我ながらムチャな事を書いていますよねぇ^^;



と言うわけで、本日の話題はアメリカを説得するにはどうするべきか。
その点に関して話を進めたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に書いておかなければならない事があります。
私個人のルールと致しまして、他国に対する内政干渉は厳禁です。
なので、日本と無関係な場合で他国の政治に言及する事。
特に安全保障に関する言及は控える。・・・と言うのが基本方針なんですけど。
今回に限って言えば、完全にアメリカの安全保障戦略に言及する以外には無く。
完全に内政不干渉の原理原則に反する事になります。

・・・これは私としても非常に不本意なのですけれど。
しかし、現在のアメリカの経済戦略を見る限り。
安全保障戦略を無視して動いている事は疑いようがありません。
よって。
現在のアメリカが展開しようとしている経済戦略は暴走しかけた状態であり。
ほぼ確実に失敗する事は明白だろう。と思います。

そして、それは私達日本の不利益のみならず。世界全体の不利益です。
アメリカが傾けば世界が傾いてしまうからです。
ですので、安全保障の立場としても、今以上に世界秩序が混乱する事。
世界平和が破壊される事は断固として阻止する所存で御座います。
ここはアメリカの安全保障にまで言及する以外にはありません。
・・・アメリカの方々。どうか御容赦下さいませ。


でね^^;

アメリカの安全保障戦略を考えた場合。それは通常の国家とは異なるものです。
うん。当然ですね。
何しろアメリカは世界で唯一の超大国なわけですからねぇ^^
なので、必然的に世界の超大国としての安全保障戦略を構築する以外には無く。
同時に超大国としての大きな責任を背負う必要があるわけです。

それでは、超大国の安全保障戦略とは何ぞや?・・・と言いますとね。
あらゆる国家戦略が世界戦略でなければならない。と言う事です。
通常の国家のように、自国のみを考えて国家戦略を構築する事は出来ないんです。
そうするだけの責任があるのが、アメリカ合衆国なんです。
・・・もしもアメリカが、そんな大きな責任など背負いたくない。と言うのであればね。
超大国と言う地位も放棄するのが道理になるだろう。と私は思います。

あの、ですねぇ。
私達日本ですら、日本のみならずアジア全域を常に見ているんです
なぜならば、私達日本がアジアの先進国であり、アジア最強国家だからです。
・・・少なくとも、そのように考えて私は日本の安全保障を主張しております。

だから、アメリカもまた世界全体を常に見る必要があると思うんです。
なぜならば、アメリカは世界の超大国であり、世界最強の国家だからです。
・・・そうだと言うのに、アメリカ一国の事だけを考えているようでは。
遠からずアメリカは世界の超大国と言う地位を失ってしまうでしょう。


さて。それで、です。

アメリカの安全保障戦略。世界の超大国としての世界戦略を考えた場合。
その場合での経済戦略とは何か?と言えば。
ズバリ国際ルールが順守される環境を構築。維持する事です。

既に書いたように、自由主義経済の根幹とするべきは公正公平である事です。
いかなる人間にも平等にチャンスが与えられて、その上で各自が努力を重ね。
それによって利益を獲得出来る環境こそが、自由主義経済なのです。

・・・力の強い者が無条件で優位である状況を自由主義経済とは言いません。
特にアメリカは世界の超大国にして、世界最強の国家です。
そんな国家が本気でゴリ押しなんてしたら、あらゆる理不尽が通る事になります。

それゆえに、今現在にアメリカが考えている経済戦略と言うのは。
自由主義経済とは正反対のものなのであり。
そのため国際ルールを否定し、公正公平の状況を自ら破壊する行為そのものであり。
アメリカ合衆国と言う一つの国家のために、世界秩序の全てを犠牲にするものです。
それは、世界の超大国と言う地位を自ら放棄する事だろう。と私は考えています。


そもそも世界の超大国たるアメリカの安全保障戦略。世界戦略の根幹とは。
世界各地の親米国家との同盟関係にあります。
重ねて申し上げます。
アメリカに通常の国家のような安全保障戦略は存在しないんです。
私達日本が自国のみならず。アジア全域についての安全保障を考慮し。
その結果として日米同盟を中核とした安全保障戦略を構築している事と同じように。
アメリカもまた、世界の超大国として世界規模の安全保障戦略を構築するのならば。
世界各地の同盟諸国との同盟関係を中核とした安全保障戦略を構築するべきです。
うん。そうですね。
それ以外に世界の超大国としての安全保障戦略など存在しません。
これは非常に重要な事です。


ともかく。
これにより軍事及び経済を問わず。
アメリカが世界の超大国と言う特別な地位を確立させる根源でもあります。
逆に言えば、これらが消滅してしまった瞬間に。
アメリカは世界の超大国から普通の大国に転落してしまう・・・わけなんです^^;

であればこそ、これをアメリカは第一の大前提。
すなわち安全保障戦略として国家戦略を構築する必要性があるわけです。
これはアメリカの政治家であれば、誰もが理解するべき最も基本的な事であって。
もし万が一にも。
この点を理解していないアメリカの政治家がいるとするのならば。
それは政治家として失格である。と表現する以外には無いでしょう。


これを前提として話を本題に戻しますと。
既に述べたように、アメリカの安全保障戦略が世界各国との同盟関係にあるとすれば。
公正で公平な経済状態を構築する事こそ同盟関係。協力関係を構築する上で。
一番基本となるはずの事でしょう。
そうです。
まさしくアメリカの正義である『自由と平等』です^^
アメリカが同盟諸国と対等で、平等で、それゆえに自由な環境を構築し。
それらを権利として享受する事が出来る世界秩序を構築する事こそ。
それこそがアメリカが本来に目指すべき経済戦略の基本方針であるべきです。

これにより世界各国が自ら望んでアメリカとの同盟関係。協力関係を構築しようとする事。
アメリカと協力する事によって、自分達もまた一つの独立した主権国家として。
国際社会における対等の一員としてアメリカの世界秩序に参加しようとする事。
それこそがアメリカ合衆国にとって最大の国益となる環境であり。
アメリカにとって最も好ましい世界秩序。世界平和である・・・はずです。

うん。私はアメリカ人じゃないし、学も才も無いチンピラ風情ではありますが^^;
それでもね。
私がアメリカ人の立場で、アメリカの安全保障戦略を考えたのであれば。
このような結論になるのが妥当なのでは無いかなぁ。と考えている次第です^^



それで、もう少し話を付け加えるのならば。
苦手ではあるんですけど。少しばかりアメリカ経済について。
私なりの意見を書いておきますとねぇ・・・。
もう十分過ぎるほどにアメリカ経済と言うのは好調な状態ではありませんか?^^;
トランプさんが実行した大型減税は見事でした。
これにより生産拠点を海外に探す必要は無くなりましたし、
その分だけ確実にアメリカ国内の雇用は拡大したはずです。
また、減税をした分だけ賃金を上げろ。と財界に対して圧力も書けた事でしょう。

それゆえに、今のアメリカ国民はトランプ政権以前よりも確実に裕福になっているはずです。
むしろ景気が過熱し過ぎる事。過度なインフレになる事を防ぐために。
金利を引き上げているくらいです。・・・そうでしょう?^^;

さらに言えば、この金利の引き上げにより海外。特に発展途上国への投資資金の大部分が。
アメリカ国内に逆流して流れ込んでいる状況です。
ここまで好調な経済で、さらに経済的な優位性を確保しようとするのは・・・。
それこそ中国。習近平に匹敵するような理不尽なゴリ押しをしてまで。
そこまでして外需獲得を目指すと言うのは、些か欲張り過ぎではありませんか?^^;

生産拠点と投資資金がアメリカに戻っている時点で。
アメリカは十分であるはずであり、十分だ。と満足するべきだと私は思います。


これでなお国際ルールを捻じ曲げるような。
同盟諸国との協力関係。信頼関係。公正公平な自由主義経済の環境を破壊してまで。
それこそアメリカが掲げる『自由と平等』と言う建国以来の正義を自ら否定してまで。
そこまでして理不尽までの経済的な優位性を獲得しようとするのは。
これは明らかな下策である。と私には思われてなりません。

繰り返しますが、アメリカの安全保障は世界各国との同盟関係です。
それを考えれば現在のアメリカ政府。トランプ大統領の主張は致命的と言う以外には無く。
もし仮に今のままゴリ押しを続けたとなれば。
全世界でアメリカに対する悪感情は猛烈に拡大する事になってしまうでしょう。
我々はアメリカの植民地では無い・・・として、です。

そうなればアメリカの世界戦略は事実上。破綻する以外には無く。
必然的に世界の超大国としての地位からアメリカは転落してしまう事でしょう。
うん。そうですねぇ。
それくらいにムチャな事をしようとしている。と私には思われてなりません。




うーん。最後に蛇足ながら私達日本の立場として。
今後のアジア情勢について書いておきますと、ですねぇ^^;

これから先のアジア情勢。
特に中国が崩壊した後のアジア情勢における日米同盟の役割は極めて重要です。
ほぼ確実に今まで以上に大きな負担が発生する事になります。
ですが、それは見方を変えれば。
日米同盟によるアジア地域に対する影響力が拡大する事でもある。
以前にも書きましたが、これから先の日米同盟の意味と価値は爆上げです^^;
今まで以上にアメリカはアジア地域における利権を拡大させる事が可能である。と、
そういう事でもあるんです。

そんな状況にあって日本経済を疲弊させ、日本の国力を低下させる事は愚策。
むしろ逆に日本経済を増強し、日本の国力を拡大させ。
それによって日本。同盟国に日米同盟の負担させる事こそが良策のはずです。
アメリカの負担を極力増やす事無く。
しかしながら、アジア地域に対する影響力は拡大する。

・・・それがアメリカにとっても最も好ましい状況では無いかなぁ。と、
そのように私は個人的に考えている次第で御座います^^;



うーん。それにしてもねぇ。
日本人の立場として、アメリカの安全保障については言及したくなかったです^^;
内政不干渉の原理原則から考えても、今回の話題は私にとって非常に不本意でした。
いや、だって。
「余計なお世話じゃ!」とアメリカ国民から怒られたら謝るしかありませんもん^^;
うん。やっぱりねぇ・・・。
他国の安全保障に言及するのは必要最低限であるべきですよねぇ。ホントにさ・・・。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[2回]

14 . May
いやぁ~。今回に取り上げた話題は非常に難しい。
書いて後でアレなんですけど、未だに私も物凄く悩んでおります^^;
そんな感じの話なので、いつも以上にテキトーに読んで下さるだけでも十分です。
お暇な時にでも読んで下さいますと、とっても嬉しく思います^^




えーと。前回は、日米同盟が中国軍を無力化した場合のアジア情勢について。
・・・の話で御座いましたね。

うん。まあ、そうなるだろうなぁ。と思いますねぇ^^;
日米同盟に軍事力を向けられてない。としても、
それじゃあ中国。習近平が大人しくするのか?と言えば、かなり怪しい。

いや、そもそも習近平に大人しくするだけの度量などありません^^;
習近平に黙って時期を待つ。韜光養晦などと言う高度な事は絶対に出来ません。
うん。出来ないからこそ。今のような四面楚歌の状況に陥っているんです^^;
なので、日米同盟に手を出せない。と言う状況になったところで。
必ずや習近平は何かしらの余計な事を画策するはずです。
なので、日米同盟以外の場所で無意味な対立。混乱を発生させる可能性は十分にある。

でまあ、それで前回では北朝鮮を話題にしたわけですけれど。
日米同盟の適応範囲外において攻撃しやすい場所の一つに北朝鮮がある事は。
これは、まず間違いない事実だろう。と私個人は考えた次第で御座います^^;



さて。それはそれとして。
本日は少し話題を変えて、アメリカの経済戦略について。
今のアメリカ政府。トランプ大統領が考える二国間での交渉。FTA締結について。
それに関する話を書きたいと思います。

・・・でも、今回の話題を書く前に私の本音を正直に申し上げますと。
この話は、もしかしたら私の手に余るかもしれない・・・出来ないかもしれないToT
なので、最初に謝っておきます。途中で挫折してしまったら、ごめんなさい。

あー!なんとも我ながら女々しいな。
こんなグチみたいな弱音を吐くとは、情けないばかりで御座います。ナハハハ^^;

と言うわけで、ちょっと気合を入れて頑張りたいと思います。
それでは参りましょう^^


まずは、こちらをご覧下さいませ。
https://www.sankei.com/premium/news/180506/prm1805060024-n1.html

こちらは産経さんの記事で、日米両国における経済交渉。
二国間交渉でのFTAにおける対応についての論評が書かれております。

それで、ですねぇ。
この論説副委員長の長谷川秀行さんの主張は、実に正論だと思います^^
私達日本の立場において経済戦略を述べるのならば、正しい見解だと思います。
ただし。
これを、そのままアメリカ政府。トランプさんに伝えてしまったら・・・。
おそらくトランプさんはヘソを曲げてしまうと思います。うん^^;

トランプさんって政治家としては新米。ルーキーさんだとしても。
企業家。経済人としては文句なく一流です。
なので、経済分野における交渉では日本側が何を主張してくるのか。
それについては完全に予想し理解していると思われます。
うん。そうですね。
ドナルド・トランプ大統領と言う人物を決して甘く見ない方が良いと思います。
そんなわけで、日本側の正論を長々と言い続けてしまったら。

「そんな事はわかっている」

・・・と、ほぼ確実にトランプさんは怒ります^^;
その上で、もっと良い提案を出してくれ。とトランプさんは主張するでしょう。


ここです。

この問題の重要な点は正論を承知した上で。その上で何とかしてくれ。と、
そのようにアメリカ政府。トランプ大統領が主張している事にあります。
この点によって、この問題は単なる経済問題では無くなりました。
うん。そうですね。
明確に安全保障の問題だとして受け取るべき問題だろう。と私は考えております。

これは要するに、ですねぇ。
道理を曲げてゴリ押しをしている事こそが、今回の問題点なわけであり。
この点を考えれば、正論だけで相手を説得する事は無理だ。と考えるべきあり。
なぜアメリカ側は、そんなゴリ押しをするのか?と言う点にこそ注目するべきなんです。


あの、ですねぇ。
ちょっと話は変わるんですが、政治の分野での基本的な事を話しますとね^^;
政治的な問題において正論だけ。道理だけで解決する問題。
正攻法だけで解決する問題と言うのは、実を言うと少ないんです^^;
と言うのもね。
その程度の問題であれば、わざわざトランプ大統領が発言したりしません
それよりも遥か下の事務方。日米両政府の官僚さん同士の話し合いで決着します^^
ですが、それで決着しない場合。
正論。物事の道理だけで決着しない問題こそが、政治的な問題の主な問題であり。
であればこそ、政治家による政治的な決断が必要な案件になる・・・わけです^^;

でね。

この基準で考えていくと、今回のアメリカ側が要求する二国間の交渉。
FTAを優先する姿勢と言うのは、確実に政治的な問題であると共に。
相当に複雑で高度な問題だ。と考える必要があると私は見ております。
既に書いた事ですが、この問題は安全保障の問題なのであって。
通常の経済問題だ。として解釈するのでは、些か認識が不足していると思います。


それは、なぜか?と言いますとね。
今現在のようにアメリカ政府。トランプ大統領が二国間での協議。
TPPではなくFTAを優先しようする背景には。
日本よりも経済的に優位に立ちたい。と言う思惑があればこそであり。
それは裏を返せば、日本に不利になれ。と言う事に他ならないわけです。

いや、もちろんね^^;
どんな場合でも自国の国益を優先する事が国際社会では当たり前ですし。
少なからず、このような思惑は世界各国に共通する事ではあるんですけれど。
でもさ。
そもそも日本とアメリカにおける経済の場合と言うのは、今に至るまでに間。
つまりは過去のTPPにおいて、さんざん侃々諤々の物凄い議論を重ねてきたんです。

・・・それこそ当時の甘利さんがどれだけ大変だったのか。
それは私みたいなチンピラ風情から見てわかる。と言うくらいにはね^^;
それくらいには物凄い議論を重ねて、ようやく実現したのがTPPだったはずです。
日本とアメリカの国益が本当の本当にギリギリの段階で合致した。
それがTPPだったはずなんです。うん^^;


それなのに、です。
今のアメリカ政府。トランプ大統領は、それ以上に日本に譲歩しろ。と、
それ以上に経済的に配慮しろ。と主張しているわけでしょう?
だとすればね。
普通に考えても相当にムチャクチャな要求だ。と考える以外には無いんです。
だって、TPPでギリギリの交渉だったんですからね?^^;
それ以上に譲歩。配慮しろ。となってくると・・・。
これはアメリカに対する不当なまでの経済的な優位性を認める事であり。
ちょっと植民地政策に入りかけるんじゃないか?・・・と言うレベルになります。

と言うわけで。
私達日本としても認められないと言う基本方針になるのは当然なんです。
なので、それくらいにね。
アメリカ側の主張と言うのは中国。習近平に匹敵する程度には。
相当なゴリ押しである事は間違いない。と私は考えています。

だから、今回のアメリカ側の経済的な要求と言うのは相当にヤバイものであり。
これは経済の問題では無く、安全保障の問題として解釈するしかありません。
安全保障として扱わなければならないくらいには。
それくらいにはアメリカ政府。トランプ大統領の主張がムチャクチャだからです。



と言うような背景がありまして^^;
今回の話題を、このブログで取り上げる事になった次第で御座います。

・・・何度も同じことを書いて申し訳ないんですけど。
私は経済が苦手なので、この話題と言うのは個人的にスルーしたかったんです^^;
でも、改めて冷静に考えましてもね。
TPP以上に日本に譲歩。配慮を求める。って、さすがに無理筋だろうなぁ。と、
そう思わずにはいられなかったわけです^^;
うん。そうですね。
そう思う程度には、先ごろに甘利さんが苦労している様子を見ていますからねぇ。

それで、さらに日本への譲歩を要求するってさ。それをやってしまったら・・・。
物凄く短期的に見る場合以外においては、確実にマイナス。
それもアメリカの国益にとっても極めて大きなマイナスになる事が断言出来ます。
うん。私は経済を苦手としておりますので。
あくまでも安全保障の観点からの話になりますが・・・。
中長期的な視野。計画があって、こんな事をアメリカ側が主張しているとは思えない。
よっぽど盲目的に。目先の損得だけで物事を判断しているか。
もしくは・・・まったく別の思惑があるのか。
この点を明確に見極めないと、私達日本は対応を間違える事になってしまいます。
その意味でも、よくよく考えて対応するべきでしょう。


でまあ、しつこいようですが私は安全保障の人間ですのでね^^;
経済の専門家とは、かなり異なる意見を述べているだろうなぁ。とは思いますが。
それにしても・・・うん。
今回のアメリカ政府。トランプ大統領の動きは、表面的に見れば極めて軽率だし。
あるいは別の思惑があるのだとしたら、極めて厄介だと思います^^;

それで、ですねぇ。

このブログにおいては、後者の場合を想定して話を進めたいと思うんです。
前者の場合。
すなわち今の中国。習近平と同レベルのバカである可能性は無いだろうなぁ。
・・・と、そのように私は個人的に結論付けております。
その理由とはアメリカ合衆国大統領ドナルド・トランプは、そんなバカじゃない。
そのようにトランプさんは決して愚かな人物ではない。と思うからです。
必ずや何らかの理由があって、このような理不尽な事を主張し。
普通では絶対にやらないゴリ押しをしているのだろう。と私は見ています。

・・・まっ。もし万が一にも前者の場合だとしたらね。
そうだとしたら、どうしょうもないんですけどねぇ。
いや、本当に。そうなのだとしたら、もう笑うしかありませんもん。ナハハハ^^;


とまあ、そんな冗談はともかくとしても。
トランプさんの今までの言動を見る限り、それほど愚かな人物ではありません。
確かに言動が過激で破天荒な部分があるにはあるんですけど^^;
でも、それに反してトランプさんの言動には何かを感じるような気がするんです。
それは教養とか気品とか学識とか・・・そういうのじゃなくて^^;

うーん。人間としての温かさ。人情のようなものがある気がします。
人としての心と言うか。・・・愛嬌と言う表現が一番適切なのかな?^^;
あれは心根が邪悪だと絶対に出てこないものだと思うんです。


それで、この私の印象。感想が勘違いでは無いのだとすればね。
トランプさんは、一見するとムチャクチャな主張をしていながらも。
それと同時に声無き声を発している・・・ようにも思うんです。

なぜかと言うと、トランプさんってTPPをやめる。離脱する事を公約として。
それで大統領になった人だからです。
だから、その公約を無視して何の理由も無いままにTPPに戻ります。と、
そういうわけにもいかないので、トランプさんの主張の中には。
「私の立場も考えてくれ」・・・と言う意味合いがあると思うんです。
そして、その意味を言い換えるのならばね。
「私を助けてくれ」と解釈するべきものではないか?・・・と私は見ています。



まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;

トランプさんは企業家。経済人としては文句なく一流です。
しかしながら、それに対して政治家としては、まだルーキーさんです。
企業家として経済を語る事と、政治家として経済を語る事は何かが違う。と、
その違いについて。トランプさんも感覚的に気が付いている。
自分達の主張が、相当なゴリ押しである事に気が付いていると思うんです。
うん。それが理解出来ないほどトランプさんはバカじゃないですからね^^;
であればこそ。
日本側に二国間での交渉を提案する言動。姿勢についても。
極めて慎重であり、極めてソフトな物言いをしている。と考えられます。

もっと言えば。
二国間交渉を主張するアメリカ議会。共和党の議員を説得するために。
ちゃんと日本側から彼らが納得するように説得してくれ。・・・と、
そのように提案しているようにも私には感じられるんです。


それで、そうだとすれば話は早い。
どストレートに何が間違っているのか。を指摘するべきです。
つまるところ。
私達日本が求められているのは、日本側の立場や正論を述べるのではなくて^^;
アメリカ政府。トランプ大統領の主張の何が間違っているのか。
それを実行した場合に、どれだけの国益がなぜ失われてしまうのか。
・・・と言う事を丁寧に説明する事であるだろう。と私は考えているんです。


それで、何度も書いているように私は今回の問題を単なる経済の問題では無く。
明らかに安全保障の問題である。と考えております。
よって答えは一つ。
ズバリ今のアメリカは安全保障戦略を無視して経済戦略を組み立てている。・・・です^^;

現在のアメリカ政府。トランプ大統領は安全保障戦略を半ば無視して。
経済戦略だけで突っ走ろうとしている状態。暴走しかけている状態にあります。
おそらくトランプ大統領は、この点について感覚的にヤバイと思っていても。
なぜヤバイのか。何が間違っているのか。まだ具体的には理解していないはずです。
安全保障戦略を前提として経済戦略を組み立てる。と言う事がどういう事なのか。
それがイマイチ理解していないのだろうと思われます。

ですから、この点を丁寧に説明出来るか否か。
それこそが日米両国間における経済問題において問われているのであり。
今の日本政府。安倍政権。安倍総理が実行するべき事だろう。と私は考えています。



・・・とまあ、こんな感じがね^^;
アメリカ政府。トランプさんが二国間交渉を主張する背景。
その裏にある事情なんじゃないかなぁ。と私は個人的に考えている次第で御座います。
んー。最初に書いたように私としても自信が無いんですけど^^;
でもね。
トランプさんの言動を見る限り、そんなような印象を受けるんですよねぇ。

間違っているのなら、どこが間違っているのか教えてくれ。
より良い結果になるような提案をしてくれ。・・・と言うような感じかな?
いやまあ、これはこれでムチャな要求ではあるんですけど^^;
でも、もし仮に。そうだとするのならばね。
ここはもう覚悟を決めて、頑張るしかないんじゃないかなぁ。と思います^^;

元々トランプさんって政治家じゃなかったわけですし。
その分だけ不足する点があるのなら、私達日本が支えるしかないでしょう。
軍事や経済だけで支えるだけが日米同盟ではありません。
あらゆる意味でアメリカを支えて、それにより世界平和を守る事こそが。
日米同盟。私達日本と言う国家の本懐であるべきです。


・・・と言う感じでどうだったしょうか?いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

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