政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 世界の話~中国の話。 忍者ブログ
18 . July
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25 . May
んー。今回も中国の話なんですけれども・・・。

この産経さんの記事について。
中国。国家主席である習近平が日本の世論を二分しようと画策している云々。
みたいな内容と言いますのは・・・。
ぶっちゃけ。
記事の中でも書かれておりますように、毛沢東の時代があった事ですのでね。
特別に珍しい話でもないので、テキトーに読み流そうと思ったのですが・・・。
ちょっと一箇所だけ気になる点が御座いました。


一ページ目の最後の部分。
中国共産党の関係者が指摘した。・・・と言うものがあります。
これってさ。おかしいですよね?^^;

習近平。つまり、中国共産党が画策している事なわけだから。
本来であれば、中国共産党の関係者全てが、画策が実現するように努力するはずであって。
こんな指摘をわざわざ日本側にするはずがないんです。うん。

でまあ、わざわざ指摘した事。言わなくても良いはずの事を言った。と言う事は、
これは明らかに習近平の画策を失敗させるために暴露している。と考える以外にはありません。
少なくとも、日中関係悪化の原因が安倍政権にある云々。日本の世論を二分させる云々。と、
そのような思惑とは別の思惑が存在しなければ、
こんな言動が中国側。中国共産党の方から出てくるはずがないのです。


それで・・・私が何が言いたいのか?と言いますとね。
そのように考えた場合。第一の理由として、真っ先に思い至るものとしては。
中国共産党内部の権力闘争による一端が垣間見えている。と考えるのが最も有力でしょう。
要するに。
習近平の思惑。面子を叩き潰す事によって、中国共産党内部での権力闘争で優位に立つために。
日本側に意図的に情報を流している。
私達日本を利用して習近平の立場を弱体化させようとしている。・・・と、
そのような思惑が存在するだろう。と思われます。


うん。まあ、普通に考えましてもね^^;
普通なら、こんな事は絶対に言わないはずですからね。
仮に指摘するような言動があったとしても、絶対に私達日本には見せないはずです。
なぜならば、中国共産党にとって不利益であるはずだから。
そんな言動が中国共産党から出てきてしまっている事実と、その意味を考えますと。
日本に情報を流してでも。それが、中国共産党に不利益を発生させるものだとしても。
ありとあらゆる手段を用いて習近平を叩き潰そうとする動きがある。
私達日本すら利用してでも、現状の変革を目指そうとする動きがある。と判断するしかありません。


まっ。中国共産党の権力闘争。習近平に対する批判。反発する動きと言うのもね。
以前から指摘されていた事でもあるので、これについても特に珍しい話でもありませんし。
この記事一つだけで判断するのは早計でもあるんですけれど。
なんかね・・・なんか気になってしまいましてね^^;
それでも私達日本を利用してまで、習近平を叩き潰そうとする動きがあるとなれば。
これは、少し私も認識を改める必要があるかもなぁ。・・・とかね。
そんな風に思ったのでした。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

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16 . May
本日は、前回に引き続きまして中国の話で御座います^^


えーと。前回の話題では、中国による第一段階の画策。
それが現状維持を目指した日中友好であると同時に、アメリカ陣営に対するプロパガンダ。
相手国の国民世論を意図的に扇動し、中国に都合の良い世論を作り上げる。
・・・と言うような事を書かせて頂きました。
その目的はアメリカ陣営の安全保障戦略を強化させない事であり。
また可能であるならば、アメリカ陣営の安全保障戦略を形骸化させる事にあるわけですね。

それでまあ、これらについては完全に事実で御座いますし。
さらに言えば、何十年と前から中国が画策していた事でもあるんです。
それでまあ、今回は日本の場合はどんな事になったのか?と言う事を書かせて頂きます。


・・・それでね^^;

今更の話で申し訳ないんですが。
あれほどまでに。遠慮なく韓国を批判してきた私だったりするんですけれども。
日本の過去を振り返ってみると、あまり偉そうな事を言えなかったりします。うん^^;
それはなぜかと言いますと・・・ほら。ほんの数年前までに存在していた政権。
あの民主党政権があったからで御座います^^;


あの・・・民主党政権と言うのは、本当に信じられないくらいに。
とてつもないレベルのバカ丸出し政権でした。もう何一つ褒める点がありません^^;
それどころか山ほど批判する点がありますし・・・ここだけの話。
本気の本気で批判すると、今この瞬間にも民主党と言う政治政党が消滅してしまうくらいの。
もう桁違いの大失敗。大失策をやっちゃったのも、この民主党政権で御座います。
それでまあ、この民主党政権こそが。
ある意味において中国によるプロパガンダの最大の産物だと表現出来るだろう。と、
そのように私個人は考えている次第で御座います。

これは洒落や冗談でも何でもなくて。極端な表現でも何でもなくて。
民主党政権に対する私の正直な見解を申し上げますと・・・。
あの民主党政権と言うのは、紛れも無く日本を滅ぼそうとしていた政権です。
それも滅ぼす自覚が無いままに。無自覚で日本を滅亡させようとしていた政権です。
うん。間違いないだろうと思います。
それで、その証明と致しまして。
民主党政権の数ある失策の中でも最大の失策と言うのを、ちょっと書かせて頂きます。

民主党政権における最大の失策は『普天間問題』です。
まあ、普天間問題それ自体は随分と以前から存在していた沖縄の基地問題なんですけれど。
この問題を信じられないくらいまで悪化させたのが民主党政権。鳩山政権です。

当時の状況を簡単に説明しますと。
都市のド真ん中にある普天間基地を他の場所で移設させよう。と言う計画が持ち上がり。
日米両政府の合意によって「辺野古移設」の計画が成立していたのが、当時の状況です。
でまあ、この計画を当時の総理大臣だった鳩山総理が独断で。
一方的に白紙撤回したところから全てが始まります。

この問題の重要なところは、今しがた書きましたように。
辺野古移設の計画が日米両政府が合意されたものである。と言う点です。
つまり、日米同盟によって決定されていた事案を日本側の都合だけ。
内閣総理大臣の独断のみによって全面的に否定され、白紙撤回されたわけです。
・・・これは。
日本の内閣総理大臣自らが、日米同盟を否定した事に他ならない。と言う事です。


日本人にとっては当たり前の話ですけれど。
日米同盟こそ日本の国家国防の要であり、日本の安全保障戦略の中核。
その根幹を担う最も重要な国家戦略です。
・・・それが総理大臣によって否定されてしまったとなれば。
この瞬間に日本の安全保障戦略の一切合財が崩壊した。と表現しても間違いではありません。

まあ、何が言いたいのか?と言いますと。
鳩山総理の無分別な言動一つによって、日本は一瞬にして国家存亡の危機に陥ったのです。
うん。沖縄の基地問題と言う問題のレベルから、
日米同盟それ自体の是非を問うと言うほどに問題のレベルが一気に跳ね上がったんです。
改めて思い出しても・・・本当に悪い夢でも見ているような気分になります。


この事件が発生した当初。私は今ほどに政治に対して興味はありませんでしたが。
それでも、このニュースが流れると半ば直感的に次のような感想となりました。

「ああ。この国は滅びるかもしれない」

私はそのように極めて自然に。何一つ疑う事も無く悟りました。
今の日本が国家として滅びかけている状況なんだ。とボケッと考えていたものです^^;


うん。まあ、私の事はともかくとしても。
このように少し前の日本と言うのは、今の韓国に負けず劣らず。
国家存亡の危機を迎えていました。
鳩山総理によって総理大臣自ら日米同盟が否定される。と言う異常事態に加えて。
この後に発生した東日本大震災などの事を考えていきますと・・・。
中国が日本に対して軍事的な侵攻を仕掛けてきたとしても、何一つ不思議な話ではなかった。
そして、そうならなかった理由は一つだけ。日本に在日米軍が存在していたからです。

もし仮にも当時の日本に在日米軍が存在していなかったとすれば。
あるいは、オバマ大統領や当時のヒラリー国務長官が声を大にして、
『日米同盟は不動である』との確固たる意思表示をしてくれなかった。とすれば。
今頃日本は中国に占領されて、理不尽極まりない圧政を受けていたとしても・・・。
それこそチベットやウィグルのような有様が日本で行われていたとしても。
私は、まったくもって不思議な話ではない。十分にありえる話だったと思います。
・・・ええ。本当に。非常に現実的な話だったと私は思っております。
その理由は自衛隊がいくら頑張ったとしても、絶対に民主党政権が足を引っ張るからです^^;


まっ。そう言うわけですのでね。
あのような民主党政権と言う桁違いのバカ政権。
それこそ韓国政府。パク・クネ大統領と同レベルの実力不足に加えて。
国家とは何か。政治とは何か。安全保障とは何か。
日本国家に所属する日本の政治家でありながら、日米同盟の重要性一つ満足に理解していない。
そんな基本的な事すら理解していない無自覚バカの集団に、
一時的にでも国家権力を信託してしまった背景には・・・中国によるプロパガンダ。
アメリカ陣営の安全保障戦略を形骸化させる事があったと考えたとしてもよろしいはずです。


まっ。一つの明確な事実を書くのならば当時の鳩山総理。
・・・まあ、私は個人的に「ハトポッポーさん」と呼んでおりましたけれども^^;
この人が友愛とか何とか。わけのわからん無責任な主張で日米同盟を軽んじた挙句。
やたらと日中友好を推進していたと言う点についても。
極めて中国共産党にとって都合の良い主義主張を行っていた事も、明確な事実で御座います。
それこそ。
まるで中国共産党の思惑どおりに動いている操り人形だった。・・・と、
そのように結論付けたとしても、何一つ間違いではない。と私は個人的に考えております


そんなこんながありまして、私達日本もね。韓国と同じ程度には。
既に中国から相当な煮え湯を飲まされているので御座います。

しかし・・・いやぁ~。まあね^^;
今改めて考えても、あの政治政党とは名ばかりの民主党が、なぜに政権交代できたのか。
なぜに政権与党になれたのか。まったくもって理解出来ません。
あの民主党政権と言うのは、どう控えめに見たとしても正常な政権与党ではありませんでした。

でまあ、そんな民主党政権を選んでしまうほどにまで。
日本の世論。風潮と言うのは極めて偏ったもの。歪なものだったんだと思います。
あの民主党政権を止める事が出来なかった事。
あれほどまでに簡単に。国家存亡の危機を迎えてしまった事。
その事実を誠実に受け止める義務が、全ての日本国民にはあるだろうと私は思います。

・・・万が一にも。民主党政権のような政権が再び誕生してしまったら。
その時こそ。本当に日本は滅びてしまうかもしれないのですからね。
無責任で無分別な主義主張に惑わされる事なく。
当然ながら、中国の身勝手極まりない主張に屈する事無く。
日本国家。日本国民を守り、未来を守っていくと言う毅然とした意志が必要なのです。



それでは本日はコレで失礼させて頂きます。皆々様おやすみなさいませ^^

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15 . May
さてさて。韓国の話題が続きましたので、本日は中国の話題で御座います。

これは産経さんの正論。東京国際大学教授・村井友秀さんの論評です。
それでまあ、一言で言ってしまうと中国に対する脅威に関して述べられているのですが。
基本的に私個人の意見と致しましても、まったくもって同感で御座いますね^^


現在の中国は、中国共産党による一党独裁体制です。
その支配体制に対する正当性を確保するために、中国の憲法に明記される程度には。
毛沢東を神聖視。絶対視する風潮があるのは必然的なものであるとも言えます。
そして、その毛沢東が提唱した「持久戦論」を今現在の中国共産党が受け継いでいる。
・・・と言う主張についても私は賛成です^^
うん。まず間違いないでしょうね。
中国共産党は常に。潜在的に日本を含めアメリカ陣営を敵と認識してきた歴史があります。

この松井友秀さんが述べられていますように。
毛沢東による「持久戦論」の第一段階での戦略的防御。
その一つが日中友好など現状維持を目的とした行動だとするのならば。
日中友好の延長線上にあったのが、中国によるプロパガンダである。と私は考えています。

うん。これまでに私は、この場所におきまして。
韓国に対して中国が猛烈なプロパガンダを仕掛けている。と書いてきました。
でも、これは別に中国がプロパガンダを行っているのは韓国だけではありません。
私達日本に対しても実行されていますし、さらに言えばアメリカに対しても行われています。
それで、ですねぇ。
なぜ中国は必死になって。これほどまでにプロパガンダを行うのか?と言いますと。
まさしく第一段階における現状維持が目的であるからです。


でまあ、この中国の努力は一定の効果を発揮しているんです。・・・うん。これは明確な事実だと言えるでしょう。

ほら。つい最近までアメリカ陣営での争点って私達日本の歴史認識の問題だったでしょう?
これっておかしいんです。もう極めて不自然です。
アメリカ陣営としてアジアでの争点を考えるのならば、どこをどう考えても中国ですし。
百歩譲っても北朝鮮であるはずであり。
当然ながら、結論となるのは安全保障戦略の強化になるはずだったんです。

こんな当たり前の事が、先頃の安倍総理によるアメリカ議会の演説が行われるまで。
一切議論されずに、何一つとして話が前進しなかったんです。
どこまでも韓国。歴史認識の問題が足を引っ張っていたからです。

安全保障戦略と歴史認識の問題のどちらを優先するべきか。どちらが重要であるのか。
考えるまでもないはずです。明らかに優先するべきは安全保障です。
そんな考えるまでも無い事が、今の今まで行われてこなかったんです。
不自然だと思われませんか?私は極めて不自然であると考えております。
どこかの誰かによって意図的に論点がずらしていたとしか思えません。
そんな事をするのは誰だ?・・・まっ。中国でしょうね。間違いなく^^;


中国にとってアメリカ陣営の安全保障戦略が強化される事は。
第一段階における現状維持から考えるのならば、極めて憂慮するべき状況です。
ですので、中国の立場。中国共産党の立場から考えれば。
あらゆる手段を用いて安全保障戦略の強化を阻止しようと考えるのは間違いありませんし。
可能であるならばアメリカ陣営の安全保障戦略を形骸化。ガタガタにしようと画策するはずです。
・・・うん。ここまでくると第二段階の話になるでしょうけれどね。

とにもかくにも。そのための手段の一つが反日であり歴史認識の問題であった事は。
ほぼ確実であっただろう。・・・と言うのが私の個人的な結論です。


そう言うわけですので。
安全保障を置き去りにして、歴史認識の問題でグダグダやっていた人と言うのは。
まんまと中国の思惑に引っかかっていた。と表現出来ると思いますね^^;

安全保障戦略は国家。地域。ひいては世界全体の平和と安定を守るものです。
これより優先するべき問題など他に存在しない。と言うくらいに最重要の問題です。
・・・失礼ですけれど、安全保障より歴史認識を優先する発言をなされる方々と言うのは。
政治的見識に欠ける。と私には思われてなりません。恥じ入るべき事で御座います。



それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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29 . April
本日の話題は中国の話で御座います^^

今回に取り上げました記事は、東洋経済さんの記事ですね。
内容としては、中国における一般的な国民レベルでの分析。
中国国民が、どのような印象を日本に持っているのか?・・・と言う内容です。


それで、ですねぇ。
この記事の内容としては正論。ほぼ完璧だろうなぁ。と言うのが私個人の感想です。
実際問題としても、中国国民の事だけを考えるのであるならば。
私達日本と中国が対立する理由と言うのは、ありえませんからね。
・・・ええ。そうですとも。
至極単純な理由と致しましても、日中関係が悪化しているよりは。
日中関係が良好な状態である方が、中国国民の大多数の利益になるはずですからね^^
ですので、中国国民だけを考えるのならば日中関係が悪化するわけも無いですし。
この記事に書かれた事は、ほぼ間違いないだろう。・・・と私は思う次第で御座います。


ただし。
繰り返しますが、それはあくまでも中国国民だけを考えた場合の話です。
中国は、あいにくと民主主義国家ではありません。
通常の民主主義国家のように、国民の民意によって政治が動く。国家が動く。
国家権力が行使されるような正常な国家ではないので御座います。
つまるところ。今の中国では中国国民の意思である『民意』よりも。
一党独裁体制と言う支配体制を確立する中国共産党の意思の方が強いと言う現実があります。


私も、一応は軍事。安全保障を司る人間で御座いますので。
このように中国が民主主義ではない現実を直視した場合。
今回に取り上げた東洋経済さんの記事を、そのまま鵜呑みにする事は出来ません。

「中国は日本にとって、さほど大きな脅威ではない。それは日本の誤解だ」

・・・と言う主張を素直に受け入れる事は、私にとっては非常に難しい事です。

まあ、私が何を言いたいのか?と言いますとね^^;
仮に中国国民の大多数が日本に対して悪感情を持っていなかったのだとしても。
それどころか日本に対して好意的な態度を示してくれているのだとしても。
結局のところ。権力を掌握しているのは中国共産党なのであって。
中国国民の日本に対する好意の是非に関わらず。
中国が日本に対して軍事的な恫喝などの明確な敵対姿勢を見せる事は止めようが無い。
・・・と言う事で御座います。
今の中国は国民の民意を無視して、平気で日本に対して攻撃を仕掛けてきます。
なぜならば、国家権力を掌握するのは中国国民ではなく、中国共産党だからです。

それゆえに「中国に対する警戒は過剰であり。日本の誤解だ」との主張は、
このような現実を直視しない。極めて軽率で無責任な主張である。と私は思います。



いやまあ、確かにね^^;
私だって中国とは仲良くするべきであるし、中国国民の方々が好んで日本と対立する。
仮に歴史認識で意見の対立があろうとも。それがそのまま軍事的恫喝を意味する。
・・・だなんて私も思ってはおりません。

でも、中国について考える場合。やはり一つの前提として考えなければならない事は。
今の中国。中華人民共和国と言うのが民主主義国家ではない。と言う現実で御座います
既に最初に書いた事でもありますけれど。
中国国民の立場で考えるのならば、日中関係の悪化など通常では絶対にありえません。
まして過去の歴史認識の問題一つだけで日中関係を悪化させるなど論外です。
日中関係が良好である事こそが中国国民の利益であり。
その利益を犠牲にしてまで。日中関係を悪化させてまで。
歴史認識の問題を優先する中国国民など、間違いなく少数派であるはずだからです。
ですから、中国が民主主義国家であれば歴史認識の問題で日中関係が悪化する事。
いえ、それ以前に歴史認識の問題が外交問題として提示される事すら、ありえない事です。
・・・重ねて申し上げますが、そんな事をしても中国国民の利益にならないからです。


しかしながら、今の中国は民主主義国家ではありません。
それゆえに中国国民の利益が最優先にされるとは限りません。
今の中国。一党独裁体制では国民の利益よりも中国共産党の利益が優先され。
その中でも最優先とされるのは、現状の支配体制の維持である。と言う真実です。

中国共産党は、自分達の支配体制を維持するためであるならば。
平気で中国国民の利益を無視します。
だからこそ、平気で歴史認識を外交問題として提示する事が出来ますし
平気で日中関係を悪化させる事が出来る。中国国民の利益を犠牲に出来るんです。
この点を直視しない限り、今の中国に対する全ての議論。全ての論評は無意味で無価値です。



・・・私達日本が今の今まで。過去の中国に対する国家戦略。対中戦略で失敗してきた理由。
全ての原因と言うのが、この一点に集約されるだろう。と言うのが私の個人的な結論です。

従来の日本政府。日本の経済界。日本のメディアと言うのは。
日中関係が良好である方が中国にとっても利益になる。
そして、そうなってしまえば居間までのように中国は理不尽な言動はしないだろう。
日本に対して配慮してくれるだろう。譲歩してくれるだろう。
日中関係を不用意に悪化させて、自分達の利益を犠牲にする事はしないだろう。

・・・と、そのような思惑を前提として中国に対する国家戦略を構築してきました。
でも、これは戦略を組み立てる以前の段階。前提とする条件から間違っているんです。
中国は、国民の利益よりも中国共産党の利益を優先する。
なぜなら、中国は民主主義国家ではないから。
だから、平気で反日が出来る。理不尽な主張も出来る。日中関係を悪化させる事も出来る。
反日によって国内の不満を国外に向けさせる。などと言う事も平気で出来てしまう。
・・・結果として私達日本は、中国に対して常に後手後手の対応を余儀なくされてきました。

「一体。中国は何を考えているんだ?自分達の利益を犠牲にしてまで何を求めている?」

長年。中国の思惑について。まともに理解している日本人はいなかったようです。
ですが、蓋を開けてしまえば・・・何と言う事はありません。
至極単純に。国民を犠牲にしてまで自分達の権威権勢を守りたい。と言う陳腐な自己保身。
そのような限りなく「どうでもいいもの」を優先してきた。と言うだけの話です。

私達日本の今までの間違いと言うのは。
中国を日本と同じ民主主義国家だと勘違いをした事であり。
守るべき国民を犠牲にしてまで自己保身を追求するような下衆な輩を、
対等の相手である。と勘違いをしてしまった事。それこそが全ての原因だった。
・・・と言うのが今の中国に対する私の個人的な結論で御座います。



それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^;

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23 . April
えーと。本日は中国経済の話で御座います^^


それで・・・いつぞやにも言いましたように。私は経済が苦手です^^;
なので私が経済関連の話をする場合は、物凄く大雑把な話か。
あるいは、安全保障に関連させた場合での話になってしまうので御座います。ナハハハ^^;
・・・いや、ホントにね。
何年も勉強して。努力もしているんですけれど、ちっとも身につかないんですよねぇ。
ホントに私の頭と言うのはポンコツで御座います^^;


まっ。そんな私の話はともかくと致しまして。
今回に話題とするのは産経さんの記事で、中国市場から外資。
外国企業が次々に撤退している事に対して、中国国民が危機感を抱いている。
・・・と言うような内容のニュースになるわけなんですけれども。
うん。まあ、当然の成り行きだよね。と言う私の素直な感想です^^;

と言うのも。
これは経済。・・・いや、経済だけに限った話ではないのですが^^;
一つの基本原則として共存共栄は成長社会でしか成立しない。と言うものがあります。
今までの中国経済と言うのは、爆発的な経済発展。経済成長と言う前提があったからこそ。
中国市場において外国企業が成長。発展する余地がありました。
だからこそ、世界各国は中国に進出していたんです。
急速に発展する中国経済で利益が獲得出来る。と思ったからですね。

しかしながら、これが衰退社会になってしまうと完全に話が変わってしまうんです。
衰退社会になった場合。奪い合う以外には利益を獲得する手段が無いんです。
・・・うーん。「奪い合う」と言う表現もね。ちょっと物騒だと思うんですが^^;
ほら。これが一般的な表現。資本主義社会。自由主義経済における表現ですと。
市場における「競争」の原理となるわけで御座います^^

それぞれの企業組織が全力を挙げて、より良い商品。サービスを提供して。
少しでも利益を獲得しようと必死に努力するわけです。
・・・まあ、これは言ってしまえば普通の事なんですけどね^^
今までの中国のような物凄い経済成長率が存在する状態は、極めて稀なんです^^;


でも、ここで中国と言う国家の構造的な問題がネックになるわけです。
つまるところ。中国は資本主義社会でも、自由主義経済でもない。
中国共産党の一党独裁体制と言う国家システムがネックになるわけですね。
中国経済においては中国共産党の意思が常に最優先される。
それゆえに市場における「競争」の原理が正常に作用しないんです。

中国政府。中国共産党としては、当然ながら中国企業を優遇したい。
間違っても中国企業の利益が外国企業に奪われる。なんて事は容認出来ない。
だから、あらゆる手段を用いて外国企業の足を引っ張る。
何とかして外国企業の利益を中国企業の利益にしようと画策する。

市場原理。競争の原理が作用しない。法律も役に立たない。
どんなに必死に。真面目に努力をしていても。
中国政府。中国共産党の理不尽な命令一つで全ての利益が水の泡になる。
・・・そんな市場に見切りをつけて逃げ出す外国企業が出てくるのは当然です。


ちなみに。このような中国の動きと言うのは。
かつて鄧小平が提唱した開放路線とは正反対の動きになります。
ええ。もう極めて閉鎖的で。共産主義的な動きだと言えるでしょうね。
中国における全ての利益は中国国民のものである。と言わんばかりの動きですから。
共産主義社会における経済。その市場がどんなものであったのか。
その真実を嫌と言うほどに、全ての中国国民は思い出す事になるでしょう。

そんなわけで。
中国経済。中国市場に外国企業が戻ってくる可能性があるとすれば、次の二つ。
一つ目は、再び爆発的な経済成長によって共存共栄が可能な状況が出現する場合。
二つ目は、中国が資本主義。自由主義経済を導入して市場原理が正常に作用する場合。
・・・まっ。どちらの場合についても可能性は、ほぼゼロです。
なので、外国企業は逃げるだけ。逃げ遅れた企業は可哀想。と言う事になります。


ええ。お察しかもしませんが・・・これは韓国企業の事を言っております^^;
世界各国の企業が我先に。と逃げ出している最中にあって。
韓国企業は明らかに逃げ遅れております。
・・・まあ、韓国だけ特別扱いされる。と言うのなら話は別ですけれど。
今の中国だと、そんな余裕は無いでしょうから望み薄ですしねぇ。

ただでさえ、猛烈な中国企業の追い上げがあると言うのに
それに加えて中国政府。中国共産党の理不尽極まる圧力を受けるとなってしまえば。
とてつもないスピードで中国市場におけるシェアを奪われる事になります。
中韓経済が利益の大半を占める韓国経済は、致命的な打撃を受ける事になります。


中国経済と韓国経済。どっちが早いか。微妙だと私も思っていたんですけれど。
このままだと韓国経済が破綻する方が早いですよねぇ。
・・・本当に。どうするつもりなんでしょうね?
困り果てて助けてくれ。と言われても、こっちの方が困ってしまいますものねぇ。
今まで。さんざん反日をやってきたんだから、自分達で何とかしてよ。・・・です^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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プロフィール
HN:
ササラド
性別:
非公開
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