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17 . July
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25 . July
さてさて。なんだか暴走気味だったので、そろそろ元に戻ります。失礼しました^^;
でまあ、ここまで中国経済について書いてしまいましたので。
もう少し具体的な話題を続けさせて頂きます。それでは参りましょう^^

まずはこちらを御覧ください。
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/44234

これはジャパンビジネスプラスさんの記事です。
中国企業のシャオミの成長が急減速している。と言う内容の記事なのですが。
・・・うん。これについては、まったくもって私も同意見でした。


中国企業のシャオミにつきましては、この場所で書いた事があるかな・・・?
んー。ああ。ありましたね^^;
最初の四月頃でなので三ヶ月前のAIIBの話題で書いておりましたね^^;
それで、そもそもの話として。
中国企業の危機意識と言うのは基本的にハンパじゃありません。
ええ。そうでなければ、これほど短期間での成長は不可能でしたからね。
・・・まあ、少なくとも特権階級で胡坐をかいている中国共産党とは雲泥の差です。
ですので、中国企業の減速傾向。
従来のように爆発的な。目を見張るような経済成長が終わる。との兆しについては。
中国政府。中国共産党などよりも、よっぽど中国企業が敏感に対応していました。

中国企業の多くは、中国市場の減速傾向が明確になる遥かに以前の段階から。
新しく海外市場への進出を目指して中国企業各社は動いておりました。
中国経済が頭打ちで、このままではジリ貧だ。と考えたからですね。
でまあ、その中でもシャオミは相当に率先して動いていたはずなのですが・・・。
このジャパンビジネスプレスの小久保 重信さんの記事にも書かれていますように。
シャオミの動きが、あまりにも遅過ぎるんです。・・・うん。予想よりもずっと遅い。

このシャオミは昨年・・・うーん。もう一年位前の話になりますけれど。
インドなどの海外市場でのシェア拡大のためにグーグルの元幹部を登用したんです。
この報道を見た時から私個人の意見と致しまして、この動きは確実に連鎖する。
中国企業は盛んに外国人を雇い入れて、海外市場へと続々と進出しようとするはずだ。
必ずや減速気味の中国市場での穴埋めを行おうとするはずだ。と考えていたんです。
・・・でも、そうはならなかったわけですね。うん。


それで今回の記事の中では、海外市場進出に対しては高い関税とか。
あるいは、各国政府の保護政策が障害になっている。・・・とか。
もしくは同じ中国企業同士の競合についてもシャオミの脅威になっている。などなど。
そんな理由が挙げられるんですけれども。
でも、それは別にシャオミに限った話ではありません^^;
世界各国の企業に同じ事が指摘出来るので、納得出来る十分な理由ではありません。

でね。

何が原因であるのか。それを考えるためにも、原点から改めて考えてみるならば。
シャオミなど中国企業が行っているのは、かつて韓国企業が行った事でもあります。
経営の徹底的な合理化と効率化によるコストカット。
それを中国企業は韓国企業を上回る形で実行しているのが、中国企業の凄さです。
・・・いやぁ~。私もサムスンの凄さを聞いていただけに。
それをさらに上回るって、どんだけ凄い事をしているんだ?と絶句したものです^^;
とまあ、それくらいの事が行われているために。
今現在の中国市場では、もはや完全に優劣が決しております。
物凄い速度で韓国企業の市場シェアを中国企業が奪っている現状があるわけですね。

さて。このような現状を見た場合。
中国企業は、やはり韓国企業と同じく世界的な企業になる事も可能であるはずです。
シャオミがサムスンのような多国籍グローバル企業になる事も十分に可能です。
それも今までのやり方を見るのならば。
サムスン以上の速度で、世界的な企業に成長するのは確実だったはずです。
・・・しかし、現状ではそうではありませんでした。一体この原因は何でしょう?

この二つの違い。相違点を考えるのならば、それは一つしかありません。
つまりは、中国政府と韓国政府の違い。
中国政府は韓国政府のように中国企業を支援していない。と言う事で御座います。


韓国政府は自国の韓国企業を世界的な企業にすることを第一として、
そのために、ありとあらゆる手段を実行してきた歴史が御座います。
この過剰とも思える韓国政府の強力な支援があればこそ。
韓国政府が世界的な企業にまで成長する事が出来た。と言えるはずです。

でまあ、これと同じ事を中国政府は実行していない。と私は考えております。
政府の支援を受けずして、企業単独の努力で海外市場。新規市場を開拓させるのは。
なかなかにして容易な事ではありません。
それが結果的に中国企業。シャオミの成長が急減速している。と、
そう結論付けるのが妥当なのではないか?・・・と私は思う次第で御座います。


さて。ここです。
なぜ中国政府。中国共産党は中国企業を支援しないのでしょう?

中国企業は、もう企業として十分に確立されております。
ですので、今以上に企業が成長するのであれば。
今しがた書きましたように世界的な企業。多国籍のグローバル企業になります。
無論。中国企業は国際市場において国際ルールに基づいて経済活動を行うはずです。
・・・これこそが中国政府。中国共産党が支援しない理由だと私は考えています。

既に何度も書いた事ですが中国政府。中国共産党と言うのは。
今以上に中国企業が成長する事を望んでおりません。
その理由は現在の国家体制。自分達の支配体制が否定される事を恐れているからです。

中国政府。中国共産党の影響力は中国国内。中国経済において最大であり無制限。
独自に作り出した中国ルールにおいて経済活動を行う事になります。
しかし、その反面。中国国外。海外市場においては、その限りではありません。
国際市場では、当然ながら国際ルールにおいて経済活動を行う事になります。

このように異なる二つのルール。二つの基準があった場合。
果たして中国企業はどちらを優先しようとするでしょう?
中国ルールでは中国共産党の意向こそ全てにおいて優先されます。
企業の権利。個人の権利は二の次。三の次です。
これに対して国際ルールでは、企業の権利。個人の権利が守られている。
・・・となれば。
必然的に中国ルールよりも国際ルールを優先する傾向が生まれるはずですし。
やがては中国経済においても国際ルールを持ち込もうとするでしょう。
中国企業。中国経済界が結託して国際ルールの遵守。
国際ルールにおける中国経済の自由化を求めてくるのは時間の問題です。

これを中国政府。中国共産党は最も恐れているので御座います。
国際ルールの導入は経済の自由化であり。企業。個人に対する権利の承認です。
そして、経済の自由化は政治の民主化でもある。
そんなわけだから、中国政府は韓国政府のように起業を支援出来ない。
中国企業を世界的な企業にする事が出来ない。


とまあ、こんな感じでどうかな?^^;
そんなに的外れの意見じゃないと思うんですけれど、どうだったでしょう?
中国政府。中国共産党が今以上に中国企業が成長を望んでいない事の証明。
・・・になったのだとしたら、とっても嬉しいです^^
もし。そうならなかったのだとしたら・・・それは私の力不足です。ごめんなさい。

ただ。これとは別と致しましても。
中国経済の減速については、中国企業が一番敏感に反応して。
誰よりも早く、その対策について動いている。・・・のに、結果が出ていない。
うん。今の状況は中国企業にとっても辛いだろうとは思います。
中国経済の減速傾向は、より大きな負担と中国企業と中国国民に強いるものですし。
かと言って今の中国政府。中国共産党は、これを現実的に打開する手段が無い。
もし仮にあったとしても実行する意思無い。
・・・そんな事よりも支配体制を維持する事の方が彼らには大事だからです。
そんな状況ですからね。
今以上に大きな不満が中国国内に蔓延する事になるだろう。と思われます。


それで最後に補足と言うか。オマケなんですけれど^^;
中国が提唱したAIIBと言う中国主導の国際銀行と言うのは。
中国の支配圏の拡大であり、中国ルールの拡大。
国際ルールそれ自体を中国共産党の都合によって変更しよう。・・・と、
そのような意図が背景に存在していただろう。と私は考えております。

国際組織。国際銀行と言う立場から国外市場。国際市場に対しても。
でも中国政府。中国共産党の影響力を確保出来るのならば。
中国ルールをゴリ押しする事も不可能ではありませんからね。
自分達の支配体制を維持しつつ、中国企業を成長させられる。
中国共産党の影響力を残しつつ世界的な企業へと成長させる事も可能だ。
・・・うん。
そんな感じの思惑。極めて身勝手で都合の良い思惑があったんでしょう。

でも、それなら日米を敵に回すべきではありませんでしたよねぇ。本当に。
もっと真摯に国家について。国民について。国益について考えるべきでした。
そうしなかった事は今の中国政府。中国共産党にとっての罪と言えるでしょう。


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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25 . July
いやいや、もう少し早くと思ったのですが。少し眠ってしまいました。ナハハハ^^;


えーと。前回の話題は・・・いやまあ、確かにフライングでしたよね。ごめんなさい。
いくらなんでも。ちょっと先走り過ぎました。大変失礼しました。
でも、大体あんな感じが目指すべき目標かな?とは思うんです。
もちろん。前回の話題は最終目標で御座いますので。
そんな簡単には。一朝一夕に実現する話ではありませんけれども。
まあ、ゴールが明確に見えていた方が頑張りやすいかなぁ。と思いまして。
ちょっと調子に乗って書いてしまったわけで御座います^^;


とまあ、そんなこんながありまして。
本日の話題は、もう少しばかり前回の続きを書かせて頂きます。
それでは参りましょう^^

それで・・・んー。まあ、そうですねぇ。
確かに最終目標みたいな事は、いくらなんでも早過ぎましたけれども^^;
ですが、基本的には前回の話題は間違いでは無い。と私は考えております。
中国政府。中国共産党の都合によって今の中国経済が自由化されずに。
著しくを制限された状態にある事については、これは明確な事実だと思います。

本来であるならば、中国政府は即座に経済の自由化を実行して。
今以上に中国経済を発展させて、中国企業の成長を促すべきです。
その結果として中国企業。中国の経済界が正当な権利を主張するのならば。
十分に議論を重ねて認めるべき権利については、認めるべきです。


このように本来ならば実行するべき事。実行しなければならない事。
それが出来ないのは、政府機能が正常に機能していない事の証明であり。
いかに現在の中国政府が怠慢であるか。それを証明するものであり。
その中国政府を牛耳る中国共産党が、どれほど劣悪かを証明するものに他なりません。
この点については、中国共産党の誰もが弁解出来ないはずです。

・・・うん。だって、中国国民を納得させられないでしょう?
だから、東シナ海や南シナ海での軍事恫喝とか。反日なんて頭の悪過ぎる事を実行して。
自分達の失敗。欠点を誤魔化して、その事実を中国国民に隠しているんです。


うん。まあ、そうですね。
こんな陳腐で、稚拙な理由。中国共産党の権威と権勢を守るため。自己保身のために。
そんなもののために軍事的恫喝を受けている立場としては・・・。
特に私達日本は何十年と反日による理不尽な侮蔑を受けている立場としては。
ただ一言。
「ふざけるな」と言う以外には御座いません。冗談じゃありませんもん^^;


中国企業はもちろん。中国国民の大多数にとっても。
軍事的恫喝をして、国際的な孤立と言う危険性を覚悟してまで。
そこまでのリスクを覚悟してまで利益を追求する。なんて望んでいないんです。
うん・・・そりゃあね。そうですとも^^;
別にそんな事をしなくても、中国政府が中国経済の自由化をしてくれれば。
まだまだ中国経済は発展するわけなんですから。
そんな無駄にリスクの高い方法を選ぶ必要なんか無いんです。全然無いんです。
中国国民の誰もが望んでいないはずです。

そして、何度でも言いますが反日については本当に頭が悪過ぎます。
うーん。百歩譲って反日感情があるのだとしても。
それがそのまま日中関係。国家間の関係を悪化させるのは、極論です。
日中関係を無駄に悪化させて、一体何の得があると言うのでしょう?
ただただ損失。不利益だけであるはずです。
中国企業にとっても。中国国民にとっても日中関係の悪化など誰も望んでいません。
日中関係が良好な状態である方が、自分達の利益になるに決まっているからです。

わざわざ70年も前の過去を引っ張り出してきてまで。
今現在の利益を失うだなんて、もう本当に冗談じゃないんです。
うん。これこそが大多数の中国企業。中国国民の嘘偽りの無い本音であるはずです。


そうだと言うのに。
現在の国家体制。自分達の支配体制を守るために。そのためだけに。
世界中のありとあらゆるものを敵に回す。だなんて・・・バカじゃないの?
そんなムチャクチャな屁理屈が、いつまでも通用するわけがありません。

しつこいようですけれど、今まで中国の横暴・・・と言うか。
中国共産党による横暴が黙認されてきたのは。
爆発的に成長する魅力的な中国経済。中国市場があってこそです。
それが無くなってしまえば・・・一体。どこの誰が黙認すると言うのです?
世界中の誰もが。それこそ中国国民まで含めまして。
今の中国共産党の横暴を見逃さないだろうし、断じて許さない事でしょう。


うん。本当に、そうですよね^^;
これが正論。これ以外の結論など無いだろう。と言うのが私個人の見解です。
中国の問題など、これ一つだけで事足りるほどに単純な問題だと思っております。

政治を民主化して、経済を自由化する事。
一度国家権力を国民に返した上で、民主的な選挙によって選ばれた政治家に対して。
改めて国家権力を信託する事。それらの政治家によって政治を行う事。

・・・それで全てが事足りるはずです。
これだけで中国の問題の大部分は解決しますし、アジア情勢も劇的に改善されます。
うん。これ以外に目指すべきものなど・・・他に無いだろう。と私は考えております。



まっ。最初にも書きましたようにね。
そんな感じで単純な問題だとしても、そんな簡単は解決出来ません。
私だって、その事は重々承知しておりますとも^^;

でも、どんなに大変でも。これを実現しない限りは。
ずーっと中国の軍事的恫喝は続きますし、反日も続きますし。
アジア情勢は不安定のままですからね。・・・大変でもやるしかないんです。
うん。やるしかないと私は思うんですよねぇ。


それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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23 . July
さてさて。前回の話題は、中国が自爆をしてくれて手間が省けた。と言う話でした。
まあ、そう解釈するしかありませんよね^^;
それで前回のような主張が出てくる程度には。
中国の国内情勢は切迫した状態にある。と考えるのが妥当でしょう。
・・・やっぱり予想よりも中国の限界が早いみたいです。


と言うわけで、本日も引き続き中国の話題で御座います。
でまあ、今回は中国経済の現状について一度確認したいと思います。
それでは参りましょう^^

それで、あの・・・しつこいかもしれませんが私は経済が苦手です^^;
そんなわけで、あくまでも安全保障の観点から申し上げる事ではありますけど。
今のままでは、中国経済が今以上に拡大する事はありえない。・・・と、
そのように私は個人的に考えております。

ただし、これは別に中国経済が限界である。と言う意味ではありません。
今の状態である場合。つまりは、中国共産党による一党独裁体制である場合では。
もう今以上の経済成長は望めない。これ以上は拡大しない。と言うだけの話です。
だから、中国が本格的な資本主義。自由主義経済を導入するのであれば。
今以上に。まだまだ中国経済が発展する余地は十分過ぎるほどにある。と言う事です。

・・・うーん。これは眉唾ものではありますが、どこかの学者さんの意見だと。
今と比較して大体5倍くらいまで中国経済は拡大するらしいですね。いやはや^^;
ともかく。
現体制を変革して、本格的に資本主義。自由主義経済さえを導入したのならば。
これからも中国経済。中国市場が拡大する事は間違いありません。



さて。そうだとするのならば。
当然の疑問として、なぜそれを中国政府。中国共産党は実行しないのでしょう?
この疑問には中国独特の理由が隠されているので御座います。

いやまあ、そんなに難しい話ではなくて、ですねぇ^^;
もし中国が本格的な資本主義。自由主義経済を導入した場合。
確実に中国経済。中国市場は拡大するんですが・・・それだけでは終わらないんです。
経済の拡大に伴って中国企業もまた大きく成長するわけなので御座います。

「中国企業が成長するのなら良い事じゃないか。何の問題があると言うんだ?」

・・・いやいや、あるので御座います^^;
中国共産党にとって中国企業が今以上に成長する事は、あまり好ましい事ではありません。
なぜかと言いますと、今よりも中国企業が成長してしまった場合。
中国共産党よりも中国企業の方が。中国経済界の方が強くなってしまうからです。
そして、それは中国共産党としては絶対に認められない事なんです。


万が一にも、中国共産党よりも中国経済界の方が強くなってしまえば。
ほぼ確実に中国経済界は自分達の権利を認めさせようとするはずです。
つまりは、財産権と人権の確立を中国政府。中国共産党に求めてくるはずです。

現状の中国では・・・まあ、物凄く極端な事を申し上げますと^^;
中国共産党の意向一つで企業や個人の財産に関する是非が決まります。
だから、唐突に問答無用で企業が倒産したり、個人の財産が没収される。みたいな。
そんな極めて理不尽な事が実行されてしまう・・・かもしれないんです。
それが今の中国の現状。中国共産党による一党独裁体制だからです。

中国企業。中国経済界は、この現状に非常に大きな不満を感じているはずです。
だから、今よりも中国企業。中国経済界が強くなったのだとすれば。
必ずや中国政府。中国共産党に国家体制の改革を要求してくるはずです。
・・・そして、それを中国政府。中国共産党は拒否出来ません。

なぜかと言うと、拒否してしまったが最後。
資本主義。自由主義経済により一つ残らず中国企業が中国から出て行くからです。
ええ。自分達の権利が認められる国家に本社を移転させて、
その上で中国市場において経済活動を実行しようとする事でしょう。
中国の国内企業が消滅して、全てが外国企業になってしまう。って事ですね。
・・・いえ、企業どころか富裕層の全てが中国から逃げ出すはずです。


つまるところ。
大人しく権利を認めるか。それとも外国資本に中国経済の全てを差し出すか。
中国経済に資本主義。自由主義経済が導入された場合。
遅かれ早かれ。の違いはあっても、いずれ必ず中国政府はどちらかを選ぶ事になります。

前者であれば、いずれ中国は民主化ですし。
後者であれば、文句無く中国国民に対する裏切り行為の売国奴です。

うん。そうですね。
中国経済の自由化と言うのは、中国政治の民主化と同義である。と言えるでしょうね。
・・・まっ。財産権とか人権とかを認めちゃったらね^^;
その次に認めるのは、当然ながら選挙権に決まっていますからねぇ。
国民の権利を認める。とはそう言う事です。
そして、それは民主的な選挙であり。法治国家であり。新しい中国の誕生であって。
必然的に現在の中国共産党による一党独裁体制の終焉を意味する。と言うわけです。


まっ。そう言うわけですから、今の中国共産党には出来ないでしょうねぇ。
自分達の地位と権力を手放してしまう事になるわけですから。
政治の民主化も経済の自由化も、中国共産党にとっては大変に都合が悪い。
しかし、逆に考えれば・・・都合が悪いのは中国共産党だけです。

中国国家。中国国民。そして、中国以外の全ての人間にとっても。
中国の民主化と中国経済の自由化は、大変に望ましいものであるんです。
私達日本も。アメリカも。アメリカ陣営全体にとっても。
今ここで中国経済が、中国共産党の都合だけで停滞する。と言うのは困ります。
ぜひとも中国経済には、これから先も発展し続けて頂きたい。と思っております。


・・・うん。そうで御座います。
これこそがアメリカ陣営の対中戦略の最終目標です。
私達日本を含め、アメリカ陣営は中国の民主化と経済の自由化を最終目標として動いており。
最終段階では中国国内の大多数を味方に引き込んだ上で、
中国共産党を袋叩きにする。と言う計画を組み立てている・・・はずです。たぶん。

まっ。私だったら、そのように考える。と言うだけの話で御座います^^;
うーん。そう考えますと、ちょっとフライング気味だったかな?
いやいや、失礼致しました。少し話を先に進め過ぎましたね。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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22 . July
前回では、東南アジアに対するアメリカ陣営としての基本方針。
・・・みたいな事を書かせて頂きました。
うん。あんな感じで東南アジアの話題に関しては、一段落とさせて頂きましょう。
いやまあ、普通に考えれば何をどうしたと致しましてもね。
今の中国を相手に後手に回る理由などありませんからねぇ。うん^^;


それで・・・えーと。ちょっと書いておきますけれど。
東南アジアと同じ事を韓国。朝鮮半島でもやれば良いじゃないか。
韓国に中国の危険性。もう中国にはアメなど存在しない。と、
中国に味方をしても得るものなど何も無い。と警告すればいいじゃないか。
・・・と、そう思われる方々もいるとは思いますけれど。
それは無理なんです。
なぜかと言うと、そんな事は遥か以前から色々な方々が実行しているからです^^;

あの、ですね。
日本との関係性を考えると、東南アジアよりも韓国の方が遥かに密接で近いんです。
(↑仮に。これから先は確実に逆転するのだとしてもね)
ですから、心ある日本人。優しい日本人が何度と無く韓国には警告しております。
特に中韓FTAを締結した際などは、韓国人よりも日本人の方が騒いでいたくらいです。
しかしながら。
それらの全ての警告を韓国は無視し続けてきました。
なので、今ここで改めて警告したところで韓国は日本人の警告に耳を傾けたりしません。

・・・だから、このまま中国経済の停滞と共に。
非常に高い確率で韓国経済は地獄の底まで落っこちる事になります。
ええ。私は経済を苦手としておりますので、あくまでも安全保障の観点からですが。
まず間違いなく、そうなるだろう。と確信しているところで御座います。
ちなみに。
これは韓国自身が望んだ事でもありますから・・・どうにもならないんです。
今の韓国は、物事の道理で説得出来るような状態じゃあ無いんです。
それが出来るくらいなら、反日なんて頭の悪過ぎる事は絶対にしません。絶対にね。


まったく。韓国の話をすると本当にキリがありませんよね。いやはや^^;
でまあ、本日の話題は韓国ではなくて中国です。
アジアに関する話題の本丸にして、現状における全ての問題の元凶についてです。
それでは参りましょう^^

では、まずこちらを御覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/150722/wor1507220033-n1.html

うん。これは産経さんの記事なのですが、実にグッドタイミングでしたね^^
色々と話す事があるので、何から書いたものか。と私も迷っていたのですが。
この記事を最初の話題とさせて頂きましょう。

それで、この記事では中国側の主張。
南シナ海での埋め立てを「非常な成功だった。中国外交戦略の傑作だ」と自賛したそうです。
また、南シナ海の埋め立ては「大国心理のよりどころだ」との主張についても。
中国の侵略的な野心を自分から暴露して、自ら肯定する以外の何者でもありません。
ですので、この記事により中国は南シナ海の覇権を狙う事を主張した事になります。
・・・ぶっちゃけ。盛大な自爆です。
いやぁ~。そんなわけで、実に手間が省けましたね^^;
私達日本やアメリカがやらなければならない事。中国の脅威を喧伝する事を。
わざわざ中国が自発的に実行して下さったんですから。ありがたい話で御座います^^


でまあ、それはともかく。
この記事に関する話を進めますと、中国の主張としては。
アメリカやフィリピンは批判しても何も出来ない。
フィリピンやベトナムの軍事費は大した事は無いから問題ない・・・と書いていますが。
このような主張を見ると中国は一つ重大な勘違いをしていると思われます。

それは中国が、軍事戦略のみで安全保障戦略を語っている。と言う事です。
えーと。これに関しては、この場所でも既に書いた事ですけれど。
安全保障戦略は軍事戦略のみに関する話だけでは無いんです。
もっと広範囲の事象が含まれる極めて複合的な戦略を意味するんです。

まっ。何が言いたいのか?と言いますと^^;
軍事力。軍隊を使う事だけが方法じゃない。と言う事です。
んー。百歩譲って軍事に限って判断したとしても、根本的な指摘として。
南シナ海での対立がフィリピンやベトナムだけである・・・わけないじゃん^^;

南シナ海はシーレーン。海上交通のルートとしても極めて重要な地域です。
東南アジアの全ての国家はもちろんの事。
日本を含めたアメリカ陣営。遠くはインド。中東。ヨーロッパにまで該当する問題です。
うん。それら全ての国家が安全保障とする非常に重大な問題です。
なので・・・フィリピンやベトナムだけの話で終わるわけ無いでしょう?
中国が本気で、この主張をゴリ押しするのであれば。
今しがた申し上げた全ての国家を敵に回す事になります。

さらに指摘させて頂くならば。
その全ての国家が、もう中国にはアメとムチのアメが無い事を理解していますし。
理解していない国家があったとしても、時間の問題で御座います。
・・・うん。どこかの誰かが、懇切丁寧に中国の現状を教えるはずですから^^;
そんなわけですからね。
あくまでも中国が、この主張を無理にでもゴリ押しすると言うのならば。
中国には、それ相応の事を覚悟して頂く以外にはありません。


うん。まあ、基本的な方針としては、こんな感じでしょう^^;

それにしても、こんな主張を今の段階から堂々と。大声でしてくれるなんて。
なんとも気前の良いサービスで本当に助かります。
アメリカ陣営としては、東南アジア諸国を説得するのが非常に楽になりますからね^^

でまあ、これまた既に書いた事ですが。
私達日本やアメリカの基本方針としては現状維持を中心として。
万が一の場合以外の軍事行動は控える。と言う安全保障戦略を組み立てております。
だから、当たり前の話ですけれど。
わざわざ軍隊を出して問答無用で南シナ海から中国を追い出すようなマネはしません。
そんな頭の悪い事など致しません。
ただアメリカ陣営としては、中国が自分達の意思によって出て行くように。
そうなるように仕向けるだけで御座います。

・・・とまあ、今回はここまでに致しましょう。
前半の韓国の話が無駄に長くなりましたね。失礼しました^^;

それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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20 . July
さて。前回では中国の態度が変化する。
これより先は経済的な分野での交渉ではなく、軍事的な分野での恫喝になる。
そして、その最初の標的となるのは東南アジアだろう。
・・・と言うような話で御座いましたね^^

いや、実を言いますと。もう少し後になるかなぁ。時間があるかなぁ。・・・と、
私は個人的に考えていたので御座います。
秋頃までは、何とか中国も頑張るだろう。AIIBも本格的に動かして。
動かした直後に問題が続出して手詰まりになるだろうから。
その後。今年の年末辺りが山場かなぁ。・・・とかね^^;

でも、やはり先頃の上海市場での株価暴落は、ちょっと無視出来ませんでした。
少し時間が早まったと考えて、AIIBの本格的な稼動を待たずして。
中国が軍事的な恫喝を開始する可能性が出てきた。と私は考え直したわけです。


さて。それでは本日も引き続き東南アジアの話題ですが。
今回は少し具体的な話。中国がどのような形で軍事的恫喝と干渉を行って。
東南アジア地域の勢力拡大を模索するのか。と言う事を書かせて頂きます。
それでは参りましょう^^

まず中国が軍事力を背景とした恫喝外交を行う。とした場合。
当たり前の話ですが、そのまま軍隊を押し出してくる事はありません。
・・・まっ。よっぽど頭が悪い場合は話は別ですけれどね^^;
なので、おそらく中国は東南アジアにおいて国家間の対立を煽り。
その対立を軍事的な衝突にまで発展させた後に。
その混乱の沈静化。現地の中国人保護を名目として軍隊を出すと思われます。
うん。よほどのバカじゃない限りは、そのように画策する事でしょうね。

んー。ウクライナのように、一国での派閥同士の対立を煽る場合もあるにはあります。
でも、それだとね。ちょっと混乱の規模が小さいですからね。
中国軍を動かすためには、ある程度の規模の混乱が大義名分として必要です。
なので、やはり国家間の対立を画策するだろうと思われます。


さて。そうなりますと、です。

日米両国が対応する手段としては、事前にそれらの動きを潰す事です。
中国が余計な事をしてくる前に、さっさと東南アジア諸国同士の連携を強化。
協力関係を強化して、安全保障体制を確立させてしまう事が最も有効です。
・・・でね。
私個人としては、それほど難しい話じゃないと思っているんですよねぇ。

うん。既に書きましたように、中国はアメとムチのアメが無いわけですからね。
この点を指摘して、中国に傾きかけている全ての国家を引き戻せばよろしい。
つまるところ。
もう中国に従ったとしても、得るものは無いぞ。・・・ですね^^;

中国としては、まだアメを持っているぞ。と言う素振りを見せつつ。
相手を騙しながらムチを振るだろうと思われますが・・・。
中国それ自体が落ち目で、中国経済にも中国市場にも魅力が無い。
さらに言えばAIIBも本格的に動き出す前に失敗する公算が高くなっている。
もう中国が持っている手札は無い。金の切れ目が縁の切れ目。
・・・となれば、今ここで中国の全てにケリをつける事も可能です。


まっ。ともかく。ここで重要な事は、後手に回らない事ですね^^
後手に回ってしまえば、中国の理不尽な恫喝やブラフ同然のアメに食いつく誰かさん。
目の前の損得しか考えられない。韓国みたいな問題児が出現する可能性があります。
そもそもの話としても。
南シナ海で中国が8割の権利を主張するのも、この目先の損得のために。
東南アジア諸国が中国に対して強く批判。反発する事が出来ないのは、
中国が提示するアメに多くの国々が未練を残しているからです。
だから、それが無くなってしまえば・・・誰が中国の主張を認めると言うのでしょう?
あんなムチャクチャな主張など誰も認めませんからね^^;

ですので、そうなる前にさっさとケリをつける事ですね。
無駄に時間をかけるだけで中国に隙を見せるだけです。
先手必勝。一撃必殺。中国の態度が今までとは違う。と見えた時こそが勝機。
中国に傾きかけた東南アジア地域を一気にアメリカ陣営へと塗り替えましょう。

・・・とまあ、こんな感じになるかなぁ。と私は思っております。いやはや^^;


それで、あくまでも私個人の予想ですけれど。
そんな風に中国の態度が変わって何か変な事をやり始める・・・のは、
ぶっちゃけ。物凄くわかりやすいはずです^^;

あの・・・まあ、これも私個人の意見になるんですが。
中国って余計な事を色々と考えて、裏でコソコソと動き回る割には。
ドタバタと大きな足音を響かせるので、ちゃんと見ている人には丸わかりなんです^^;
なので、これから中国が暗躍する事と。その大まかな動きを事前に予想していれば。
誰も絶対にわかると思います。うん^^;
まあ、AIIBが失敗したと中国が考える段階で動くだろう。とは思っていたんですが。
最初にも書きましたように。
それよりも少し早い段階で動くかもしれない。・・・と考えるのが妥当だと思います。


しかし、最後に蛇足と言うか。雑談ですけれど^^;
中国のAIIBの構想。その手段自体は決して悪くは無かったんですけれどねぇ。
うん。私個人としても「なるほど。考えたなぁ」と素直に感心しておりました^^
確かに。このAIIBが成功していれば。
再び中国経済を浮上させる事も不可能ではなかった事でしょう。

尖閣諸島で日本と対立せず。上海万博くらいの時期で実行していたのならば。
おそらくは成功していた事でしょう。
私達日本としても当時の民主党政権ではね。反対していなかったでしょうから。

そう言う意味では実に惜しかったですね。
もう少し中国政府。習近平は柔軟に物事を考えるべきでしたし。
無駄に意地を張って尖閣諸島一つで日本と対立するべきでもなかった。
無意味に時間を浪費せず。常に未来を見据えて行動していれば。
もっと正しく私達日本を評価していれば、また違った結果になっていたでしょう。
・・・まっ。これも今更の話ではありますけれどね^^;


それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

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