えーと。前回では日本の左派。リベラルの思想は戦後から。
日本のメディア。新聞各社による軍部批判がキッカケで誕生した。
・・・と言う話で御座いましたね。
うん。まあ、そうだろうなぁ。と思います。
軍部批判それ自体は間違っている。とは私も言いませんけれども。
でも、それなら貴方達も批判されて然るべきだ。と主張したいところです。
「自分達には何の責任も無い」
・・・みたいな顔で偉そうに軍部を批判出来る立場じゃないでしょう?^^;
旧日本軍。軍部に対する責任追及を行うのならば。
当時の日本のメディア。新聞各社に対する責任追及もあるのが道理で御座います。
それこそが公正中立におけるジャーナリズムであるだろう。と私は思います。
と言うわけで、この流れで本日の話題で御座います。
今回の話題は、かつて日本のメディア。戦前の新聞各社が何をしたのか。
その話を書きたいと思います。それでは参りましょう^^
それでまあ、前回も書きましたように。
当時の日本のメディア。新聞各社と言うのは、確かに軍部に利用されました。
でも、それ以前に軍部を利用したのは日本のメディアであり新聞各社です。
それで前回にも書きましたように、調べればすぐにわかる事なんですが。
その日本のメディア。新聞各社がどんな事をしたのか?と言いますと。
事の発端は満州事変になります。
あの、当時の日本ではラジオ放送が拡大している真っ最中でして。
満州事変における第一報をラジオが報道したわけですね。
これに危機感を抱いたのが当時の新聞各社でした。
主要メディアの地位をラジオに奪われる。・・・として、
当時の新聞各社が、負けてなるものか。と大慌てで次々に号外を出しまくったんです。
もちろん号外ですから内容はセンセーショナルで衝撃的なもの。
過剰な表現と極端な内容が主張された記事でした。
それで、そんな物凄い内容が書かれていると新聞が飛ぶように売れたんです。
これによって、さらに売り上げ倍増と言う目的が新たに加わって。
調子に乗ってドンドンと物凄い内容の記事を出し続けてしまったんです。
うん。これが一番最初のプロパガンダとなったわけですね。
結果的に「既得権擁護」「新満蒙の建設」と言うスローガンまで出てくる程度には。
日本国内の大衆意識が一気に戦争へと傾く事になったわけです。
その挙句の果てが第二次世界大戦への突入であり、敗戦と言うわけで御座います。
とまあ、端的に述べると、こんな感じになるんですが・・・。
これだけ見ても日本のメディア。新聞各社の責任は重大である。と私は思います。
うん。この点が戦後70年の今に至るまで正確に追及されてこなかった。など、
まったくもって許されない事である。と私には思われてなりません。
いや。これは本当にね。まったくもって異常な事である。と私は考えております。
実際に私なんかもそうですが、自力で調べるまでは。
このような当時の日本のメディア。新聞各社の責任を一切知りませんでした。
これは本当の本当に異常だと思います。
と言うのも。
日本は、戦後から今に至るまで「戦後レジーム」と表現されるほどに。
戦前。戦中の軍部のみならず。日本全体に対する否定。批判が蔓延していますが。
それと比較すると当時のメディアに対する批判。
今しがた書いた新聞各社に対する責任追及と言うのは、あまりにも少な過ぎます。
・・・いえ、少な過ぎるどころか。公的には存在していないんじゃないかな?
軍部批判からの拡大解釈のように日本国家。日本国民はあらゆる分野において。
とにもかくにも激烈に批判され続けてきました。
それこそ自虐的歴史観などと言う言葉すら出てくるほどに徹底的に批判されたんです。
その中で、メディアに対する責任追及だけ行われていない。と言うのは。
これは明らかに不自然であり、あまりにも異常な事です。
まあ、何が言いたいのか?と言いますと。
日本のメディア。新聞各社に対する責任追及は行われなかったのではなく。
意図的に隠されてきたのではないか?と考えるのが自然だと思うんです。
それでは一体誰が隠したのか?
普通に考えれば張本人である日本のメディア。新聞各社が必死に隠してきた。と、
そのように考えるのが極めて妥当であるだろう。と私は思います。
それで、この点から考えますと大変残念ではありますが。
日本のメディアによる報道と言うのは、必ずしも公正中立ではありません。
特に戦前。戦中に関する報道については、明らかに偏っております。
当然ですね。
だって、自分達の責任ついて一切無視しているわけなんですから^^;
これでは公正な報道など出来るわけがありません。
ですから、戦後直後から今現在に至るまで日本のメディアと言うのは。
戦前。戦中と言う日本の過去に対して、明らかに偏った主張を続けてきた事になります。
うん。さぞや自分勝手かつ理不尽な報道となった事でしょう。
自分達の責任を誤魔化すために、自分達以外の責任追及を激烈に行ってきたんです。
それが戦後直後に行われた日本のメディアによる徹底的な軍部批判であり。
さらに、その延長線上として日本の過去の全否定と言う極端な風潮に繋がったんです。
うん。これですね。
二度と戦争を繰り返してはならない。
だから、戦争を起こした日本の過去を全否定する事こそが正しい。・・・ってね。
つまりは「戦後レジーム」や「自虐的歴史観」と言う類のものになるわけであって。
それが日本国家。日本国民。日本の全てを延々と否定して批判し続ける風潮。
今現在の日本に存在する左派。リベラルの土台となってしまったんです。
ちなみに。
今しがた書いた主張について。
「二度と戦争を繰り返さないために、日本の過去の全てを否定する云々」
・・・と言う主張には、何一つとして正当性は存在しません。
いやまあ、全ての過去を真摯に受け止めて反省する。・・・みたいな。
そのような建前と言うか。大義名分がある事はわかりますけれども。
それ以前の話として、この主張は最初の段階から成立していないんです。
いや、だってさ。
当時の日本のメディア。新聞各社への責任追及がされて無いんだから^^;
なので、日本の過去の全てを否定。
もとい全てを反省している事にはならず、この時点で論理破綻しているんです。
つまり、戦後において日本の過去を否定してきた風潮。
戦後レジーム。自虐的歴史観と言う風潮とは。
かつての悲劇。戦争を繰り返さないため・・・では無くて。
一部の人間が自分の責任を誤魔化すために、そのために日本の全てを否定してきた。
・・・と考える以外に無いわけです。まったくもって酷い話で御座います。
さて。そうなると、です。
日本のメディア。新聞各社の責任は、非常に重いと言う以外にはありません。
ぶっちゃけ。
旧日本軍。軍部。A級戦犯よりも重い。と表現する事すら可能で御座います。
なぜかと言うと日本のメディア。新聞各社は戦前。戦中の責任は当然としても。
戦後70年になってもなお、当時の責任追及から逃れようとするあまり。
日本の全てを否定し続けてきた事実があるからです。
・・・どうか反論しないで下さいませね?
何かあるたびに70年前の過去を否定して反省しろ。と言い続けて。
そのたびに日本国家。日本国民を否定してきた人々と言うのは。
他ならぬ日本のメディアであり、それによって作られた日本の左派。リベラル勢力。
日本国家。日本国民。日本の国益すら考慮しない狂気の思想集団なのですからね。
しかも。
その主張の原因が陳腐な自己保身であるとすれば・・・救いようがありません。
この罪は重い。あまりにも重過ぎる。
重ねて申し上げますが、戦後70年分の罪業を含めて考えれば。
かつての旧日本軍。軍部。A級戦犯よりも日本のメディアの罪は重い。
貴方達の身勝手極まる行動によって。
果たして天下万民が、どれほど苦しんできた事か。想像すら出来ません。
この事実について、そろそろ貴方達は自覚するべきである。と私は思います。
それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^
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