政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 世界の話~北朝鮮。 忍者ブログ
10 . May
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

01 . September
さてさて。前回は中国の話でしたね。
んー。まあ、今までの経緯を見る限り、これからの中国は非常に苦しい状況になるでしょう。
この直接的な原因は現状の米中対立に他ならず、その根本的な原因は習近平にある。と、
そのように考えるのが妥当であるだろうと思います。

そして、あくまでも私個人の意見ではありますけれど。
今後の中国国内では際限の無い対立。争いが発生して文化大革命。
果ては内戦状態にまで状況が悪化するだろう。と私は個人的に予想しております。
うん。そうですね。
今ここでアメリカによる経済制裁のみに注目して、経済的な損失だけを考慮するのでは。
ちょっとばかり危機意識に欠けるだろうなぁ。と言うのが私の正直な感想です。
中国と言う国家それ自体が崩壊する。と言う可能性が現実的にある事を考慮するべきでしょう。

・・・まっ。遅かれ早かれでしたけどね^^;
中国の崩壊と言う結末それ自体が変わる事と言うのは無かったと思いますから。


と言うわけで、本日の話題なんですが・・・本日は北朝鮮に関する話題にしましょう。
今現在のように中国の混乱が明確に。習近平が排除されない以上は、
ほぼ確実に中国はムチャクチャになるまで混乱する。と私は予想しておりますのでね^^;
それを前提とした上で北朝鮮がどうなるのか。それに関する話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に確認で御座います。
このブログでも書いた事ですが、現在の北朝鮮もまた中国に負けず劣らずの崖っぷち。
アメリカの経済制裁によってギリギリの状態にあるわけです^^;
これも私の個人的な予想ではありますが、おそらく精一杯に頑張って秋まで。
後2~3か月がいいところ。それ以上は北朝鮮それ自体が崩壊する可能性がある。と、
そのように見ているくらいには北朝鮮はギリギリだろうなぁ。と私は考えています^^;
でまあ、このように書きますと中国と北朝鮮。
どちらも同じようにアメリカから制裁を受けていて、どちらも同じように危機的である事。
パッと見ただけでも非常に類似した状態にある。と表現出来るわけですね。

でね。

この状況を見る限り、私は以前から『早い者勝ち』だろうなぁ。と思っていたんです。
つまるところ。
どっちが先に裏切るか。と言う事で御座います。うん^^;


うん。物凄く基本的な事と致しまして、アメリカは強大です^^;
それこそ世界の超大国は伊達ではありません。
どれだけ中国と北朝鮮が頑張って、どれだけ協力したところで絶対に勝てない相手なんです。
そして、その事実をアメリカ自身が熟知していればこそ。
中国と北朝鮮。その双方に対して同時に制裁を加えているんです。絶対に負けないからです。
繰り返します。
どれだけ中国と北朝鮮がお互いに協力したところでアメリカには勝てません。
また、アメリカが譲歩する。なんて可能性も存在しません。
なぜならば、そもそもアメリカが譲歩する理由が無いからです。

中国と北朝鮮の方々に申し上げます。
今の今に至るまで、貴方達が存在出来てきた理由とは果たして何か。
そんな根本的な点について今一度考えてみて下さいませ。

今まで中国や北朝鮮が生き残ってこれた最大の理由は、中国の経済力があったから。
もっと言えばアメリカをはじめとする欧米諸国に利益を提供出来ていたから、です。
わかりますか?
お金の力で貴方達は自分達の生存権を欧米諸国から買っていたんです。

だとすれば。
それを買うだけのお金。利益を提示出来なくなったのであれば。
当然のようにアメリカを含めた欧米諸国が手のひらを返してくる事は必然的な流れです。
・・・中国人の手のひらで踊るほどに、欧米諸国って甘い国家じゃないんですよ?^^;
今の中国の危機的な状況と言うのは何も不思議な事では無い。むしろ当たり前の状況なんです。


それで話を北朝鮮に戻しますとね。
北朝鮮。金正恩に申し上げる。貴方達が生き残ってきたのは核兵器があったから、じゃない。
貴方達の背後に爆発的な経済成長を実現させる中国と言う存在がいたからです。
その中国の意向。影響力があればこそ。冷戦後の微妙なバランスの上に北朝鮮は存続してきた。
重ねて申し上げます。
核兵器があったから生き残ってきた、のではないんです。それは勘違いです。

ええ。そうですよね?
だって、本当に核兵器だけで北朝鮮の生存が確立出来る。と確信していたのならば。
そもそも先の米朝会談を実行する必要など無かったではありませんか^^;
アメリカの反発など無視して、核実験でもミサイル発射でも続けていれば良かったんです。
でも、そうじゃなかったでしょう?
アメリカは本気の本気で襲い掛かってきたでしょう?北朝鮮が核兵器を持っていても、です。

この現実に対して直視出来ないほどに北朝鮮。金正恩が愚かである。
習近平と同レベルの超ド級のバカである。・・・などとは私も思っていません。
先の米朝会談は北朝鮮。金正恩には交渉するだけの能力がある事。
中国。習近平よりも遥かにマシな相手である事を証明した会談でもありました。
それだけも十分に北朝鮮。金正恩には大きな成果だったはずです。
だからこそ、つい最近までアメリカも態度を軟化させていたんです。そうでしょう?
よって。
北朝鮮。金正恩と言うのは、もう本心では十分に理解しているはずです。
核兵器だけでは自分達の生存は守られない。・・・ってね。


さて。これらの話を前提として本日の本題で御座います^^
今現在の中国と北朝鮮の状態と言うのは、どっちが先に裏切るのか。早い者勝ちの状態です。
中国が先に裏切って北朝鮮を売り飛ばすのか。
それとも北朝鮮が先に裏切って中国を売り飛ばすのか。
先に寝返ってきた方を。売り込んできた方ををアメリカ。トランプ大統領は選ぶでしょう。
これは言い換えるのならば。
今後のアジア地域において生き残るのは中国か。それとも北朝鮮か。
習近平か。それとも金正恩か。どっちであるのか?・・・と言う事で御座います。

念のために申し上げておきます。
このままだと中国も北朝鮮も双方共に両者共倒れです。
それでも構わない。とアメリカ。トランプ大統領は本気で考えているからです。


・・・うん。これが少し前であればね。また状況は違ったんですよ?^^;
なぜなら、少し前であれば中国や北朝鮮の敵はアメリカだけだったからです。
でも、今は違います。もはや敵はアメリカだけじゃないんです。
アメリカを含めた欧米諸国。ヘタをすれば全世界が敵に回っている。
これによりアメリカ。トランプ大統領は後ろを気にする必要は無くなった。
前だけを向いて中国。北朝鮮を叩き潰せば良い。と言う状況に変わってしまったんです。

よろしいですか?
今の状況はアメリカ。トランプさんにとっては極めて都合の良い状況です。
まさに時代の風が自分に吹いている。と言うような世界情勢になっているわけです^^;
対中戦略に限って言えば、もはや何一つブレーキをかける理由が存在しないんです。
だって、どこの誰もが中国を擁護なんてしないからです^^;
正義の名のもとに中国や北朝鮮に鉄槌を下す事を世界中が望んでいるんですから。

・・・ここまで書けば、どれだけ自分達が危機的な状況であるのか。
さすがに自覚出来ましたか?
前回にも書きましたように、中国共産党の長老達と言うのは危機感が無さ過ぎです^^;


ちなみに。
これは明らかに中国。習近平の失策でもあります。・・・まあ、お察しの通りですね^^;
もっと早い段階。親中派が生き残っている段階で行動を開始するべきだった。
その段階で中国がアメリカとの対立回避に全力を尽くしていれば。
あるいはトランプ大統領も躊躇したかもしれない。強硬路線が変わったかもしれなかった。
うん。そうですね。
私個人と致しましても、その可能性は十分にあったと思います。

ですが、今現在の状況を。現実を直視して下さい。
世界各国が対中戦略でアメリカを支持し、もはや世界中の親中派と言うのは風前の灯火です。
何しろ日本の親中派ですら死にかけているんですから、もうダメダメです^^;
この状況を覆す事。トランプ大統領の強硬路線を変える事は出来ません。
あまりにも遅過ぎる。もう手遅れなんです。


となれば北朝鮮。金正恩は今まさに決断の時です。
このような悲惨な状態にある中国を頼って、アメリカとの対立を続けますか?
勝算など最初から存在しない絶望的な戦いを無駄に続けて、丸ごと全部を破滅させますか?
このままであれば確実に中国。習近平の自爆に巻き込まれて北朝鮮は消滅しますよ?

そんな事になってしまうよりは無駄に自爆を続けた挙句。
事ここに及んでもなお自爆の原因である習近平の排除一つ満足に出来ない中国など見限って。
さっさとアメリカに売り飛ばした方が利口です^^;
そうすれば対中戦略への協力を交渉の手札に加える事も出来るでしょう?
北朝鮮が対中包囲網に加わる。となればアメリカとの関係は非常に良好なものになるはずです。


ただし、時間は無限にあるわけじゃない。
グズグズしていたら、中国に同じ事を仕掛けられる可能性もある。
つまりは、中国が北朝鮮をアメリカに売り飛ばして保身に走る可能性。
アメリカの対北朝鮮戦略への協力。
非核化に協力する事を条件に米中関係の改善を模索する可能性は十分にあるのですからね。

ですので、今の中国と北朝鮮は先にどっちが裏切るのか。早い者勝ち・・・の状況なんです。
冷静に慎重に考えつつも、どうぞ決断はお早めに。


・・・とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[4回]

PR
05 . August
と言うわけで、前回は中国の問題は経済レベルで解決出来ない可能性が高い以上。
安全保障のレベルで対応するべきだ。・・・と言う話でした。

うん。やっぱりね^^;
前回にも書きましたように、理想と現実は違うので御座います。
経済的なレベルで。なおかつ中国人自身の自発的な努力に期待する事が出来れば。
色々と。物凄く手間が省けて世界各国の誰もが大助かりで、一番良いんですけれど・・・。
そうそう何事も都合良く解決しないわけで御座いますね。ホントにさ^^;

現実的に。冷静に今の中国を分析するのならば。
自発的に中国経済の自由化。または政治が民主化する可能性は極めて低い。
そして、そのように中国が何も変わらず現状のままであるのならば。
中国と言う国家それ自体が崩壊する可能性が極めて高く。
それに伴う混乱は確実に中国国外まで拡大し、世界全体に悪影響を及ぼします。
これらの可能性を想定した上で対応する事こそ対中戦略の根幹であり。
今後のアジア戦略。ひいては世界戦略においても重要である。と私は考えています。


とまあ、これらの話を踏まえた上で本日の話題です。
本日は北朝鮮に関する話題で御座います。それでは参りましょう^^

まず最初に北朝鮮に関して述べておく事があります。
北朝鮮に関する私達日本。そして、アメリカの対応と言うのは非常に適切です。
まったく落ち度は無い。と表現しても過言では無い。と私は考えているくらいです。

と言いますのもね^^;
北朝鮮が時間稼ぎをしている。それが米朝合意の不履行を意味する。と言うような。
そのような主義主張それ自体がまず間違いです。
仮に北朝鮮。金正恩が時間稼ぎを画策し、それにより状況の変化を目指しているとしても。
それで立場が悪くなるのは北朝鮮側。金正恩自身だからです。うん^^;

まあ、至極単純な話と致しましてもね。
米朝合意が履行されない限り。アメリカが納得する非核化が実現しない限りは。
アメリカを中心とした経済制裁は継続するわけです。・・・ずーっと続くんです。
この状況は北朝鮮。金正恩にとって致命的なんです。

現在の北朝鮮は既に経済危機を迎えている状態にあります。
このままでは北朝鮮と言う国家そのものが維持出来なくなる可能性があるんです。
そんな事になれば金正恩としては本末転倒で御座います。

・・・これは、あくまでも私個人の意見ではありますけれど。
北朝鮮の時間稼ぎが限界ギリギリまで実行されたとしても・・・せいぜい秋まで。
あと二、三か月間がいいところです。
それ以上の時間稼ぎは、そのまま北朝鮮崩壊を意味する。と私は見ております。

よって。
今現在のように停滞。遅滞する状況は長くとも二、三か月なのであり。
年末まではいかないだろうなぁ。と私は考えているんです。
うん。そうですね。
それ以上に北朝鮮が時間稼ぎを継続した場合には。
どこかが密かに。しかし、強力に支援している。と言う事になるでしょうね。

いやまあ、現時点でも中国。ロシア。または韓国から支援がされているわけですが^^;
でも、それだけではね。
今後の北朝鮮の状況を考えれば、到底耐えられるようなものでは無いでしょう。


そんなわけで。
現状だけで米朝合意は無視された。北朝鮮への対応は間違っている。と、
そんな結論を下すのは、ちょっと・・・いや、物凄く早計だ。と私は考えています^^;
要するに。
今ここで急いで動こうとするのは愚策である。と言う事です。
まさに今現在が北朝鮮。金正恩による最後の抵抗です。
この抵抗が失敗に終われば、後はもう全面降伏して米朝合意の完全な履行。
つまりは、アメリカが満足する形での非核化を実行する以外にはありません。
なので、その時期を静かに待つべきです。
北朝鮮。金正恩が諦めて合意を履行するまでは、あとわずかである。と私は思います。

・・・うん。そうじゃないかなぁ。と私は思いますね^^


その上で、です。

北朝鮮に対して圧力をかけるのであれば、対中国への制裁を強化するべきです。
今の北朝鮮。金正恩が時間稼ぎのような抵抗を見せているのも。
その全ては背後に中国がいればこそ、です。
この中国が存在しなくなれば北朝鮮。金正恩は従順になる事は確実です。
ですので、この中国に容赦なく圧力をかける事こそが。
対中国の戦略のみならず。対北朝鮮の戦略まで前進させる事になる、わけです^^;

だから、そんな意味でもね。
今のアメリカ政府。トランプ大統領の判断って物凄く正しいんです^^
北朝鮮。金正恩が時間稼ぎをする。と言うのならば。
アメリカ側は「時間をかけましょう」と述べて今以上の対立を回避している。
なぜならば、今の時点で最大の圧力をかけている状態だからです^^;

一つ勘違いしてはならない事としては。
これ以上にアメリカが圧力をかけたら、冗談でも何でもなく北朝鮮が潰れます。
だから、今以上の圧力を控えているわけです。
・・・まあ、アメリカ政府。トランプ大統領の立場としてはね。
北朝鮮が潰れても大した問題じゃない。と考えているのかもしれませんけどね^^;

ともかく。
生きるか死ぬか。のギリギリの段階で手を止めている状況に変わりは無いんです。
今のアメリカにとって「時間をかける」と言う事は。
米朝合意の履行や非核化を諦めたわけでも、北朝鮮に譲歩したわけでも無い。
北朝鮮。金正恩が全面降伏する時を静かに待っている。と言う事であり。
何もしない事によって。
現状を維持する事によって降伏を受け入れる。との姿勢を暗に示している・・・わけです。


でも、北朝鮮に何もしない。と言う事が無為無策を意味するわけじゃない。
なぜならば。
今のアメリカ。トランプさんは中国に対してガンガン押し込んでいますでしょう?^^;
その意味でアメリカ。トランプさんと言うのは弱腰の姿勢を一切見せていないんです。
むしろ中国と一度は成立した交渉を蹴り飛ばしてまで、
トランプさんは中国への経済制裁を決断したわけですからねぇ。
・・・もう震え上がる人は多かったでしょうねぇ。ホントに^^;

このように無駄に時間稼ぎをしても譲歩しないし、交渉の余地もない。合意が全てだ。と、
その意思を中国への強硬姿勢によって北朝鮮側に示しているわけです。
つまるところ。
アメリカにとって中国と北朝鮮の戦略は個々に独立したものではなくて。
常に連動したアジア戦略である。・・・と言う事なんです。

今のアメリカ。トランプさんは物凄く。非常に高度な事をしていると思いますね^^
んー。例えるなら兵糧攻めで落城寸前の中で降伏の使者を待っている。と言う感じかな?
まあ、実際に北朝鮮の降伏が伝わるまで、そう時間はかからないでしょうねぇ。


となれば、です。

そんなアメリカと協力する私達日本としては、安易に日朝会談を実行せずに。
もちろん経済支援などもせずに、アメリカと同じく待つ事こそ肝要です。
おそらくではありますが。
北朝鮮。金正恩が降伏を決断すれば、それはもう全面的な降伏になるはずです。
あらゆる問題において解決のために北朝鮮。金正恩は協力するでしょうし。
無論。拉致問題においても協力は期待出来るはずです^^
拉致被害者を取り戻す事と言うのは決して不可能ではないし、その時は遠くは無い。
年内にでも必ずや拉致問題は前進するはずだ。と私は考えている次第で御座います^^

・・・逆に早期の日朝会談。経済支援。態度を軟化させるべきだ。などと、
そんな主張をする方々については、まったくもって私は理解出来ません。
あともう一歩。最後の一歩だ。と言うところまで来ているのに。
なぜにそれを諦めなければならないのか。
本当に何を考えているんでしょうねぇ?・・・もう良くわかりません^^;



しかしまあ、それにしてもアレですよねぇ。

私個人としては北朝鮮。金正恩が時間稼ぎに走ったのは、ちょっと予想外でした。
うん。そうですねぇ。
中国。習近平から何を言われたのかは知りませんけれど。
あんな負け組が確定している連中と協力しようとするだなんて・・・ちょっとねぇ^^;
正直な話。
無駄に時間稼ぎなどをする北朝鮮。金正恩に対する私の評価は下がりました。

いや、だってさ^^;
どう考えても中国。習近平が勝利する可能性って限りなくゼロに近しいわけで・・・。
それに加えて無駄に意地を張ったとしてもね。
アメリカが根負けするよりも、北朝鮮の国家体制が崩壊する方が早いわけでしょう?^^;
であるのならば、です。
もう絶対に北朝鮮。金正恩の立場であれば習近平を売り飛ばすだろう。と、
習近平を売り飛ばしてアメリカ。トランプさんに全面的な味方した方が。
その方が後々の事を考えてもプラスになるはずだ。・・・と、
そう考えて行動するだろうなぁ。と私は考えていたんです。うん^^;


重ねて申し上げます
今の中国。習近平が勝利する可能性は限りなくゼロであり。
北朝鮮の国家体制がこれから先も維持されるかどうかもわかりません。
その上でアメリカ。トランプさんは「どうするんだ?」と言う態度なんでしょう?^^;
ならば、迷わずアメリカに味方をします。降伏します。と宣言して、
可能な限り優位な条件を勝ち取る方が利口であるはずです。

・・・まあ、多少なりに米中両国間を天秤にかける程度の事はね。
それくらいの事は私も予想していましたけれど。
でも、ここまで米中間の対立が明確になっておきながら。
それでもなおアメリカに味方する事を迷うのは・・・これは悪手でしょう。

最初から勝ち負けが明確で、さらには対立が明確になったのならば。
これ以上に迷う事と言うのは致命的でしょうね。
一応ですが断言しますけど。
このままだと先に中国。習近平が北朝鮮を切り捨てようとしますよ?
北朝鮮から一切手を引くから勘弁してくれ。とアメリカに提案されてしまってからでは。
金正恩の立場は厳しくなってしまうでしょう。
・・・呉越同舟とは言え、自分が助かるためなら平気で裏切るのが習近平です。
その心当たりについては金正恩自身にもあるはずです。


親中派は負け組。
これは北朝鮮とて例外では無い。と言う事で御座いますね。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[5回]

05 . August
と言うわけで、前回は中国の問題は経済レベルで解決出来ない可能性が高い以上。
安全保障のレベルで対応するべきだ。・・・と言う話でした。

うん。やっぱりね^^;
前回にも書きましたように、理想と現実は違うので御座います。
経済的なレベルで。なおかつ中国人自身の自発的な努力に期待する事が出来れば。
色々と。物凄く手間が省けて世界各国の誰もが大助かりですからねぇ^^;
ですから、そのようになれば一番良いんですけれど・・・。
そうそう何事も都合良く解決しないわけで御座いますね。ホントにさ^^;

現実的に。冷静に今の中国を分析するのならば。
自発的に中国経済の自由化。または政治が民主化する可能性は極めて低い。
そして、そのように中国が何も変わらず現状のままであるのならば。
そもそも中国と言う国家それ自体が崩壊する可能性が極めて高く。
それに伴う混乱は確実に中国国外まで拡大し、世界全体に悪影響を及ぼします。

これらの可能性を想定した上で対応する事こそ対中戦略の根幹であり。
今後のアジア戦略。ひいては世界戦略においても重要である。と私は考えています。


とまあ、これらの話を踏まえた上で本日の話題です。
本日は北朝鮮に関する話題で御座います。それでは参りましょう^^

まず最初に北朝鮮に関して述べておく事があります。
北朝鮮に関する私達日本。そして、アメリカの対処対応の大半は非常に適切です。
一部において落ち度は無い。と表現しても過言では無い。と私は考えているくらいです。

と言いますのもね^^;
北朝鮮が時間稼ぎをしている。それが米朝合意の不履行を意味する。と言うような。
そのような主義主張それ自体がまず間違いです。
仮に北朝鮮。金正恩が時間稼ぎを画策し、それにより状況の変化を目指しているとしても。
それで立場が悪くなるのは北朝鮮側。金正恩自身だからです。うん^^;

まあ、至極単純な話と致しましてもね。
米朝合意が履行されない限り。アメリカが納得する非核化が実現しない限りは。
アメリカを中心とした経済制裁は継続するわけです。・・・ずーっと続くんです。
この状況は北朝鮮。金正恩にとって致命的なんです。

現在の北朝鮮は既に経済危機を迎えている状態にあります。
このままでは北朝鮮と言う国家そのものが維持出来なくなる可能性があるんです。
そんな事になれば金正恩としては本末転倒で御座います。

・・・これは、あくまでも私個人の意見ではありますけれど。
北朝鮮の時間稼ぎが限界ギリギリまで実行されたとしても・・・せいぜい秋まで。
あと二、三か月間がいいところです。
それ以上の時間稼ぎは、そのまま北朝鮮崩壊を意味する。と私は見ております。

よって。
今現在のように停滞。遅滞する状況は長くとも二、三か月なのであり。
年末まではいかないだろうなぁ。と私は考えているんです。
うん。そうですね。
それ以上に北朝鮮が時間稼ぎを継続した場合には。
どこかが密かに。しかし、強力に支援している。と言う事になるでしょうね。

いやまあ、現時点でも中国。ロシア。または韓国から支援がされているわけですが^^;
でも、それだけではね。
今後の北朝鮮の状況を考えれば、到底耐えられるようなものでは無いでしょう。


そんなわけで。
現状だけで米朝合意は無視された。北朝鮮への対応は間違っている。と、
そんな結論を下すのは、ちょっと・・・いや、物凄く早計だ。と私は考えています^^;
要するに。
今ここで急いで動こうとするのは愚策である。と言う事です。
まさに今現在が北朝鮮。金正恩による最後の抵抗です。
この抵抗が失敗に終われば、後はもう全面降伏して米朝合意の完全な履行。
つまりは、アメリカが満足する形での非核化を実行する以外にはありません。
なので、その時期を静かに待つべきです。
北朝鮮。金正恩が諦めて合意を履行するまでは、あとわずかである。と私は思います。

・・・うん。そうじゃないかなぁ。と私は思いますね^^


その上で、です。

北朝鮮に対して圧力をかけるのであれば、対中国への制裁を強化するべきです。
今の北朝鮮。金正恩が時間稼ぎのような抵抗を見せているのも。
その全ては背後に中国がいればこそ、です。
この中国が存在しなくなれば北朝鮮。金正恩は従順になる事は確実です。
ですので、この中国に容赦なく圧力をかける事こそが。
対中国の戦略のみならず。対北朝鮮の戦略まで前進させる事になる、わけです^^;

だから、そんな意味でもね。
今のアメリカ政府。トランプ大統領の判断って物凄く正しいんです^^
北朝鮮。金正恩が時間稼ぎをする。と言うのならば。
アメリカ側は「時間をかけましょう」と述べて今以上の対立を回避している。
なぜならば、今の時点で最大の圧力をかけている状態だからです^^;

一つ勘違いしてはならない事としては。
これ以上にアメリカが圧力をかけたら、冗談でも何でもなく北朝鮮が潰れます。
だから、今以上の圧力を控えているわけです。
・・・まあ、アメリカ政府。トランプ大統領の立場としてはね。
北朝鮮が潰れても大した問題じゃない。と考えているのかもしれませんけどね^^;

ともかく。
生きるか死ぬか。のギリギリの段階で手を止めている状況に変わりは無いんです。
今のアメリカにとって「時間をかける」と言う事は。
米朝合意の履行や非核化を諦めたわけでも、北朝鮮に譲歩したわけでも無い。
北朝鮮。金正恩が全面降伏する時を静かに待っている。と言う事であり。
何もしない事によって。
現状を維持する事によって降伏を受け入れる。との姿勢を暗に示している・・・わけです。


でも、北朝鮮に何もしない。と言う事が無為無策を意味するわけじゃない。
なぜならば。
今のアメリカ。トランプさんは中国に対してガンガン押し込んでいますでしょう?^^;
その意味でアメリカ。トランプさんと言うのは弱腰の姿勢を一切見せていないんです。
むしろ中国と一度は成立した交渉を蹴り飛ばしてまで、
トランプさんは中国への経済制裁を決断したわけですからねぇ。
・・・もう震え上がる人は多かったでしょうねぇ。ホントに^^;

このように無駄に時間稼ぎをしても譲歩しないし、交渉の余地もない。合意が全てだ。と、
その意思を中国への強硬姿勢によって北朝鮮側に示しているわけです。
つまるところ。
アメリカにとって中国と北朝鮮の戦略は個々に独立したものではなくて。
常に連動したアジア戦略である。・・・と言う事なんです。

今のアメリカ。トランプさんは物凄く。非常に高度な事をしていると思いますね^^
んー。例えるなら兵糧攻めで落城寸前の中で降伏の使者を待っている。と言う感じかな?
まあ、実際に北朝鮮の降伏が伝わるまで、そう時間はかからないでしょうねぇ。


となれば、です。

そんなアメリカと協力する私達日本としては、安易に日朝会談を実行せずに。
もちろん経済支援などもせずに、アメリカと同じく待つ事こそ肝要です。
おそらくではありますが。
北朝鮮。金正恩が降伏を決断すれば、それはもう全面的な降伏になるはずです。
あらゆる問題において解決のために北朝鮮。金正恩は協力するでしょうし。
無論。拉致問題においても協力は期待出来るはずです^^
拉致被害者を取り戻す事と言うのは決して不可能ではないし、その時は遠くは無い。
年内にでも必ずや拉致問題は前進するはずだ。と私は考えている次第で御座います^^

・・・逆に早期の日朝会談。経済支援。態度を軟化させるべきだ。などと、
そんな主張をする方々については、まったくもって私は理解出来ません。
あともう一歩。最後の一歩だ。と言うところまで来ているのに。
なぜにそれを諦めなければならないのか。
本当に何を考えているんでしょうねぇ?・・・もう良くわかりません^^;



しかしまあ、それにしてもアレですよねぇ。

私個人としては北朝鮮。金正恩が時間稼ぎに走ったのは、ちょっと予想外でした。
うん。そうですねぇ。
中国。習近平から何を言われたのかは知りませんけれど。
あんな負け組が確定している連中と協力しようとするだなんて・・・ちょっとねぇ^^;
正直な話。
無駄に時間稼ぎなどをする北朝鮮。金正恩に対する私の評価は下がりました。

いや、だってさ^^;
どう考えても中国。習近平が勝利する可能性って限りなくゼロに近しいわけで・・・。
それに加えて無駄に意地を張ったとしてもね。
アメリカが根負けするよりも、北朝鮮の国家体制が崩壊する方が早いわけでしょう?^^;
であるのならば、です。
もう絶対に北朝鮮。金正恩の立場であれば習近平を売り飛ばすだろう。と、
習近平を売り飛ばしてアメリカ。トランプさんに全面的な味方した方が。
その方が後々の事を考えてもプラスになるはずだ。・・・と、
そう考えて行動するだろうなぁ。と私は考えていたんです。うん^^;


重ねて申し上げます
今の中国。習近平が勝利する可能性は限りなくゼロであり。
北朝鮮の国家体制がこれから先も維持されるかどうかもわかりません。
その上でアメリカ。トランプさんは「どうするんだ?」と言う態度なんでしょう?^^;
ならば、迷わずアメリカに味方をします。降伏します。と宣言して、
可能な限り優位な条件を勝ち取る方が利口であるはずです。

・・・まあ、多少なりに米中両国間を天秤にかける程度の事はね。
それくらいの事は私も予想していましたけれど。
でも、ここまで米中間の対立が明確になっておきながら。
それでもなおアメリカに味方する事を迷うのは・・・これは愚策でしょう。

最初から勝ち負けが明確で、さらには対立が明確になったのならば。
これ以上に迷う事と言うのは致命的でしょうね。
一応ですが断言しますけど。
このままだと先に中国。習近平が北朝鮮を切り捨てようとしますよ?
北朝鮮から一切手を引くから勘弁してくれ。とアメリカに提案されてしまってからでは。
金正恩の立場は厳しくなってしまうでしょう。
・・・呉越同舟とは言え、自分が助かるためなら平気で裏切るのが習近平です。
その心当たりについては金正恩自身にもあるはずです。


親中派は負け組。
これは北朝鮮とて例外では無い。と言う事で御座いますね。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[0回]

17 . February
ユキさん。コメントありがとう御座います。

でまあ、ユキさんの指摘につきましてはね。
まったくもって基本的には正論であり、おっしゃるとおりなんです^^;

確かに北朝鮮。金正恩は本当に信用出来るのか否か。
また、北朝鮮が核保有をする事で、日本の平和は守られるのか否か。

そのような不安を感じるのは、当然の話だと思います。
なるほど。北朝鮮を非核化出来るのならば、それが一番良いと思います^^
ただ現実的な事を考えると、そればかりに集中するわけにもいきません。
ユキさん自身も指摘されたように、中国の問題が後に控えているからです。

いやまあ、本格的に戦争になる可能性が出てきてしまったので・・・。
もう私としても北朝鮮の問題が小さいとは言いませんけれど。
でも、やはり中国と比較すれば・・・どちらが優先するべきかは一目瞭然です。
万が一にも中国への対応を間違えてしまえば、冗談でも何でもなくて。
本当の本当に世界が滅びてしまうかもしれないからです。

そんなわけで。
北朝鮮に対する不安。恐怖がある事は、これは仕方ないと割り切って。
どうすれば不安や恐怖を少しでも小さく出来るのか。
その事を考えた方が建設的なのではないかなぁ。と私は思います^^;


それでアメリカにとって圧力一辺倒について。その成果はどうだったのか。
・・・と言う点を考えるのならばね。
至極単純な話として、アメリカが本気で北朝鮮に対処していたなかったからです。
つまりは、もしもアメリカが本気で対処しようとすれば。
中国やロシアとも協力して北朝鮮への対応を考えていたはずだからです。

でも、実際には中国やロシアは協力する。とは口では約束していても。
現実的にはサッパリ協力なんかしていないでしょう?^^;
これはアメリカが手を抜いていたからです。
従来のアメリカは、そこまで北朝鮮の問題を重要だと考えていなかったからであり。
だから、成果が出ていなかった。と言うだけの話です。


あの、北朝鮮の問題一つだけを考えればね。
アメリカが本気になれば、いつてもカタが付く問題なんです^^;
逆に言えば、その程度の問題であればこそアメリカは本気にならなかったんです。
北朝鮮よりも優先するべき別の問題があったから、です。

なので、日米両国の誤算と言うよりも。
日米両国が、そこまで北朝鮮の問題に対して本気では無かった。と、
そのように解釈するのが妥当では無いかなぁ。と私個人は考えております^^;


それで次の話題としては・・・。

日本の頭を飛び越えて、北朝鮮とアメリカが話し合って和解したりしたら。
日本の立場はどうなってしまうんだ?

・・・と言う事については、私の結論は一つだけです。
日本を無視しての和解なんて、ありえません^^;


と言いますのもね。ちょっと今現在の状況を考えて下さいませ^^;
アメリカは単独で北朝鮮と対立している状況なのでしょうか?
言い換えれば、アメリカは何をもって北朝鮮と対立していますでしょうか?

アメリカは日米同盟によって北朝鮮と対立しているんです。
その状況で日本の意向を無視して北朝鮮と一方的に和解なんてしたら。
事実上。アメリカは日米同盟を否定した事になります。
そんな事は絶対に出来ません。アメリカにとって不利益しかありませんからね^^;


よろしいですか?
確認しておきますが、アメリカが北朝鮮と和解をするのは日米同盟のためです。
ひいてはアジア地域におけるアメリカの権益。国益を守るため、です。
ですから、その日米同盟を否定してまで。
アジア地域におけるアメリカの権益を放棄してまで北朝鮮と和解するのでは・・・。
それでは本末転倒です。
アメリカにとって何一つ利益が無いでしょう?^^;

まっ。一昔前のように日米同盟の全ての責任をアメリカが担っていた。とか。
そんな状況であれば、まだ無いとも言えませんけれど。
今現在のように、既に日本が日米同盟における相当の負担をしている状況では。
日本を無視して北朝鮮と和解するなんて、アメリカにとっては自爆行為そのものです。


アメリカと北朝鮮が交渉する。と言う形であったとしても。
その交渉内容は一から十まで全てが日本政府。安倍総理に伝わりますし。
その交渉における和解の内容については、必ず日本側に事前の合意を求めます。
現状を考える限り、この点については心配無用だろう。と私は考えています^^


ちなみに。
一つ参考程度までに書いておきますと、私達日本と同じ立場なのがロシアです^^;
アメリカから交渉の内容が全て日本に伝わるのと同じように。
北朝鮮から交渉内容が全てロシアに伝わるはずです。
そして、北朝鮮としてもロシアに事前の合意を求めるはずです^^;

・・・まっ。一応は中国にも伝わるでしょうけど。
でも、現状だと中国は半ば部外者みたいな立場になるでしょうね^^;
参加しても良いけれど、お前に発言する権利は無い。・・・みたいな感じです。

んー。何しろ金正恩は習近平を一切信用していませんからねぇ^^;
習近平に助力を求めるくらいなら、ロシアに助力してもらう方が良い。と、
そのように北朝鮮。金正恩は考えるはずですし。
私達日本やアメリカとしても、北朝鮮の次は中国ですからね^^;
朝鮮半島に中国の影響力が残る事は、あまり好ましい事ではありませんからねぇ。

そんなわけで。
日米朝ロ。この四か国で朝鮮半島全域に関する合意は行われるはずですし。
そうなる以外には、現在の朝鮮半島を安定させる手段。
交渉により朝鮮半島の問題を解決させる手段と言うのは、無いだろうと私は思います。


うん。そうですね。
現状を考えれば、コレ以外の形での交渉による解決は無いでしょう。
すなわちコレが嫌だ。と言うのならば、後はもう戦争をするしかありません。

・・・まっ。その判断については日米両政府の偉い人に決めてもらうと致しましょう。



それから次は・・・。

そもそも人権も守られていない国家と和解すると言うのは、問題じゃないのか。
そんな国家が、果たしてこの世に存在しても良いのか。

・・・と言う事ですけれどね。
人道的な見地から考えれば、ユキさんの主張は至極まっとうなものだと思います^^
ただし。
その意見を、そのまま政治の分野にまで持ってくるのは些か問題があるとも思います。


これはユキさん自身も自覚している事だとは思いますが。
政治の分野では人道的な価値観だけで動くわけにはいかないんです。
このブログでも以前から書いている事としては。
北朝鮮の国家体制に問題があり、不満があるのならば。
第一に。それを何とかするのは北朝鮮に生きる人々であるべきなんです。
なぜならば、北朝鮮の未来は北朝鮮人が決めるべきだからです。
それを日本人の価値観だけで右や左に変える。との主張は、極めて傲慢であり横暴です。

・・・これも確認しておきますけど。
それをやろうとして失敗したのが、先の日韓併合だったんですからね?^^;
アレと同じ失敗をする事は、もう二度と許されない事だと私は考えています。
だから、北朝鮮で非人道的な事が行われているのだとしても。
それは北朝鮮人で解決するべき問題です。
また、北朝鮮において人権の概念を確立させる事につきましても。
それもまた北朝鮮人が確立させるべき問題であるはずです。

他国に悪影響が及ぶ。と言うような国際問題では無い限りは。
それらの全ては内政問題として他国が関与するべき事ではありませんし。
その基本原則を変えるべきではない。と言うのが私の立場です。

・・・まあ、ユキさん自身が述べられたようにね。
人権を軽視する国家が他国の脅威になる。と言う点については、そのとおりです。
であればこそ、最初に話は戻るんです^^;

繰り返しますが、北朝鮮に対する不安。恐怖がある事は、これは仕方ないと割り切って。
どうすれば不安や恐怖を少しでも小さく出来るのか。
その事を考えた方が建設的なのではないかなぁ。と私は考えています。

うん。そうやって関係性を維持してきたのが日中関係だったわけですし。
日朝関係についても考慮する余地と言うのは、あり得るのではないか。と私は思います。

念のために書いておきますが、中国もまた非人道的な事が行われている国家であり。
核保有をしていて、ICBMを持っていて。それを日本やアメリカに向けていて。
それでも日中関係。米中関係は成立してきましたでしょう?
だとすれば、それと同じ事が北朝鮮を相手に出来ない理由は無いはずです。



でまあ、これで最後ですね。

北朝鮮のトップ。金正恩をすげ替えるのはどうだろうか?

・・・と言う話ですけれど。
私個人の立場として意見を言わせて頂くのならば、非常に難しいと思います。

えーと。物凄く基本的な事を指摘しますけれど。誰にしますか?^^;
新しい北朝鮮のトップは親中派の誰かですか?それとも親ロ派の誰かですか?
もっと言えば親中派でも習近平の傀儡か。それとも反習近平派。江沢民派などの傀儡か。
・・・まあ、さすがに親米派。親日派の誰かになる事は無いでしょうけれど^^;
それでも一口にトップをすげ替える。と言っても、恐ろしい権力闘争が起こりますよ?


ユキさん。
冷静になって現在の状況を見て下さいませね?
今の北朝鮮と言うのは、一昔前のように中国の影響力が一番強い。と言うような。
そんな単純な状況では無いんですからね?

習近平と金正恩の関係は非常に悪い。最悪の一歩手前と言う状態です。
そこには中国国内の対立。習近平派と反習近平派の対立が介在しているからです。
その間隙を狙うようにロシアが出現しました。
ロシアは従来よりアジア極東地域において中国の膨張。
影響力が拡大する事を懸念していましたから、その状況を打開するために。
北朝鮮を中国から半ば独立した勢力とするために関与を強めています。
そして、韓国が北朝鮮に傾倒し過ぎたために。
日米両国は韓国を無視する形で極めて強力な。軍事的な手段を本気で考えています。


もっと言えば・・・金正恩が優秀である。と前回に私は書きましたでしょう?
つまり、今の北朝鮮は金正恩が優秀である事を前提とした支配体制なのであって。
その金正恩が唐突にいなくなってしまえば、その穴埋めはどうするのか?
金正恩と同等の実力を持った都合の良いトップが、果たして北朝鮮にいるでしょうか?
もし金正恩を排除しただけ。と言う事であれば・・・。
現在の支配体制が維持されるかどうか。私にもわかりませんよ?

さらに言いましょう。
ユキさんは中国の利になる。と言いましたね?
それは習近平の利益だと思いますが、同時に反習近平派にとっては不利益でもある。
・・・金正恩の失脚は、中国国内の対立が激化する事に直結しますよ?
私個人としては、そこまでの事を考えるべきだと強く主張する次第で御座います。


このように複雑かつ過熱化する状況の中で、金正恩をすげ替える。なんて、
そんな簡単に出来る話では無いだろう。と私は思うんです。



あの・・・ですねぇ。

ムン・ジェイン大統領の代わりは、いくらでも山のようにいるんですけど^^;
金正恩の代わりっていないんです。
だから、金正恩がいなくなれば全てが丸く収まる。と言う安易な考えと言うのは。
私個人と致しましては、やめた方が良いだろうなぁ。と思います。
うん。そうですね。
今ここで金正恩を排除する事と言うのは、物凄い戦争を覚悟する事と同じです。
そこまでの大きな覚悟。心構えが無いのならば。
現時点において金正恩を排除する事は諦めた方が賢明である。と思います。


とまあ、これが安全保障における私の個人的な見解で御座います。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[3回]

15 . February
ユキさん。コメントありがとう御座います。

まず韓国については、どうしようもない。の一言で割愛させて頂きます。
・・・まあ、基本的に私もユキさんと同意見で御座います^^;
ただ一つだけ言うとすれば、南北統一について韓国側から条件なんか出ません。
それほどに韓国の立場は低いからです^^;
あの・・・今の韓国に言及するような要素って何一つ無いんですねぇ。


それで、北朝鮮が信用出来るか否か。と言う点については、
今の北朝鮮。金正恩と言うのは、ある意味では非常に信用出来ると考えています。
ええ。少なくとも韓国政府。ムン・ジェイン大統領よりは遥かに信用出来ます^^;

なぜ信用出来るのか?と言いますとね。
ちゃんと国家戦略を考えて、状況を冷静に正しく認識出来ていて。
その上で自分達の利益。これは国益と表現出来るかもしれませんね。
つまりは、主権国家としてやるべき事をやっている。と言う事実があるからです。

まっ。こんな事を一々説明するよりもね^^;
もっと単純に。簡単に言うのならばロシア。プーチン大統領が信用している。と、
その事実一つこそが、物凄い説得力になるのではないかなぁ。と思います^^;

ですから、北朝鮮が韓国と同様に約束を反故にするような国家であるのならば。
日本やアメリカは当然として、ロシアもまた北朝鮮を相手になどしていないはずです。
逆に言えばロシアは北朝鮮。金正恩を信頼出来る相手だ。と考えているわけです^^;

ロシアは、言うまでもありませんが利害について極めてシビアな国家です。
利用価値も無い相手に対して支援するような国家ではありません。
よって。
ロシアが支援する程度には、今現在の北朝鮮。金正恩には評価するべき点がある。
韓国のような。約束一つ満足に守れないようなバカ国家とは違う。
・・・と言うように考える事が可能では無いか。とも私は思うんです^^;

それで、なぜに北朝鮮が核ミサイルを持とうとするのか否か。と言う点については。
それは本日の話題にさせて下さいませ^^


えーと。それからアメリカが北朝鮮を攻撃する場合の話ですけれど。
おそらく今のアメリカと言うのは、韓国を完全に無視して日本と協力する形での攻撃。
すなわち米韓同盟では無くて。日米同盟により攻撃する事を本気が考えています。

うん。以前から書いておりますように、もう誰も韓国の事なんて考えていないんです^^;
もし考えているとすれば。
韓国国内にいる在韓邦人。在韓外国人の事くらいでしょうね。
それ以外の事は一切合切。全てを無視してアメリカは攻撃する。と私は考えています。
韓国を無視しても、韓国国民以外の誰もが困らないし。誰も文句を言わないからです。
・・・今の韓国って、そういう状況なんです。


それから、局所的な攻撃と言うのは、私個人の意見としては無しです。
そんな中途半端な事をするくらいなら攻撃しない方が良い。
やるんだったら、軍事施設を丸ごと全部を潰す。くらいの事をするべきですし。
北朝鮮それ自体を国家的に破綻させる。と言うレベルまで実行するべきです。

うん。後々の事を考えたら・・・つまりは、安全保障を考えるのならば。
それくらいの事を前提として考えた方が良い。と私は考えています^^

えーと。それで・・・このアメリカが北朝鮮を攻撃する話ってさ。
オリンピックが終わってからでも良いですか?^^;
まだアメリカが北朝鮮を攻撃する。と決まったわけではありません。
うん。そうですね。
平昌オリンピック。パラリンピックでの最後の交渉があるはずですから。
それが失敗した場合に話題として取り上げたいと思います^^



さてさて。それでは本日の話題で御座います。
本日は・・・うーん。ちょっと事態が急展開になってしまいましたので。
少し踏み込んだ話として、北朝鮮の国家戦略について。
今現在の金正恩が何を考えて行動しているのか。と言う事を書きたいと思います。
それでは参りましょう^^


でまあ、前回に書いた事を改めて書いていきますとね。
現在の北朝鮮。金正恩が何を考えているのか?・・・と言う事を考えた場合。
第一に北朝鮮と言う国家の存続です。
第二としては南北の統一。朝鮮半島全域の支配体制の確立です。
これらの北朝鮮の目的は絶対に変わらない。と言っても良いでしょう。
そんなわけで。
北朝鮮の核保有と言うのは第一の目的達成のためであり。
米韓同盟の破壊。在韓米軍の排除は第二の目的達成のためである、わけです。

・・・うん。北朝鮮について考える上で、最も基本的な事はコレになりますね^^;


それで、です。

今までの経緯と言うか。現在の至るまでの朝鮮半島情勢を考えていくと。
もうビックリ仰天するくらいに北朝鮮。金正恩の思惑通りの状況なんです^^;

まずアメリカにとって北朝鮮がそれほど重大な問題では無い。と言う事実です。
正直な話。
北朝鮮を攻撃したところでアメリカには、さして目立った利益はありません^^;
むしろ隣接する中国やロシアなどの存在を考えれば。
北朝鮮への攻撃には、想像を絶するほどのリスクを覚悟しなければならないわけです。
・・・だから、根本的な点としてアメリカにとって割に合わない軍事行動なんです。

この微妙な点を北朝鮮。金正恩はよくよく見極めていました。
この点を利用して実に手際よく今現在の状況を作り上げたと思います。
私個人としては、非常に優れた政治センスだったと判断しております。見事でした。

さらに言えば。
それを後押しするかのような昨今のアメリカ経済の好調です^^;
以前から書いていますが、アメリカ経済が好調なために軍事行動をせずとも。
次の中間選挙でトランプ大統領が勝利する可能性は極めて高い状況です。
・・・金正恩にとってはラッキーな展開でしたね^^


それからウクライナの発端とした米ロ両国の対立も、金正恩にはプラスに働きました。
アメリカによる執拗なまでの対ロ制裁により、ミサイル技術が北朝鮮に流れました。
その結果として北朝鮮のミサイル技術は、飛躍的な進歩を実現したわけです。
それこそICBMの開発も夢では無い。と言うくらいにまで、です。

ついでに言えば、そこからロシアとの関係を強化した判断も素晴らしかったです^^
北朝鮮には北朝鮮の事情があるように、ロシアにもロシアの事情がある。と、
そのように考えて朝ロ関係の強化を目指したのだとしたら・・・。
その外交センス。政治センスには舌を巻いてしまいますね^^;


また、韓国では左翼政権の樹立。
ムン・ジェイン大統領を半ば傀儡とする事に成功しました。
うん。そうですね。
どうしようもなく韓国国民がバカだった事も、金正恩にはラッキーな事でした^^;
現在の状態を維持すれば確実に南北統一が実現し、朝鮮半島全域を支配出来るでしょうね。


それで何よりもラッキーだった事は、中国の最高権力者が習近平だった事です^^;
実力も度量も無いくせに、地位と権力に対する執着心だけは人一倍。
そんな習近平が中国で最高権力者。独裁者として君臨した結果。
誰もが予想していたよりも遥かに早い段階で、中国の限界が近づきました。
すなわちアジア最大の問題児である中国の崩壊が、もう目前にまで迫ってきているんです。

・・・うん。習近平でなければ、もう少しの猶予はあったはずなんです。
今しばらく中国共産党の一党独裁体制が継続していただろう。と私は思いますし。
実際に私は、そのように対中戦略と言うものを考えていた時期がありました。
まっ。習近平が出現したせいで、全てがパーになりましたけどね^^;
ともかく。
習近平のようなバカが中国の独裁者になった事が、金正恩にとって最大の幸運でした。

中国の崩壊が割とマジで現実的だ。・・・となればね。
日米のみならず、もう世界中の国々が中国を最優先とする以外には無く。
今以上に朝鮮半島に時間を浪費する事が出来ない状況となる事は、これは必然です。
そのため日米両国としても早期に朝鮮半島情勢を安定させる必要性があり。
北朝鮮に対して条件次第で妥協する。と言う可能性が高くなったわけです。
つまるところ。
日米両国が北朝鮮の核保有を黙認する。と言う可能性が現実的に存在するわけです^^;

もし仮に。
これらの全てを北朝鮮。金正恩が予測していたのだとしたら。
金正恩は間違いなく超一流の政治センスを持っている。と表現する以外にはありません。
従来より私が金正恩が優秀だ。と判断してきた理由がコレになります。
・・・うん。実に北朝鮮。金正恩は優秀であるとは思われませんでしょうか?^^;



ところが、です。

これで前回の話になるんですけれどね。
あまりにも全ての状況が金正恩にとって都合良く進み過ぎてしまったがために。
アメリカと交渉する絶好のタイミングを逃してしまったんです。

核開発にしろ。ミサイル開発。ICBMの開発にしても。
その全てが想像以上に上手くいき過ぎてしまったがために。
・・・アメリカを本気で怒らせてしまったのです。

これは、まったくもって北朝鮮。金正恩にとっては痛手でした。
アメリカを本気にさせない事。
軍事行動と言うリスクよりも、妥協して交渉により解決を選ばせる事。
それこそが北朝鮮。金正恩にとって最大の目的であったはずなのに。
その目的よりも手段を優先してしまった。
核兵器を搭載したICBMを保有する。と言う手段を目的と勘違いしてしまったのです。


うーん。まあ、改めて考えますとね。
北朝鮮。金正恩が何を考えていたのか。それは私にも十分に理解出来るんです。
おそらくアメリカ側に次のような事を言わせたかったんでしょう。

「核開発とミサイル開発を全面的に永久に凍結しろ。
その代わりに核保有の黙認と、北朝鮮の存続。朝鮮半島の支配権は認めてやる」

・・・と言う事をアメリカ側から引き出そうとしていたんだと思います。
そのために核実験やミサイルを繰り返して。
搭載可能な核弾頭の小型化や大陸間弾道ミサイル。ICBMの開発を進めていた。
このまま完成させる事も出来るんだぞ。と言う脅しのための研究開発だった事でしょう。

うん。わかるんです。十分に理解出来る話です^^;
しかしながら、脅しは脅しとして。手段は手段として扱うべきだったのです。
決して目的にするべきでは無かった。
本格的なICBMの保有。核ミサイルの保有をして、
北朝鮮が本当にアメリカを核攻撃出来る状況にするべきでは無かったのです。

・・・これではアメリカが本気にならない方が不自然です。


北朝鮮の方々。

一つ冷静になって考えてみて下さいませ。
核弾頭を搭載可能なICBMは中国やロシアだって保有しているし。
実際のそれらはアメリカに狙いを定めています。
そういう意味では北朝鮮が加わったとしても、大した問題は無いじゃないか。と、
そのように北朝鮮の方々は考えているのかもしれません。

でもね。

北朝鮮。金正恩と言うのは、もう既にアメリカを恫喝している状態なんですからね?
核ミサイル。ICBMを発射させてアメリカを火の海にしてやる。と、
そのような恫喝をしてしまっているでしょう?
その上で核弾頭を搭載したICBMを保有するとなれば、北朝鮮の危険性は極めて大きい。
うん。そうですね。
その場合には中国やロシアよりも北朝鮮の方が危険性。脅威度を上回るでしょう。

中国やロシアは・・・核ミサイルをアメリカに打ち込む。なんて恫喝は言いませんよ?
なぜならば、核戦争が勃発して世界が滅びるからです。
アメリカへの恫喝をしたのであれば。
その恫喝を本当に実現出来る手段を手に入れるべきでは無かった。
そのような状況にするべきでは無かったのです。


重ねて申し上げます。
脅しは脅し。手段は手段として扱うべきなのです。
それを目的と勘違いするべきではありません。
改めて確認しますが、北朝鮮の目的は国家の存続。半島の支配であるはずです。
断じてアメリカと戦う事。まして世界を滅ぼす事が目的では無いはず。
だとすれば、ICBMは不要であるべきです。

今すぐにアメリカ側にICBMの研究開発を即時凍結。破棄する事を伝えるべきです。
最低限の核保有を黙認してくれるなら、それ以外の核開発も凍結する。
・・・うん。北朝鮮。金正恩が出来る最大限の譲歩は、この辺りになるでしょうか。

そこまですればアメリカも考えるはずです。
アメリカだって朝鮮半島のために、そこまでの時間と国力を浪費したいわけじゃない。
交渉が成立する余地はあるのではないか。と私は考えています。


・・・いや、考えていたんです^^;
アメリカが本気になる前であれば。十分に通用したはずですし。
交渉が成立し、双方が和解する。と言う展開もありえた。と私は思うんです。
金正恩が思い描いた理想的な結果になるかもしれない。・・・とね^^;
ただ。
先にも書いたように、絶好のタイミングは逃してしまいました。
アメリカは本気になってしまったのです。

その分だけ交渉は難しくなります。
でも、難しくなったとしても不可能では無いはずです。
うん。私は、まだ可能性は残されていると思います。
・・・成功するかどうかは北朝鮮。金正恩の頑張り次第。まさに今が正念場ですね。



しかしまあ、実に惜しかったですよねぇ^^;
アメリカが本気になる前に、交渉を成立させていたとしたら。
北朝鮮。金正恩に対しては100点満点の評価を私は出しておりました^^

もう本当にね。
私も見ていてビックリするくらいに完璧でしたからねぇ・・・。
私達日本としても見習いたい。と思うくらいには。
それくらいには、もう金正恩には天の加護と言うか。恵まれた立場でしたね^^;

このまま行くのか!?・・・とも私も思っていたんですけど。
やはり世の中と言うのは、そうそう上手くはいかないみたいですね。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[5回]

プロフィール
HN:
ササラド
性別:
非公開
P R

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)

新品価格
¥1,037から
(2015/1/27 23:02時点)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

新品価格
¥972から
(2015/1/27 23:12時点)

コレキヨの恋文

新品価格
¥1,728から
(2015/1/27 23:15時点)

Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]