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09 . May
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27 . December
さてさて。前回はアジア情勢と安全保障に関する話だったわけですけど。
あの・・・やっぱりね。
改めて申し上げますが、国家戦略の最上位に位置するのが安全保障戦略であり。
その安全保障戦略の下に軍事戦略であれ。経済戦略が存在するだろう。
・・・と言うのが私の個人的な結論で御座います。

ちなみに。
これはどこかの誰かさん。偉い人が主張している事では無くて。
単純に私個人の経験論です。うん^^;
そういう意味では物凄く信頼性。信憑性に欠ける主張で申し訳ないんですが・・・。
今のところ間違ってはいないかなぁ。と思いますのでね^^;
私としては、これを原理原則として話を進めていきたい。と思っている次第で御座います。


と言うわけですので。
この安全保障戦略を無視した軍事戦略。または経済戦略を実行する場合には。
ほぼ確実に失敗するだろう事が予想されると思いますし。
その状態を放置し続けていれば、国家そのものが破滅。滅亡しても何も不思議ではない。
・・・と私は個人的に考えているわけです^^;

ですので、前回にも書きましたが今の中国や韓国と言うのは。
まさに安全保障を無視して行動しているわけですので、その大部分の国家戦略。
やる事なす事の大部分が失敗するし、間違いなく国家全体が衰退して破滅するだろう。
もう一切合切の全てが崩壊してしまうだろうなぁ。と私は考えております。


とまあ、そんなこんなの話がありまして。
本日の話題は、グローバルスタンダードと安全保障に関する話を書きたいと思います。

いやまあ、この話については既に何度か書いてきた話題なんですけれど^^;
でも、先頃から取り上げている中国の話を例題にしていきますとね。
なぜにグローバルスタンダードなどの経済戦略よりも安全保障が優先されるのか。
経済戦略に対する安全保障戦略の優位性についての説明が簡単に出来るかなぁ。と、
そのように思った次第で御座います。それでは参りましょう^^

まず最初に改めての確認です。
世界中のあらゆる国家において、一切の例外なく国家戦略の最上位に位置するもの。
それが安全保障戦略で御座います。
ですので、この安全保障戦略では全ての国家戦略が隷属する立場なのであって。
それが軍事戦略や経済戦略であろうとも、その立場は変わりません。

でまあ、この原理原則から考えていくのならば。
グローバルスタンダードとて同じ立場である。と言えるだろうと私は考えています^^;


うーん。まあ、経済学者の方々の中にはね。
経済のグローバル化。自由主義経済こそが戦争の抑止に繋がる。
自由貿易を実行する国家同士では対立。争いを回避しようとする動きが発生するので。
必然的にグローバルスタンダードこそが新しい世界秩序である。・・・と、
そのように主張なされる方々も多々おられます。

うん。確かにね。その要素がある事は私にも理解出来ます^^
自由主義経済。自由貿易が一定の秩序を構築し、世界平和の要素となる事については。
私も反対はしません。そのとおりであると思います。
ですが、それだけで確立するほど世界秩序とは単純では無い。とも私は思うんです。
そもそもグローバルスタンダードだけで世界の平和が本当に実現すると言うのであれば。
とっくの昔に世界平和が実現して、全ての戦争が終結しているはずですからね^^;
なので、それだけで平和が実現する。と言うのは・・・ちょっと甘いようにも思います。

えーと。一応の確認をしておきますとね。
グローバルスタンダードとは経済活動の最適化であり、合理性。効率性の追求になります。
つまり、そこには世界秩序。世界平和と言う概念は存在しないはずなんです。
うん。この点ですね。
この点を勘違いしている人が多いんですが、平和を目指して経済活動は行われていません。
あくまでも経済活動とは、経済的な利益を追求するために行われているんです。

なので、平和で安定した状態の方が、長期的に見て経済活動にとっては好ましい。
・・・と言う程度の話でしか無くて。
経済活動それ自体が平和を意味するものでは無いだろう。と私は考えています。



さて。これらの話を前提として中国を例題として取り上げさせて頂きます^^

このブログでも既に書いたように、今の中国には経済の自由化こそが必要不可欠です。
本格的な自由主義経済を導入すれば、今以上に中国経済は確実に発展します。
合理的に。効率的に考えればコレ以外の結論などは存在しない。と言うのが私の見解です。

ですが。

現実的な話として今の中国におきましては、経済の自由化が実行される可能性。
本格的な自由主義経済が導入される可能性と言うのは、極めて低い状況にあります。
その理由は皆々様もご存じのとおり。
今の中国政府。中国共産党。習近平が支配体制の維持を優先しているからです。

確認しますが、今の中国は自由主義経済でもなければ民主主義国家でもありません。
中国共産党による一党独裁体制であり。
今現在に至っては習近平と言う一個人の独裁体制になりつつある状況です。
そして、これも既に書きましたように、経済の自由化には政治の民主化が伴うものであり。
言うまでも無く政治の民主化とは、現在の中国の支配体制を全否定するものです。
よって。
今の中国政府。中国共産党。習近平は絶対に経済の自由化を認めないどころか。
逆に統制経済を強めるだろう事は容易に想像出来るかと思います。


それで・・・これこそが現実なんです。
全ての経済学者。経済評論家の方々に私は強く申し上げたい事なんですけれどね。
このように世界中の全ての物事が合理的に。効率的に実行されるとは限らないんです。
極めて非合理的に。非効率的に実行される場合だってあるんです。
と言いますか^^;
私個人の意見としては、非合理的で非効率的の方が絶対に多いと思います。

ともかく。
このような可能性がある事を完全に無視して、物凄く極端なグローバリズム。
グローバルスタンダードだけを実行したとしても、それだけでは世界が平和になるどころか。
世界中が不安定化し、恐ろしい無秩序の状態に突入する事は間違いありませんし。
冗談でも何でもなくて第三次世界大戦。核戦争が勃発します。
その結果として世界が滅亡し、人類は絶滅してしまうだろう。と私は考えています。

だから、経済活動を最適化すれば世界が平和になる。とか。
経済だけで世界の全てが語れる。などと考えるのは大間違いなんです。
そんな事を本気で主張する人は、ハッキリ言いまして『世間知らず』で御座います^^;



うん。まあ、そうですねぇ。
安全保障の立場から指摘するのならば、こうなるでしょうね。やっぱり^^;
グローバルスタンダードって完全に現実を無視しています。もう机上の空論です。
えーと。根本的な点を指摘しますとね。
人間と言う生き物は、決して合理的でもなければ効率的な生き物でも無いんです。
うん。当たり前ですね。
合理性。効率性などと言う一つの価値基準で全てが語れるほど人間は矮小じゃないからです。
そして、人間がそうである以上。この世界もまた同じ事が指摘出来るんです。
世界とは合理性だけでは語れないほどに、広くて大きいもので御座います。


あの、経済学者。経済評論家の方々が経済分野で意見を述べる事については。
それについては私も異論はありません。
だって、どう考えても私などよりも頭が良い人ばっかりですからね^^;
私如きが経済の分野で経済学者の方々に反論する。なんて分不相応な事はしません。
ただ。
これが政治全般。天下国家の話。安全保障。世界秩序。世界平和の話となると。
そうなってくると話は変わってきます。
これらの分野の話を、経済と同じだと思って語られては困るんです。
うん。これらの話をするには、経済の知識だけでは明らかに不足であるからです。

よろしいですか?
利益だけで全ての人間が動くと思ったら大間違いなんですからね?
頭の中だけで考えた事が、そのまま現実の世界でも通用する。
・・・などと思ったら大間違いで御座います。
この世界では、人間の思考を超える事など簡単に発生してしまうからです。
もっと言うのであれば。
正しい事。正論。正解だけが問題を解決するとは限らない。と言う事で御座います。
そうです。だからこその政治であり、だからこその安全保障なんです。

経済の目的とは、あくまでも経済的な利益の追求でしかない。と私は考えています。
ですから、利益の追求と言う観点において対応出来ない問題である場合。
例えば今回に取り上げた中国の場合などが代表的なんですけどね。
このような問題に対しては、どう考えても経済だけでは対応出来ないでしょう?^^;

合理的に。効率的に考えて中国経済を自由化させる事は必然的であるはずなのに。
極めて非合理的で非効率的な理由で自由化どころか。正反対の事が実行されている。
・・・このような状況をグローバルスタンダードでは絶対に解決どころか。
そもそも対応すら満足に出来ないでしょう?
だって。
今の中国共産党。習近平は何があろうと自由主義経済なんて導入しませんよ?^^;
どれだけ中国経済が発展する可能性を説いたところで。
あの連中は自分達の支配体制の維持を優先する可能性が極めて高いと思われます。
なぜならば、彼らは自分達のみ利益追求と言うような物凄く陳腐な理由。
極めて非合理的で非効率的な理由で行動しているからです。

・・・理詰めで対応出来ないほどに。
まったくもって実力も度量も無い筋金入りのバカが中国の権力を掌握しているからです。
でまあ、これと似たような話って古今東西。星の数ほど良くある話なんです^^;


と言うわけで。
この世界には経済だけでは対応出来ない問題って山ほどあるんです^^;
そして、対応出来ませんでした。と言う事では許されないんです。
このような中国の問題に日本のみならず。世界各国が対応しなければならないんです。
自分達の国家と国民を守り、平和と未来を守らなければならないからです。

それゆえに安全保障戦略が求められている。と言う事なんです。
安全保障の目的は平和と未来を守る事であり、あらゆる問題の解決です。
であればこそ、当然ながら中国への対応も含まれているのであって。
結果的に安全保障は経済戦略。グローバルスタンダードよりも優先されるべきなんです。


それで最後に改めて申し上げるんですけれどね。
確かに自由主義経済。自由貿易が世界秩序。世界平和の一つの要素にはなります。
この点については私も理解するし評価もします。異論はありません。
ただし。
それだけで世界秩序。世界平和が成立する。と思ったら大間違いです。
そのような主張。グローバリズム。グローバルスタンダード万能論に対しましては。
私は個人的に烈火の如く大激怒して反対する次第で御座います。
・・・うん。あまりにも世間知らずの主張であるからです^^;

世界平和の実現を考えた場合に経済と言うのは、一つの手段でしかないんです。
手段はあくまでも手段なのであって、断じて目的ではありません。
世界経済が世界平和と同じものである。と言う主張は致命的なまでの勘違いです。


んー。しつこいようで、申し訳ないんですけれどね^^;
経済は経済的な利益の追求でしかなく、安全保障があらゆる問題の解決。
ひいては平和と未来を守る事こそ目的としているわけであって。
そうである以上はね、
世界中のあらゆる国家において、経済戦略よりも安全保障戦略が優先されるのは。
これは極めて自然な流れであって、自明の理であるのではないかなぁ。と私は思います。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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11 . December
えーと。前回は既存の秩序が維持出来なくなったから。
ヨーロッパの国際社会における序列は下がるし、ヨーロッパ全体が衰退する。
そんな衰退しようとしている国家が、わざわざアジアの問題に介入したり。
まして反日などやっている余裕など無いだろう。
また、万が一にも国連が、この期に及んで反日を実行してくるようならば。
国連を解体して、新しい国際組織を作るべきである。・・・と言う話でした^^;

うん。まあ、ヨーロッパの反日なんて程度が知れている。と思いますね。
・・・って言うか^^;
もう私達日本が反日に屈しなくなった時点で、反日など完全に時代遅れですし。
世界中の誰にとっても害悪以外の何物でもありません。
ええ。そうですとも。
今の世界情勢は、70年前の過去を問題にするよりも。
これから先の未来こそ問題にするべき状況にあるのですからね。
・・・うん。空気が読めないにも程がありますもん^^;


とまあ、それはそれと致しまして。
前回に書きました国際社会の序列について。
もう少し説明した方が良いかなぁ。と思いまして、それを本日の話題にさせて頂きます。
それでは参りましょう^^

まず最初に、これは多くの方々が勘違いしている事なんですけれどね。
国際社会の序列と言うのって、単純に国力の大小じゃないんです。
アメリカが世界の超大国と言う別格の地位にいるのは。
必ずしも世界最強の軍隊を保有しているから、と言う理由だけじゃないんです。
アメリカが世界の警察として世界平和を誰よりも守っていたからです。
だから、アメリカの影響力とは最強にして最大。世界中で無尽蔵の影響力があったんです。
それこそアメリカの意思が世界の意思である。と言うほどにね。

このように世界秩序。世界平和に対する貢献の度合い。
それによって国際社会における序列って決まってくるんです。


でまあ、前回にも書きましたように、現在の国連は先の大戦の戦勝国。
第二次世界大戦を終わらせて、世界の秩序と平和を実現した国々により作られて。
その中核を担った国々が国連の常任理事国となりまして、
事実上の国際社会における序列のトップになったんです。
それ以外の国々は、ほぼ無条件でこれらの国々よりも格下になったわけですね。
・・・既存の世界秩序と言うのは、そんな感じだったんです。

もちろんね。必ずしも世界が平和だったわけではありません^^;
先の大戦以後も冷戦もありましたし、ベトナム戦争やら湾岸戦争やらイラク戦争やら。
色々と戦争はありましたが、既存の世界秩序そのものが崩壊する事は無かったんです。
んー。簡単に言ってしまえば。

「さすがに第3次世界大戦。核戦争はマズイだろう」

・・・とまあ、こんな感じで暗黙のうちに守られていたのが世界秩序なわけです^^;
既存の世界秩序を壊したら大変な事になるので、みんなで守りましょう。
と言う事で、誰もがみんな最低限の協調と協力をしていたんです。
世界秩序の中核となる国々が協力する事で、既存の世界秩序は守られていて。
結果として、既存の国際社会における序列も守られていたわけですね^^


ところが、です。

どんな戦争が起こっても、とりあえずは守られてきた世界秩序。世界平和。
普通に考えれば、誰もが守るだろう。と思われてきた最低限の協調と協力が。
まったくもって思わぬ形で完膚なきまでに破壊される事態となったわけです。
そうです。それこそがグローバルスタンダードです。

いやぁ~。私もね。まさかそこまでグローバリスト。
左翼思想の連中がバカだとは思いませんでしたけどねぇ^^;
事実は小説よりも奇なり。
現実にそうなっちゃったんだから、受け止めるしかありませんものねぇ。うん。


それで、このグローバルスタンダードを簡単に言ってしまいますと。
世界中のあらゆる規制を排除して、全ての人々が自由に経済活動が出来るようにしよう。
いわば世界経済。世界市場の最適化する。と言うのような主張だったわけです。

・・・うん。ここまでだったらね^^;
私も何も言いませんでした。経済のグローバル化にも一理あります。
人類の歴史。その流れを考えていけば、そうなるのは半ば必然だろう。と、
そのように私も考えていましたし、今現在もそうだろうなぁ。とは思いますけれど。
でもね。
何事にも限度と言うものがあるんです。うん^^;

このグローバルスタンダードが罪深いのは世界秩序。世界平和を維持する枠組み。
それすらも経済活動には邪魔だ。として否定。排除してしまった事にあります。
要するに。
世界秩序。世界平和を維持するための軍事費が邪魔。軍事戦略が邪魔。
果ては安全保障戦略までもが邪魔である。と判断されてしまった事により。
猛烈な速度で世界情勢が悪化する事になってしまった・・・わけです^^;


・・・いや、本当にね。
何度も言いますけど、普通だったら絶対にやりませんよねぇ。
いくら経済活動のためとは言っても世界秩序。世界平和を犠牲にしてまで。
そこまでして金儲けを優先するのは、これは明らかに異常です。
ここまでくると自由主義を突き抜けた破滅主義だと思います。
そんなわけで。
一昔前にあったグローバルスタンダードと言うのは、安全保障の観点から見れば。
明らかに世界を破壊するほどの、極めて偏った主張以外の何物でも無くて。
世界の全てを破滅させかねない極左の思想だったわけです。
・・・いや、極左とも言えませんよね。もうテロリズムと大差無いと思います。

と言うわけで、今現在に世界情勢が不安定化している最大の原因とは。
この無分別極まるグローバルスタンダードこそが元凶である。と私は考えています。
・・・うん。グローバリストの方々は本当に罪深いと思います。
知らなかった。わかりませんでした。では許されないほどの大きな罪です。


それで本題に戻るんですけれどね。

今のヨーロッパと言うのは、つまりはコレなんです^^;
グローバルスタンダードにより拝金主義。金儲けを第一に考えた挙句。
軍事戦略は無論の事。安全保障戦略までも軽んじてしまったんです。
もっと言えば安全保障戦略よりも経済戦略を優先してしまったんです。

確認しておきますが、国家戦略の最上位に位置するのが安全保障戦略であり。
この安全保障戦略より優先される国家戦略など存在しませんし。
仮に存在したとしても、その国家戦略は必ず失敗します。
それゆえに、今のヨーロッパが衰退している原因がコレになるわけです。


ヨーロッパは世界中の他の地域と比較しても、相当に序列の高い地域でした。
・・・って言うか。
地域単位で言えば一番高い地域になるでしょうね^^;
これは単純に文化とか技術が発達しているから。と言う理由ではなくて。
世界秩序の中核を担う立場にあったからです。
その責任を背負うために、その権利として国際的な影響力も大きかったんです。

私達日本がアジアの先進国。世界の経済大国と呼ばれながら。
アメリカは別格としても。なぜかヨーロッパには頭が上がらない。と言うのは。
このような背景があればこそ、だったわけです^^;

欧米諸国による世界秩序の中で日本は平和を享受している。
ソ連が崩壊してからは、より鮮明に。その事実を理不尽に突きつけられて。
色々と理不尽な要求をされてきたわけなのですね^^;


しかし、です。

しつこいようですが、そのような既存の秩序が維持されなくなったんです。
グローバルスタンダードによる金儲けを優先するあまり。
ヨーロッパが世界秩序の中核を担う。と言う責任を放棄したからです。

・・・具体的に申し上げますと、アメリカの要請を拒絶したからです。
アメリカが世界の警察と言う役割を放棄した際に。
今後は同盟国と連携する事により世界平和を守る。と主張したにもかかわらず。
そのアメリカの主張を他人事のように聞き流し、マトモに協力しなかったのは。
まさしくヨーロッパの方々です。


ちなみに。
参考までに私達日本と比較すると、その差は歴然となります。
私達日本はアメリカの要請に忠実に応じ、日米同盟の強化を推進すると共に。
力による現状の変更を画策する中国。
覇権主義と言う名の野心を隠さぬアジアの問題児と真正面から激突しています。
私達日本は、それこそ全身全霊を賭してアジアの平和を守っているわけです。

・・・これと比較するとヨーロッパの態度は極めて非協力的かつ不誠実です。
本来ならばアメリカと共に世界秩序の中核を担うべきはずのヨーロッパが。
その責任を明らかに放棄してしまっている。
責任の放棄は、当然ながら権利の放棄と同じ意味になります。
よって。
ヨーロッパの国際的な影響力と言うのは、必然的に著しく低下しているのが実情です。


そんなわけで・・・本当にね。おかしな話なんですよねぇ。
本当なら世界トップの影響力を誇るヨーロッパこそが。
それこそ全力で既存の世界秩序を守るために努力をするべきだったのです。
既存の世界秩序が無くなればヨーロッパの国際的な地位。影響力は激減するからです。
これは、どこの国が。と言う問題では無く。
ヨーロッパと言う一つの地域全体にとっての極めて大きなマイナスであるはずです。

しかしながら、ヨーロッパは最後の最後まで動かなかった。
なぜか?
安全保障。世界秩序を守る事よりも、金儲けを優先してしまったから。・・・です。
これも前回に書きましたが、冗談でも何でもなくヨーロッパは自分達の地位や影響力。
果ては自分達の平和や未来の全てを金に換えてしまったんです。
グローバルスタンダードによって、です。

・・・ええ。そうですよね?
今のヨーロッパは自分達の事だけで手一杯であって。
他の地域。アフリカや中東に対応するだけの余裕。余力は残っていませんものね?
もはやヨーロッパは世界秩序について意見を述べるだけの力は無い。と言う事です。
結論として。
ヨーロッパの国際的な序列は下がり、影響力も大きく低下する。・・・わけです。


それで、最後に少しばかり経済の話をしたいと思うのですが・・・・。
あいにくと私は経済が苦手ですのでね^^;
これからの話は、あくまでも安全保障の観点からの意見として聞いて下さい。

グローバルスタンダードと言う経済活動と言うのは。
基本的に世界情勢が安定していて、誰もが安全に経済活動が出来る事。
明確な世界秩序があった上での世界経済。世界市場を想定していたはずです。
うん。そうですね。
それが一つの明確な大前提としてあったはずであり。
第3次世界大戦や核戦争などの可能性を一切想定していなかったはずです。
平和である場合。安定した場合でしか想定していなかったはずです。

だとすれば。
グローバルスタンダードの上に安全保障戦略。世界秩序があるのは当たり前の話です。
その当たり前の話すら無視して経済活動だけを強引に優先しようとすれば。
もはやグローバルスタンダードは経済の論理として破綻している。と言う以外には無い。
繰り返しますが、そのような主張は極左ですらない。
世界秩序。世界平和を破壊するだけの破滅の思想。テロリズムと大差はありません。


いやまあ、グローバリズム。グローバルスタンダードにも一理ある。と私も思います。
ですが、一番基本的な事すら理解出来ていないのでは話にならないんです。
・・・これは極めて基本的な話であるはずであり。
こんな事もわからない人は政治。天下国家を語るべきではない。と私は思います。

なんでもかんでも効率的に。合理的に。
自由に実行する事こそが正しいと思ったら大間違いです。
また、経済だけで世界の全てを語れると思ったら、それも大間違いです。
この世界と言うのは、それほど単純では無いだろう。と私は思います。

グローバルスタンダードに心酔している方々と言うのは、もっと視野を広げて。
ちゃんと現実と言うものを誠実に直視して下さい。
そうしないと・・・貴方達は無自覚のうちに世界を滅ぼしてしまうでしょう。
どうかこの事を忘れないで下さい。


・・・とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[3回]

03 . December
「ど」の字さん。コメントありがとう御座います。

うん。そうですね。
「ど」の字さんの意見は、まったくもって正しい見解だと思います。
おっしゃるとおりに特亜三カ国は、他国を引き込んで混乱をより拡大させる。と、
そのような悪しき風潮がある事は間違いありませんし。

また、彼ら自身が自分達の問題を自分達で解決させる。と言う当たり前の意思。
一国の独立した主権国家としての自覚が著しく不足している事も。
それもまた極めて正しい指摘である。と私も思います。
その上で、どうやって特亜三ヵ国。
彼らに当たり前の意思。自立する事を自覚させるのか。
その事について考える事は、まさに中核となる論点である事でしょう。

それで私の意見を申し上げます。

「ど」の字さんが主張するように、ヒトとしての最低限の倫理観を体現させる。
・・・と言うのは、ひとえに彼ら自身が努力するべき事であって。
まさに自分達の問題として自分達で解決するべき問題です。
ですから、そこに私達日本などの赤の他人。第三者が何が出来るのか。と考える事は。
それ自体が別の問題である。と私は考えています。

愚かで哀れな彼らに何か手助け出来ないか。と考えるのは日本の美徳の問題であり。
彼らの問題とは完全完璧に別の問題です。
この点を決して混同してはならないだろう。と私は強く主張する次第です。


従来より日本は、あまりにも特亜三ヵ国が可哀想であるがために。
何か手伝えないだろうか。助けてあげられないだろうか。・・・と考え続けてきました。
それは、まったくもって全ての日本人が誇るべき日本の美徳であり。
何一つ否定される事も無ければ、後悔するべき事でも無い。と私個人は考えています。
ええ。そうですとも。
私達日本は中国や韓国のような愚かなまでに哀れな国家を救うために。
様々な努力を続けてきた。と世界中に胸を張って主張出来る立派な事をしてきたんです^^

・・・このような過去に行ってきた日本の言動の全ては、どこの誰であろうとも。
それこそ同じに日本人であろうとも否定される筋合いの無い。完璧な日本の美徳であり。
世界中のあらゆる国家が模範とするような、極めて優れた成果。偉大な業績です。
そして、それらを行ってきたからこそ今の日本の権威。
国際的にも非常に高い信頼を構築するに至ったのだろう。と私は確信しております^^

しかしながら。

そこまで日本が助けてもなお中国や韓国が変わらなかった。
自分達の問題すら自分達で解決する。と言う当たり前の事すら出来ないままだった。
・・・と言うのであれば。
それは完全に中国や韓国自身の責任です。私達日本に一切の責任はありません。
もちろん私達日本が間違っていた。と否定される事でも無いはずです。
全ての原因。元凶があるとすれば。
それは中国人や韓国人の性根が腐りきっていた事こそが元凶である。と言えるでしょう。

うん。まずは、この純然たる事実こそ大前提として考えるべきだと私は思いますね^^


重ねて申し上げます。
中国や韓国などの国家が致命的なまでに劣悪である事と。
私達日本が中国や韓国に対して何をするべきなのか。と言うのは別問題です。

なので、どうやって中国や韓国をマトモな国家にするべきか。と言う事については。
極めて重要である論題ではありますけれど、今は一時的に保留しておくべきです。
ハッキリと申し上げますが。
中国人や韓国人の腐りきった性根が叩き直されない限りは。
私達日本のような外部の人間が何をしようと。どんな努力をしようとも無駄です。
なぜならば、外部の人間とは赤の他人でしかないからです。


・・・うーん。一応確認のために書いておきますとね^^;

中国をマトモな国家に出来るのは中国人だけであり。
また、韓国をマトモな国家に出来るのも韓国人だけです。
もし仮に。
本気で私達日本が中国や韓国をマトモな国家に出来る。と考えたのだとすれば。
それは日本人の傲慢です。
まさに戦前の日本が、そうだっただろう。と言えるかもしれませんね^^;
あまりにも中国や韓国が当時の西欧列強の帝国主義に無防備であったために。
それに一刻も早く対処しようとした日本が強引だった。と言えば、そうでしょうね。
そういう意味では戦前の日本は批判される点であるかもしれません。
(↑まっ。それでも無防備だった中国や韓国が一番悪いとは思いますけどね^^;)

でも、だからこそ戦後の日本は違ったでしょう?
戦後の日本が中国や韓国に支援を続け、手助けを続けてきたのは。
中国人や韓国人がマトモな国家になりたい。だから、助けて欲しい。・・・と、
そのように望まれたから助けていたのであって。
私達日本が中国や韓国をマトモな国家にしてやろう。などと思って動いた事はありません。
うん。この点こそが明確に戦前と戦後の違いである。と言えるでしょうね。

それで、繰り返しになりますが私達日本は十分過ぎるほどに。
それこそ過保護なくらいに戦後の日本と言うのは、中国や韓国を助けてきました。
にもかかわらず、中国や韓国がマトモな国家にならなかったのは。
ひとえに中国人と韓国人の責任以外の何物でもなく。
より厳密に述べるのならば、中国人と韓国人の性根が腐りきっていたから・・・です。
これ以外に結論など他に無いだろう。と私は思います。


でまあ、本題の戻りますとね^^;

現時点においては、やはり中国や韓国などの国家が致命的なまでに劣悪である事と。
私達日本が中国や韓国に対して何をするべきなのか。と言う事は別の問題です。
それゆえに私個人の意見と致しましては。
中国や韓国などの国家をマトモな国家にする事は一時的に保留。棚上げするべきだ。と、
そのように私は考えております。
なぜなら、それよりも優先するべき問題があるからです。

それは何か?

それは日本の平和と安定であり、アジア地域全体の平和と安定であり。
ひいては世界全体の平和と安定である。・・・と言う事です。
中国や韓国をマトモな国家にするのは、その次の問題です。
この優先順位は何をどうしても絶対に変わりません。

ですから、中国や韓国がマトモな国家にならなかったとしても。
日本とアジア。ひいては世界の平和と安定が守られるのであれば。
第一に優先するべき目的は達成された。・・・と考えるべきでしょう。
この第一目標が達成された後から、中国や韓国をマトモな国家に出来るかどうか。
それを考えたとしても決して遅い話ではありませんからね。

・・・逆に中国や韓国をマトモな国家にしようとしたがために。
日本とアジアと世界の平和と安定が守られなかった。と言う事の方が大問題です^^;
これだと最悪の場合。世界の全てが混乱して、どうにもならなくなった。
中国や韓国をマトモな国家にするどころか。
世界中からマトモな国家が一つも無くなってしまった。と言う事にもなりかねません。

そんなわけで。
この順序を決して間違えてはなりません。
第一の目標は日本。アジア。世界の平和と安定を守る事です。
中国や韓国をマトモな国家にするのは二の次。あるいは三の次です。
・・・これが一番犠牲の少ない安全保障戦略である。と私は断言する次第です。


まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;

私は中国や韓国。朝鮮半島がマトモな国家になる事について。
10年や20年程度では足りない。と考えています。
冗談でも何でもなくて50年。100年の極めて長期的な計画が必要だと思っています。
これには明確な理由があります。
それは戦後70年間。私達日本が過保護なくらいに配慮して。支援してもなお。
とうとう最後の最後までマトモな国家にならなかった、からです^^;

ですから、普通に考えても10年。20年程度でマトモな国家。
そんな簡単に中国や韓国が正常な国家になれるわけがないんです。
中国や韓国をマトモな国家にする事でアジアを安定させよう。だなんて。
そんな甘っちょろい事を考えたら絶対に失敗します^^;
ええ。断言しますとも。絶対に失敗します。
これにも理由があります。
それは、そのアジア戦略を既に私達日本が70年間も実行してきたからです。

「中国や韓国がマトモな国家になればアジアが平和になる。日本も平和になる」

・・・と、そう考えて私達日本。過去の日本人達がどれほど努力をしてきた事か。
もう涙無くしては語れないほどに。もう必死に。平和を守るために努力をしてきた。
そのためにも、出来る限りの事を中国や韓国に対して支援してきた。
それが戦後70年の私達日本の軌跡なんです。

そんな私達日本の悲痛なほどの努力。心からの願いを平気な顔で踏み潰したのが。
今の中国人であり、韓国人です。
こんな連中を助けてアジアの平和を守ろう。日本の平和を守ろう。だなんて。
そんな事を考えていても、何一つとして得るものは無いでしょう。
・・・いえ、それどころか。
非情なまでにアジア情勢は悪化の一途を辿る事になります。
この点については、昨今のアジア情勢を見れば誰の目から見ても明らかです。

「中国人や韓国人を助けてもアジアは平和にならないし、日本も平和にならない」

この事実を私達日本は誠実に受け止めなければなりません。
そして、受け止めたのならば結論は一つしか無い。
中国や韓国をマトモな国家にする事を諦めて、それよりもアジアの安定を優先する事。
これ以外の安全保障戦略においては、もはや日本の平和もアジアの平和も。
ひいては世界の平和も守る事は出来ません。


この点について日本は声を大にして主張するべきである。と私は思います。
私達日本が70年間も努力してもなお、中国や韓国はマトモな国家にならなかった。
国際社会の一員としての義務を果たさず。国際法も守らず。
明らかな悪意を持って世界の秩序を乱し、世界の平和を破壊しようとしている。
この事実を受け止めた上で、アジア地域に安全保障体制を構築する以外には。
アジア地域の平和と安定を守る手段は他に存在しない。

・・・です。
まっ。こんな感じの事を日本政府。安倍政権には主張して欲しいところですね^^


・・・いやぁ~。あのですね^^;
私だって鬼じゃありません。中国や韓国を助けられないか。と、
そのように考えた事はあったんです。
どうにか出来ないか。とイマイチよろしくない私の頭をフル回転させまして。
もう必死で中国人の方々や韓国人の方々を助けよう。と私も考えたんです。
ですが、やっぱりね。
過去を否定する事は私にも出来なかったんです。
中国や韓国は戦前の歴史こそ問題視しているわけですけれど。
日本は、戦後の歴史こそ問題視するべきである。と私は思っております。

戦後70年間。どれほど私達日本が中国や韓国のために努力してきたのか。
その努力の結果が、今現在の状況であると言うのならば。
もはや中国人や韓国人を助ける事が、日本の平和を守る事には繋がらない。・・・と、
そのように私には結論付ける以外に無かったんです。
であればこそ、私は中国や韓国を正常な国家とする事。
それによるアジア地域の安定化。平和の確立と言う可能性。その手段を諦めて。
中国や韓国の事など一時的に半ば無視してでも、
アジア地域の安定こそ優先させるべきだ。と言う結論に至ったのです。

中国を分裂させる事も。北朝鮮主導で朝鮮半島を統一させる事も。
その全てはアジア地域の安定化こそ最優先である。と考えた結果なんです。
アジア地域の安定化さえ実現させれば、いくらでも時間をかける事が出来ます。
それこそ50年でも100年でも時間をかける事が出来ます。

・・・うん。70年間で実現達成されなかった事が。
70年以下の時間で達成出来る。とは、ちょっと私には思えません。
そこまで中国人や韓国人を信じる事。期待する事が私には出来なかったんです。


とまあ、そういうわけでね^^;
もしも中国や韓国を助けたい。マトモな国家にする方法はあるはずだ。と、
私とは異なる可能性。異なる結論を求める誰かさんがいるのだとしたら。
どうか以下に述べる事について考えて下さい。

ぜひとも戦後の日本。中国や韓国に70年間も支援を続けてきた。と言う事実。
この事実を直視した上で、どうやって助けられるのか。と言う事を考えて下さい。
戦前はともかく。
戦後において私達日本は、世界中の誰からも批判されるような事はしていません。
むしろ世界中が大絶賛するような素晴らしい成果をあげてきました。
にもかかわらず、中国や韓国は正常な国家とは程遠いのです。
国際社会の一員としての義務を果たさず、国際法を無視し。
理不尽な暴挙暴論によってアジア地域を不安定化させている。
この事実を直視した上で、どうやって助けられるのか。と言う事を考えて下さい。

そして、中国や韓国を本当の意味で正常な国家とする事が出来るのは。
私達日本のような部外者。赤の他人などではありません。
当事者である中国人であり、韓国人だけである。と言う事を忘れないで下さい。


・・・うん。私から言える事は、これで全部になるかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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23 . June
さて。前回も小池さんの話だったんですけどね^^;
えーと。今までの話を短くまとめると以下のとおりです。

今回の築地市場の豊洲移転問題と言うのは、政治的な駆け引きの産物であり。
ある意味で小池百合子さんと言う政治家としての集大成でもある・・・と言うのに。
そんな大勝負。大博打で、おそろしく中途半端な主張をしてしまった。
築地も豊洲も両方残す。と言う主張で誤魔化そうとしてしまった。
この点を自民党が見逃すはずも無いから、ほぼ確実に次の都議選の争点になるだろうし。
その際には、とてつもなく小池さんは厳しく批判されるだろう。

・・・と言う話でした。
それくらいに小池さんの主張は極めて中途半端であり、致命的な主張だったのであり。
小池さん。そして、都民ファーストの方々と言うのが非常に厳しい状況である事は。
これは間違いないだろうなぁ。と私は考えております。

もし仮に。これが争点にならない場合があるとすれば。
自民党との話し合いがついている。と言う事になるでしょうか。
まっ。何にしろ無責任な発言に対する代償は・・・恐ろしく高くなるはずです。


しかしまあ、何度考えても同じ結論になるんですが、なぜこんな軽率な事をしたのか。
あれだけ大見得切って築地を残すか。豊洲に移転するか。
その問題を一つを、ここまで大きな政局にしておきながらゴールを考えていなかった。
どこを落としどころとするのか。まったく考えていませんでした。完全にノープランでした。
行き当たりばったりで決めてしまいました。・・・って、そんな話がありますか?^^;

・・・いやまあ、私個人としてはね^^;
以前にも書きましたように、あまり小池さんの事は評価していませんでしたし。
やたらと政治的な駆け引きを多用するような手法。姿勢についてもね。
ちょっと大丈夫かなぁ。と眉をひそめる事が何度もあったんですけれど・・・。

それでも、です。
多くの人が小池百合子さんに期待していた事。支持していた事は事実なんです。
そうだと言うのに・・・よくぞここまで。ものの見事に裏切ったものです。
失礼ながら。貴方を選んだ民意に対して申し訳が無いとは思わないのですか?

この事実を考えると、どうしても私は腹が立ってしまいます。


・・・とまあね^^;
この話については、ここまでしておきましょう。

本日の23日。都議選が始まりましたが、あくまでも都議選は地方選挙なのであって。
基本的に安全保障が地方行政に干渉するべきではありませんからねぇ。
なので、私のような安全保障の人間が、都議選に首を突っ込むつもりもありません。
・・・うん。そうですね。
本日の話題は、参考までに安全保障と地方行政に関する話で、お茶を濁します^^;
それでは参りましょう^^


これは以前にも書いた事なんですけど。・・・ん?前回にも書いたのだったかな?
安全保障と地方行政と言うのは正反対に位置しているんです。
なので、基本的に安全保障が地方行政。地方自治体に干渉する事って無いんです。
私個人の意見としても、ちょっとルール違反かなぁ。と思っております。

これは、なぜか?と言いますとね。
安全保障と言うのは、基本的に中央行政府の専権事項みたいなものでして・・・。
多くの場合において地方行政。地方自治体の頭を飛び越えて動くものだからです。


うん。そうなんです^^;
安全保障を扱うのは中央政府だけであり、地方自治体には安全保障を扱えないんです。
もし扱えちゃったら、それはもう地方自治体じゃなくて一つの国家になりますからね^^;
そんなわけで。
安全保障は国会。そこにいる国会議員のみが意思決定して然るべきであり。
その権限が地方自治体。地方議員には存在しないわけです。
そして、そうであればこそね。
安易に安全保障の分野が地方行政。地方自治体に干渉する事は避けるべきです。
そうしないと猛烈に中央集権化が進んでしまうからです。

なんでもかんでも安全保障が出てきたら、地方自治体の存在感がドンドン希薄化して。
最終的には何の意思決定も出来なくなってしまいますからねぇ^^;
これは現在の地方分権と言う流れに対して、完全に逆行する事でもありますので。
安全保障の人間が地方行政について意見を述べる事は、十分に気を付ける必要があります。


うーん。まあ、沖縄の普天間問題みたいな物凄い問題になると話は別ですけどね^^;

あれは地方自治体が安全保障に干渉しようとする。と言うビックリ仰天の話であって。
なんだ?沖縄を日本から独立させたいのか?・・・と思われても文句は言えません^^;

「日本から独立したら、日米同盟からも外れる事になるんだぞ?
それで沖縄県と沖縄県民を守り切れるのかっ!?無責任な事をほざくなっ!」

とまあ、このように怒り狂う程度には安全保障が全力で干渉する必要が出てくるわけです^^;
でも、これは例外。
さすがにね。ここまで深刻なバカ問題は、そうそう出てきませんけどね^^;


と言うわけで。
豊洲移転などに関する問題も。都議選についても基本的に私は何も言わない立場です。
どちらの場合も東京都民が決める事ですからね。
まあ、確かに東京都知事。一国の首都の知事がコロコロ変わるのは問題であり。
この問題は、ちょっと地方自治体の枠を飛び越えているかな。とも思うんですけど・・・。
んー。でもまあ、この程度の事なら自民党の方々が上手い具合に調整するでしょう^^
そんなわけで。
都議選が始まる前にギャーギャー大騒ぎした・・・わけで御座います。ナハハハ^^;


でまあ、最後にもう一言書いておきますとね。
前回に書いたように政治的な駆け引きは万能の手段ではありませんけれど。
今回の話題としたように、安全保障もまた万能の手段じゃないんです。

まあ、確かに安全保障戦略は国家戦略の最上位に位置するべきものであり。
あらゆる軍事戦略や経済戦略を隷属させるような立場にある事を考えれば。
安全保障なら何でもできるんじゃないか?と思われる場合も多々あるんですけれど。
でもね。
一つ視点を変えると、その程度のものでしかないんです。
安全保障だけで。そんな程度のものだけで全ての問題を解決出来るわけじゃないんです。
うん。安全保障如きでは断じて人の意思。人の心までを縛り付ける事など出来ないからです。

だからこそ。
民主主義と言うものが存在しているわけなのです。
ごく一部の人間が全ての意思決定をするのではなく、あくまでも国民全体の意思。
民意において政治を実行する。と言う国家体制が存在する・・・わけなんです。うん^^


とまあ、こんな感じで御座います。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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12 . February
とまあ、そんなこんなで前回は北朝鮮の話題からの流れで。
中国の話題にしたわけですけれどもね。

やはり今現在のアジア情勢においては、最優先されるべきは中国です。
北朝鮮を含めて朝鮮半島は、その次である。と言う事を間違えてはダメです。
もし万が一にも。
中国よりも朝鮮半島を優先する。なんて事になったらムチャクチャな事になります。

一応書いておきますと、朝鮮半島で何か事件が発生して後手後手の対応になっても。
ぶっちゃけ。何とか出来ます。
でも、今の中国で何がか起こってから後手の対応をしたら絶対に間に合いません。
それは。それは物凄く大変な事になります。・・・この違いって大きいんです^^;

「そんなの当たり前じゃないか」

・・・と思われる方々もいるとは思いますけれども。
しかし、もう既に優先順位を間違えたばっかりに、とんでもない事になっているんです。
ほら。アメリカは中東を最優先とするべき時に、ウクライナに手を出したでしょう?
この判断ミス一つのために中東情勢は、極めて深刻な状態にまで悪化しました。
なので、コレと同じ事をアジアでやられたら洒落にならないわけです^^;


・・・まっ。釈迦に説法だとは思いますけれどもね^^;
でも、一応。念のために書いておきました。
この点については、ぜひともお願いしたいところで御座います。
優先順位を間違うと、助けられる人々も助けられなくなってしまいます。
その事だけは日米両政府の方々。何卒よろしくお願い致します。



とまあ、そんな感じで北朝鮮の話は切り上げまして。
うん・・・ついに日経平均が1万5,000円台を下回りましたか。
んー。まあ、経済が苦手な私が言うのもアレですけど^^;

これについては、ある意味では仕方の無い事である。と私は考えております。
世界中の資金がリスク回避のために流れるだろう事は・・・。
安全保障の観点から申し上げれば、半ば規決定事項だった事です。
世界秩序。世界平和それ自体が揺らいでいる以上は、今の現状は仕方が無い事です。


えーと。今月の26日でしたか。G20での話し合い。
国際協調による世界経済への対応がカギになる。と言うニュースが流れていますが。
・・・あくまでも私個人の意見ではありますけど。
残念ながら、どれほど積極的な経済政策を行ったところで現状の打開は出来ません。

ちょっと僭越ではありますが、これは安全保障の観点から明確に断言しますけれど。
今現在の世界経済を経済的な分野だけで説明しようとしても無理ですし。
経済に限定した上で誰に責任があるのか?と言う議論も極めて不毛です。
うん。論点がズレていると思います。
経済的な側面だけで、今の世界経済を語る事は絶対に出来ないと私は考えています。

と言うのも、今現在に発生している世界同時株安の原因。
世界経済がリスク回避に動いている原因は、経済的な事情と言うよりも。
もっと根本的で根源的な部分が原因です。
つまりは、世界中の誰もが「平和が終わる」と考えているがゆえの事であるからです。

金融市場が終わる。とか。安全資産市場が世界から消滅する。とか。
そんな生易しいレベルの話じゃないんです。
ひとえに世界秩序。世界平和の全てが崩壊しようとしている事こそが最大の原因なんです。


うん。そんなわけですからね。
これから先の世界では、しつこく何度も書いてきた事ですけれども。
経済戦略よりも安全保障戦略が優先されるべき時代に突入します。
あらかじめ現在の状況を予測し、どれだけの準備を実行出来たのか。
それによって国際社会の序列が容赦なく決定されていく事になるでしょう。

んー。もっと単純に言ってしまうと。
戦争をした国家が負け組。戦争をしなかった国家が勝ち組。
・・・と言う極めてシンプルな理屈で、世界情勢は語られる事になるかと思います。
無論。この場合の戦争の定義には内戦も含まれています。
それゆえに負け組の筆頭となるのが中国である。と私は考えている次第で御座います。



まっ。こんなところかな^^;

改めて指摘しますと、今現在のような世界経済の不安定化と言うのは。
これは避けられないものだったんです。
誰に責任があるのか。と言う話じゃないんです。
少なくとも、経済的な分野での責任追及によって終われる話ではありません。

やはり重要なのは安全保障であり、新しい世界秩序が構築されない限りは。
今現在のような世界経済全体の不安定化が解消される事は・・・無いでしょうね。


それでは本日はこれで失礼させて頂きましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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