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16 . July
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05 . April
健康さん。コメントありがとう御座います。

チベット語で希望でしたか。これはまた素晴らしい意味ですね^^
特にチベット語と言うのが大変よろしいと思います。

まあ、私は無学の人間なので大して詳しく知らないんですけど^^;
チベットの文化。文明と言うのは、もっと評価されても良いはずですよね。
中国と言うか。中国共産党が如き愚劣な連中に配慮するために。
チベットに対して目を向けてこなかった事は、私達日本人の罪だと思います。
これからの新しい時代。令和の時代におきましては。
そのような事も改めていくべきなのでしょうね^^



それで今後の世界情勢について、なんですけれどね。
私個人の意見としては、時代変わると共に認識が変わる。と思うんです。
と言いますのもね。
先の大戦より今に至るまでの70年間と言うのは、戦後復興と言うか。
前時代の禍根を清算する。と言う事に重点があったのではないか。と思うんです。

健康さんに限らず、皆々様も当然ながら御存知であるかと思うんですけど^^;
大戦以前と言うのは、帝国主義の植民地政策と言う今では考えられないような。
とんでもない事が平然と行われていた時代でもあったんです。
その結果として、助ける以外には無い悲惨な国家が無数に存在していたわけですね。

ですので、欧米諸国。先進各国が発展途上国を支援するのは当然だ。と、
そnな風潮が現在までの国際社会で共通の認識。暗黙の了解にようになっていました。
これが変わる。と私個人は考えている次第で御座います。



ほら。私達日本を考えてみて頂ければ、良くわかるかと思います^^
私達日本は今に至るまで様々な国家に対して謝罪と賠償を実行してきました。
その中でも特に韓国に対しては過剰なほどの。十分過ぎるほどの配慮をしました。
そして、今や日本では十分に責任は果たした。これ以上の謝罪と賠償は必要ない。と、
そのように考える日本人が大多数となっております。
この日本の変化が、世界の変化となるのではないか。と私には思われならないんです。

先の大戦より70年もの時間が経過しました。
その間に私達日本のみならず。欧米諸国。先進各国は様々な支援を行いました。
これにより多くの国々の状況は改善され、かつてのような困窮した状態から立ち直った。
もう十分に。自力で立ち上がれる状態になったはずです。

であればこそ。
これからの世界は先進国。発展途上国の区別なく。
あらゆる国家が平等に責任を背負い、国際社会の一員としての義務を果たす。
そのような事が求められる時代になるだろう。と私個人は予想している次第です。


いやまあ、もちろんね^^;
先進国と発展途上国では、確かに国力に大きな差がある事は事実です。
国土も違えば、人口も違う。その時点で平等とは言い難い。
それらの事実を見れば、私の主張は論理破綻している。とも言えるでしょう。

・・・実際に。この点で悩み続けて私も自暴自棄になった事があります。
まったくもって情けない事で御座いました。ナハハハ^^;

しかしながら、ここに一つの希望が提示されたんです。
このブログにも提示しているように服部正也さんの『ルワンダ中央銀行総裁日記』。
その冒頭の部分で明確な証明がされておりました。
つまるところ。
私達日本それ自体が、既に確固として証明していたんです^^



皆々様。どうか私達日本の有様と言うものを思い出して下さいませ。

私達日本は欧米諸国に所属しているわけではなく、白人社会に所属する事も無く。
アジア極東の。ちっぽけな島国でしかなかった国家です。
さらに言えば、先の大戦では各都市を焼け野原にされ、核爆弾を二発も落とされました。
まさに文字通りズタボロの状態にまで追いやられていたわけです。

ですが、そんな日本が今や世界の経済大国です。アメリカと対等の同盟国です。
前回に書いたように世界四強のうちの一角を占めている立場にあります。
ここで私が何を言いたいのか。
それは、いかなる苦難。苦境にあろうとも人間の努力によって全てを覆す事。
全てを打開し、全てを改善し、豊かな未来を勝ち取る事が可能である事。
その事を既に私達日本が。過去の先人達が世界に対して明確に証明している。と言う事です。


国土や人口。地政学的な条件。資源があるか無いか。
そんな事とは一切関係なく人間の努力によって、いくらでも状況が変えられる事。
いくらでも改善し、豊かな未来を勝ち取る事は十分に可能なんです、
この事実を発展途上国。ひいては世界中の全ての人々に教え伝える事。
それこそが今現在の世界において最も求められている事だろう。と私は思いますし。
そうであればこそ。
あらゆる人間が世界秩序。世界平和に対して平等の責任を背負う事は。
極めて道理であり、疑う余地の無いほどの正論であるだろう。とも私は思うんです。



それゆえに、です。

アジア諸国とヨーロッパ諸国の国際的な地位が逆転したのだとしても。
必ずしもアジアがヨーロッパを助ける理由は無いはずです。
アジア諸国が平和を獲得出来たのならば、同じ事がヨーロッパ諸国にも出来るはずです。
他者に依存する事だけが平和を獲得する方法では無いはずです。


まあ、健康さん自身も述べられているようにね^^;
ヨーロッパの方々は矜持。プライドの高い方々が多いので。
私達日本のようなアジア人に助けてもらうのは不本意でしょう。
だとしたら、無理に助ける理由は無い。自力で何とかしなさい。・・・です。

そもそもの話として平和を守れなかった。と言う時点で情けなさ大爆発です^^;
このブログでも以前から書いていますように。
平和とは無条件に与えられるようなものではないんです。
あらゆる人間が、あらゆる努力の果てに。ようやく手に入る至高の財産なんです。

何らかの特殊な。特別な理由があって、どうしても守れなかった。と言うのならばね。
それならば、いざ知らず。
その財産を大切にしなかった。守れなかったでは無く、守らなかった。などと言う人間は、
この世界で一番下劣な人間だと思います。そんな人を助ける理由はありません。


いくら私達日本が平和主義で、世界的に優しい国家だとしてもね。
どうしようもないバカと言うのは、どこにでもいるものです^^;
その代表格が韓国で御座います。
あれほど警告されたのにムン・ジェインを選んだ時点で、救いようがありません。
そんなバカな国家は一度痛い目を見るべきです。

・・・まっ。国家レベルでの痛い目を見る。となりますとね。
大体が暴動。内戦。戦争になってしまうので、二度目が無くなるんですけどね。
でも、これは韓国人の決断です。
赤の他人である日本人が否定する事など出来ません。彼らは奴隷ではないからです。
奴隷ではない以上は、韓国人の決断に対して責任を取るのもまた韓国人なんです。

これとヨーロッパの場合も同じです。
ヨーロッパの人々が決断した結果として、ヨーロッパ地域が火の海になった。
それはヨーロッパ人の決断なのであり、その責任取るのもまたヨーロッパ人です。
無論。彼らは奴隷ではありません。
彼らの決断に対する責任は彼ら自身が背負うべきものであり、赤の他人の日本人。
またはアジア人が背負うべき事では無いんです。
この基本原則について、しっかりと説明するべきだろうと思います。


・・・もちろん絶対に助けるな。とは言いません。韓国とは違いますから^^;
ですが、その場合には日本の国益を考慮しながら適度に助ければ良いんです。
相手を助ける事もまた一つの政治だ。とドライに考えて、です。
今のヨーロッパは自分達の傲慢さゆえに破滅しようとしているわけですからね。
そんな愚かな連中に情けは無用です。
善意において。無償で助ける。などと言う事までする必要はありません。
打算の上で助けたとしても、文句を言われる筋合いは無いだろう。と私は思います。

とまあ、こんな感じでどうだったでしょうか?^^;



次に健康さんはアメリカやロシアはヨーロッパ側だ。と、
そのようにおっしゃられておりますけれど。
だとしたら、それで良いだろう。と思います^^;

と言うのも、私達日本は経済大国でアジアの先進国でありますけれど。
だからと言って、何でもかんでも日本が全てに対処する。なんて事は出来ません。
私達日本にとってヨーロッパは世界の反対側なわけですし。
何よりも日本はアジアの一国であるわけですから。今までのようにアジアを基軸として。
その上で世界戦略を構築していくべきだと思います。

日本の平和を守る事がアジアの平和。やがては世界の平和へと繋がっていくんだ。と、
そう信じて行動する事こそが重要であるだろう。と私は考えております。
であればこそ。
アジア諸国とヨーロッパ諸国の国際的な地位は逆転するのではないでしょうか?


アジア地域。日米同盟。私達日本は日本一国のみならず。
常にアジア全体。世界全体の平和について考えて、愚直に努力をしてきました。
それはアメリカなどと比較すれば小さい事だったかもしれません。
でも、それでも日本は一つ一つ。地道ながらも努力を続けてきたんです。

これに対してヨーロッパは世界平和に対して無頓着でした。
グローバルスタンダードによる経済的な利益追求こそが正義だとして、
自ら安全保障体制。自ら秩序と平和を破壊してしまったんです。

この両者の違いが、これから先のアジアとヨーロッパの命運を分けたのであり。
また、この事実がある限り、表面的には変わっていないように見えたとしても。
その内情はまったくもって変わったものになるのではないか。と私は思います。


なるほど。健康さんが指摘されたようにね。
アジア諸国の多くは未だ国際社会の一員としての自覚に欠けている部分。
未だ支援される事。依存する事を当然だと考えている人もいるでしょう。
でも、それを変えていく事こそが新しい時代に実行するべき事ではないでしょうか?

そして、変えるためには私達日本がやってきた事を提示すればよろしい^^
どんなに苦しい状況だとしても、いくらでも努力によって変える事が出来る。
支援されなければ。依存しなければ生きていけない事などありえない。
その事をアジア諸国に。ひいては世界各国に示していけばよろしいのです。
私達日本人に出来たのだから、貴方達に出来ない理由は無い・・・ってね^^;


その結果としてアジア諸国が私達日本以上に努力をして。
私達日本以上に発展して、私達日本以上に大きな責任を背負うのだとしたら。
それならそれでよろしいかと思います^^
追い抜かれたなら、追い抜き返せばよろしいだけの話です。
努力が足りない。と言うのなら、もっと頑張れば良いだけの話です。
そうやって日本は経済大国。アジアの先進国になったのですからね。
うん。そのようになっていけばさ。
世界は正しい方向に進んでいるんじゃないかなぁ。と私は思うわけなんです^^;


それで最後にロシアについての話ですけれど
これもやっぱりね。
ロシアの事はロシア人こそが決断するべき事です。
何度も何度も警告はしましたし、私達日本が配慮出来る事は全て配慮しました。
そうである以上は、これ以上の事は私達日本が責任を背負うべき事ではありません。

仮に北方領土が問題なのだとしても、それはロシアの問題です。
もはや私達日本の問題ではありません。
と言うのも、この問題に関する話し合いは十分に行われました。
安倍総理とプーチン大統領は何度となく会談したはずです。あとはロシアの決断次第。

ロシア人がどんな決断をするのか。
その決断を真摯に。誠実に受け止めた上で、私達日本は今後の対応。
今後の対ロ戦略を構築していけばよろしいかと思います。
これ以上の配慮はロシアへの甘えになります。やめるべきでしょう。
日本とロシアは対等関係であるべきです。
どちらか片方が過剰に配慮するのは、相手に対する非礼であるかと思います。


うん・・・そうですねぇ。
毅然とした姿勢で外交をするのならば、このような結論になるんじゃないかなぁ。と、
そのように私は考えているわけです。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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03 . April
アレっ!?おかしいなぁ・・・。

前回に書いたビスマルクの発言。
小国は国際法を遵守しても、大国は平気で無視する。と言う話が無い・・・のかな?
いや、おかしいな。確かにビスマルクの発言だったと思うんですけど。
うーん。もし間違っていたら、ごめんなさい。私の記憶違いでした。

ただ。
岩倉具視使節団がビスマルクと会談した事は間違いありませんし。
実際に小国の日本が危うい事。一つ間違えば植民地となってしまう事が警告され。
今後の方針についても助言を受けた。と言う事は間違いないと思います。
(↑ちゃんとウィキで確認しました^^;)
とにもかくにも、まったくもって大変に失礼致しました。


それで・・・ついで。と言うわけではないんですが。
もう一つお詫びしておきたいと思います。

前回の話題では、意図的に重要と言うか具体的な話。中核の部分を書いておりません。
これは以前のロシアの話題でも同じ事をしました。
なので、イマイチ理解出来ないと言うか。苛立たしく思われた人もいるかと思います。
これについても大変に申し訳ありませんでした。

と言いますのもね。
その書かなかった部分を書いてしまったら・・・。
もしかしたら、私達日本が敵だと判断されてしまう可能性があるからです。
極めて高い確率で日本の国益に実害が発生してしまうので・・・書けなかったんです。

いや、もちろんねっ!^^;
こんな世界の隅っこに書いたから何なんだ?・・・と言われたらね。
特に何もありません。と私も答える以外には無いんですけど^^;
それでも、万が一。と言う可能性があるかもしれないんです。
一応ですが、ここで取り扱っているのは安全保障ですからねぇ。


あの、このブログでも常日頃から安全保障の重要性について。
国家戦略の最上位に位置するのが安全保障戦略だ。と言い続けているだけありまして。
世界各国。どの国家であろうとも一つも例外も無く。
国家における安全保障戦略とは、必然的に国家における最重要の機密でもあるんです。
うん。そうですね。
世間一般に安全保障の重要性について認知されない理由の一つが、コレだと思います。

政府機関に所属する人間であれば、安全保障への言及は細心の注意を払うはずであり。
これに対して私がペラペラと安全保障について言及している理由は。
私が政府機関とは無縁な一般人の。しかもチンピラ風情であるからです。うん^^;

でも、そんな立場の人間。それこそ社会の底辺にいるような人間なのだとしてもね。
これは言っちゃいけない。と言う話があったりするんです。
言ってしまったが最後。物凄い混乱。または戦争が起こってしまうような。
そんな話があったりもするんです。
私は右派。保守の立場であり、秩序と安定を追求する側の人間です。
そのような無用の混乱。まして戦争などと言うものを望む事はありません。
その原因となるような言動は、私には出来ない事で御座います。


それに何よりもね。
イギリス人と言うのは、あのロシア人と同じ程度には怖い相手です^^;
出来る事ならば敵に回したくはありません。
だから・・・あえて見て見ぬフリをしなければならない。と言う事もあるんです。
前回の話題は、それを踏まえた上で出来る限りの警告だ。と私は考えています。

たぶんですけど、日本政府の立場でも警告する以上の事は出来ないと思います。
これから先のヨーロッパ情勢。世界情勢を考えるのならば。
選ぶべきはEUではなくイギリスである事は・・・ほぼ確定しているはずだからです。
うん。日本の国益を判断するのならば、それ以外の選択肢は無いでしょうねぇ。


そんなわけで。
後はもう本当にEU各国。ヨーロッパ各国の決断次第です。
どんな手段を使ってでもイギリスをEUに引き留めて残留させる。
それが出来ないなら、最大限に配慮して混乱を最小限にまで抑え込む。
間違ってもイギリスを合意無き離脱にまで追い込んではなりません。
今のEU。ヨーロッパには、その混乱を乗り切る事は絶対に出来ないと思います。
文字通りの自殺行為です。それだけは全力で回避するべきです。


はぁ~。ホントに。ここまで、ですねぇ^^;
これ以上の事は本当に無理です。


でまあ、これ以上ダラダラと話を続けても仕方ないので。
そろそろ本日の話題に入らせて頂きますと、ですねぇ。
本日の話題は、私の個人的な意見ではありますが。
現在の世界情勢における有力な国家について話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

それで率直に結論から申し上げますとね。
現在の世界情勢における有力な国家は四つあるだろう。と私は考えています。
すなわち日米英ロの四カ国です。
これは単純に国力の大小だけで判断したのではなくて。
現在の世界情勢における立ち位置から判断して、優位にある。と言う事での評価です。

とは言え、アメリカは世界の超大国でもあるので別格です。
それに現在の大統領であるトランプさんも優秀である。と言うのが私個人の評価です。
破天荒だ何だと言われていても、意外にトランプさん常識人だったでしょう?^^
それにね。
現在のアメリカを的確に表現した実に素晴らしい意見があるんです^^
うん。これは渡邊哲也さんの意見なんですけどね。

「今のアメリカは確かに世界の警察ではありません。
しかしながら、今のアメリカは世界のセコムになったんです。
平和を守ります。ただし、お金を払って下さい。と言う形に変わったんです」

この意見を聞いた時に、ああっ!と私も思わず声を上げてしまいました^^;
うん。本当に素晴らしい意見で御座います^^


いやぁ~。渡邊哲也さんって、あれ?この人は凄いかも。と前々から思っていましたけど。
この意見で私も確信しました。この人は凄いですっ!^^
まさにそのとおり。
トランプさんが主張するアメリカファーストを前提とした世界平和とは、つまりはコレです。
今までのように無条件で。ボランティアで平和を守る事は無い。
アメリカだけが損をする。と言う事をトランプさんは許さない。

ですが、それと同時に世界の超大国。アメリカ合衆国としての職責を果たす。
世界平和のために。従来通りにアメリカは軍事力を提供する。
だから、そのための費用を負担しろ。アメリカに依存しようとするだけの国家など知らない。
・・・とまあ、こんな風に書くと容赦が無いようにも感じますけど^^;
でもね。
これはトランプさんなりの、非常に高度な政治判断である。と私は思うんです。


そもそも従来のアメリカのスタンス。立場としては世界の超大国としての責任。
アメリカが世界平和を守るからアメリカに従え。と言うものだったんですけど。
これでは結果的にアメリカだけが負担する事になります。

そして、そのような構造が限界に達したがゆえに、前大統領であるオバマさんの発言。
アメリカは世界の警察ではない。との発言に繋がったわけです。
従来のアメリカを中心とした世界秩序。世界平和が破綻してしまったわけです。


これを反省した上でのトランプさんの主張は十分に理解出来るものです。
・・・いえ、正鵠を射抜くような正論だとすら言えるでしょう^^

トランプさんの主張はアメリカファースト。
アメリカだけを負担を容認しない事を前提としたものです。
これは資産家。経済人としてのトランプさんのセンスが生み出したものでしょうね^^

従来のような超大国としての責任だけで全ての負担を背負う事では
これでは破綻する事は最初から目に見えていた。
世界の超大国とは言え、無限の国力があるわけではないからです。

これに対して、トランプさんなりの独自の視点を持ち込んだ。
お金の問題。と言うような。ある意味で卑しい問題から目を背ける事なく、
経済人としての経験からトランプさんは真正面から直視した。
そして、安定的かつ持続可能で長期的な利益の獲得を想定する事によって。
従来のシステム。アメリカだけが全てを負担する欠点を補った。

これこそが新しい時代における新しい世界秩序。
まさにトランプ・ドクトリンとも言うべき基本理念なのでしょうね。きっと^^


それゆえに、です。

これを前提とする私達日本の大きな役割があるはずなんです。
いくらアメリカが世界の超大国だと言っても、一国だけでは世界は動かせない。
別格の存在であるがゆえに、その言動は横暴と受け取られる危険性があります。

また何よりもね。
負担の分散と言うか。報酬を前提としたアメリカだけの軍事行動と言うのは。
実はアメリカ軍に相当の反発を生み出すんです。

「自分達は傭兵では無い。アメリカ合衆国の軍人だ」

・・・と言うアメリカ軍の矜持。誇りを著しく傷付けてしまうんです。
まったくもって大きな問題であると思います。


うん。これは青山繁晴さんが述べられていた事なんですけどね^^;
それをやったが最後。アメリカ軍の士気は物凄く下がってしまうそうなんです。
このような事態を回避するためにも、アメリカ軍のみでの軍事行動では無く。
あくまでも多国籍軍である事が望ましいはずです。
そうするためにもアメリカの方針に賛成し、それを補佐する国家が必要です。
その筆頭が私達日本であり、アジア諸国となる事が求められているんです。

このブログでも書いてきた事ですが、今後の世界秩序の中心はアジア地域です。
今のイギリスのEU離脱の一件を見る限り、ほぼ確定したと思うので断言します。
アジア諸国とヨーロッパ諸国の国際的な地位は逆転します。
その上でアジア諸国がアメリカに賛成し、これを支持するんです。
そのような流れで、新しい世界秩序は構築されていくのではないか。と、
私は個人的に考えている次第で御座います。

であればこそ、私達日本がアメリカ。ひいては世界から求められる役割は大きい。
これは逆に言えば。
日本が存在しない世界平和など存在しないだろう。と私は見ております。
私達日本と言うか。日米同盟でアジア地域を安定させて。
そのアジア地域を中心として新しい世界秩序。世界平和が構築されるはずだからです。

それで・・・もう少し踏み込んだ意見を言いますとね。
これほどまでに大きな役割が日本に与えられた背景にあるものと言うのは。
それは、ひとえに平和主義国として職責を果たしてきた事実。
愚直なまでに。必死になって平和を守り続けてきた確固たる事実があればこそ。
ヨーロッパでは無くアジア。その中の島国である日本に与えられたのではないか。と、
そのように私は個人的に考えている次第で御座います^^


それで次にイギリスです^^;
今のヨーロッパにおいて世界を見ているのはイギリスだけでしょう。
ヨーロッパ戦略では無く、世界戦略において行動している。と思われます。

このブログでも何度も書いてきましたが大英帝国。三枚舌外交と言うのは。
決して過去の話ではありません。それらの全ては今も存在しています。
ぶっちゃけ。
いざとなれば平気で嘘をつくし、騙すし、裏切る事もするんです^^;

まっ。これだけであれば韓国と同じじゃないか。と思われるかもしれませんけど。
ところがどっこい。
さすがは世界の大英帝国。韓国などとは国家としての格が違います^^;
もうね。
比較にならないほどの恐ろしく高いレベルで仕掛けてくるんです。
その標的にされてしまったら・・・もう泣くしかありませんもんToT

と言うわけで。
既に書いた事ですが、ロシア人と同じ程度にはイギリス人は怖い。と、
そのように私は個人的に考えております^^;

・・・もし仮に。
現在のイギリス議会がグダグダである事を見て、イギリスが大した事は無い。と、
そのように判断される人がいるとすれば・・・いささか早計であると思います。
大英帝国は、そんな生易しい相手ではありません。
もし本当にイギリスがそんな国家だったら、とっくの昔にイギリスは滅んでいます^^;


それで最後にロシアです。

ただ・・・これまたブログでも既に書きましたように。
最近のロシアについては、ちょっと判断を保留するべきか。私も迷っております。
いやまあ、普通に考えればね。
ロシアが優位ではない状況が、逆に存在しないくらいです^^;
なぜならば、ロシアこそが真の大国であるからです。
無駄に膨張しているだけの中国などとは雲梯の差があります。


改めての確認ですが、なぜロシアが大国なのか。と言えば。
それはロシアが担っている安全保障が、あまりにも大きいからです。
国力においてはアメリカに遠く及ばずとも。
安全保障に対する責任。言い換えれば、世界平和に対する貢献はアメリカと互角です。
これまた断言しますが、ロシアの代わりを担える国家など存在しません。

ロシアについて批判的な意見は数あれど。
そのロシアが消滅した場合の世界について言及する人間は少ないはずです。
・・・もしいたとしたら、その人は無責任です。
万が一にもロシアが消滅したら、確実に億単位の人間が犠牲になります。
たぶんそれは、中国の崩壊よりも大きいかもしれません。
これを覚悟の上でロシアを潰そうとする人は・・・いないでしょう。

それくらいにロシアは世界平和に対して大きな貢献をしているんです。
そこが、中国などとは明確に異なる点で御座います。
・・・中国。習近平は、平気で世界平和を破壊しようとしていますからね^^;
であればこそ、私達日本は協力を求めているんです。
世界の平和を守るために、ロシアの力が必要であるからです。


しかし、です。

日米同盟の破棄を口走るまでに、無意味に日本との対立を深めている現状は。
これは明らかにロシアにとっては悪手であるはずです。
そんな事を実行してしまう程度には・・・今のロシア政府中枢は迷走しております。
繰り返しますが、国力に対して背負っている安全保障が大き過ぎるんです。
その意味ではロシアの統治は極めて難しいです。
・・・迷走してしまう事も仕方ない部分があるかと思います。

ですから、その点を考えれば私達日本としても出来る限り配慮したいんですけど。
でも、どうしてもロシアが日本と協力出来ないのならば。
ロシアとの協力を諦めて、アジア戦略を展開する以外には無いでしょうねぇ。



まあ、ともかく。
今は本題の話を進めますと、今しがた述べた四カ国。
日米英ロの四カ国が、今後の世界情勢を牽引していく事になるだろう。
新しい世界秩序。世界平和における中核を担う国家となるだろう。と私は見ています。

実際に、この四カ国が協力すれば極めて高い確率で第三次世界大戦。核戦争。
世界の滅亡を回避し、世界の平和を維持していく事は十分に可能だと思いますし。
逆にね。
これ以外の方法で世界秩序。世界平和を維持する事は難しいと思います。



・・・うん。こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[7回]

02 . April
いやぁ~。新元号は『令和』は、私個人としては予想外でしたね^^;

私個人としては、もっと無難な感じのものを予想しておりましたので。
ちょっとビックリしたと言うのが正直な感想でした。
・・・それでねぇ。
これが我ながら何とも情けない。と思ったんです。うん^^;

今回の新元号に対して上品な感じがする。と言う意見が聞きまして。
ああ。なるほど。そうだなぁ。と思うのと同時に。
そんな風に受け取る事が出来なかった自分自身のセンスの無さ。と言うか。
上品さを感じる事が出来なかった私は下品だったかも。・・・と、
ちょっと私は落ち込んでしまいました。ナハハハ^^;

とまあ、私の事などはともかくして。
実際に新元号は上品な感じがして良かったですよね^^
また、新元号は中国からではなく、日本の万葉集から選んだ。と言う点についてもね。
新しい時代に相応しい新しい元号で非常に良かった。と私も思いました^^


さて。前回はイギリスが離脱した後のEUの話で御座いましたね。

うん・・・あくまでも私個人の意見ですけど。
現状のEU。と言うかヨーロッパでは事の重大性について。
これから先のヨーロッパ情勢が現在のNATOでは対応し切れなくなる状況。
ヨーロッパ全体が不安定化する状況を予測している人と言うのは・・・。
ちょっとねぇ。少ないんじゃないかなぁ。と思いますねぇ。

いやまあ、私もヨーロッパの人間じゃないのでね^^;
あまり多くの事は言えないんですけど・・・。
よくよく現実を見定めて、もっと真剣に今後の事を考えるべきでしょう。


それで少し話は変わるんですけどね。
ロシアに続いてヨーロッパに対しても忠告じみた事を書きまして・・・。
ふと思った事があるんです。
・・・いや、思った事と言うか。思い出した事あるんです^^;


かつて岩倉具視使節団が欧米諸国を歴訪している最中。
当時は隆盛真っ只中だったプロイセン。ドイツを訪問した際の出来事ですけどね。
あの鉄血宰相と名高いビスマルクの発言を思い出したんです。

「小国は国際法を遵守しようと努力するが、大国は平気で無視する」

こんな感じの発言があったなぁ。と思うんですけど・・・これってさ^^;
岩倉具視使節団の面々にとっては物凄く衝撃的だっただろうなぁ。と思います。
実際に当時の世界情勢は帝国主義の植民地政策が平然と実行されていて、
欧州列強による容赦の無い搾取が行われていた時代でした。
そして、いつ植民地になってもおかしくない状態だったのが当時の日本です。
ビスマルクの言葉と言うのは非常に重いものだったでしょうし。
当時の日本にとっては理不尽であり、容赦の無い発言だったはずです。

でも、そうであると同時にね。
この発言がビスマルク。ひいては当時のプロイセン。ドイツからの忠告。
日本に対する配慮であり、ある意味で激励だったようにも私は思うんです。

・・・もちろんビスマルク。ドイツなりの打算もあったとも思いますけどね^^;

ただ私個人と致しましてはね。
厳しい国際社会。国際競争において他国に配慮するなら、コレだろう。と、
そのようにも思った次第で御座います。
このブログでロシアやヨーロッパに対して警告しているわけですけど。
私達日本としても、自国の国益を考慮しつつ。
その上で出来る限りの配慮をしている。と御理解頂きたいなぁ。と思います。


あの、ですねぇ。

私達日本も神様仏様じゃないので、おんぶにだっこで助けるわけにもいきませんし。
何よりも世界各国。万国共通の認識であるように。
私達日本人も日本の国益以外の別の何かを優先する事は出来ません。
また、自国の国益すら考量しないような。
そんな不誠実極まる人間を信用する国家など存在しないはずでしょう。

だから、本当に警告するだけで精一杯。それ以上の事を求められたとしても・・・。
いくら経済大国で、いくら世界的に優しい国家の私達日本だとしても応じる事は出来ない。
日本の国益以上に他国を優先するようになったら、もう日本は滅びるしかないからです。
そんなわけですから・・・よくよく考えて行動なされるべきです。


・・・心配なのでハッキリと申し上げます。
今や貴方達と言うのは、滅亡寸前の状態に陥っております。
そして、より厳密に言えばロシアよりもヨーロッパの方が深刻です。

ロシアは、まだギリギリの土壇場でも最後の最後まで踏み止まる。と思いますが。
これに対して今のヨーロッパと言うのは非常に貧弱です。
ぶっちゃけ。
いつ瓦解しても不思議ではないくらいに危機的な状態にあります。
私個人としては、中国の次に瓦解する可能性がある。と、
そのように表現しても間違いではないと思う程度には、恐るべき状況です。


あの、これも私個人の意見なんですけどね。
前回にも書きましたように、今のヨーロッパで一番マトモなのは。
EU大統領であるトゥスクさんだと思います。
そもそもEU大統領なんて各国の折衝役か。お飾りみたいの立場だ。と、
そんな風に私も見ていましたけど、よくぞトゥスク大統領は頑張っていると思います^^
この人がいなかったら、とっくの昔にEUが瓦解していたかもしれません。

えーと。以前から指摘している事なんですが・・・。
EU。ヨーロッパ連合と言う組織は、ヨーロッパ諸国の統合を目指していながらも。
誰一人としてマトモにヨーロッパ全体の利益を考えていません。
例外があるとすれば、今しがた書いたトゥスク大統領を含めた一部だけの人々であり。
この人々の賢明な判断を完全に無視して、ヨーロッパ各国。
特にドイツ。メルケル首相と言うのは好き勝手に動いています。
この根本的かつ重大な問題点が改善されない限り、EUは確実に瓦解すると思います。


・・・って言うか^^;
ヨーロッパを統合させる意思。ヨーロッパ全体の利益を考えられないのならば。
潔くEUを解散させるか。もう少し組織の規模。連携レベルを引き下げるべきです。
もし仮に。
私がトゥスク大統領に助言するとすれば、率直にEUのレベルを下げろ。と、
特に共通通貨の利用と金融政策の統一化を諦めろ。と主張する次第です。
何度も言いますが、EU全体の利益を考慮出来ないのであればね。
これらの全ては強国が弱国を搾取するに等しい暴挙なのであり。
その中でもドイツ。メルケル首相と言うのは限度を超えている。と思います。

このブログでも指摘した事ですけれど。
トゥスク大統領が訪日して、直談判をしてまで日欧EPAを締結した事と。
先頃にメルケル首相が訪日して、リップサービスだけの日独首脳会談をした事。
この二つを比較すれば、まさに天と地ほども大きな違いがあったと思います。
これだけ明確な差がありながら、どっちが正しいのか。それが理解出来ないはずがない。


そして、これを前提として考えるのならば・・・わかるでしょう?
なぜにイギリスがEUから離脱しようとしているのか。
それはEUそれ自体に未来は無い。とイギリスが判断したからです。

・・・いや、私も耳を疑ったんですけどね^^;
ヨーロッパにおいては、なぜにイギリスが離脱しようとしているのか。
今のイギリスが何を考えているのか理解出来ない。・・・と、
そんな泣き言みたいな愚かな発言があるのを聞いて、思わず私も怒っちゃいました^^;

「ふざけるな!これだけの状況がありながら、イギリスの思惑一つわからないのか!」

とまあ、そんな風に怒ると同時にね。これは、もうダメかもしれない。と、
あくまでも私個人の意見ですけど・・・ちょっとEU。ヨーロッパを諦めています。


もっと言えばね。
既に日米英の三か国は、EUが瓦解した後を想定して動いている。と思いますし。
これ以上ないくらいには。ヨーロッパで勝ち組と負け組が明確に分かれるでしょう。
勝ち組筆頭はイギリス。負け組筆頭はドイツ。
おそらく。この流れは止まらないだろう。と私は思います。

・・・今のヨーロッパでは、誰が正しくて誰が間違っているのか。
その程度の事すら満足にわからないのか。と、ちょっとね。
こんな事は私も言いたくないんですが・・・ヨーロッパの方々を少し軽蔑しています。

もしこのままEUが瓦解したら、貴方達の国民は泣きますよ?
貴方達の子供が泣く事になるんですよ?
もっと真剣に。自分達の祖国と同胞。平和と未来について考えるべきじゃないかな。



うん。ここまで、ですね。
前回と似たような内容になっちゃいましたけど。
ここまで言って、それでもわからないのならヨーロッパは切り捨てるしかない。

あの、ヨーロッパを切り捨てる。と言いますとね。
ヨーロッパを敵に回すんじゃないか。との懸念があるかと思いますが心配は無用です^^;
と言いますのもね。
私達日本を敵に回すだけの余力のある国家など、ヨーロッパに存在しなくなるからです。
例外があるとすればイギリスくらいですけれど。
そのイギリスはEUを切り捨てて日米に味方をするはずです。
アジア地域もそうですけれど、たぶんヨーロッパ地域においても新しい秩序。
今とは完全に異なる国際情勢が構築される事になるだろう。と私は見ております。

・・・望む。望まない。に関係なく時代は流れている。
まさに新しい世界秩序が出現しようとしている。と言う事なのでしょうねぇ。きっと。


本日は、ここまでにしておきましょう。それでは皆々様。おやすみなさいませ^^

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29 . March
と言うわけで、前回はロシアの話であり。
そこからの日米同盟に関する話で御座いましたね^^

うん。まあ、前回に書いた事ですけれど。
伊達に日米同盟は世界の平和を守ってきたわけじゃないんです^^;
日米同盟によって平和と未来を守られている国家と言うのは非常に多い。
それは見方を変えれば、ロシアもまた日米同目によって守られている。と、
そのように表現出来てしまうくらいなんです。

ですので、この点を理解しているのならばね。
安易に日米同盟を破棄しろ。なんて言葉が出てくるはずが無いんです。
日米同盟。安全保障の重要性。平和と未来を守る事の大切さに目を向けましょう。

これから先の世界情勢では、この点こそが問われるのではないかなぁ。と、
私は個人的に考えている次第で御座います。ナハハハ^^;


それに何よりもね。
結局のところ全てはロシアの方々の決断次第で御座います^^
そんなに日本と協力したくない。日米同盟と協力出来ないのなら仕方ない。
私も無理に。とは言いません。

ただし、その場合のロシアのアジア戦略と言うのは。
あくまでも自国防衛のみに限定するべきです。
何度も言いますが、間違ってもアジア戦略をゴリ押しする事は控えるべきです。
そんな事をしたら何をどうしようとも、日米同盟と激突する事になります。
中国の崩壊と日米同盟との激突の二つが同時に発生してしまったら・・・。
いくら大国だろうともロシアが滅亡すると思います。断じてやめるべきです。
・・・これは私達日本からの真摯に忠告です。どうか忘れないで下さいませ。

あの、ですねぇ。

恩着せがましい事は私も言いたくないんですけどね^^;
忠告してもらえるだけ、物凄い大サービスだと思ってもらわないと困ります。
これが、もしヨーロッパ辺りだったら絶対に忠告なんてしません。
むしろロシアが自爆するように意図的に誘導していると思います。
この辺りの話は、たぶん世界中の誰よりもロシア人が一番理解しているはずです。
なので、単純な善意で忠告しているくらいには。
それくらいには私達日本は平和主義であり、世界的に見ても非常に優しいんです。

まあ、ロシアの方々がどんな決断をするのかは、もちろんね^^;
それはロシアの方々次第であり、赤の他人の日本人が口を出す事じゃありません。
ロシアの未来は、ロシア人こそが決めるべき事だと思うからです。
でも、この点だけは忘れないで下さいませ。
私達日本は、ロシアに対してできうる限りの事をして誠意を示しましたし。
さらに言えば忠告までしました。その上で・・・次の行動を決めて下さいませ。




とまあ、それはそれと致しまして^^;


それでは本日の話題で御座います。
本日は、ちょっと視点を変えまして・・・ヨーロッパの話。
イギリスのEU離脱に関する話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

まずは、こちらをご覧下さいませ。
https://www.sankei.com/world/news/190328/wor1903280028-n1.html
これは産経さんの記事で、トゥスク大統領の発言が書かれています。


それで、ですねぇ。
私個人の意見としては、非常に正しい意見だと思います^^
今のEUの状況を考えれば、可能な限りイギリスに配慮するべきですし。
出来る事ならばEUの残留を求めた方が良いと思います。

一つ確認しておきますとね。
イギリスが本当にEUから離脱してしまった場合。
よりダメージが大きいのはイギリスではなくて、EUです。
世間一般の論調では、イギリスがどうなるのかわからない。と叫ばれていますが。
私個人としては、EUこそどうなるか。それがわかりません。

んー。あくまでも私個人の意見となるんですけれど・・・。
たぶんイギリスのEU離脱は、そのままEUの崩壊に繋がる事になると思います。


・・・いえ、これは逆に考えた方が良いかもしれませんね^^;
EUを離脱した後のイギリスを考えるよりも。
イギリスが離脱した後のEUがどうなってしまうのか。
それが想定出来ている人と言うのは、どれくらいおられますか?

EU離脱によってイギリスが混乱する。・・・うん。わかるんです^^;
今現在にメディアで騒がれているようにイギリスは混乱すると思います。
でもね。
それじゃあEUは混乱しないのか?となれば、絶対にEUも混乱します。


あの・・・このブログでも何度も書いてきた事なんですけれどね。
ヨーロッパ地域の安全保障体制がNATOであるのならば。
そのNATOの中心にあるのは米英同盟であるはずなんです。
イギリス以上の親米国家と言うのは、たぶんヨーロッパには存在しないはずです。
ええ。そうですとも。
もしイギリス以上の親米路線を見せたら、絶対にイギリスが許さないはずだからです。
この点についてはイギリスの安全保障戦略に関係するので、間違いないと思います。
であればこそ。
現在のヨーロッパ諸国における最大の親米国家はイギリスであるはずなんです。

そのイギリスが混乱すると言うのです。
当然ながら米英同盟も混乱するし、その余波でNATOもまた混乱します。
言うまでもありませんが、安全保障体制に不備が発生すれば。
容赦なく地域情勢は不安定化する事になります。

よろしいですか?
これは、ヨーロッパ全体が混乱する。って事なんですからね?
そうなった時にイギリス抜きのEUが適切に対応する事が出来ますか?
米英同盟が機能不全となっている中で、なおもNATOを維持する事が出来ますか?
・・・再びヨーロッパに安定を取り戻す事が出来ますか?

うん。私は安全保障の立場ですのでね。
やはり今のヨーロッパ情勢においては、この点こそが論じられるべき点である。と、
そのように強く主張する次第で御座います。
無論。イギリスも重要な問題だと思います。
しかし、より重要な問題はNATOであり、ヨーロッパ全体の問題だと言う事です。


ヨーロッパの方々。一つ原点に戻って考えてみて下さい。
NATOは、基本的に外敵を想定して構築された安全保障体制です。
なので、欧米諸国以外の国家から攻撃された場合。
その場合には、即座にアメリカと欧州各国が連携して対処する事になります。
それは仮にイギリスがEUから合意なき離脱をした場合においてもね。
アメリカ合衆国。ドナルド・トランプ大統領は忠実に義務を履行すると思います。
明確な悪意を持った外敵に対して、アメリカはヨーロッパとの協力を惜しまないでしょう。

ただし。

これが外側の問題では無く内側の問題になると、相当に話は変わってきます。
具体的に言えばヨーロッパ各国同士。NATO加盟国同士の対立となった場合です。
この場合には・・・まず間違いなくアメリカは動かないと思います。
ほぼ確実にトランプ大統領は、当事者同士で解決しろ。・・・と主張するはずです。
そんなわけで。
NATO内部での対立については、まったくもって機能しない事が予想されます。
仮にアメリカが動くとすれば。
よっぽどヨーロッパ全体がグッチゃグッチャになった場合です。

これは介入しないとダメだ。と言う段階になるまでアメリカは動かないはずです。
だって。
ヨーロッパ各国はイギリスを追い出す程度には、安全保障で協力する意思が無いからです^^;


・・・これはね。ドイツの話題でも書いたんですけどね。
ヨーロッパの安全保障体制。ヨーロッパの平和と未来を守ろうとするのならば。
何が何でもイギリスを引き留めろ。・・・と私は書いたわけなんです。
今ここでイギリスがEUを離脱したら、その後のEUをどうやって維持していくのか。
もっと言えば、これからのヨーロッパの平和と未来を守るためにはどうすれば良いのか。
まったくもって私にはわからないからです。

重ねて申し上げます。
イギリスの合意なき離脱も、もちろん重大な問題であるとは思いますけれど。
でも、私個人の意見としては。
イギリスがいなくなった後のヨーロッパの平和と未来を守れるか否か。
そちらの方が、よっぽど重大な問題であるだろうなぁ。と私は考えています。


んー。これも何回も書いている事なんですけどね。

NATOがあるから大丈夫。と考えるのが楽観的過ぎます。
繰り返しますが、NATO加盟国同士の対立にはNATOは機能しません。
・・・って言うか。そもそもアメリカが動きません^^;
むしろ加盟国同士で対立する事によって、欧州に対するアメリカの評価はダダ下がりです。
イギリスを追い出して、米英同盟を軽んじて。
その上でNATO加盟国同士で争って、ヨーロッパ全体が不安定化したとなってしまえば。
アメリカ合衆国。ドナルド・トランプ大統領は大激怒すると思います。

「アメリカと協力する意思があるのか。協力して平和を守る意思があるのか?」

・・・とアメリカ政府。トランプ大統領は割と本気で強い警告を発するはずです。
そうなったら、どうするつもりなんですか?
誰がアメリカを説得するんですか?誰がアメリカと仲介するんですか?^^;


あの・・・言うまでもない事ですけど。
現時点で既にヨーロッパは混乱しているんです。無制限に難民を受けれたからです。
この状況下でイギリスがEUを離脱。それも合意なき離脱で『追い出される』となれば。
ヨーロッパの安全保障体制に著しい不備が発生するんです。
そうなればヨーロッパが今以上に不安定化し、混乱する事は間違いありません。

・・・以前にもチラッと書きましたけどね。
ヨーロッパがイギリスを見捨てるんじゃない。イギリスがヨーロッパを見捨てるんです。
それほどまでに今後のヨーロッパ情勢は危機的になるだろう。と私は思います。


もしもヨーロッパの平和と未来を守りたい。と望むのならば。
何が何でもイギリスが離脱する事を阻止して、何としてでも引き留めるべきです。
イギリスのEU残留を声を大にして主張するべきです。
改めて申し上げますが、トゥスク大統領の発言は物凄く正しいと思います^^

それで、どうしてもイギリスの離脱が避けられないのならば。
せめてイギリスに対して可能な限りの配慮をするべきです。
イギリスが混乱して米英同盟。ひいてはNATOに悪影響が発生しないように、です。
そこまでやらないと・・・これから先のヨーロッパがどうなるのか。わかりませんよ?

もし仮に。
私がヨーロッパの人間だったら号泣しておりますToT
それほどまでに危機的な状況です。
本当の本当に。よくよく考えて行動して下さいませ。


・・・うん。まっ。ここまで、ですねぇ。
これだけ警告したんだから、後はもう知りません^^;
イギリスへの対応次第でヨーロッパの未来も変わると思いますので。
それに合わせて、私達日本もヨーロッパ戦略を組み立てるとしましょう^^

グローバルスタンダード。世界経済で繋がっている・・・とは言いましてもね。
さすがに大陸の反対側にあるヨーロッパにまでは、私達日本も手は出せません。
警告を発するだけで精一杯ですし・・・そもそも警告しただけでも大サービスです^^;

最初に書いたロシアの話でもそうでしたけど。
普通だったら忠告すら存在しないのが、この国際社会で御座います。
その中で忠告された分だけ物凄い配慮だった。と私は考えるべきだと思います。
と言うわけで。
これ以上に助けてくれ。と言われても私達日本では助けられません。
ヨーロッパの事は、ヨーロッパに生きる人々で何とかする以外には無いんです。


今のアジア情勢での中心が中国であるように。
今のヨーロッパ情勢での中心はイギリスであるだろう。と私は考えております。
ですから、ここでイギリスへの対応を間違えてしまったら・・・。
その場合のヨーロッパの未来は、極めて悲劇的なものになってしまうでしょう。

・・・ハッキリ言えば、勝ち組か負け組か。まさに勝負の分かれ目で御座います。
なので、本当の本当に。後悔しないような選択をするべきだと思います。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[6回]

25 . March
えーと。前回はロシアの話題でしたね。
改めて考えましても、いささか踏み込んだ内容になってしまいました。
あそこまで踏み込んだのは、私個人としても不本意だったんですけれど。
でも、それくらいにはね。
日米同盟と言うのは非常に重要でもあるわけなんです。


それで、すっかり前回の文面では書き忘れてしまったんですが^^;
伊達に日米同盟と言うのは世界の平和を守っているわけではありません。
と言いますのもね。
日米同盟の恩恵は、ロシアだって受け取っているはずなんです。
なぜか?
それは日米同盟こそがアジア地域の平和と安定を守る中核なのであり。
それゆえに日米同盟こそが中国の横暴を抑え込んでいる・・・からです。

もちろんロシアもね。
中国を抑え込んでいる点がある事は私にもわかります^^
大国ロシアがあればこそ中国。習近平はユーラシア大陸北部は無論の事。
内陸部の国々に対しても思うように手を出す事が出来ないんです。
この事実を考えれば、ロシアもまた中国の横暴を抑え込み。
世界の平和に対して大きく貢献している。と言う事は間違いありません。
この点については、私としても物凄く大きく評価している次第で御座います^^

しかし、です。

そんな中国を一番抑え込んでいるもの。最大の抑止力は何か?と、
その事を考えるのならば、やはり日米同盟であるかとも思うんです。


なぜかと言いますとね。
ロシアにとってアジアと言うのは二の次でしょう?^^;
・・・いえ。もしかしたら、三の次かもしれませんね。
ロシアにとってはヨーロッパこそが最優先である事は十分にわかりますし。
もっと言えばユーラシア内陸国。
つまりは、旧ソ連諸国の方が極東アジアよりも重要であるかもしれません。
うん。ロシアの中には旭東方面の事など知った事では無い。・・・と、
そのように考える人もいるかもしれませんよね^^;

・・・でも、ここは広い視野を持つべきで御座います。


もし仮に、です。
中国が極東アジア地域を完全に支配化としたら・・・どうしますか?
いやまあ、私達日本の場合はね^^;
その気になれば日米同盟が無くても自力で中国と戦う事が出来ます。
以前から書いておりますように、私達日本はロシアと互角と言う程度には。
その程度には極めて強力な国家であるからです。
相手が中国だろうが何だろうが。自力で自国を守る程度の事は出来ます。

ですが、私達日本が出来るのは、そこまで、です。
アジア全域まで守れるか?となれば・・・残念ながら、日本一国だけでは不可能です。
そして、その場合には日本以外の国家は確実に中国に飲み込まれるでしょう。
特に問題なのが東南アジア諸国です。

これは私個人の意見ではありますが、それでも断言させて頂きます。
もし万が一にも。
日米同盟が消滅したら、東南アジアの半分は即座に中国の植民地になります。
うん。そうですね。
今のチベットやウィグルみたいな状況が東南アジアに出現してしまう事でしょう。

「いやいや、そんなアジアの事なんてロシアには関係ないじゃないか」

いえいえ、物凄く関係があるんですよ?^^;
このような形で続々と中国の植民地が増えていく。と言う事は、
それは必然的に中国の国力が増強される。と言う事に他ならないんです。
今の段階であれば、まだ私達日本もロシアも中国に対抗できる状態ではあります。
ですが、もしも中国がアジア各国を次々に植民地として支配し始めたら。
その結果として今以上に中国が巨大になってしまったら・・・。
そうなってしまったら、私達日本もロシアも中国に対抗出来るかどうかわかりません。

よろしいですか?ロシアの方々。
今以上に中国を巨大化させない。と言う一点において。
その点においては私達日本もロシアも。当然ながらアメリカも。
ひいては、世界各国の大体数が共通の目的とする必要があるんです。
そうしなければ、いずれは中国によって全てが飲み込まれた挙句。
飲み込んだ中国が盛大に大爆発して、世界は滅びる事になってしまいます。


このような悲劇的な未来を阻止するためには、中国の横暴を防ぎ。
今以上に中国が巨大化する事を、何としてでも食い止めなければなりません。
そして、そのような中国に対する最大の抑止力こそが日米同盟なのです。

繰り返しますが、日本一国だけでは自国を守る事だけで精一杯となります。
今のようにアジア地域。アジア諸国までを守る事は出来ません。
これはロシアとて同じ事であるかと思います。
ロシアにとっても、アジア諸国まで手を伸ばして守る事は出来ないはずです。
そう考えれば日米同盟はロシアにとっても有益である。
ある意味では、ロシアの平和すらも日米同盟が守っている・・・と、
そのように考える事が出来るのではないでしょうか?


それでまあ、これらの事実があった上で、その上でね^^;
ロシアの方々にも日米同盟と、どのように付き合っていくのか。
どのようなアジア戦略を構築する事が、ロシアにとって最大の国益となるのか。
その事を今一度改めて考えて頂きたいなぁ。と私は思います^^



あの、ですねぇ。

ロシアが大国である事は私も重々承知の上です。
でも、だからと言って国力が無限にあるわけでは無いはずです^^;
私達日本だって経済大国だとしても、無限の経済力があるわけではありません。
出来る事と出来ない事と言うものがあるはずであり。
そのために物事の優先順位と言うものを考える事が求められるはずです。

私達日本にとってはアジアこそが最優先ではありますが、
それと同じようにロシアまでアジアを最優先とする事は出来ないはずです。
だとすれば、その分だけ日本のアジア戦略よりもロシアのアジア戦略の規模は小さく。
そこに割り振る国力もまた少なくなるのは道理です。
日本と同じレベルのアジア戦略を展開させる事は、ロシアには出来ない。
それゆえに、です。
その分だけロシアが日本と協力する事。日米同盟と協力する事と言うのは。
ロシアの国益と言う観点から考えても、理にかなった行動であるかと思います。

日本。ひいてはアメリカとの関係改善。強化と言うのは。
少なくとも、アジア戦略に限定したアメリカとの関係改善。強化と言うのは。
ロシアのアジア戦略において非常に有用であるどころか。
それを実行せずしては、ロシアのアジア戦略は進展しないだろう。と、
そこまでの事を私は主張したいと思います。

まあ、前回にも書いた事ですけれど。
あくまでも日本との対立。日米同盟との対立を選ぶのであれば。
ロシアのアジア戦略と言うのは、自国防衛以上の事は出来ないだろうなぁ。と、
そのように私個人は見ている次第で御座います。



うーん・・・あのね^^;

無論。これは日本の国益を考えた上での打算的な提案である。と、
そのような指摘を覚悟の上で、それでもロシアに提案する事なんですけどね^^;
日本。日米同盟と対立する事で大きく選択肢が制限される事に対して。
逆に協力する事によってね。
それによってロシアのアジア戦略の幅と言うのは極めて大きく広がるんです。

このブログで提案した中国の分割統治も、その一つです。
なぜロシアの協力を求めるのか。なぜロシアに中国北部を提示するのか。
その理由は単純明快。
アジア最強の日米同盟をもってしても、中国全土を維持管理する事は不可能だからです。

・・・まっ。厳密に言えばね^^;
ロシアと協力してもなお、それでもなお中国全土を管理する事は難しいでしょう。
でも、その後の世界情勢が大きく変わるんです。
助けられる中国人の数も大きく変わるし、世界平和にとっても大きなプラスになります。



んー。本来ならば、中国人自身が自発的に民主化する事が望ましかったんです。
そうであれば・・・何もここまで苦労する事は無かったわけですからね^^;
私達日本もアメリカも、間接的な形での支援だけで事足りました。
ですが、もはや中国人の自発的な民主化など望めない。
なぜか?
救国の英雄であるはずの劉暁波さんが見殺しにされてしまったからです。

あれほどまでに立派で、なおかつ自分達と同じ中国人の英雄を見殺しにした。
となれば、もう世界のどこの誰が民主化を主張しても中国人は動かない。
中国人が動く時は、中国の全てが崩壊して自分達の未来の全てが破綻した時だけです。

・・・そして、そうなってから動いたのでは遅過ぎる。
中国の崩壊はアジアのみならず全世界にまで多大な悪影響を与える事になります。
それこそ最悪の場合には、第三次世界大戦となってしまうかもしれない。
そうなる事を防ぐためには崩壊する前に。今ここで動くしかないんです。


しつこいようですが、私達日本にとってアジア戦略の最優先が中国であるように。
ロシアにとってもアジア戦略の最優先は中国であるはずですし。中国とするべきです。
断じて日本。日米同盟と対立する事が最優先では無いはずですし。
日本やアメリカにとってもロシアと対立しているような余裕は無いんです。

今ここで日米両国とロシアが対立する事は、アジア地域に生きる全ての人間。
いえ、世界中の全ての人々にとって大きな不利益になるはずです。
これから先の世界の平和。世界の未来を考えるのならば・・・。
やはり日米ロの三か国は協力するべきであるかと思います。


・・・最後に蛇足ながら。
このブログでも既に書いた事なので、改めて申し上げます。
今ここで日本。日米同盟と対立してまでアジア戦略をゴリ押しすれば。
ロシアの全てが破綻してしまったとしても不思議ではありません。
たぶんですが、それは現状のロシアにおける最悪の選択肢だと思います。

日本国民の一人として改めて申し上げます。
どうか私達日本と協力して頂けませんでしょうか?よろしくお願い致します。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[8回]

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