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21 . July
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31 . January
と言うわけで。
前回はEUとNATOに関する話題で御座いましたね。

うん。改めて申し上げますが、現在のEUはNATOを無視して暴走していますし。
何度も同じ事を言いますけれども、その最大のものが難民問題です。

無制限に難民を受け入れる。と言うのは安全保障において信じられない暴挙です。
現在のヨーロッパ。EU。そして、メルケル首相は正気の沙汰とは思えません。
でまあ、そうである以上は当然のようにNATOを直撃します。
前回にも書きましたが、果たして現時点でNATOが正常に機能するかどうか。
それは私にもわかりません。

もし万が一にも機能不全と言う事になれば、それはつまりヨーロッパの平和と未来。
その全てが消滅する極めて危機的な状態である事を意味します。
冗談でも何でもなくて、ヨーロッパ全土が火の海になる事を覚悟するべきでしょう。


・・・とまあ、こんな風に書くと物凄い大事件になるんですけどね^^;
ハッキリ言います。
このような事態になる事は、何年も前から正確に予測されている事だったんです。
うん。メルケル首相が無制限に難民を受け入れる。などと口走った時から。
あの時から、こうなる事は誰の目から見ても明らかだったんです。

そして、その点を警告する人々と言うのは存在していました。
ええ。間違いないと思いますね。
何しろ私みたいな赤の他人のチンピラ風情が、その一人だったわけですから^^;
なので、当事者であるヨーロッパの方々が予想出来なかったはずがありません。


にもかかわらず、今日のような状況になった事を考えるのならば。
やはりヨーロッパの方々が経済的な利益だけ。自分の利益だけに目を向けていたから。
グローバルスタンダードなどと言う幻想にとらわれて。
あまりにも損得勘定で物事を考え過ぎたがために、大切なものが見えていなかったからだ。と、
そのように結論付けるのが妥当であるかと思います。

・・・大変失礼ながら、恥ずべき事である。と私は個人的に思う次第で御座います。



そんなわけで。
もう少しばかりEUについての話を続けさせて頂きたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に確認しておきます。
現状のEUは完全に暴走状態にあります。これを是正せずしてEUは存続出来ず。
それどころかヨーロッパ地域それ自体の平和と未来すらも守る事は出来ません。
よって。
現在のヨーロッパ各国。EU各国は、この重大な問題点を解決する必要があります。
それも一刻も早く迅速に、です。

そして、そう考えれば第一に実行するべき事は、当然ながらメルケル首相の排除です。
そもそもの話としてもアンゲラ・メルケルと言う政治家が軍事も安全保障も。
一切合切の全てを無視して、無分別に経済的な利益を追求し続けた事が最大の原因です。
うん。この点については一切議論の余地は無いと思います。
即時にメルケル首相を排除するのがベストだと私個人は考えております。
メルケル首相がいる限りEUの混乱。ヨーロッパの混乱は続くと思いますし。
その状況を放置し続ければEUそれ自体が崩壊します。
・・・いや、EUが崩壊するだけならね。まだマシなんです^^;
その余波でNATOまで崩壊しちゃったら、本当にヨーロッパ全土が火の海になります。
それだけは絶対に回避するべきです。


それで、もし仮にね^^;
どーしても。何をやってもメルケル首相を排除出来ない。となったらば、です。
そうなれば次善の策を実行するより他にはありません。
その次善の策とは、ドイツ一国丸ごと全部をEUから排除する。と言う事です。
でまあ、これをやりますとね。
当然ながらEU各国。EU経済圏がムチャクチャな事になるんですけどね^^;
それでもNATOが崩壊するよりは。ヨーロッパ全土が火の海になるよりはマシです。

EUの経済戦略は完全に軍事。安全保障。つまりはNATOを無視したものです。
本来あるべき経済規模を無理やり膨張させた状態にあるわけであって。
現在の状態は異常なんです。到底正常な状態である。とは言えないんです。
安定的で持続可能な経済成長が出来る状態と正反対の経済状況にあるってわけですね。
ですので、この無駄に膨張した部分を切り捨てて正常なレベルにまで縮小する事。
本来あるべきヨーロッパ経済に戻すべきである。と私個人は思うんです。


・・・って言うか^^;
至極単純な話としてドイツ。メルケル首相の力が限度を超えて強過ぎるんです。
メルケル首相の経済戦略って無理やり経済規模を膨張させた上で。
その膨張させた分を全てドイツ。メルケル首相の影響力に還元させるものでした。
ハッキリ言いますと。
ドイツ一国だけ。メルケル首相だけが勝つシステムになっている。と言うわけです。
こんなシステムを放置していたら、そりゃあEU全体。ヨーロッパ全体が吹き飛びます^^;
であればこそ、この点こそ是正するべきである。と私は主張している次第です。

まあ、ドイツの経済力が魅力的で。その『おこぼれ』が欲しい。と言うのもね。
その気持ちも十分に良くわかるんですけれどね^^;
でも、それにしたところでドイツのやり方。メルケル首相のやり方は限度を超えている。
改めて申し上げます。
メルケル首相は軍事。安全保障。ヨーロッパの平和と未来をお金に換えているんです。
現在の存在するドイツの経済力。その真実とはコレです。
この点について、いい加減にヨーロッパの方々も気が付くべきだと思います。

無論。私自身も物凄い提案をしているなぁ。とは思うんです。うん^^;
メルケル首相を排除する。ましてドイツ一国を排除する。となってしまえばさ。
そりゃあ間違いなくEU全体。ヨーロッパ全体は混乱する事でしょう。
入念な準備。緻密な計画が無くしては絶対に出来ないと思います。
・・・そんな事を軽々しく主張するな。と言う意見がある事も私だって重々承知です。

でもね。

そこまでの事をしないと・・・EUは残らないだろう。存続出来ないだろう。と、
それくらいに現在のEUの状態は切迫している。と私は考えているんです。


と言うのも、私の意見って別にそんなに難しくないでしょう?^^;
ちょっと考えれば、誰でもわかるみたいな意見でしょう?
そんな誰でもわかったはずの事を・・・なんで今の今までやらなかったんですか?
なぜEU各国の方々は2019年になるまで、こんな状況を放置したんですか?

まあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
もっと早くに実行していれば、こんな大変な事にならずに済んだわけです。
ここまでハードルが上がる事をやる必要は無かったんです。
ドイツ国民を説得して、自発的にメルケル首相をやめさせる事。
メルケル首相の四選を阻止する。と言う事で丸く収める事だって出来たはずです。

・・・って言うか。そうなるとばかり私は考えておりました^^;
そうしてEUを立て直していくんだろうなぁ。とボケッと見ていたら。
メルケル首相が四選?なんじゃそりゃーっ!・・・です^^;
うん。とんだ私の勘違いでしたね。まさかメルケル首相の四選を黙って見逃すほどに。
それほどまでに誰も何も考えていないとは、私としても本当に予想外でした。

それに、やっぱりね。
冒頭でも書きましたが難民問題についても、断じて受け入れるべきではない。と、
あれほどまでに警告されていたと言うのに、なぜその声に耳を傾けなかったのですか。
何の準備も計画も無く。無責任に難民を受け入れるなど・・・それこそ大罪です。

そんなわけで。
これらの事実を考えますと、ドイツ一国丸ごと全部を排除する事についてもね。
ちょっと本気で考えて頂く程度には・・・EU。ヨーロッパは危機的なんです。



あの・・・ヨーロッパを一つにまとめる。なるほど素晴らしく崇高な理想です^^
でも、そうするためには。
理想の大きさに比例するだけの大きな責任もまた背負わなければならなかったはず。
決して経済的な利益だけ。自分一人の利益だけがあれば良い事にはならなかったはずです。

なぜその責任から目を背けたんですか?
ヨーロッパの平和と未来を守る。と言う誰もが最優先として然るべき目的を見失い。
あろう事か金儲けの事ばかりを優先するとは言語道断です。
Eu各国全ての方々の愚かさが、現状の危機的な状況を招いた。と言う事について。
ぜひともに自覚して頂きたい。と私は心から願う次第で御座います。



それでまあ、ドイツ一国丸ごとを排除する場合について書いておきますとね。
その場合には・・・あー。いや、これは私の苦手な経済の話になりますのでね。
もしかしたら、間違っているかもしれません。どうかご容赦下さいませ^^;


それで私の主張としては、まず統一通貨であるユーロを諦めるべきです。
EU各国は自国通貨に戻すべきです。
また、現在の欧州中央銀行と言う制度についても諦めるべきです。
EU各国が独自に金融政策が実行出来る状態に戻すべきです。
これにより経済的な連携は大きく低下し、EU経済圏が大幅に縮小しますけれど・・・。
でも、その規模こそが本来のEU経済圏だと私は思うんです。

まあ、経済が苦手の私の意見なんて大して意味も価値も無いかもしれませんが^^;


ただ一つの事実として。
現在のEU経済圏はドイツの一人勝ちを前提とする経済システムなのであり。
それは経済を人質としてドイツ。メルケル首相のゴリ押し。
半ば強制的な難民の受け入れ。などと言う無理難題を要求された最大の原因でもあります。
こんな状況をいつまでも続けるんですか?
・・・いや、そもそも続きませんよ?今のEUは必ず破綻します。それも近いうちにね。
ドイツとの約束だって反故にされてしまうかもしれません。

念のために確認しますが今のドイツ。メルケル首相の経済戦略と言うのは。
完全に安全保障を無視したものであり、極めて不完全なものです。
こんなものがいつまでも続くはずがない。
EUもそうですが現在のドイツ経済だっていつまでも続く。・・・と、
そのように考えるのは非常に甘い考えだと思います。


その上で、です。
具体的な話をするとEUからドイツが叩き出されれば、まず間違いなくドイツは分裂します。
それこそ東西どころか無数に分裂する事になります。

私はメルケル首相の任期中には、ドイツ国内は安定するだろう。と書きましたけれど。
それは、あくまでも平時である事が大前提です。
万が一にもEUから追い出された。ヨーロッパの大多数がドイツの敵になった。なんて。
そんな恐ろしい状況になれば、さすがのメルケル首相でも安定させる事は出来ません。
まず間違いなくドイツ国内は未曽有の大混乱に陥ります。

これはメルケル首相に対する不平不満と言うか。目に見える形での状況の変化。
EUから追い出されて孤立している。と言う状況に対する恐怖でしょうね。
その恐怖によってドイツの全てがひっくり返り、それを乗り切るような物凄い誰か。
それこそ・・・まあ、ヒトラーみたいな人物でも出現しない限りは。
複数の少数勢力が台頭し、それぞれが対立。先鋭化してドイツは分裂するはずです。


そして、分裂したドイツのマトモな勢力と協力し、その勢力を再びEUに組み込むんです。
言うなれば、外科的な手術で病巣を除去する。みたいな感じですね^^;
これならばドイツ離脱の悪影響を最小限に抑え込みつつ。なおかつ・・・。
たぶんですがイギリスが再びEUに加盟してくれると思います。

・・・うん。ここですね。
ヨーロッパの命運は、今やイギリスが握っております。うん^^;


ここまで私がEUを批判している以上。何となくお察し頂けたかもしれませんけど。
既にEUから離脱したイギリスは、もはやフランスやドイツと同列の国家ではありません。
それどころかヨーロッパにおいて別格の地位を獲得している状態にあります。
なぜか?
それはアメリカとヨーロッパを繋いでいるパイプ役にして最大の親米国家だからです。

ほら。以前に書きましたでしょう?
フランスのマクロン大統領が、この重要な時期にトランプ大統領を批判してしまった。
アメリカ合衆国に喧嘩を売ってしまった。これは高い買い物になる。・・・って、
そのように書きましたでしょう?^^;
その理由が、まさにコレで御座います。


今現在に問われているのはEUではありません。NATOです。
経済戦略では無く安全保障戦略です。
そして、NATOとはアメリカとヨーロッパの協力関係であり、同盟関係です。
それが問われているんです。
当然の話として、いかにしてアメリカとの協力関係。信頼関係を構築出来ているのか。
それによって今後のヨーロッパにおける序列は決まるだろう。・・・と、
そのように私は考えている次第で御座います。
ですから、その点において・・・いささかマクロンさんは軽率だったと思います。
とまあ、それはともかく。
現在のヨーロッパ情勢を考えれば、色々な意味でイギリス次第なんです。
イギリスがどう動くのか。それ次第でEU各国。ヨーロッパ各国の生き死にが決まる。と、
そのように表現したとしても・・・私は間違いでは無いだろう。と思っております。



いやぁ~。あのですねぇ^^;

これは日本に限った話では無いんですが、昨今の風潮としてね。
経済力の大小だけで国家の優劣を決めるような、そんな雰囲気があるように思うんです。
うん。これもグローバルスタンダードの弊害。経済最優先が招いた悪しき慣習でしょう。
それでね。
そんな風に経済だけで判断するのは極めて軽率である。と私は強く主張致します。
もちろん経済力も重要な要素だと思います。でも、それは一つの判断基準でしかないんです。

日本でも経済力が低いから。と言う理由で、たまにロシアを軽んじるような。
それこそ中国と同列だ。と言わんばかりに見下すような言動があったりするんですけどね。
それは大きな間違いである。と私は思います。
重ねて申し上げます。
経済力は一つの判断基準。一つの指標でしかないんです。それだけ全てを論じるのは早計です。
そして、それはイギリスにも同じ事が言えるんです。
イギリスは私達日本やロシアに匹敵するくらいの、紛れも無い世界的な強国です。


あの・・・経済と言う観点だけを見ればね。
イギリスよりもドイツの方が経済力は上回りますので・・・。
その意味ではイギリスがEUから追い出された。かのような意見もあります。
でも、これも違うんです。
先のブレグジットによりイギリスはどうなるんだ?イギリスは大丈夫なのか?・・・と、
そのような意見がメディアで飛び交っていましたが、それは間違いなんです。
明らかに論点がズレているんです。
ブレグジットで論じられるべきはイギリスではなくてEUです。
EUはどうなるんだ?EUは大丈夫なのか?・・・と言うのが本当に議論するべき論点です。
なぜなら、EUにおける軍事。安全保障の中心がイギリスだったからです。

・・・そうです。
もしもイギリスがEUに残留していれば、こんなに私が大騒ぎする事もありませんでした。
おそらくメルケル首相を排除する事も、そう難しくはなかったと思います。
イギリスを中心としてEUの軍事戦略。安全保障戦略を立て直し、
NATOの枠組みまで暴走したEUの経済戦略を改める事は、十分に可能だったと思います。
ですが、そのイギリスがいないんです。もはやEUには軍事。安全保障をまとめる国家が無い。
つまるところ。
イギリスがEUから追い出されたのではなく。EUがイギリスから見捨てられたんです。
先のブレグジットの真実とは、コレだったのではないか。と私は考えています。



うーん。一つの可能性として。
あるいは、フランスがまとめるか。とも思いましたがマクロン大統領では無理です。
フランス一国でも四苦八苦していると言うのに、ヨーロッパ全土をまとめるなど不可能です。
今のフランスではEUの軍事。安全保障を立て直し、暴走した経済戦略を是正するどころか。
メルケル首相一人を排除する事すら難しいと思います。

であればこそ、ドイツ一国丸ごと全部を排除する。と言うような。
とんでもない手段についても、割と本気で考えていく必要があるのではないか。と思います。
うん。そうですね。
ドイツを排除する。とまで言えば、イギリスは戻ってきてくれるかもしれません。
そもそもイギリスはドイツ。メルケル首相の影響力が理不尽に強過ぎて。
こんな組織にいられるか。と出ていったようなものでしたからね^^;

その原因であるメルケル首相どころか。ドイツ丸ごと全部を排除するとまで言えば。
もしかしから、イギリスがEUに戻ってくる可能性も・・・ゼロではないかもしれません。


一応。念のために書いておきますが、イギリスの足元を見るのは不可能ですからね?
現在のヨーロッパ情勢は、あまりにもイギリスの優位性が確定し過ぎています。
中途半端な交渉では絶対にイギリスは譲歩しないでしょう。
そもそもブレグジットはイギリスにとってもリスクのある決断でした。
そのリスクを覚悟してまで実行した以上は・・・そのリスクを上回るだけの利益。
イギリスが納得するだけの条件を提示しないと、何一つ絶対に応じないと思います。


・・・まあ、イギリスに関しては今の段階で語れる事は少ないですけどね^^;
しかし、繰り返しますがイギリスは強い国家です。
大英帝国。三枚舌外交は未だ健在である。と言う事を忘れてはなりませんし。
イギリスほどに先を見据えている国家と言うのも、今のヨーロッパには存在しません。
この点についてはEUのみならず。全てのヨーロッパの人々は理解するべきです。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[6回]

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28 . January
ちょっと本文に入る前に寄り道です^^;
こちらをご覧下さいませ。
https://www.sankei.com/world/news/190128/wor1901280010-n1.html

こちらは産経さんの記事で、フランスのマクロン大統領の発言が書かれています。

それでまあ、バランス維持とか。現状維持との内容があるんですけど。
それよりもゴーンさんの一件については、「個人の問題」と表現されています。
うん。この点については素直に評価したいと私は思います^^

安倍総理に直談判した。と聞いた時は、どうしよう?と私も困惑しましたが^^;
少なくとも、これで理不尽にゴリ押しされる事は無くなった事でしょうし。
私ども安全保障としても、これ以上に介入する理由も無くなりました。
もう後は純粋に経済分野の話として、当事者同士で話し合ってね。
間違っても政治問題化してはダメですよ。・・・です^^;


でまあ、このブログでも書いたようにギリギリ首の皮一枚で残ったわけで。
この発言による軌道修正でマクロンさんは正しい判断が出来る事。
軌道修正が出来る程度には理性的で常識的である事が証明されました。
この点については喜ばしい事だと思います^^

・・・うん。世の中には絶対に軌道修正が出来ない非理性的な人もいますから^^;

だから、やっぱりねぇ。惜しいですよねぇ。
もう少し後からフランス大統領になっても良かったなぁ。と私は考えてしまいます。
うん。ちゃんと経験を積んでからマクロンさんが大統領になっていればねぇ。
きっと今よりも遥かにフランス国家。フランス国民のために貢献出来たでしょう。

んー。まあ、それをフランスの政治情勢が許さなかったのでしょうけど・・・。
それにしても、いささか惜しい気がしてしまいます。
もう少しマクロンさんを政治家として、大切に育てても良かったんじゃないかなぁ?

まっ。赤の他人である日本人の私が言う事じゃないですけどね^^;



とまあ、それはともかくと致しまして。

前回はドイツに関連する安全保障の話だったわけですが。
あくまでも私の個人的な意見ではありますけど。
ドイツ国内は当然として。ドイツ国外においても相当に厳しい状況だと思いますし。
そんな厳しい状況をドイツ国民自身がイマイチ理解していない点は非常に悲惨です。

なので、とても気の毒な事だとは思いますけど・・・。
既に書いたように、ドイツが親中路線を継続している国家である以上は。
私達日本が出来る事と言うのは、少ないだろうなぁ。と思います。


それで本日の話題です。
前回のドイツの話題からEUを中心とした話・・・にするつもりだったんですが。
ちょっと予定変更。NATOも組み合わせて話題にしたいと思います。
それでは参りましょう^^

まずは、こちらをご覧下さいませ。
https://www.sankei.com/world/news/190128/wor1901280006-n1.html

こちらは産経さんの記事で、NATOのストルテンベルグ事務総長が、
トランプ大統領の要望を受け入れて防衛費の負担を増やす。との内容です。

まあ、何と言うか。また絶妙なタイミングでの記事で御座いましたねぇ^^;
当たり前の話ですが、この動きと私のブログは特に関係ありません。
まったく偶然で御座います。ナハハハ^^;
しかしまあ、政治の話をしていると、たまにこんなミラクルが起こるので不思議です。
うん・・・やっぱりね。普通と言うか。道理を前提として考えていけばね。
大体の人が同じ結論に至る。と言う事なんでしょうねぇ^^;


ただまあ、この動きそれ自体については非常に正しい。と言えるでしょう^^
前回に書きましたが、EUの経済戦略が暴走状態にあるがために。
その悪影響はNATOを直撃しております。
ぶっちゃけ。
このままではNATOが維持出来るかどうか。私にもわかりませんでした^^;
なので、今回のストルテンベルグさんの発言と言うのは。
ちゃんとヨーロッパの平和と未来を考えたもの。評価されるべき言動でしょう^^


んー。まあ、改めて確認しておきますとね。
ドイツのメルケル首相は軍事。安全保障のド素人です。何も知りません。
そんな人が一番大きな影響力を保持しているのがEUだったわけですから。
極めて高い確率でEUにおける軍事。安全保障上の連携はスッカラカンだと思われます。

にもかかわらず。
経済的な連携だけは過剰に実行されていたわけですから、
安全保障を無視した経済戦略により暴走状態にあっただろう。
もっと言えば、EU各国の平和と未来が何一つ考えられていなかった。
当然ながらNATOの事なんで二の次。三の次で何も考えていなかった。

もしかしたら、NATOが機能不全に陥るんじゃないか。・・・なんて。
まさにメルケル首相を筆頭にEU各国は夢にも思っていなかっただろうなぁ。と、
そのように結論付けるのが妥当だと私は個人的に考えている次第で御座います。
それで改めて現在のヨーロッパ情勢を振り返りますとね。
今しがた書きましたが、ヨーロッパの安全保障体制であるNATOについて一切考慮されず。
それを無視する形でEUの経済戦略が暴走していた。
もっと言うと経済戦略のみならず、あらゆるEUの活動はNATOを無視してた。と、
そう考えるのが妥当であり、EUどころかNATOすら破綻の危機だった。
・・・と、そこまでの事を私は個人的に考えていたわけで御座います。

なんでそう思うのか?

何度も言いますけれど、難民問題です^^;
メルケル首相が無制限に難民を受け入れる。なんて事を宣言して、
ヨーロッパ中に大量の難民が流入してしまった。なんて事になったらさ。
そりゃあNATOにだって重大な悪影響が出てくるに決まっておりますもん^^;

しつこいようですが、安全保障を考えたら無制限に難民を受け入れるなんてありえない。
大量の難民と言う重大な不確定要素。不安要素によって。
NATOが機能不全を起こしても何一つとして不思議ではない。と私は思います。
しかしながら。
現実として既に大量の難民がヨーロッパに流入してしまっているんです。
ですので、現時点においてNATOが正常に機能するのかどうか。もうわかりません^^;
この責任について。どこの誰が取ると言うのでしょうね?

・・・いや、そもそも責任なんて取れるんでしょうか?


ちなみに。
参考程度までに私達日本について言及するのならばね^^;
先の民主党政権で鳩ポッポーさんが普天間問題と言う超ド級の大自爆をした事により。
日本の安全保障戦略の中核である日米同盟に亀裂が入りました。
この行為とは、紛れもなく日本と言う国家。国民を滅ぼそうとした行為です。
結果として、この人は日本における最低最悪の極悪人の代名詞となりました。
ただ一言。万死に値する。と言う評価が下されているわけです。

そして、それは何十年。何百年先にまで汚名として残るかと思います。
・・・って言うか。全力で残していきたいと思います^^;
未来の日本人。私たちの子孫が同じ失敗を繰り返さないために、です。


それで話を戻しまして、ヨーロッパの場合においてもね。
NATOに亀裂を入れた全ての人間。その筆頭がメルケル首相になるわけですけれど。
そこに関係した全ての人間にも同じ評価が下されて然るべきだと思います。
すなわちヨーロッパを滅ぼそうとした最低最悪の極悪人であり。
そんな極悪人が揃っているのが・・・失礼ながら、今のEUになるわけです。
うん。そうですね。
この点から考えても、EUが存続する可能性と言うのは低いんじゃないかなぁ。

・・・大変失礼ながら、もはや言い訳が出来る状態じゃありませんからね?
EU各国の全ての国民からボッコボコに批判される事を覚悟するべきですし。
根本的な話としてもヨーロッパの全てが破滅する事も覚悟するべきです。

そんなわけで。
EU首脳部の名誉のためでもあり。また、単純に死にたくない場合においてもね。
現在の状態にあるEUは解体するべきだと思いますし。
もしくは最低でもNATOが正常に機能するレベルまで。
ちゃんと安全保障を前提としたレベルまでEU。経済連携の規模を引き下げるべきです。
断言しますが現在のEUは暴走しています。NATOの枠組みから完全に飛び出しています。
ですので、この点に関しては今すぐにでも議論して然るべきだろう。と私は思います。



それで、もう少しNATOに関する話を進めますとね。

ちょっとギリギリみたいな感じですが、ストルテンベルグさんの発言によってね。
NATOが維持される公算が高くなりましたので、
前回に書いた時よりも幾分か。ヨーロッパは危機は後退したと思います^^
ただし、勘違いしてはならない事として。
トランプ大統領の要求通りに負担増を受け入れれば。と言う話だと言う事です。

既に難民問題にも言及していますので、皆々様にもお察し頂けるかと思います。
果たして。
今のヨーロッパ諸国にNATOに関する負担増を耐えられるのか?・・・です。
ただでさえ現在のヨーロッパには難民と言う負担があるんです。
それなのに、さらにNATOにおける防衛費の負担まで増えるとなればねぇ・・・。
それに応じられる国家ばかりだ。と考えるのは楽観的過ぎるかと思います。

そして、ストルテンベルグさんは、既に来年末までと期限を提示していますので。
それまでに負担増を受け入れない国家があるとすれば。
最悪の場合。
NATOから叩き出される可能性を考慮する必要があるだろう。と思います。
・・・アメリカ政府。トランプ大統領の態度は厳しいはずですから。


もし万が一にもNATOから叩き出された場合。それはもう国家の危機です。
安全保障戦略が存在しない国家とは、平和と未来が存在しない国家になります。
・・・まあ、さすがにね。すぐさま戦争になる。とまでは私も言いませんけど^^;
でも、いつ戦争になってもおかしくない状況である事は間違いありません。

また、戦争にならなくてもね。安全保障が無い。不完全だ。と言う時点で。
もう一人前の国家。対等の国家としては見てもらえなくなります。
安全保障が欠落した国家が厳しい国際社会。激烈な国際競争でどんな扱いを受けるのか?
言わずもがな。
そんなの徹底的に足元を見られて、ボロクソにされるに決まっております^^;

でまあ、それを考えればね・・・たとえ借金したとしてもね。
ヨーロッパ諸国と言うのはNATOに関する負担を受け入れる必要があるんです。
うん。そうなんですからね?
今のヨーロッパ諸国と言うのは、それほどまでに危機的な状況にあるんです。


でね。

そうなってくると、です。
ほぼ確実に大きな議論になるのが、難民の是非について、です^^;
事ここに及べば、さすがにヨーロッパの人々も自分達の恐ろしく危機的な状況。
自分達を守っているNATOが機能不全になる。と言う恐怖を実感出来るはずです。
そして、NATOの負担と難民の負担を比較すれば、どう考えても前者の方が重要です。
どれだけ難民が可哀想だからと言って、赤の他人を助けるために自国の安全保障。
すなわち自分達の平和と未来を犠牲にするなど論外だからです。

となれば、当然ながら難民は出ていけ。それよりもNATOを優先しろ。と、
至極真っ当な。完全無欠のド正論が出てくる事は明らかです^^;
うん。そうですね。
今回のNATOに関する負担増によって、難民問題は燃え上がると思いますし。
その怒り。不平不満は、そのまま原因を作ったドイツ。メルケル首相に対する批判。
果てはEUと言う組織全体への批判にまで発展する事になるでしょう。
EUとしては極めて難しい状況にあると思います。


NATOを守るためにEUを解体するのか。
もしくは、何とか頑張ってEUを縮小させて、両方ともに残すのか。
あるいは・・・どっちも出来ずにヨーロッパ全土が火の海になってしまうのか。
今まさにヨーロッパにとって大きな時代の転換点を迎えているだろう。と、
そのように私は考えております。



とまあ、今回はここまでにしておきましょう。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[6回]

26 . January
さてさて。前回はドイツの話題だったわけですが・・・うん。
メルケル首相がいる限りドイツの状況が改善して立ち直る。
・・・と言う事は無いだろうなぁ。と私個人は考えている次第です^^;


それでまあ、前回では書き足りない部分があるので。
本日も前回の続きでドイツの話題。
その中でも特にドイツに関する安全保障についての話をしたいと思います。
それでは参りましょう^^

でまあ、改めて確認しますがメルケル首相の四選は色々な意味で大事件であり。
これ一つだけで現在のドイツが抱える問題点。
その大部分が浮き彫りになっただろう。と私は考えております。

うん。まず第一にメルケル首相の四選が容認された事で政府与党内部。
野党各党の動向。ひいてはドイツ国民の現状の全てが露呈したと思います。

次に対外的な要因についても、メルケル首相の四選が実現した事によって。
親中国家であるドイツに、どれだけ潜在的な敵国が存在するのかも判明しました。

でまあ、結果的に現在のドイツが極めて危機的な状況に陥ってしまい。
このままでは再びナチスのような極右勢力が台頭するのか。
もしくは極左勢力が台頭した挙句に、国家がバラバラに分裂する事になるか。
そのどちらかになる可能性が非常に高いだろう。


・・・とまあ、ここまでが前回に書いた話でしたね。
いや、結構な長文を書いた割には内容が乏しい感じで申し訳ないんですが^^;
ともかく。
メルケル首相が四選した事により、ドイツの未来は非常に暗いものになるでしょう。


あの・・・ぶっちゃけ。今のドイツと言うのは、あまりにも敵が多過ぎる^^;

なぜにそんな事になっているのか?と言えば、ひとえにメルケル首相の責任です。
メルケル首相が安全保障を前提とした外交戦略を組み立てなかったがために。
より具体的に言えば経済力を背景として我が物顔で威張り散らした挙句。
自分達の身内(EU各国)を軽んじて・・・いや、もう完全に見下していましたね^^;
その上に頼りにならないバカ(中国)と仲良くし過ぎてしまって。
バカと敵対。または脅威と感じる大多数の国家と疎遠になってしまったんです。

それで、はっ!と気が付いたら、もう誰も誰も助けてくれなくなっていた。
どんだけメルケル首相は傲慢に。ふんぞり返って周囲を見下していたんでしょうね?
周りが見えなくなっていたにも限度があります。
あれだけ強引に物事を進めまくっていたら、そりゃあ恨みだって買うでしょうに^^;
本当に・・・裸の王様。自業自得で御座います。どうしょうもありません。



それで、です。

これらを踏まえてもう少し踏み込んだ話をしますと、ですねぇ。
今しがた書いたようにドイツの未来は暗い。と書きましたけれども・・・。
直近の数年間。
近い未来だけを見れば、国家としてのドイツは安定すると思います。
なぜならば、メルケル首相がいるからです。うん^^;

既に述べたようにメルケル首相の目的は自己保身による現状維持です。
ですので、国家の安定と言う点だけを見ればね。ドイツは安定すると思います。

ただしっ!

その安定が必ずしもドイツ国民の利益。幸福に繋がる。と言う事にはなりません。
と言うのもメルケル首相の目的がドイツ国家や国民の利益。国益などではなくて。
あくまでも自分自身の地位と権力。権威権勢を守る事であるからです。
つまるところ。
ドイツ国民を犠牲にしてでも自分の権力を守る事が、メルケル首相の目的だからです。


・・・あの、ですねぇ。
もしもメルケル首相がドイツの国益を考えているなら、即座に辞任しているはずです。
いや、辞任する以前に四選などしないはずです^^;
三期目の任期が終わった時点で自発的に引退を表明して、
新しい別の誰かに権力を渡して自分の失敗の清算。つまりは難民政策の転換。
難民の受け入れにストップをかけるように動いているはずです。
うん。そうですね。
それが唯一ドイツの国益を守る方法であるからです。

何度も言いますが、無制限に難民を受け入れる。など正気の沙汰じゃない。
無計画に難民を受け入れるなど国家として自殺行為だ。と私は明確に断言します。
であればこそ、そんな自殺行為をした張本人であるメルケル首相が自身の失敗。
無計画な難民の受け入れが間違いだった。として政界を引退する事によって。
ドイツの難民政策の転換を促し、ドイツ国家。国民。国益を守る事。
それこそがメルケル首相に残された唯一の責任の取り方です。これ以外には無いです。

そうだと言うのに、メルケル首相が四選?これから先も2021年まで頑張ります?
いやいや。本当にねぇ^^;
一体何を考えているのか。まったくもって私にはわかりません。もう理解不能です。


それでまあ、当然のようにね。
メルケル首相が自分の地位を守ろうとすれば、自分の間違いを認める事など論外。
誰に何を言われたとしても、メルケル首相が難民政策の間違いを認める事はありません。
うん。もう死んでも認めないでしょう。
どれほどドイツ国内が混乱したとしても、今までどおりに難民政策は継続するはずです。

・・・うん。これ一つだけを見てもさ^^;
メルケル首相はドイツ国民の犠牲にして自分の地位を守っている事は明白です。
繰り返しますが、メルケル首相は自分の失敗を絶対に認めませんからね?^^;
自分が正しい。と言う姿勢を一切崩す事なく、どこまでも突っ走るはずなので。
それが強力なリーダーシップと言うのならば・・・まあ、そうなんでしょう^^;


でまあ、普通であればね。
この段階でドイツ国民が怒り狂ってドイツ全土が燃え上がるのが普通なんです。
だって、メルケル首相でドイツが良くなるわけがないですから^^;
ですから、仮にね。
これがフランス国民だとしたら、確実に革命が起こっているような状況です。
それくらいにドイツの未来は暗く、現時点で相当に悲惨な状況なわけですが・・・。
前回にも書いたようにドイツとフランスは違います。
それは一つの国家と連合国家の違い。と言う歴史的な背景もあるんですが。
より単純に言えばフランス人と比較してドイツ人の愛国心が弱い。と言う事です。


うん。そう考えるしかありませんもんねぇ。
そうじゃないとメルケル首相の四選なんてありえませんものねぇ・・・。
ドイツ国民の方々にハッキリと申しあげます。
ドイツが民主主義国家である以上メルケル首相の四選は、明確にドイツ国民の民意です。
あんな国益よりも自分の権勢を優先するような輩を、それでもドイツ国民が望んだんです。
この純然たる事実はドイツ国民の政治に対する関心の低さ。
または、愛国心の脆弱さを鮮明に証明している。と考えて然るべきで御座います。
しつこいようですが、それが民主主義国家だからです。

アンゲラ・メルケルと言うドイツを滅ぼすような政治家を選んでしたまった時点で。
いかに現在のドイツ国民が何も考えていないのか。現状の危機的な状況。
まさしく国家存亡の危機を何一つ理解していないのか。が周知の事実となったのです。


でまあ、それを考えればね。
右に振り切れてナチス・ヒトラーの再来になる。と言うのは、ちょっと考え難いです。
うん。そうですね。
無難に考えれば左に振り切れる。と考えるのが妥当だと私個人は考えています。
その理由としてはドイツ国民の政治に対する関心の低さ。愛国心の脆弱さであり、
直接的な要因としても難民と言う超ド級の大問題が存在しているからです
それで、この場合には極左思想。
極端過ぎるグローバリズムにより無数の価値観。主義主張が無秩序に入り乱れた挙句。
国家の枠組みすら維持出来なくなって、なし崩し的にバラバラに分裂して崩壊。
ドイツと言う国家が消滅する。との可能性が一番高いのではないかなぁ。と思います。


うーん・・・まあ、一応の可能性として書いておきますと。
もしもヒトラーが再来すればね。右に振り切れる可能性も残ってはいます。うん^^;
ただ。
基本的に批判の対象となっているがために、ちょっと正当に評価されないんですが。
アドルフ・ヒトラーと言うのは、アレはアレで相当に凄まじい才覚を持った超人です。
人格云々は別として、才能だけを見れば天才的である事は間違いありません。
なので、単なるモノマネ。模倣する程度では同じ事は出来ないと思います。

そんなわけで。
可能性だけを見ればね。わずかながら右に振り切れる可能性も残されています。
残されていますけど・・・そう簡単にヒトラーが再来するとも思えないので。
たぶん左に振り切れるだろう。
ドイツが分裂して消滅する。と考えるのが妥当じゃないかなぁ。と私個人は思います^^;



それでまあ、次に視点をドイツの国内から国外に変えまして。
前回に書いた話の一つとして、親中国家であるがために潜在的な敵国が多い事。
中国に脅威を感じる国家からは敵対。少なくとも疎遠の状態となり。
そのためにメルケル首相の四選が容認されやすい状況にあった・・・って言うか。
メルケル首相の危険性についてイマイチ親切に助言。忠告されなかったわけですけど^^;

逆にね。

一つ見方を変えれば中国との連携。ひいては親中国家同士の連携が出来ていない。
少なくとも中国はメルケル首相の危険性に気が付いていない。と言う事でもあります。


中国にとってドイツは非常に重要なパートナーです。
極端な事を言えば、ドイツを介して欧州。ヨーロッパへの影響力を確保している。と、
そのように表現する事も出来るでしょう。
ドイツの混乱は中国にとっても極めて都合が悪いはずです。

なので、中国の対独戦略。対欧戦略としては混乱の原因であるメルケル首相の排除から。
より親中的な別の人物の支援。それと共にドイツの安定化。
必然的にドイツの難民受け入れ即時停止を画策する事が中国にとっては急務でした。
これをやらずしては、中国のヨーロッパ戦略は何一つ上手くはいかないでしょうねぇ^^;

ですが、これらの全てが何一つとして実現出来ていないわけです。
ただでさえ今の中国には親中勢力。自分達と有効な勢力が少ないと言いますのに。
数少ない味方であるはずのドイツに対して、この有様なわけですから・・・。
中国の対外戦略。特にヨーロッパ戦略の全ては失敗した。
中国とドイツの関係性についても、遠からず破綻するだろう。と見てよろしいでしょう。

・・・まっ。そもそも習近平の実力では何をやっても失敗したとは思いますけどね^^;



それでね。
さらに別の観点。EUからの観点でも指摘する事が出来ます。
つまりはEUの存続を望む勢力にとっても・・・メルケル首相は排除するべきでした。
改めて確認しますがメルケル首相は軍事。安全保障についてはド素人です。
この点については安全保障を司る立場として断言します。
メルケル首相は安全保障については初歩のイロハすら理解していません。

それで、そんなド素人のメルケル首相がEUにおいて大きな影響力を持っていたとなれば。
半ば必然的にEUにおける軍事での連携。安全保障上での連携はガタガタである。と、
そのように結論付けるのが妥当だと思うんです。
十中八九。
軍事など無駄。安全保障など邪魔だと考えて、極端に経済最優先の目標を掲げたはずです。
そうする事がドイツ。メルケル首相の影響力を最大限に拡大させる手段。
我が物顔でEUを動かせるようにする極めて都合の良い目標でもあったからです。

うん。メルケル首相の性格からして・・・と言うより軍事。安全保障のド素人ですから^^;
この二つが、どれほどまでに重要であるのか。と言う事すら理解していなかったはずです。
経済だけで世界は語れる。経済だけで世界を支配出来る。と、
メルケル首相は割と本気で、そんなバカ丸出しの事を考えていただろうと思います。
ちなみに。
これを世間一般ではグローバルスタンダードと呼ばれているみたいです^^;



改めて確認しますが、国家戦略における最上位が安全保障戦略なのであり。
その安全保障よりも別の何かを優先した時点で、それは国家戦略として成立していない。
それゆえに実行する前から失敗が確定している愚策なんです。

その安全保障に関してド素人のメルケル首相が我が物顔で。
強力なリーダーシップを発揮していたらしいEUと言う国際組織は。
ほぼ確実に。まず間違いなく軍事。安全保障については何もやっていなかったはずです。
もうスッカラカンだっただろうなぁ。と思います^^;
仮に何かをやったとしても全てが気休め。単なる付け焼刃だったでしょう。

安全保障を何もやらず、何も考えずに経済最優先で行動していたわけですから。
それらの大部分は愚策だった。と思います。
うん。EUの方針は基本的に。最初から失敗する事を前提としたものだったはずです。
発生した利益の全ては目先の損得でしかなく。得られたものよりも失ったものの方が大きい。
つまり、EU各国は自国の未来を切り売りして利益を獲得していただろうなぁ。と、
そのように私は考えております。


うん・・・そうだろうなぁ。と思いますねぇ^^;
EUと言うのは経済的な側面での連携が重視され過ぎていて。
軍事的な側面。安全保障の側面における連携は極めて脆弱だったと思います。
その結果として経済的に大きな影響力を持ったドイツ。メルケル首相の独壇場になった。
メルケル首相に我が物顔でゴリ押しされても、誰一人反論出来なくなってしまった。
であればこそ、メルケル首相の積極的な難民受け入れに対しても反論一つ出来ず。
言われるがままに。
唯々諾々とEU各国は難民を受け入れる。と言う恐るべき状況になってしまった。

とまあ、こんな感じの背景があっただろう。と私個人は考えている次第で御座います^^;



・・・まっ。今更ながらの話ですが、EUとNATOを混同し過ぎましたね^^;
おそらくヨーロッパの多くの人々はNATOがあるから軍事。安全保障は問題ない。と、
そのように考えておられた事でしょう。きっとね。

でも、そうだとしたら。
NATOを前提に経済戦略を組み立てるべきだったのです。
ただその場合にはアメリカの影響力が物凄く強くて、ヨーロッパ独自の経済戦略は出せず。
それどころか。ヘタをすればアメリカの独壇場になる可能性がありますけどね^^;

でも、少なくとも今のように経済的な側面でドイツの独壇場。
メルケル首相の鶴の一声で積極的な難民の受け入れがゴリ押しされる。だなんて。
そんなバカげた状況には・・・ヨーロッパが滅びる状況には絶対にならなかったはずです。

うん。まあ、EUに対する様々な問題点の指摘はあると思うんですけど。
私個人としては、極めて単純にEUが経済しか見ていなかった事。
軍事。安全保障を無視した無分別な経済政策が最大の問題点だろうなぁ。と考えています。



それで、そうだとすればね。
EUを存続させようとするのならば最初にやるべき事。第一手は何ぞや?と考えた時。
経済ばかりを無分別に優先し、やったらめった影響力の拡大を続けるドイツへの牽制。
軍事。安全保障を知らずに経済だけをゴリ押しするメルケル首相の排除である。と、
そのような結論になって然るべきである。と私は思いますし。
たぶん私以外の誰であろうとも同じ結論になるんじゃないかなぁ。と思うんです。

と言うわけで。
メルケル首相が四選した時点で、EUを存続させる全ての人間は最初の一手。
初手の段階で躓いていたのではないか。と私は考えておりますし。
この事実の裏を読むのならば・・・。
メルケル首相が四選した事実によってEUの存続を望む人間よりも。
EUが崩壊する事を望む人間の方が多い。と言う事が証明されただろうと思います。
果たして。
これが何を意味するのか?わかりますでしょうか?



・・・ただまあ、確かにね^^;
現実的に今のEUにメルケル首相を排除出来る人間がいるのか?と言えばね。
なるほど。かなり怪しいかもしれませんねぇ^^;
うん。肝心のドイツ国民がサッパリ自分達の危機的な状況を理解せず。
メルケル首相の危険性についても直視しようとしない。
その上にヨーロッパの守護者たるフランス大統領がマクロンさんでしたからねぇ。
改めて考えても、やっぱりマクロンさんでは若過ぎました。

それらの事実を考えればメルケル首相の排除は難しかった。と言えばそうなんですけど。
しかしまあ、そうだとしたらね。
EUの存続を願う人々の誰一人として、メルケル首相を排除出来なかったのだとしたらね。
ある意味では、それが一つの答えではないでしょうか?
つまり、EUは解体されて然るべきだったのではないか。とも私は思います。



うん。ちょっと経済だけに傾倒し過ぎましたよねぇ。
安全保障を考慮していないだけでも国家として成立出来ないのに。
それで複数国家の共同体を作り上げるだなんて・・・土台無理な話だったんです。
大変失礼ながら、ハッキリと言わせて頂きますと。
EUと言うのはヨーロッパの未来を売り飛ばしてしまったんです。
まさにパンとサーカス。自分達の未来を売り飛ばして、お金に換えてしまったんです。

念のために書いておきますが、安全保障とは平和と未来を守る国家戦略の総称です。
その安全保障よりも別の何かを優先すれば、それは平和と未来を犠牲にするも同じ事です。
そう考えると、ちょっと可哀想かもしれませんねぇ。
EU丸ごと全部がグローバルスタンダードの犠牲者だ。と言えるのですから。


とまあ、本日はここまでにしておきましょうか。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[8回]

24 . January
とまあ、そんなわけで前回はフランスの話題だったわけですけれどもね。

何度も書いてきましたが、やはりフランス人の方々と言うのは非常に愛国心が強く。
何よりも自分の祖国であるフランスと言う国家に誇りを持っておられる方々です。
ですので、そんなフランスをアメリカみたいにしようとする現在のフランス政府。
マクロン大統領に対しては、非常に強い反発が発生する事が予想されます。
・・・燃料税の引き上げに対する反対デモは、単なる前哨戦だと私は考えています。

ゴーンさんの一件で日本を含めた諸外国はもちろん。自国民からすらも。
マクロン大統領と言うのは、強い不信感を持たれてしまったわけですからね。
今後の政権運営については、細心の注意をもって慎重に実行しなければ・・・。
あっと言う間にフランス革命へと突入する事になってしまうと思います。

いやぁ~。日産をフランスの企業にしようとする事とか。
トランプ大統領を批判してアメリカにケンカを売った事と言うのは。
どちらの場合においても非常に軽率だっただろう。と私には思われてなりません。
・・・こう言ってはアレですが、世界の超大国と世界の経済大国を甘く見過ぎです。

また、当面の問題として移民。難民の流入と言う物凄い問題があるにもかかわらず。
それを半ば無視して経済の自由化などするべきではありませんでした。
もっと真剣にフランスと言う国家について考えるべきでした・・・。
ともかく。
今後のマクロン大統領には慎重さが何よりも求められるかと思います。


とまあ、そんなこんなでフランスの話だったわけですが^^;
本日の話題は、フランスの流れからドイツの話題で御座います。
大雑把な話題ですが、どうかご愛嬌でお願い致します^^;
それでは参りましょう^^

それで、最初にハッキリ言いますとね。
ドイツはフランスよりも悪い状況にあります。・・・って言うか。最悪一歩手前です^^;
私個人の意見ですが、フランスは革命が起こったとしても国家は残りますけれど。
ドイツでは国家すら残らずバラバラに分裂。解体する可能性があります。
これは冗談などではありません。
現実的な可能性として全てのドイツ国民は直視するべきだ。と私は強く主張致します。

でまあ、この原因とは何ぞや?と言いますとね。
一言で言いましてズバリ最大の原因はメルケル首相で御座います。
まあ、これは皆々様も何となくお察し頂けたかと思いますけれどねぇ。うん^^;

とにもかくにもメルケル首相は悪過ぎます。
百歩・・・千歩くらい譲って経済的な観点からの判断は保留するとしてもね^^;
軍事。安全保障に関しては完全完璧にド素人です。スッカラカンで話にならない。
よくぞドイツ首相を今までやってこれたな。と言うレベルで御座います。
にもかかわらず。
そんなメルケル首相が、なぜか四選して今現在に四期目に入っているわけです。
もう本当にね。なんじゃそりゃーっ!?・・・です^^;

いや、これさ。
それくらいに絶叫してしまうくらいにビックリ仰天の状況なわけです^^;
普通に考えてもメルケル首相が四選するなんて事はあり得ません。
なぜならば、そんな事になっても何一つドイツの国益になるどころか。
逆にドイツの国益に多大な損失を発生させる事は誰の目にも明らかだからです。

世界の反対側にいる赤の他人の日本人。しかもチンピラ風情の私ですら。
アンゲラ・メルケルと言う政治家が実力不足である事を理解しています。
であれば、その事実を当事者であるドイツ国民が理解していないはずがありません。
メルケル首相の四選など、本来ならば全力で反対して然るべきです。
それなのに、です^^;
そんなメルケル首相が四期目の任期に入りましたって・・・これはね。
このニュースを見て私も愕然とするしかありませんでした。



・・・いやいや、ちょっと正直な事を言いますとね^^;
メルケル首相の四選については、私は一切警告しなかったんです。
このブログでも、この点について警告しなかったはずです。
だから、何を今更騒いでいるんだ。と思われた方々もおられるかと思います。
ここだけの話。
ちゃんと理由があるんです。それも表向きの理由と裏の理由があるんです。

表向きの理由は今しがた述べた通り。普通に考えて選ばれるわけがない。
どう考えてもメルケル首相が四期目に入るなんてありえない・・・です^^;

それで裏の理由は何か?と言いますと・・・ドイツが親中国家だからです。
ハッキリ言います。
中国と関係が深い親中路線の国家と言うのは、それだけで大問題。
そんな国家は、現時点で中国と対立する全ての国家にとって間接的な敵国です。
なので、その敵国が元気モリモリで中国をガンガン支援してもらったら困るわけです。
中国に近しい全ての国家は混乱してくれた方が都合が良い。
そして、それはドイツとて例外では無い・・・と言う事なわけです。

だから、誰もメルケル首相が四選したところで何も言わなかったんです。
中国の脅威を受ける全ての国家にとって、メルケル首相が続投してくれた方が。
ドイツが混乱してくれた方が都合が良かったから、です。

・・・悪く思わないで下さいませね。ドイツ国民の方々。
果たして。
どれほどまでに今の中国が世界の平和を破壊しているのか。ご存知でしょう?
中国のような国家を放置していれば、いずれ必ず物凄く大規模な戦争に。
それこそ第三次世界大戦。核戦争が起こりかねないんです。
そんな極悪国家の中国と仲良くするドイツを助けるわけにはいかないんです。


ただまあ、もっと正直な事を言いますとね^^;
6:4・・・いや、7:3で表向きの理由の方が大きかったとは思うんです。
私個人としても裏の理由については、そこまで期待していませんでした。
いや、だってさ^^;
普通に考えても、メルケル首相がダメだ。って誰でもわかるでしょう?
なので、私もメルケル首相が続投した方が都合が良いとは思っていましたけど。
でも、実際には別の誰かに代わるだろうなぁ。とも私は思っていたんです^^;

ところが。
蓋を開けたらメルケル首相が四選。四期目に入ってしまったので。
ええっ!?ドイツ国民って一体何を考えているんだっ!?と思うと同時に。
ああ。これでドイツは。EUは終わった。・・・と私は思ったわけです。

あのね。ドイツ国民の方々。今一度冷静になって考えて頂きたい。
なぜメルケル首相の続投を許したんですか?
あの政治家が何一つマトモに考えていない事は難民問題を見ても一目瞭然。
無計画に。無制限に難民を受け入れるなど正気の沙汰じゃない。
そんな事を平気な顔で実行する輩を・・・ドイツ首相に残すべきじゃなかった。
一刻も早く排除するべきだったと言うのに、なぜ四選させたのですか?



それで、ですねぇ。

ここからの話は私の個人的な予想。妄想の話になるんですけどねぇ。
なぜメルケル首相が選ばれたのか。四選する事が出来たのか?と言う事を考えた時。
これもやはり似たような事が指摘出来ると思うんです。
すなわちメルケル首相が続投した方が都合の良い人間が多かったから、です。

現在のドイツの政治情勢について、私なりの意見を申し上げますとね。
まず政権与党側にとっては・・・貧乏クジを引きたくない。と言う事でしょう。
残念ながら今のドイツは混乱の極致にあります。
それほどまでにメルケル首相がドイツ国内をムチャクチャにしたからです。

ですので、今ここでドイツ首相になる事は物凄い貧乏クジです。
どこの誰にとってもリスクが高い割に、ほぼ確実に理不尽な批判を受けます。
この段階からドイツを立て直す事は極めて難しいでしょうし。
ヘタをすれば国賊。売国奴と罵られる可能性すらあり得ます。
・・・うん。そこまで今のドイツは混乱しているんでしょう。きっとね。

だから、政府与党としてはメルケル首相を排除しなかった。
最後の最後までメルケル首相に全ての責任を押し付ける事にしたんです。
それゆえにメルケル首相の四選が認められてしまった。と思われます。


それでは、このような政府与党の動きに対して野党各党はどうだったのか?

野党は、基本的に現体制を批判する勢力です。
となれば、現政権が弱体化する事を喜ばないはずがありませんし。
野党とて一つ間違えば与党同様に貧乏クジを引きかねない状況ですからね。
ここで無理やりメルケル首相を潰すよりは。
今以上に与党を弱体化させた方が良い。と考えたのでしょう。
どうせメルケル首相が四選したところで何一つ状況が好転するわけがないし。
むしろ確実に状況は悪化する。と見越しているから、です。
そんなわけで。
野党の大多数がニヤニヤ笑いながらメルケル首相の四選を見逃したんです。

この点で顕著だったのが、おそらくは新興勢力である極右政党。
えーと・・・AfDでしたか。ドイツのための選択肢と言う事になるでしょうねぇ。
(↑ちゃんと調べて確認しました^^;)
この新興勢力はドイツの混乱を背景に台頭してきたわけですから。
ドイツの混乱が深刻になればなるほどに、自分達の勢力が拡大していくわけです。
既存の勢力。議席を奪う事が容易になる・・・わけです。
そりゃあねぇ。
メルケル首相を批判はしても、AfDなど野党各党が排除に動かないのは当然です^^;


とまあ、あくまでも私個人の意見ではありますけれど。
現在のドイツの政治情勢は、大体こんな感じだろうなぁ。と私は考えています。
それでね。
政治家の立場としては、このような理由があるのだとしてもね。
ドイツの一般国民の立場からすれば・・・たまったもんじゃありません^^;

そんな権力者側の都合でメルケル首相が四選してしまったがゆえに。
ドイツの混乱は沈静化するどころか。ますます深刻化する事は明白であり。
その混乱は確実にドイツ国民を直撃し、凄まじいまでの損失を与えるはずです。
うん。ドイツ国民にとっては悲鳴を上げる以外には無いでしょうね。
メルケル首相の批判は当然として。
それと共に政府に対する批判。不平不満はますます高まっていくはずですし。
そんなドイツ国民の怒りが頂点に達して爆発してしまったとしても・・・。
私個人としては、何一つ不思議には思いません。



それで、この爆発の仕方がねぇ。ちょっとフランスとは異なると思うんです。

と言うのもフランスの場合は、フランスと言う一国家の強固な概念があります。
うん。そうですね。
確固としたフランス国家を前提とした文化文明。歴史伝統。愛国心がある。
なので、仮にフランス革命がおこったとしてもフランスが分裂する事。
国家として崩壊する事は、まず無いだろう。と私は個人的に考えております。

これに対してドイツはフランスほどに強固な概念では無いんです。
なぜかと言うと、ドイツは元々が連合国家なのであり。
小国が集まってドイツと言う国家を形成する。と言う歴史的背景があります。
この点を考えると非常に極端な結果になるように思われます。
つまるところ。
右に振り切れるか。左に振り切れるか。・・・です。

右に振り切れた場合。統一ドイツと言う形でガッチガチに固まるはずです。
それこそファシズム。ナチス・ヒトラーのような状態になるでしょう。
逆に左に振り切れた場合にはバラバラに分裂すると思います。
各地域が小国として分離独立。ドイツは泥沼の内戦状態に突入するはずです。
そして、そうなってしまう最大の原因は難民問題です。


既にフランスの話題でも書きましたように移民政策は最低でも20年必要です。
20カ年計画を組み立てる事によって、そこで初めて移民政策は成功します。
それでまあ、移民でコレです。
難民は、移民よりも状況は悪いわけです。
当たり前ですね。着の身着のまま。命カラガラの状態で逃げてくるわけです。
その中には仕事が出来る状態じゃない人々。瀕死の状態の人々も含まれています。
よって。
難民受け入れは移民政策よりも難しい。それも比較にならないほどに難しいんです。

このブログでも・・・以前にチラチラっと書いてきましたけどね。
移民と難民は違うんです。
この二つを混同してしまったら大変な事になります。
移民の問題だけでも十分に大変ですが、それ以上に大変なのが難民の問題です。

この点を理解している政治家であれば、難民を受け入れる。
それも無制限に受け入れる。などと言う意見が、どれほどまでの暴挙暴論か。
どれほどまでに無責任で罪深い事なのか。と声が枯れるまで叫び続けます。
他国の難民を助けるために、自国民を新しい難民にするのか。・・・と、
誰よりも大声で主張して断固として反対するはずです。


うん。ちょっと考えれば誰にでもわかる簡単な事でしょう?^^;
難民の面倒を見るのもタダじゃない。お金が必要です。税金が必要なんです。
ですが、その税金で面倒を見るのも。善意でお世話をするのも限界がある。
その限界を超えた時に・・・難民排斥と言う動きが表面化する事になってしまうんです。
これは政治において当たり前の話であり、理解して当然の常識です。

しかしながら。

それがわからなかったのがメルケル首相です。
ただ難民が可哀想だから。などと言う無責任な主張。感情論に押し切られる形で。
もっと言えば軍事。安全保障に疎いがゆえに。
難民を受け入れる事で国際貢献。責任を果たしている。と主張するために。
自分達の言い訳とするために難民を受け入れてしまった。
それも無制限に受け入れる。などと口走ってしまった。
鉄の女?強力なリーダーシップ?もはや失笑もので御座います。

・・・ドイツが滅びたとしたら。紛れもなくコイツの責任です。



それでまあ、メルケル首相が破滅するのは大した問題じゃない。
基本的に全部が全部。自業自得ですからね。知った事じゃありません。
それよりも問題とするべきは今後のドイツ国家であり、ドイツ国民です。
メルケル首相の四選が確定した事実を直視するのならば。
今のドイツ政界には混迷するドイツを。祖国を救わん。とする愛国者。
それこそ国士とも言うべき人間が誰一人として存在しない。と見るべきです。
うん。そうですね。
一人でもいたら、メルケル首相の四選など死んでも阻止しているはずです。

だから・・・これはヤバイです。
状況としては劉暁波さんが見殺しにされてしまった中国と同じです。
政治家。権力者の誰一人として何とかしようとしない。国益を考慮していない。
ただ自己保身。責任の押し付け合い。または自分の権勢拡大しか見ていない。
ぶっちゃけ。ヘナチョコみたいな連中ばっかりです^^;
そして、この悲惨な現状にドイツ国民が気が付いた時が、ある意味でドイツの最後です。


・・・うーん。ちょっとだけドイツの政治家を擁護するのならば。
実はドイツの有力な政治家は、それなりに多数いたはずなんですけど。
その全員をメルケル首相がライバルだ。として徹底的に排除してしまったんです。
だから、今みたいにヘナチョコばっかりになっちゃった。とも言えるんです^^;
もっと早くアンゲラ・メルケルの危険性に気が付いていればねぇ。
こんな悲惨な有様にならなかったと言うのに・・・。

しかしまあ、やはり結局はね。
ちゃんとドイツ国民がドイツの未来。自分達の未来を考えていなかった。と、
そのような結論になるのが妥当かなぁ。とも私は思います。
・・・厳しい事を言うようですけど、それが民主主義国家と言うものですからね。



んー。いやまあ、もちろんね^^;
私はフランスにもドイツにも行った事が無ければ、知り合いだっていません。
無論。政府中枢。権力中枢に対するコネクションがあるわけでもない。
どこか遠くの国の。遠い人々の話でしかないので・・・。
どう考えても正確ではないと思いますが、それでも当たらずとも遠からず。
そこまで的外れじゃないだろうなぁ。と私は思った次第です。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^


拍手[6回]

20 . January
うーん。フランスを取り上げたので、今度はドイツの話をしようと思ったんですけど。
もう少しばかりフランスの話を書きたいと思います。
と言うわけで、本日は前回の続きです。
それでは参りましょう^^

でまあ、早速で申し訳ないんですが本題に入りますと・・・。
まず物凄く基本的な事を書きますとね^^;

経済を自由化するのなら、まず第一の大前提として移民や難民は止める事。
逆に移民や難民を受け入れるなら経済の自由化を止める事。
この二つは基本的に両立する事は無いだろう。と言うのが私の個人的な見解です。
と言いますのもね。
自由化と移民政策の二つを両方同時に実行すると・・・社会保障体制が崩壊するからです。


いや、これは別に難しい話ではなくて、ですねぇ^^;
移民政策って経済的な損益を見る事は当然ですけど。
それと同時に社会保障体制が維持出来るかどうか。と言う視点も極めて重要です。
なぜか?と言いますとね。
まず単純な話として、移民政策で問題になるのは常に低所得の単純労働者だからです。

うん。当然ですね^^;
高所得者で高度技能の専門家であれば、その気になれば自力で何でも出来るわけです。
政府の支援なんて最初から不必要ですし、仮に必要でも最低限であるはずです。
むしろ支援した以上の物凄い税金を納めてくれるわけですし。
それ以前の話として、そんな優秀な人材は世界各国から引っ張りだこなのでね^^;
そのような高度な人材は、そもそも移民政策とは無関係に扱われるものです。

ですので、移民政策での問題と言うのは低所得者の単純労働者であり社会的な弱者。
すなわち大きな支援を必要とする人々に対する負担になるわけです。
この負担をどう考えるのか。と言う事が移民政策における問題の本質です。
・・・低賃金の安い労働力が確保出来る。なんて極めて思慮の浅い愚かな意見です。
こんな意見を本気で主張する人がいるとしたら、その人はよっぽどのバカです^^;
ともかく。
このように移民政策の負担と言うのが社会保障になるわけで御座いますね。


それで、です。
移民政策の最大の利点と言うのは、国家に所属する国民を増やす事。
国家全体。社会全体に貢献する国民を増やす事にあります。
それでまあ、そんな一人前の国民になってもらうためには様々な支援が必要であると同時に。
多くの時間が必要にあるわけです。

それで・・・ああ。一番重要な情報がうろ覚えでした。申し訳ないです。
(↑なんて私はバカなんだっ!)
ただ。
私の記憶が間違いでなければ、移民政策で受け入れた移民。
その中でも低所得の単純労働者が一人前の国民として自立するまでの期間。
社会保障を支える側になって国家。社会に貢献出来るまでの期間と言うのが。
どれほど早く見積もっても20年の時間が必要なんです。
よって。
移民政策と言うのは、少なくとも20カ年計画を前提とする必要があるって事です。


いや、不確かな情報で申し訳ないんですけど・・・でもね。
見知らぬ土地で、見知らぬ人々ばかりの環境で一人前に自立しようとすれば。
それくらいの時間は必要だろう。と私は思います。
それで、そうだとすればね。
これ一つだけを見ても移民政策が、どれほどまでに難しいものであるのか。
どこの誰であろうとも容易に理解出来るのではないか。と思うのです。

うん。一時的に雇って数年で絶対に帰ってもらう。と言うのなら話は別ですけど。
永住権を前提とした移民政策を大真面目に論じるんであれば、やはり最低ラインは20年です。
ここまで長期的な視野を持たない限りは・・・移民政策の成功はありえないと思います。

20年以下の単位で移民政策を組み立てるなど無責任極まると私は思いますし。
そんな移民政策は絶対に失敗すると思います。
うん。安全保障の観点から断言します。そんな不完全な移民政策など自爆も同然です。
まず間違いなく将来において。私達の子供達にとっての重大な禍根となります。


でまあ、話を戻しますけれども^^;
このように移民政策だけだとしても、最低ラインが20カ年計画と言う重大な問題だと言うのに。
これに加えて経済の自由化。極端なグローバルスタンダードを実行したらどうなるのか。
簡単です。物凄く簡単です^^;
今まで支える側だった人間までもが、受ける側に加わる。と言う事です。

ただでさえ移民の流入。外国人労働者の存在により社会保障を受ける側が多くなっている中。
経済の自由化により負け組となった自国民までもが、支える側から受ける側に変わるわけです。
さらに経済の自由化に特化すればするほどに負け組は増える。

ちなみに。
自由主義経済の極致とは一握りの勝ち組と大多数の負け組です。
この点については自由主義経済の象徴でもあるアメリカ合衆国が証明している事です。
マクロン大統領が自由化に傾倒すればするほどにフランス国民の負け組は増えるんです。
移民の増加と負け組の増加。
この二つが合致したら・・・そりゃあね。社会保障体制それ自体が破綻するのは当然です^^;


ほら。前回に私は、今のままフランスが自由化を推し進めたらアメリカみたいになる。と、
そのように書きましたでしょう?
フランスの方々。どうか今一度冷静になってアメリカを見て下さいませね。
先のオバマケアが出てくるまで、アメリカに満足な保険制度一つ存在しなかったのはなぜか?
それはアメリカが社会保障を最初から度外視しているからです。
・・・いや、これは冗談でも何でもないんです。単なる事実です^^;

社会保障を度外視していればこそ、アメリカは経済の自由化と移民政策の推進。
この二つを同時に実行出来ているんです。
つまるところ。
社会保障の不足分を、経済発展に傾倒する形で無理やり穴埋めしている・・・わけです^^;

「弱者として社会保障を受け取るな。いつでも誰にでもチャンスをやるから強者になれ。
自由と平等は常に存在する。
強者になって。アメリカンドリームを実現させて利益を。権利を勝ち取れ」

・・・なんともまあ呆れくらいに極端な経済システムではありますし。
フロンティア精神が溢れ過ぎている国是ではありますけれど^^;
アメリカ型の極端なまでの自由主義経済とは、つまりはコレであり。
これこそがアメリカだと。アメリカ国民が自分達の文化だと。国是だと認めている以上。
その点について他国の人間が文句を言うのは筋違いです。
だって、それがアメリカだからです^^

いやぁ~。私達日本人からすると、まったくもって理解し難い部分もありますけど。
ここまで突き抜けているんだったら、いっそ清々しくもありますよねぇ。
あらゆる分野の進歩。発展に文字通り全てを賭していればこそ。
アメリカは世界一の国家。世界の超大国であるわけなんです。うん^^;



とまあ、そんなわけで。
そんなアメリカみたいになりたい。と言うのなら私は止めません。
しかし、フランス人の気質から考えれば、そんな事は絶対に違うでしょう?^^;

「なんでフランスがアメリカみたいにならにゃあならんのだ。
そんな事をしてまで経済発展を優先する必要は無い。フランスはフランスだ」

・・・と、おそらくフランス人は考えるはずです。
前回にもフランス貴族なんて書きましたが、もし仮にルノーが民営化した挙句。
外資に乗っ取られて外国企業になっちゃった。・・・なんて事になったらさ。
もう絶対にフランス国民は、そんな事は認めないはずです^^;


このようなフランス国民の民意。フランス人の気持ちについて。
まったくもってマクロン大統領は考慮していないだろうなぁ。と私は思うんです。
うん。少なくとも、経済政策ではフランス国民の心情を完全に無視している事でしょう。

それに加えて移民政策。難民受け入れで大量の外国人労働者が存在しているとなればさ。
今の段階から社会保障を拡充するって事実上不可能でしょう?
外国人のために負担が増えたりしたら、どう考えてもフランス国民は怒り狂うはずです。
それとも社会保障制度において自国民と外国人を選別しますか?
そんな事をしたら差別だって大騒ぎになりますよ?
あるいは外国人排斥運動が起こって、一気にフランス革命に突入するかもしれない。

でも、だからと言って全員を平等に支援するわけにもいかない。
そんな事をしたら既に書いたように社会保障制度が維持出来ない。破綻してしまいます。
国民の負担を増やさず、なおかつ社会保障を拡大させるとなったら・・・。
後はもう経済政策それ自体を大転換するしかない。経済の自由化を諦めるしかない。
社会主義的な経済政策を打ち出すより他には無い。
でも、それはマクロン大統領自身が失政を認める事に等しい。出来るはずも無い。
よって。
現在のフランス政府。マクロン大統領としては手詰まりだ。と言う事です。


・・・しつこいようですが移民や難民を受け入れるべきではなかったです。
受け入れるのであれば、経済の自由化はするべきではなかった。
ある程度まで移民や難民が自立可能な環境が確立するまでは・・・待つべきでした。
断じて二つを同時に実行するべきではなかったんです。
うーん。失礼ですけど、これって初歩の問題だと思います。

おそらくですが、マクロン大統領は全てを個別で判断していたのでしょう。
もちろんアメリカ型の経済システムを目指している。って言うなら話は別ですよ?
そこまでの覚悟があるなら、どうぞおやりなさい。・・・です^^;
でも、さすがにマクロン大統領もそこまでの事は考えていないと思うんですよねぇ。
んー。先の民主党政権の頃から私が主張した事の一つとしてね。
断言しますが、個々に独立している政治的な案件なんて存在しません。うん^^;


ちょっと話は変わりますが。
政治的な案件とは常に二つ以上の複数に関連する複合的な問題の総称にして。
一般的な手段では解決不可能。あるいは極めて困難な問題の事を言うのです。

そもそもの話として一般的な手段で解決出来る問題であればね。
官僚さん。役人の方々が全て解決しています。それが彼らの仕事だからです^^;
そんな彼らが解決出来ない問題が、政治的な案件として政治家のところに上がってきます。
そんなわけで。
個々に独立した安直な内容の政治的な案件と言うのは、この世に存在しません。
存在するとしたら、よっぽど官僚組織。役人が無能であるか。仕事をサボっているかです。
この世界に存在する政治的な案件は、大多数が複雑怪奇で面倒くさい問題なんです^^;


でまあ、こう考えると政治家と官僚の役割が全然違う。と言うのがわかりますでしょう?
官僚さん。役人は決められたルールにおいて合理的に効率的に。
迅速に問題を処理する実務能力が求められる仕事です。
これに対して政治家は決められたルールでは解決出来ない問題。
合理的に効率的に解決出来ない問題を、広い視野と柔軟な思考により最も妥当性のある決断。
長期的な視野で国家。国民。国益にとって最大の利益となる目的を選択するのが仕事です。

政治家と官僚は似て非なるものです。混同したら絶対に政府機関は機能不全に陥ります。
必ずしも優秀な官僚が優秀な政治家になるとは限らない。
高学歴のエリートさんが民意に選ばれるとは限らない。
その理由は、この点にある・・・わけですね^^;

とまあ、この流れで考えますとね。
一国の国家元首。大統領ともなれば一番複雑怪奇で一番解決困難な問題と対峙するんです。
経済なら経済だけ。移民なら移民だけ。社会保障なら社会保障だけを見て判断するなど。
それらを個々の独立した問題として決断するなど、絶対に許されない事であり。
だからこそ、全てを内包した安全保障戦略と言う国家戦略が最上位として。
その上で政治的な決断を実行する・・・わけで御座います^^;


本題に戻りまして、フランス政府。マクロン大統領って、コレをやっちゃったんじゃないか。
完全に経済の視点だけで自由化を推し進めてしまったんじゃないか。
安全保障を無視して、経済戦略をゴリ押ししたんじゃないか。・・・と、
そのような物凄い不安を私は感じているんです。
これから先にフランス政府。マクロン大統領がどう動いたとしてもね。
とてつもなく恐ろしい事態になるような・・・そんな気がしてならないわけです。

でまあ、赤の他人である日本人の。チンピラ風情である私が感じているわけですから。
当事者であるフランス国民が感じていないわけがないんです。
何か言い知れない恐ろしいもの。言葉に出来ない恐怖を感じているはずであり。
それがフランスでの大規模デモの根底にあるのではないか?・・・と私は考えています。


いやぁ~。この点についてマクロン大統領ってイマイチ理解していないでしょうね。きっと。
大規模デモに参加するフランス国民が考えている事は、税負担が大きいからだ。
貧乏人が金持ちに嫉妬しているからだ。怠け者達のワガママだ。・・・とか。
そんな暢気な事を考えているんじゃないかなぁ。と私個人としては思わずにはいられません。

私は日本人なので、余計なお世話だと言う事は百も承知なんですけど・・・。
今のフランスの問題って、もっと深刻だと思いますけどねぇ。
嫉妬だのワガママだのと陳腐な事を考えていたら大変な事になると思います。
国家の是非を問うような。そんな本質的な。極めて重要な問題だと私は考えています。


改めて申しあげますが、フランス政府の方々。
一時的に不平不満が高まったから、今の大規模デモが行われている。と考えるのは危険です。
フランスと言う国家の存亡が問われている。と考えるべきです。
・・・このまま放置していたら、本当にフランス革命が起こります。
うん。今回のゴーンさんの一件って言ってしまえば、あの『首飾り事件』です^^;

何もしなければゴーンさん個人の問題でカタがついたのに。
不用意にフランス政府が動いたがために、民間企業の経済活動に国家権力が介入してくる。と、
日本を含めた自由主義陣営全体からの大きな不信。懸念を生み出し。
フランス国内では自由化を主張しながら、ルノーに関しては政府が保護する。と言う矛盾。
そんなダブルスタンダードを実行して不平等な扱いをしたがために。
フランス国民の立場としては不当に扱われている。との印象を受けた事でしょう。

まあ、フランス政府。マクロン大統領は首の皮一枚で繋がっていますので。
最悪の事態は避けられましたが・・・それでも失ったものは非常に大きいと思います。


蛇足ながら、これは確か渡邊哲也さんの話だったと思うんですけど。

「燃料税が上がって困るなら電気自動車を買えば良い。って、
パンが無ければお菓子を食べれば良いと同じ理屈です。
マクロン大統領は、まるでマリーアントワネットみたいな発言しています」

・・・うん。この話を聞いて、なかなかに私もビックリでした^^;
燃料税が上がって困っている人が、なんで電気自動車を買う事が出来るんですか?
そんな簡単に買い替える事が出来ないから反発が起こっているんでしょうに・・・。
ちょっと一般国民から感覚が離れ過ぎていますよねぇ。ちょっと軽率過ぎる発言です。

まあ、既に述べたように経済政策においてはね。
完全にフランス国民の心情を無視している。としか言いようが無いわけで。
それを考えると、そんな発言が出てきたとしても不思議ではないのかもしれません。
でも、そうだとすればマリーアントワネットと同じ末路。
冗談でも何でもなくて、本当にマクロン大統領は断頭台に送られてしまうかもしれません。



・・・トドメです。

マクロンさん。貴方はトランプ大統領を批判しましたね?
よりにもよって、こんな大事な時期にアメリカ合衆国大統領にケンカを売りましたね?
実に愚かな事をしたと思います。
今のフランスの危機的な状況を、さらに深刻化させる暴挙だったと私は思います。
失礼ではありますけど。
この無分別な言動については、後々に恐ろしく高い買い物となる事でしょう。
痛烈なまでにフランス国民から批判される事を覚悟なされるべきです。


うーん・・・やれやれ。なんともテンションが下がる嫌な話です。
まあ、私の心配し過ぎだ。単なる杞憂だ。と言うのなら良いんですけどね^^;
フランスの危機的な状況を考えますに、今まで通りの日仏関係が維持出来るかどうか。
日本人の立場としては、ちょっと不安になってしまいますよねぇ。



とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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