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03 . July
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10 . May
あー。もう!
私のパソコンは、どうなっているんだ!?
・・・このポンコツのせいで、随分と手間取ってしまいました。ナハハハ^^;


それは、ともかく。
前回は中国政府と軍部。習近平との軍事力を分断させる事。
習近平の権力を弱体化させる事はアジアの安定。ひいては世界の安定に直結する。
・・・と言うような話で御座いました。

うん。まあ、そうだろうと思いますねぇ^^;
そもそも習近平がいなければ、なにも日米同盟と中国軍が対立する事も無く。
アジア地域においても無用な緊張状態が出現する事も無かったわけですから。
その元凶である習近平が弱くなれば、その分だけアジアが安定する事。
ひいては世界が安定して、平和が近づく事と言うのは道理で御座います^^


それで、です。
本日の話題は、この中国の軍事力の無力化。習近平の弱体化と言うものが。
中国以外に与える影響についての話。
より広い視野でアジア地域全体に与える影響についての話を書きたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に書いておきますと、ですねぇ。
日米同盟が中国の軍事力を無力化した場合。その場合には、当然ながら当事国以外。
日米中の三か国以外にも大きな影響を与える事になるんです。

うん。まあ、当然で御座いますね^^;
日米同盟と中国軍が戦わない。となった瞬間に。
アジア地域における日米同盟の適応範囲内における対立。紛争の全てが消滅します。
つまりは、問答無用でアメリカ陣営の勢力圏は安定する・・・わけです^^;


それで、です。
ここで重要な事は、あくまでも日米同盟が中国の軍事力を無力化したのであって。
日米同盟以外に対しては中国の軍事力と言うのは、まだ無力化していないわけです^^;
いや、これは些細な事かと思われる方々もいるかもしれませんけれど・・・。
実は極めて重大な意味と価値があるんです。うん^^

これは、どういう事か?と言いますとね。
日米同盟の適応範囲内における中国の軍事力が無力化される事で。
その分だけ日米同盟の適応範囲外において、中国の軍事力が集中するわけです。
つまるところ。
今まで日米同盟が抑え込んでいた中国が別方向に向かって暴走する。と言う事ですね^^;


えーと。アジア最強の安全保障である日米同盟と言えども。
それじゃあアジア全域を完全に掌握しているか。と言うと、そうじゃないんです^^;
確かに日米同盟と密接に関係しており、その適応範囲内にある国家は存在します。
それこそが対中戦略における第一フェーズ。第一段階で構築される対中包囲網。
ここに参加している全ての国家が日米同盟の適応範囲内になるわけですね。
つまり、中国軍が日米同盟と戦わない。となった時点で。
対中包囲網に参加する全ての国家は、中国からの脅威が無くなった。・・・と、
そう解釈してもよろしいかと思います。
中国の恫喝に屈せず対中包囲網に協力した国家は、その成果を獲得出来るでしょう^^

ただし、それ以外の国家まで日米同盟が守るかどうかとなると話は別です。


これは・・・特に発展途上国などが随分と勘違いしている事なんですけれど。
日米同盟ってボランティアじゃないんですからね?^^;
無条件に。何かあったら日本やアメリカが守ってくれる。と思ったら大間違いです。

日米同盟。対中包囲網。アジアの平和を守る事にはサッパリ協力しないくせに。
いざとなったら守ってくれ。・・・などと韓国のみたいに自分勝手な国家まで守るほど。
私達日本やアメリカと言うのは寛容では無いんですからね?

うん。この点については重要な事ですので。
私としても、発展途上国を含めた全ての国家に対して強く主張します。
義務を果たさない者が権利を主張するな。・・・です^^;
日米同盟と言うのは、ちゃんと平和に貢献した国家だからこそ守るんです。
そうじゃない国家まで守るほどに。
平和なんて知った事か。と言う国家まで守るとは限らないし。
そんな国家が生き残れるほどに、この世界。国際社会は甘くは無いんですからね?
いや、ホントにさ^^;
この点を勘違いしたままだと・・・冗談じゃなくて韓国みたいに滅びます。
ですから、この点については絶対に理解するべきだと私は思います。


ついでに書いておきますと、この対中包囲網こそが中国が滅亡した後のアジア地域。
新しいアジア秩序の基軸となるものであり。
それゆえに対中包囲網での協力。貢献に応じて序列が確定する事になります。

えーと。こっちの話は以前にも書いた事なんですけどね^^;
経済力やら軍事力の大小で国際社会の序列は決まるんじゃないんです。
安全保障。世界平和に対する貢献の度合いにより序列が確定していくんです。
ええ。そうですとも。
だからこそ、経済大国であるはずの日本の序列は低かったでしょう?^^;
それは今ほど日本が安全保障。世界平和に対して貢献出来ていなかったからです。

ただまあ、それも過去の話になりますけどねぇ^^;
日米同盟の重要性が大きくなるほどに、日本の序列も確実に上がります。
いや、上がるどころか。
それこそ常任理事国になっても不思議では無いくらいです^^;
うん。それくらいに安全保障って重要な事なんです。

と言うわけで。
日米同盟にちゃんと協力した国家ほど、国際社会における序列も高くなります。
それだけ世界平和に貢献した。と言う事だからですね。
逆に何も協力しなかった国家は序列が下がるどころか。国家そのものが滅亡します。
それが例えば中国だったり韓国だったりするわけです。
これについては、よくよく世界中の全ての国家が反面教師にするべきでしょう。

・・・どこの誰もが文句のつけようのない基準であるだろう。と私は思いますね^^



でまあ、話を本題に戻しますと、ですねぇ。
このように日米同盟と疎遠なために、その適応範囲外にある国家もまた存在します。
具体的に言いますと・・・ロシアと北朝鮮などになるわけですね。
でも、ロシアの場合はね^^;
自力で安全保障を構築しているわけで、大して問題は無いと思いますし。
これから先にはロシアにも対中包囲網に協力してもらう。と言う事になりますけれど。
しかしながら。
これが北朝鮮となると・・・随分と話は変わってくるわけです。


繰り返しますが、中国の軍事力を無力化したのは日米同盟であって。
日米同盟以外の場合では、中国の軍事力は健在なわけです。
そのために、日米同盟以外において中国の軍事力が集中する可能性は極めて高い。
これは別に北朝鮮のみならず日米同盟と疎遠。非協力的な国家。
対中包囲網に協力しなかった国家は、それだけ危機的な状況にあると言えます。

なので、今後に想定される状況は日米同盟の有効性。優位性と言うものが。
世界中に対して最大限に発揮される状況となる。と言う事で御座います。
今まで日米同盟と疎遠であったり、非協力的だった国家と言うのは。
我先にとばかりに日米同盟との関係強化に動き出すだろう事は確実です。

・・・日米同盟の意味と価値が爆上げ。連日ストップ高になるわけですね^^


んー。まあ、この先に米朝会談もあるので今回は北朝鮮に限って話を進めますと。
このブログでも私が以前から書いておりましたように。
北朝鮮。金正恩に対して完全な非核化を求めるのであるのならば。
北朝鮮を日米同盟で守る。と言う条件を提示するべきだ。と主張してきました。

でね。

その主張を成功させる手段と言うか。背景こそが日米同盟の対中戦略であり。
日米同盟による中国の軍事力を無力化する事そのものなんです。
重ねて申し上げます。
中国政府。習近平ではなく、中国の軍部と直接的に交渉する事によって。
日米同盟と中国軍の対立。衝突を回避する事は十分に可能です。

この事実一つだけを見ても日米同盟の意味と価値は非常に高いわけですけど。
それに加えて先に書いた話。
日米同盟以外に対して中国の軍事力が集中する可能性。危険性について。
その点を考量するのならば日米同盟と疎遠だったり、非協力的だったり。
ましてや敵対関係にある国家では、さらに日米同盟の意味と価値が高くなります。


念のために確認しておきますが、中国の独裁者は習近平と言うバカです^^;
その習近平の性格からして、自分の失敗を絶対に認めませんし。
それを誤魔化すためなら何でもやる。と言うレベルのバカなわけです。
日米同盟と戦えない。対立も出来ない。となれば、
それ以外の国家に対して攻撃。戦争を仕掛けるくらいの事は平気でやります^^;
・・・むしろ軍事的恫喝のような暴挙を控える。などのような。
常識的な。理性的な対応を習近平に期待する方が間違いだと思いますね。

なので、つい先日に金正恩が再び訪中したわけですけど。
それだけで習近平が北朝鮮と仲直りをした。友好関係を構築した。
永遠不滅の友情を確立した。だから、絶対に北朝鮮を攻撃しない。
・・・なんて事にはならないんです^^;

日米同盟の適応範囲外であり、なかおつ攻撃を仕掛けるにも手ごろな相手だ。と、
そのように習近平が判断して北朝鮮に攻撃を仕掛ける。と言う可能性は、
私個人と致しましては、十分過ぎるほどにありえるだろう。と考えております。


とまあ、そんなこんなの話の流れがあっての米朝会談です^^;
日米同盟と中国軍の対立は解消された。日米同盟に対して中国軍は動かない。動けない。
その代わりに別のどこかに中国の軍事力が集中するかもしれない。
その矛先が北朝鮮。金正恩にならない・・・との確証はどこにもありません。

しかし、です。
もしも北朝鮮を日米同盟が守る。となれば、どうでしょうか?
その瞬間に中国。習近平は二度と北朝鮮。金正恩に対して手を出せなくなります。
うん。それほどまでの意味と価値が日米同盟にはあるからであり。
だからこそ、日米同盟に守ってもらえる。と言うのは凄まじく価値があるんです。

ついでに言いますと日米同盟は敵に対して容赦が無い反面。
意外と味方に対しては寛容だったりします^^;
それは、日米同盟が中国の軍部の生命と財産を保障しているからです。

中国の軍部は・・・まあ、どう控えめに見ても正義の集団では無いわけです^^;
公明正大で何一つ問題が無い軍隊じゃないわけです。
色々と。相当に怪しい部分が見られる組織である事は間違いありません^^;
それでも、そんな彼らを攻撃しない。生命と財産についても手を出さない。と、
日米同盟が約束するわけです。中国軍が戦わない事を約束するから、です。


これは北朝鮮。金正恩とて例外ではありません。
日米同盟が守ると言えば、北朝鮮を民主化する事も無いし。
その支配体制を破壊しようとも思わない。生命と財産にも手を出さない。
北朝鮮が約束を守る限りは、日米同盟も約束を守る。

現状での中国軍への対応と言うのは北朝鮮。金正恩に対するアピールと言うか。
デモンストレーションとしては最適です。
日米同盟がどのようなものであるのか。どんな意味と価値があるのか。
そして、どれほどまでに影響力を持っているのか。
それらの事を具体的に。明確にしておくのがよろしいかと思います。
中国に対して影響力を行使出来るのは、北朝鮮だけじゃないぞ。・・・ってね^^;


とまあ、こんな感じかな^^;
こんな感じで交渉すれば、北朝鮮の非核化は相当に現実的なものになるかと思います。
いやまあ、結局はトランプさんの手腕次第ではありますけど・・・。
でも、私としてはね。うまくいくんじゃないかなぁ。と思います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[6回]

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09 . April
さてさて。前回は北朝鮮に関連する韓国とロシアの話でしたね。
うん。まあ、異論はあるかとは思いますけれど・・・。
韓国やロシアの基本姿勢と言うのは、大体があんな感じだと思いますねぇ。

いやまあ、韓国に対しては何とも容赦のない話になっちゃいましたけどね^^;
でも、ある程度は仕方の無い。として割り切る部分も必要だと思うんです。
・・・韓国の話はテンションがダダ下がりになるんで、私も書きたくないんですが^^;
それでも一つの事実。韓国の真実として話題にしないのも無責任ですからねぇ・・・。


韓国の方々。
以前にも書いた事ですが、いかなる決断にも常に責任が伴うものです。
私達日本とアメリカと言うのは、韓国の決断を最大限の尊重します。
内政不干渉の原理原則により韓国の意思決定を阻害する事は致しません。
それゆえに。
韓国の決断によって日米両国の決断。行動もまた変化するんです。

韓国国民5000万人よりも金正恩と言う一人の独裁者の方が日米にとって有益だ。と、
まるで民主主義を全否定するかのような。そんな文面を私は書いたわけですけど^^;
しかしながら。
先に民主主義を否定したのは韓国です。
民主主義国家であるはずの日米よりも、独裁国家の中朝を韓国は選んだはずです。
だとしたら、同じように日本やアメリカが韓国よりも北朝鮮を選んだとしても。
それについては、まったくもって仕方の無い事です。そうでしょう?

反日をやめろ。と言ったのに反日をやめなかった。
日韓合意を履行しろ。と言ったのに履行しなかった。
安全保障で協力しろ。と言ったのに協力しなかった。
中朝に傾倒するな。と言ったのに警告を無視して物凄く傾倒してしまった。
挙句の果てに。
先の韓国大統領選でムン・ジェインを選んだら韓国は終わりだぞ?・・・と、
まさに最終警告までされていたと言うのに、ムン・ジェイン大統領を選んでしまった。
安全保障よりも経済が優先だ。と言う謎の論理を展開して。
韓国国民の民意により現政権。親北派。従北派の左翼政権を選んでしまった。

これらの全ては紛れもなく韓国人による決断です。
であればこそ、韓国人は何一つ言い訳が出来ないはずです。
ええ。そうですとも。
これらの決断に対する全ての責任は、韓国人こそが背負うべきであるからです。
私達日本やアメリカが韓国を見限ったのだとしても。
その責任。原因の一切合切は他の誰でも無い韓国人にこそ存在します。

確認しておきますが、韓国は一国の独立した主権国家であり。
民主主義国家であり、法治国家であり、基本的人権の概念が存在する国家であるはずです。
そんな国家の民意による決断。
これを否定出来る国家は、この世界のどこにも存在しません。
だからこそ、韓国人。韓国国民こそが責任を背負う以外には無いんです。
・・・泣いても笑っても、これこそが韓国の真実なんです。



それで、です。

このような韓国の現状があって、北朝鮮の話があり、ロシアの話があるわけです^^;
前回に私は、ロシアの権益を守るべきだ。と強く主張したわけなんですけどね。
一つの理由としてロシアとの対立を回避する。と言う理由もあるんですが。
それ以上に。物凄く単純な話としてね^^;

もし北朝鮮を日米同盟が守るだけではなく、その権益も日米が掌握するとなれば。
そうなれば北朝鮮は緩衝国としての機能を果たさなくなります。
なぜならば、北朝鮮。金正恩が日米の影響力が強くなり過ぎる。と判断して、
日米同盟を受け入れる事すら拒絶するだろうからです。
つまり、北朝鮮と交渉により問題解決。和解する事それ自体が出来なくなるんです。


そもそもの話としても北朝鮮が独裁体制であり、金正恩が独裁者である以上は。
その時点で日本やアメリカと基本的な価値観を共有する事は出来ません。
なので、どうしても北朝鮮。金正恩から明確な線引きがされてしまうわけです。

日米同盟によって朝鮮半島を守るのだとしても。
その日本やアメリカが朝鮮半島に深く介入してくる事を金正恩は望みません。
そんな事になれば自分の支配体制が揺らぐかもしれないからです。
ですから、朝鮮半島における権益の分配と言うのはロシア。
または親北派の中国人こそ金正恩は優先しようとするはずであり。
日本やアメリカと言うのは、二の次として扱われるはずです。
それで、これは仕方の無い事です。

私達日本やアメリカの最大の目的は朝鮮半島から中国の影響力を排除する事であり。
その目的達成の最も現実的な手段が、習近平と敵対する金正恩による統治です。
そのためにも日本やアメリカと言うのは、朝鮮半島から一定の距離をとる必要がある。
繰り返しますが、これは仕方ない事なんです。

とまあ、そういう事情がありますのでね^^;
朝鮮半島で日本やアメリカが権益の確保すると言う事は、半ば諦めるべきです。
まあ、そうですねぇ。
日米あわせて三割も手に入れば、御の字と言うところでしょうねぇ。きっと^^;


・・・一つ忘れてはならない事は、既に長々と韓国の話題でも書いたように。
あれほどまでに。
それこそ可能な限り日本とアメリカが支援をして、配慮に配慮を重ねても。
それでもなお韓国は恩知らず。恥知らずにも日本とアメリカを裏切ろうとしている事です。
これが韓国人。朝鮮人の特性である。として朝鮮半島戦略を考えるべきです。
そして、そう考えた場合の結論として。
朝鮮半島における民主化の意味と価値が何一つとして無い。と言う事が判明します。
だからこそ。
この結論により北朝鮮と言う独裁国家。金正恩と言う独裁者には意味と価値がある。

北朝鮮と言う独裁国家であればこそ、統治手法はともかくとして。
朝鮮半島全域を支配し、安定化を実現させる事が出来るのであり。
金正恩と言う独裁者であればこそ、朝鮮半島は中国から完全に独立した国家となり。
朝鮮半島が中国に掌握される最悪の事態を回避する事が出来るんです。


そして、これらの事は、どちらも韓国では出来ない事です。
韓国では絶対に安定的な統治など出来ませんし、必ずや中国の奴隷となります。
何度でも言います。
今の韓国を見て下さい。韓国では自力で国家を統治する事など出来ませんし。
中国の支配から脱却する事も出来ません。
むしろ韓国人と言うのは自ら望んで。喜んで中国の奴隷になろうとするはずです。
うん。そうですね。
今現在に韓国が日米を裏切り、中朝に寝返ろうとしている事実がある以上は。
そう考える以外には無いんです。

韓国は民主主義国家であり、アメリカ陣営の国家であるのだから。
そんなバカな事をするわけが無い。・・・と言う根拠の無い先入観は捨てるべきです。
どうか現実を直視して下さい。
そんなバカな事を平然と実行するのが韓国と言う国家であり、国民なんです。
この点を間違えたら朝鮮半島戦略は絶対に。間違いなく大失敗する事になります。


改めて申し上げます。
従来の朝鮮半島戦略である韓国が朝鮮半島を統一する事が不可能であり。
もし万が一に実現したとしても、その韓国は日米を裏切り中国に寝返るはずです。
あらゆる意味で韓国を支援する事は本末転倒です。
であればこそ、北朝鮮による朝鮮半島を統一が必要なのであり。
その場合を考えるのならば。
日米が朝鮮半島の権益を諦める。と言う事になるのは、これは仕方ありません。
この点を割り切らない限りは北朝鮮。金正恩と交渉により解決する事は出来ないでしょう。



それで、ちょっとだけ話は変わるんですけどね^^;

この朝鮮半島の権益をロシアが掌握すると言う事は。
アジア地域におけるロシアの影響力それ自体も拡大する。と言う事でもあります。
それについて神経を尖らせる意見もあるかと思いますけれど。
でも、その場合においても中国よりはマシだ。と考えるべきです^^;

それに何よりもね。もう少し見方を変えるべきだと思います。
より広い視野で見るのならば、対中包囲網を構築する場合において
朝鮮半島のロシアの権益と言うのは、非常に重要なものになるはずです。
うん。そうですね。
対中包囲網では、どうあってもロシアの協力が必要不可欠だ。と私は考えています。
正確に言えば、中国の混乱を中国国外への拡大を阻止するためには。
ロシアが協力してくれない限りは実現不可能です。

この中国の混乱は、対応を間違えれば無尽蔵に拡大する恐るべきものであり。
ヘタをすれば第三次世界大戦に直結しかねない恐るべき可能性を秘めております。
そのために、あらゆる遺恨を乗り越えて世界各国が対処。協力するべきなんです。
それほどまでの世界の危機である。と私は考えております。

ロシアがアジア地域での影響力を拡大させる事は。
この中国の混乱に対して、ロシアと協力体制を構築するための重要な布石です。
以前から書いていますが北朝鮮。朝鮮半島は単なる前哨戦です。
本命は中国。
中国の混乱こそ本当のアジアの危機であり、本当の世界の危機です。
この点について日米両政府は、必ずやロシアと意思疎通を行うべきである。と、
そのように私は強く主張する次第で御座います。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[4回]

05 . April
とまあ、そんなこんながありまして^^;
前回は北朝鮮が非核化を容認するための条件についての話でした。

んー。まあ、私個人の意見と致しましてはね。
北朝鮮の非核化を望むのであれば、前回に書きました条件の提示。

「北朝鮮に中国。習近平が攻撃した場合には日米同盟が守る」

・・・と言う条件を提示せずしては、北朝鮮の非核化など絶対にありえません。
今後の北朝鮮。金正恩との交渉でも日米両政府には、この点をぜひともに理解し。
その上で交渉を進めて頂きたいと思う次第で御座います。
うん。そうですね。
コレ以外に他に手段があるのだったら、私に教えて下さいませ^^;
少なくとも私にはコレ以上の手段と言うのは、思いつきませんでしたねぇ。


とまあ、それはそれと致しまして。
本日は改めての話として、韓国の話を取り上げたいと思います。
前回の話題でも確定事項として話を進めてしまったのですけれどもね。
私は、韓国を放棄するべきだ。と考えております。

これは地政学的な見地やら安全保障上。軍事戦略上の観点から判断して。
その上でなお韓国を放棄するべきだ。と私は結論付けた次第で御座います。
・・・それほどまでに韓国は足手まといで、邪魔だと考えたからです。
これに関する話を本日の話題としたいと思います。
それでは参りましょう^^


まず最初に改めて申し上げます。
米韓同盟には明確な意味と価値があります。
また、在韓米軍の駐留につきましても非常に大きな利点があります。
地政学的にも朝鮮半島をアメリカ陣営が確保しておく事は極めて重要です。
ですので、本来であるのならばね。
韓国を放棄する。と言う選択肢は日米両政府には存在しない、はずなんです。
ええ。そうですとも。
日米両政府の政治家。官僚。軍人の全ての人間が異口同音に。
韓国は必要である。と答えた事でしょう。・・・通常であればね。

しかしながら、これらの利点の全てを考慮してもなお。
無視する事が出来ないのが韓国と言う国家。国民の不確定要素。不安要素です。


このブログでも何度となく書いてきた話題なんですけどね。
あまりにも韓国と言う国家。国民のレベルが低過ぎるんです。
それも単純に国家として未熟だ。とか。民度が低い。などと言うレベルの話では無くて。
根本的な部分。根源的な部分で致命的なエラーと言うか。バグと言うか。
うーん。なんと表現すれば良いのでしょうか・・・。
韓国には、本質的な部分で日本とアメリカを破滅させる要素が存在するんです。


とまあ、抽象的な話をしても仕方ありませんよね^^;
具体的に。現実的な話で韓国の不安要素を説明しますとね。

一つの仮定として。
韓国主導により朝鮮半島を統一した場合を想定してみて下さいませ。
これは従来より日本とアメリカが朝鮮半島戦略。アジア戦略の一環として。
明確に組み立ててきた戦略でもあるわけなんですけど・・・。
もし仮にね。
日米両国の思惑通り韓国主導によって朝鮮半島の統一が実現したとしても。
それが必ずしも朝鮮半島全域をアメリカ陣営が掌握する・・・とは限らないんです。

うん。ここで勘違いしてはならない事はね。
あくまでも日米両国の目的は、アメリカ陣営による朝鮮半島全域の掌握です。
韓国主導による朝鮮半島の統一とは、そのための手段でしかありません。
つまるところ。
韓国が朝鮮半島を統一したとしても、それで日米両国を裏切る可能性。
アメリカ陣営を裏切る可能性と言うのは残されている・・・わけです。うん^^;


あの、ですねぇ。
昨今の韓国が見せた言動を冷静に考えていけば。
ほぼ確実に私と同じ懸念。不安を誰もが共有してくれると思うんですけどね^^;
現在のムン・ジェイン大統領は言うに及ばず。
保守派であるはずのパク・クネ前大統領ですら、日米に対する姿勢は極めて不誠実でした。
韓国は、どこの誰が見ても日米両国よりも中朝両国に傾倒する姿勢が目立っており。
とてもアメリカ陣営に所属する国家だ。とは思えないほどに信用に値しない状態でした。

と言うわけで、韓国に対しては。
日米を裏切って中朝に寝返る。と言う可能性を無視する事が出来ないわけです。
うん。そうですね。
この可能性を無視して韓国との友好を主張する人と言うのは。
何も知らない物凄く無知な人か。もしくは中朝の工作員かのどっちかですね^^;


それで話を戻しますが、仮にね。
仮に日本やアメリカが従来通りの朝鮮半島戦略。
韓国主導による朝鮮半島の統一を実現したのだとしても。
その直後に韓国は中国に寝返り、朝鮮半島全域が中国に掌握されてしまう。
・・・と言う可能性が十分過ぎるほどに、あり得るだろうと私は思います。
それゆえに日米両政府には、朝鮮半島戦略の大幅な大転換を私は主張する次第です。

ハッキリ言えば。コレ以外の未来が私には想定出来ないんですよねぇ^^;
朝鮮半島を統一した韓国が日米を裏切って、中国に寝返る以外の未来が想定出来ません。
いやまあ、何が言いたいのか?と言いますとね。
日本やアメリカが韓国にどんな支援をしたとしても無駄だ。と言う事です^^;


うん・・・そうですよねぇ?韓国の方々。
聞いた話ですが現在の韓国政府。ムン・ジェイン政権の閣僚内部では。
公然と米韓同盟の破棄と在韓米軍の撤収を主張する声があるそうですね?
もしかしたら。
韓国政府中枢では、もう既にアメリカを裏切る準備をしているのではありませんか?
・・・一応。確認しておきますけれど。
それに気が付かないほど日本もアメリカもバカじゃありませんからね?

そういうわけですので、私個人の意見としては。
韓国は一切において信用出来ないどころか。
いずれ必ずや日米を裏切って中朝に寝返る事を前提として。
対韓戦略を組み立てるべきだ。と言う事を私は強く主張する次第で御座います。


それでまあ、前回の話になるんです^^;
北朝鮮に対する交渉カードとして米韓同盟の破棄と在韓米軍の撤収。
韓国を放棄し、北朝鮮。金正恩による朝鮮半島全域の支配権を黙認する事。
これを提示するべきだ。と書いたわけで御座います^^;

・・・どうせ遅かれ早かれ韓国は裏切るんです。
だったら今のうちに交渉カードとして利用した方が、日米両国の利益になりますし。
北朝鮮。金正恩に対しても相応の効果を発揮するはずです。
ええ。そうですとも。
その気になればアメリカは力ずくで韓国を支配出来る。と言う選択肢がある限り。
この交渉カードは相当に有効であるはずですからねぇ。きっと^^



改めて申し上げます。
韓国は一切信用に値しないどころか。必ずや日米両国を裏切ります。
アメリカ陣営を裏切って中朝両国に寝返る事でしょう。
すなわちアメリカ陣営に所属する韓国による朝鮮半島の統一と言う従来の方針。
日米両国による従来の朝鮮半島戦略は完全に破綻しました。

となれば、朝鮮半島に対する戦略方針を大転換するべきであり。
ベストでは無くてベターを目指す以外にはありません。
つまり、朝鮮半島が中国に掌握されるくらいなら北朝鮮に掌握させる。・・・です。


北朝鮮は独裁国家であり、金正恩は独裁者ではありますけれど。
中国。習近平と敵対関係にあり、韓国のように中国へ寝返る心配だけはありません。
この点について日本とアメリカは北朝鮮。金正恩を信頼してよろしいと思います^^

・・・まあ、この点について少し容赦の無い事を指摘するのならば。
韓国国民5000万人よりも金正恩と言う一人の独裁者の方が日米にとっては有益です。
なんとも残念ですけれど、もう韓国人の面倒は見切れませんからねぇ。
反日だけでも致命的なのに。政権が変わったから国家間の合意すら認めないとなれば。
これはもう国家として最低限の実力すらない。と言う事ですからねぇ^^;
なので、ちょっとねぇ。
韓国人は、あまりにも限度を超えてバカ過ぎましたよねぇ。ホントにさ・・・。


ともかく。
中国から独立した形で朝鮮半島が存在するのであれば。
中国により朝鮮半島全域が掌握されるよりも、遥かにマシである。と私は思います。

無論。アメリカ陣営が朝鮮半島全域を掌握する事がベストではありますけれど。
そもそもの韓国が裏切る気満々。寝返る気満々の状況である以上は。
ベストを諦めて、北朝鮮と言う中国から独立した勢力が朝鮮半島を支配する。と、
そんなベターの選択肢について本格的に考慮するべきだろう。と私は考えています。


であればこそ、です。

ここで日米同盟により北朝鮮を守る。と言う前回に提示した条件なんです。
日米同盟で北朝鮮を守る。と言う事は。
これは事実上。北朝鮮をアメリカ陣営に組み込む事を意味します。

いやまあ、確かに米韓同盟や在韓米軍の駐留と比較すればね^^;
どうにも間接的な形になって影響力が低下する事は否定出来ませんけれど。
それでも朝鮮半島の安全保障を日米同盟が守ると言うのです。
朝鮮半島での安全保障上。軍事戦略上のイニシアティブ。主導権は確保出来ますし。
これも前回にも書きましたが、朝鮮半島の権益を守る事を条件にロシアも容認するはずです。


・・・ええ。もしも日米同盟で朝鮮半島の安定させる事に反対するのだとしたら。
それじゃあロシアがやってくれ。と言う話になりますからねぇ^^;
これまた確認しますが、ロシアの国家戦略の第一はヨーロッパ戦略なのであり。
それよりもアジア戦略を優先する事は出来ないからです。
なので、ロシアのアジア戦略って割に合わない事は出来ないんです。


だから、そういう意味でも妥当なところなんです^^;
朝鮮半島におけるロシアの権益を守る事と引き換えに朝鮮半島における安全保障体制。
軍事戦略上においては日米同盟。アメリカ陣営主導で行いつつも。
権益が確保される事でロシアも北朝鮮に対して一定の影響力が残る。
北朝鮮が双方の緩衝国となるのならば、そう悪い話では無い・・・ってね^^;
それに何よりも。
北朝鮮。金正恩としても隙あらば攻撃。排除しようとする中国。習近平を頼るよりも。
日米同盟に守ってもらった方が、将来的な展望はあるはずですからね^^

おそらく結果としては差し引きロシアはプラス。
これに対して日米としては少しマイナスが出るかなぁ。と言う事になると思いますが。
それでもね。
何度も言いますけど、中国に朝鮮半島が支配されるよりは、よっぽどマシです^^;
これにより朝鮮半島の地域の安全保障体制の確立。安定化は確実に実現します。
うん。そうですね。
朝鮮半島それだけで見れば日米はマイナスかもしれませんけれど。
より大きなアジア戦略の観点から見れば、日米にとっては極めて大きなプラスです。
まっ。多少の出費を考慮してもオツリがくると思いますね^^


・・・もし仮に。
朝鮮半島におけるロシアの権益など守らない。とアメリカが言い出した場合。
その場合は私達日本が大反対するべきです。
それをやったが最後。朝鮮半島は永遠に安定しなくなりますからねぇ^^;
朝鮮半島を中東みたいにしたい。と言うのなら止めませんけれど。
でも、その場合はアメリカが全ての負担をするべきだと思います。
その覚悟が無いのならば、必要経費だと思って素直に受け入れるべきです。うん^^;

そんなわけで。
朝鮮半島でのロシアの権益の確保。影響力を確保しない。などと言う意見は。
まさに安全保障を何一つ理解しないバカの意見だ。として断固反対するべきであり。
この点について日本は一歩たりとも譲歩するべきではない。と私は主張致します。
繰り返しますが、この辺りが妥当であり、オトシドコロなんです^^;


んー。まあ、そうですねぇ。
独裁国家を日米同盟。アメリカ陣営が守る事についてなんですけれどね^^;
極めて異例な形であるとは思うんですけれど・・・今回は特例とするべきです。
これは、ちょっと語弊があるかもしれませんが。
中東のサウジアラビアなどと同じだ。と割り切るべきでしょうねぇ^^;
これで安全保障上。軍事戦略上においてアメリカ陣営が朝鮮半島を掌握した。と、
そのような形により朝鮮半島を安定化させる事が出来ますし。
これで後顧の憂い無く中国に対峙する事が出来るだろうと私は考えています^^


うん。こんなところでどうかな^^;
私も安全保障を司る立場ですので、相当に踏み込んだ意見になったわけなんですけど。
これらを基本軸として北朝鮮と交渉し、朝鮮半島戦略を組み立てていけば。
そう遠からず北朝鮮問題を解決させ、朝鮮半島を安定化させる事は十分に可能だ。と、
そのように私は考えている次第で御座います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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04 . April
さてさて。前回は米朝会談。北朝鮮との最終交渉を成立させるための話でした。

うん。まあ、そうですねぇ^^;
北朝鮮との交渉を成功させるためには、より具体的に。
確かに自分達の未来に対して展望が存在する。と言う事を北朝鮮側。
金正恩に対して認識させる事が出来るのか否か。それが重要な点になるでしょう。
もし仮に。
この点を疎かにしたままに。テキトーに扱ってしまえば交渉は決裂します。
うん。金正恩に無意味な暴走を許す事にもなってしまうでしょう。
私個人と致しましては、そんな未来は断固として回避したいと思う次第です。

そのためにも私達日本の役割と言うのは、非常に大きいだろうなぁ。と思います^^


と言うわけで。
本日の話題は、北朝鮮との交渉。その具体的な内容。実際の条件などについて。
より踏み込んだ話をしたいと思います。それでは参りましょう^^

でまあ、まず最初に確認です^^;
このブログでもそうですが、私としては北朝鮮に最低限の核保有を容認する事。
それを前提として話を進めてきたわけですけれど・・・。
昨今のアメリカの態度を見る限り。
アメリカは、どうあっても北朝鮮の完全な非核化を目指しているように思えます。
そして、北朝鮮の完全な非核化を望むのであるのならば。
当然ながら、それに応じて交渉。条件に関する内容が変化します。
つまるところ。
非核化に対してアメリカから北朝鮮へ提供するものが変わる、わけです^^;


ちなみに。
参考程度までに私の話。北朝鮮に最低限の核保有を容認する場合。
その場合に提示される条件としては、韓国を差し出す事を私は考えていました。
うん。そうですね。
米韓同盟の破棄と在韓米軍の完全撤収。
それと共に北朝鮮主導による朝鮮半島の統一。
すなわち金正恩による朝鮮半島全域の支配権を黙認する事。
これを条件として北朝鮮に最低限以外の全ての核兵器。核技術を破棄させる事。
(↑無論。その中にはICBMなどに関する技術の完全破棄なども含まれます)

・・・とまあ、そのような事を私は考えていたわけです。うん^^;
それで、たぶんと言う話になってしまうんですが。
この条件内容であれば北朝鮮。金正恩は了承しただろうと私は考えています。

北朝鮮。金正恩が望んでいる事は体制の維持であり、未来に対する保障です。
その点から考えても核保有を実現しつつ、さらに朝鮮半島の統一を実現したとなれば。
これはもう朝鮮民族の誰もが認める最大の英雄として。
比類なき確固たる正当性と共に、間違いなく朝鮮半島の歴史に名前が残ります。
朝鮮民族の誰一人として、金正恩を否定。批判する事は出来なくなります。
それゆえに朝鮮半島における金正恩の支配体制は、不動のものとなる事でしょう。
・・・金正恩が了承する可能性は十分にあっただろう。と私は考えたわけです^^;


ちょっと蛇足ですが、金正恩に限らず独裁者とって自身の正当性は極めて重要です。
何しろ民意と言う最強の正当性が存在しないわけですからね^^;
どんな理由。背景で自分が独裁者として君臨するのか。
それは独裁者たる当人にとっては、まさに死活問題に直結します。
それゆえに北朝鮮。金正恩にとって拉致問題を解決させるのは難しいんです。

なぜかと言うと拉致問題を認める事。間違いを認める事と言うのは。
自分の父親。祖父がやった事を否定するわけですからね。
それは偉大な金一族と言う金正恩自身の正当性を、自ら否定する事を意味します。
金正恩にとって拉致問題を全面的に解決させる事は、なかなかに難しいわけです。


だからこそ、私は朝鮮半島の統一を提案しました。
自分の父親。祖父のどちらも出来なかった事。朝鮮民族の誰もが出来なかった事。
それを実現したとなれば、もはや金正恩の正当性を疑う人間はいなくなります。
それこそ熱狂的に朝鮮民族は金正恩を支持する事でしょう^^
そして、その状態であれば金正恩が拉致問題を解決させる事は十分に可能です。
うん。そうですね。
私達日本が目指すべき拉致問題の解決。そのための最短ルートがコレです^^

金正恩が熱狂的に支持され、不動の正当性が確立された時。
日本の拉致被害者を一人残らず取り戻す事が出来るはずです。
そのように私は考えている次第で御座います。・・・どうかな?^^;



それで本題に戻りますとね。

一つの必然的な話として、最低限の核保有以外の全てを放棄させる事・・・ではなく。
完全完璧な非核化を実現させる事となれば、今しがた書いた事。
金正恩による朝鮮半島全域の支配権を黙認する。と言う条件だけでは足りません。
さらなる条件を提示する必要があるわけで御座います。


んー。まあ、一応の参考程度までに書いておきますとね^^;
なんでも北朝鮮。金正恩が提示した非核化に対する条件としては毎年600億ドル。
大体の金額として6兆円を毎年。無条件で北朝鮮に提供しろ。・・・と、
そのような要求をしているそうです。

いやまあ、毎年6兆円と言うのも法外な金額ではありますし。
それに何よりも、これは中国メディアの情報でもありますのでね^^;
必ずしも真実とは限らないんですけれど・・・。
でも、北朝鮮。金正恩から提示した要求としては妥当である。とも私は思いました。
うん。そうですね。
仮に私が金正恩の立場でも、この程度の要求はするだろうなぁ。と思います。

ただ勘違いしないで欲しいのですけれど。
それじゃあ6兆円を支払え。・・・などと私は提案しているわけじゃないんです^^;
ここで一つ断言しておきますが、北朝鮮の問題はお金だけでは解決しません。
仮に要求通りの金額を支払ったところで、北朝鮮は非核化しないと思います。

・・・お金だけ出して、それで終わり。と言う一昔前の常識は捨てるべきです。


と言うわけで。
ここから本題になるんですが、北朝鮮に提示する具体的な条件について、です。
米韓同盟の破棄。在韓米軍の撤収による韓国の放棄。
北朝鮮主導による朝鮮半島の統一と、その全域の支配権の黙認。
これらに加えて別に新しい条件を提示するべきです。
その条件とは北朝鮮が非核化した場合の補償であり、保障であるべきです。
と言うのもね。
北朝鮮が非核化して日米韓の三か国と和解した場合。
その場合に北朝鮮。金正恩にとって最大の脅威となるのは中国。習近平になるわけです。


このブログでも何度も書いていますけれど。
金正恩と習近平と言うのは潜在的な。宿命的な敵対関係にあります。
ですから、金正恩が弱い。と判断すれば迷わず習近平は金正恩を潰しにかかります。
この両者が和解する事と言うのは絶対にありません。

そして、北朝鮮の非核化とは金正恩の弱体化でもあるわけです。
となれば、習近平は手のひらを返して金正恩を排除しようと画策してくるはずですし。
おそらく非核化した北朝鮮。金正恩では習近平に対抗し切れないでしょう。
この点について私達日本やアメリカは考慮するべきだ。と私は強く主張致します。
つまりは以下の通り。

「北朝鮮に対して中国が攻撃を仕掛けた場合は日米同盟が北朝鮮を守る」

・・・との条件を付け加える必要がある。と言う事で御座います。
この条件が無ければ北朝鮮。金正恩は決して非核化を認めないでしょう。

いやまあ、今までの経緯もありますので、現時点ではね^^;
まだ水面下での合意。文字通りの密約と言う形になりますけれど。
それでも十分過ぎる交渉カードになると思います。


でまあ、この条件を成立させるためには日米朝の三か国だけでは不足です。
ロシアを加えた日米朝ロの四か国において合意する必要があります。
つまるところ。
朝鮮半島におけるロシアの権益すらも日米同盟が守る。・・・と、
そのように条件付けをしない限りは、この条件が成立する事は無い。と言う事です。
うん。そうですね。
ロシアを除外した上で北朝鮮を日米同盟が守る事は、いらぬ対立を呼び込みますし。
逆にロシアを含める事により、朝鮮半島での日米同盟とロシアの衝突が回避出来ます。

名実共に北朝鮮には日米同盟とロシアの緩衝国になってもらうわけですね^^


いやぁ~。今回の米朝会談でもそうでしたが。
昨今の朝鮮半島問題で中国が半ば影響力を消失しているのは非常に好都合でした^^
中国が無駄に影響力を行使していたら大変でしたけれど。
現在のように中国が蚊帳の外どころか。半ば自爆した状態であるのならば。
この条件を成立させる事と言うのは、それほど難しくは無いだろうと思いますね^^

これは以前にも書いた話ですけれど。
日米ロの三か国に共通する目的として中国の拡大阻止が指摘出来ます。
日米同盟で中国による朝鮮半島への進出を阻止する事と言うのは。
当事者の金正恩だけではなく私達日本やアメリカ。
ひいてはロシアにとっても国益になりますので、必ずやロシアは快諾してくれます^^

金正恩にとってもアジア最強の安全保障たる日米同盟。
今まで敵だった恐るべき日米同盟が味方になって守ってくれる。と言うのです。
これほどまでに効果的な交渉カードは他に無いと思います^^


あの、ですねぇ。

先にも書きましたように、日本は金を出すだけ。と言うような一昔前の常識。
それこそ戦後レジームが如き古い固定概念は捨て去るべきなのです。
日本は世界有数の経済大国であるだけではなく、アジア最強の安全保障。
日米同盟を掲げるアジア最強国家でもあるんです。
だとすれば。
北朝鮮との交渉において、これを活用しない手は無いはずです。

もちろん日米同盟は日本の一存だけで決められる事ではありませんが^^;
日米両政府が合意する事案であるのならば、私は活用していくべきだろう。と、
そのように考えている次第で御座います。ナハハハ^^;


さて・・・。
これにより北朝鮮。朝鮮半島の問題が解決すれば、いよいよ次は中国です。
アジア最大の問題児にして、アジア情勢における代々の元凶。
これを攻略せずして日本の平和と未来。アジア地域の平和と未来。
ひいては世界の平和を守る事は出来ません。気を引き締めて参りましょう。


とまあ、大体こんな感じかなぁ。と思いますね。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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03 . April
おはようございます。こんな時間に失礼致します^^;


それで前回は日本の役割についての話で御座いましたね^^
うん。まあ、当然の話ですけれど。
日本ほどの国家に何の役割も無い。とか。蚊帳の外になっている。とか。
そんな事になるわけが無いんです^^;
なぜならば。
私達日本には、アメリカを補佐する。と言う物凄く重大な役割があるからです。

・・・って言うか。
日本を無視して北朝鮮の問題を解決出来るのか?と言ったら、出来ません^^;
うん。そうですね。
それくらいには私達日本の役割は大切だろうなぁ。と私は思いますね^^


でまあ、本日の話題は改めて今の北朝鮮。金正恩が何を考えているのか?
・・・んー。オマケで中国。習近平が何を考えているのか?^^;
それらを本日の話題にしたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に。
手っ取り早いところから中国。習近平の思惑について話しますとねぇ^^;
中国。習近平の思惑。正直な気持ちとしては・・・。
ズバリ北朝鮮の問題が解決されてしまっては困る。と言う事です^^;

それはなぜか?と言いますと。
北朝鮮の問題が解決する。と言う事は北朝鮮とアメリカ。
また、北朝鮮と日本。北朝鮮と韓国。これらの関係が全て改善する。と言う事であり。
北朝鮮と日米韓の三か国が和解する事を意味するからです。
ぶっちゃけ。
そんな事になったら中国は完全に孤立する事になります。そうでしょう?^^;

今の段階で既に日中関係も米中関係も中韓関係も、中国は全て悪化させているのに。
そんな中国に対して北朝鮮がそれらの全てと和解。関係改善する。となったらば。
そりゃあねぇ。中国としても困るわけです。うん^^;

ここで私が何を言いたいのか?と言いますとね。
今回に中国が中朝関係の改善。中朝首脳会談まで実施した背景。
そこまでして米朝会談に介入してきた理由と言うのは。
可能な限り北朝鮮の問題を長期化させて、問題を解決させない事にある。わけです。
うん。まあ、どこの誰が考えてもコレ以外に結論は無いでしょうねぇ^^;

それくらいに中国。習近平の思惑については明白だと思います。
北朝鮮。金正恩を支援する。米朝会談の成功を応援する。と言う姿勢を見せつつも。
実際にはアメリカと北朝鮮が和解する事を全力で阻止しつつ。
問題の長期化を画策するだろう事は、これは容易に予想出来るかと思います。

でまあ、当然の話と致しまして。
そんな事はアメリカ政府。トランプ大統領もお見通しなわけです^^;
だからこそ、ヘタな事を中国。習近平が口走ろうものならば。
トランプさんは本気で大激怒して米中関係は確実に悪化する事になりますし。
以前にも書きましたが、話が違うじゃないか!と金正恩も激怒させてしまって。
せっかく改善させた中朝関係まで悪化させるだろうなぁ。
・・・と言うのが、私の個人的な予想になるわけです。ナハハハ^^;


まっ。それに、これは中国の話であって日本には関係ありませんからねぇ。
今の段階で中国。習近平が何をどうしようと大した問題ではありません。
トランプさんから本気で怒られて、習近平が震えあがって、それで終わりです^^;
それよりも優先するべきは、やはり北朝鮮。金正恩で御座います。
これまた当然の話なんですが、今の金正恩がどんな状態で何を考えているのか。
この点こそが、日本やアメリカが最も注視しなければならない点で御座います。


それで、です。

今までの経緯を確認していきますが、その金正恩は電撃的に訪中する程度には。
絶対に頼りたくないはずの不倶戴天の敵に助けを求める程度には、窮地の状態であり。
反日などと言う頭の悪過ぎる事を実行してしまう程度には、パニックになっています。
そして、この二つは金正恩が通常の状態であればね。
どちらも共に絶対にやらない事だ。と考えてよろしいだろう。と私は思います。

前回にも書きましたが金正恩と習近平の関係性と言うのは。
潜在的な敵対関係が宿命付けられている。と言っても過言ではないほどに。
どうあっても相容れない関係性にあります。
なので、通常であれば絶対に金正恩が習近平を頼る事はありません。

次に反日については・・・そもそもレベルが低過ぎる言動です^^;
一定レベル以上の政治家であれば、反日など頭が悪過ぎて絶対にやりません。
反日を実行した瞬間に、いかに自分が劣悪な政治家である。と、
それこそ習近平やムン・ジェイン大統領と同列だ。と自ら認める愚行ですからね。
ですから、もし仮にね。
金正恩が平時でも反日を実行するようなバカ政治家だったとしたら。
私は、断じて金正恩を対等の交渉相手としては認めなかった事でしょう。
交渉するだけ無駄だ。としてアジア戦略を組み立てておりました。

それで、この点については金正恩も重々承知している事だと思うんです^^;
でも、それをあえて実行しているわけですから。
それほどまでに今の金正恩には余裕が無い。と見るべきだと私は考えています。


とまあ、そんなわけで前回の話にあるんですけどね^^;

これ以上に金正恩を追い詰めるのは、あまり上手なやり方ではありません。
今はまだ反日程度の可愛いレベルで終わっていますけれど。
これがエスカレートしていくと核実験。ミサイル発射となる可能性もありえます。
もしそうなってしまったら米朝会談をやらずして。
最後の交渉をやらずして北朝鮮に対する軍事行動が確定する事になってしまいます。
私としては、まだ戦争の決断は早過ぎると思います。

そんなわけで、もう少し金正恩には余裕を持ってもらう必要があるわけです^^;
具体的にどうするのか?
金正恩にも北朝鮮の未来。自分達の未来に対する展望が見えるようにするのです。


あの、これは「たぶん」と言う話なんですけれどね。
アメリカの方々と言うのは北朝鮮と以下のような交渉をしたのではありませんか?

「即時に全ての核兵器を破棄し、完全に非核化しろ。話はそれからだ」

・・・ってね^^;
北朝鮮側。金正恩が何を言ったとしても、これ一つで押し通していたはずです。
うん。それはそれで良いと思うんです^^;
アメリカの本気の度合い。本気の圧力が発揮されている証左ですからね^^
ただ。
前回にも書いたように、もう少し対話の扉を大きくしてもよろしいとも思います。

つまりは、実際に非核化した場合にどうするのか?
日本やアメリカの北朝鮮。金正恩に対する態度はどうなるのか?
と言う事について、もう少し具体的な話をしても良いじゃないかなぁ。と思うんです。


それで、その話をアメリカがするのが難しい。
ここでそんな話を持ち出したらアメリカが譲歩した。と勘違いされる可能性がある。と、
そのような懸念があるのだとしたら、やはり私達日本を活用するべきです。
言わずもがな。
日米同盟においてアメリカを補佐する事は、私達日本にとっての本懐です^^
本気の圧力をかけて、アメリカ合衆国の威信を示している最中に対話は難しい。と、
そのようにアメリカが考えているのならば、私達日本が代わりに対話を担います。

んー。まあ、おそらく日本が間に入るのは米朝会談の事前交渉までで。
実際には最終的な交渉はアメリカと北朝鮮のガチンコ勝負。みたいな形になるでしょうけど。
それでも事前の交渉。水面下での意思疎通が出来るか否かで随分と違うはずですし。
北朝鮮側。金正恩にとっても状況は大きく変わるはずです。
少なくとも、話し合いが継続している限り金正恩が暴走する事。
核実験やミサイル発射などを実行して交渉の全てがパーになる心配は無くなります。


そんなわけで。
やっぱりね。私達日本が担うべき役割と言うのは、大きいのではないかなぁ。と、
そのように私は考えている次第で御座います。いやはや^^;


それでは今回もまた失礼致しました。皆々様。良い一日を^^

拍手[5回]

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