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08 . July
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01 . May
さてさて。ちょっと大雑把ではありましたが^^;
でもまあ、中国の現状と言うのは、大体があんな感じじゃないかなぁ。
・・・と言うのが前回の話で御座いましたね。

それで前回の話題では三つに分類しましたが、この三つの全てに共通するのが。
誰もがみんな自分の事しか考えていない。と言う事にあります。
もうね。
ここまできたら、いっそ清々しい。と見るべきかもしれませんね^^;

前回で中国人には愛国心が無い。と書きましたが、
もっと言ってしまえば国家としての概念。公共性の概念が存在しないんですよねぇ。
この国家。公共性の概念が無い。と言うのは極めて民度が低い。
うーん。違いますね^^;
単純に民度が低い。などと言う可愛いレベルの話じゃないんです。もっと悪いんです。
それで、この点については本当に韓国人と同じだ。と表現するべきものだと思います。



それでまあ、本日の話題です。
本日の話題は前回に書かなかったもう一つの勢力。中国の軍部についての話です。
うん。実は四つに分類していたんですが、ちょっと長くなるかなぁ。と思って。
前回は割愛したわけなので御座います。ナハハハ^^;
それでは参りましょう^^


まず最初に確認しておきますが、今しがた書きましたように。
中国は国家。公共性の概念が無い。と言う事は国益の概念も存在しないわけであり。
国益の概念が存在しないとなれば国家単位での長期的な展望。計画。
すなわち安全保障戦略を構築する事が出来ません。

でまあ、これは言うまでもなく国家として致命的です^^;
安全保障戦略を構築しないと、その他の国家戦略の基準が明確にならず。
結果として国家運営。統治のための政治それ自体が迷走状態に陥るからです。
それで世界的な基準で考えれば、この状態になると国家として破綻するのが普通です。
うん。そうですね。
中国は破綻するのが普通であり、現在のように存続している状態の方が異常なんです。
本来ならば中国は無制限に混乱して終わりのない争い。戦争が延々と続いているはずであり。
今の中東みたいな状態になっていている事こそが、むしろ自然な状態なんです。
なぜならば。
それほどまでに中国とは悲惨な国家だからです。
・・・ついでに言えば、そんな中国と同じものが韓国になるわけなんですけどね^^;


それで、そんな迷走状態にある中国が今現在もなお存続している理由があるとすれば。
それは私達日本が強力に支援していたから。と言う一点に尽きるかと思います^^;

戦後七十年間。表面的に見える範囲だけでも相当の支援をしてきましたが。
それ以上に強力な支援だったのが、つい最近まで。
今の安倍政権が樹立する以前まで続いていた緊縮財政が大きいだろうと思います。
うん。そうですね。
日本の緊縮財政こそが中国や韓国が発展する最大の要因だったんです。

これは経済のみならず。私ども安全保障の観点からも断言する事です。
日本の緊縮財政は日本人を徹底的に貧しくさせた分だけ。
その分だけ確実に中国人。あるいは韓国人を豊かにさせてきました。
豊か・・・いや、贅沢をさせてブクブクと肥え太らせた。と言うのが正しいのかな^^;
本来ならば確実に淘汰され、滅びるはずだった国家を無理やり延命させた結果。
実に醜悪な国家が今現在まで存続する事になったのは、ある意味で世界の悲劇です。
極端な話。
中国や韓国のために日本の緊縮財政は実行されていたのではないか?・・・と、
そのように表現したとしても間違いでは無いだろうなぁ。と私には思われてなりません。


・・・まっ。もう終わった事なので私も無駄に騒いだりしませんけれど。
でも、今後も無分別な緊縮財政を主張する事は明らかに間違いです。
もはや全ての日本国民に対する裏切り行為である。と表現する以外には無く。
まさしく国賊。売国奴の所業にして、万死に値する大罪です。
あまりにも罪が大き過ぎて通常の裁判所や警察組織では対応出来ないレベルであり。
安全保障上の脅威。日本国家の敵と判断する以外にはありません。
いやいや、まったくもって実に困った話で御座います。



とまあ、今はそれは置いておきましょう^^;
ここで重要な事は今の安倍政権。アベノミクスにより緊縮財政が終わった事です。
日銀の黒田総裁による量的緩和で、衰退を続けていた日本経済は復活の兆しを見せました。
これに対して中国経済。韓国経済は停滞。衰退の傾向が鮮明となりました。
この事実一つを見ても、いかに日本の緊縮財政が中国や韓国にとって有益だったのか。
どれほどまでに大きな利益を獲得していたのか。が判明するかと思います。

その上で一つの現実問題として、中国と言うのは(←いやまあ、韓国も同じですが)
現状を打開するための具体的な手段が、サッパリ実行出来ない状況が続いているわけです。
まあ、そもそもの話としても中国経済も相当に異常な構造でしたからね^^;
中国経済については、民主化を前提としない限定的な自由経済は限界を迎えていました。
自国の経済市場に根本的な問題。構造的な問題を抱えているわけです。

ハッキリ言いまして、今の中国経済は発展するわけが無い経済構造なんです^^;
それでも今に至るまで無理やり発展させる事が可能だったのは。
日本が緊縮財政を実行する事により、日本の経済力を利用と言いましょうか。
邪悪な意図により悪用する事が可能だったから。・・・です。
なので、それが出来なくなった瞬間に中国経済は一気に傾いたんです。


んー。それで、毎度おなじみで申し訳ないんですが^^;
経済と言うよりも安全保障の観点で話を進めるんですけどねぇ。

中国の本来の経済戦略としては、まず大前提として迷わず民主化する事です^^;
民主化を前提とした経済の本格的な自由化を宣言すれば、まだまだ中国は発展出来ます。
その経済力を原動力として中国国内を一気に立て直す事。
どこの誰が考えたとしても、これこそが中国にとってのベストな選択肢です。

民主化を前提としない経済の自由化と言うのは、極めて限定的なんです。
と言うのも、現在の中国経済では中国政府。中国共産党が経済市場に対して。
極めて強力な影響力を確保し、それを行使する事が前提となっているからです。
そして、その影響力の分だけ中国経済は規制。制限が加えられている。と言うわけですね。
ですから、民主化されて現在の支配体制が変革されない限り。
中国経済が本格的な自由化をする事と言うのは、絶対にありえないんです。


では、なぜ強力な影響力を確保しなければならないのか?・・・と言えば。
中国経済界。民間企業。一般国民に中国政府。中国共産党を上回る力を持たせないため。
つまり、現在の中国共産党による一党独裁体制と言う支配体制を守るため。
自分達の地位と権力を守るため、であるからです。
不当な権力者が自身の地位と権力を守るため、不当な手段を実行するのは必然であり。
その結果として中国経済が不当に制限を加えられている・・・わけですね^^;

これは安全保障の観点から明確に断言致します。
民主化しない限り中国経済が発展する事はありえない。
また、統制経済を実行するわけでも無いので、中国経済は確実に不安定化します。
よって前回にも書きましたように、今の中国には金銭的な余裕が一切無いんです^^;
軍拡を続けて、どれだけ軍事力だけ無駄に大きくなったところで。
それを支える中国経済。中国の財政が膨張した軍事力を扱い切れなくなるからです。


あの、これは政治において基本的な話なんですけどね^^;
経済と軍事って、言ってしまえばプラスとマイナスの関係性なんです。
物凄く単純に言えば経済が生産であり、軍事が消費です。
ですから、間違っても経済よりも軍事が大きくなったらダメなんです。うん^^;

あくまでも自国経済において支えられるだけの軍事力。軍事戦略を構築するべきなんです。
この前提を無視して強引に軍拡をしても、その軍事力を適切に運用する事が出来ず。
結果として本来の効果を発揮しない。と言う事になってしまうんです。
つまりは無用の長物。宝持ち腐れとなってしまうわけであって。
中国の空母とは、まさにコレになるわけですね^^;


さらに言えば。
中国の場合だと単純に軍隊を運用出来ない。と言うレベルの話では終わりません。
前回にも書きましたが、中国人には愛国心が無いんです、
仮にあったとしても、それを表に出す事が出来ない社会情勢になっているんです。
自分の事を一番に考えないと生きていけないのが、今の中国社会の実情ですからね。
・・・まあ、何が言いたいのか?と言いますと。
この点と言うのは中国の軍部。軍隊の場合だとしても例外では無い。と言う事です。

中国の軍部。軍隊でも例外ではなく、自分達の利益を優先する傾向があります。
自分達にとって利益がある。と判断すれば従うでしょう。
ですが、もしも利益が無いと判断すれば従わないはずです。
それどころか不利益になるとなれば明確に反発。抵抗の意志を見せるはずです。
特に軍事戦略を明らかに間違えているような。そんな無能な権力者の命令に対しては。
よほどの利益が無い限り中国の軍部。軍隊も従わないはずです。
すなわち習近平は大きな利益を約束しない限り、軍隊を掌握出来ない。と言う事です。
それで、その利益とは中国経済以外にはありません。

「中国国内の利益の大部分を軍隊に回す。そのために軍拡路線を継続する」

この大前提であればこそ失敗続きの習近平が、それでも軍部を掌握出来ているわけで。
これが崩れた瞬間に習近平は軍部。軍隊の支持を失う事になるんです。
にもかかわらず。
その肝心の中国経済は明確に停滞。衰退しているわけです。
軍拡路線で軍事費は肥大化していくのに、中国経済が縮小しているとなれば。
とにもかくにも今の中国。習近平にはお金が無い。
まったくもって金銭的な余裕が無い。と言う事になるんです。

だから、対外的に金をバラ撒いているどころじゃないんですからね?^^;
そんな金があるくらいだったら軍部に回すべきです。
軍隊の支持を失ったら、その時点で習近平は終わりだからです。


これについても一応。確認しておきますとね。
今のまま経済戦略も軍事戦略も間違えたまま中国が軍拡を続けてしまえば。
肥大化した軍部が中央政府の意向を無視し始めて。
中国各地で地方軍閥として独自の判断。独自の行動を見せる事は間違いありません。
このブログでも書いた事ですが、戦国時代の下克上の状態になるのも時間の問題です。

・・・いや、だってさ^^;
そもそもの話としても、習近平に従っていても割に合いませんからねぇ。
何しろアジア最強の日米同盟とも戦う可能性があるわけですから^^;
果たして。こんなバカ丸出しの習近平のために。
一体何人の軍人さんが敗北確定の日米同盟と最後まで戦おうとするでしょうか?

とまあ、そんな風に考えたらね。
中国の軍人さんの誰もが、習近平なんぞに従っていられるか。と反発する事。
命令をサボタージュする事。
最悪の場合には軍事クーデターを起こす事だって十分にありえます。
そして、そんな事が一度でも起こってしまえば最後。
どうやっても習近平の実力では事態収拾をする事など絶対に無理ですし。
そのまま疾風怒濤の如く中国が崩壊に突き進む事になってしまうでしょう。きっとね。


とまあ、そんなこんながありまして・・・改めて申し上げます。

今の中国。習近平が戦う相手って本当に日米同盟なんですか?
海軍を増強するべきなんですか?空母を建造するべきなんですか?
そんな事よりも陸軍を増強し、中国国内の反習近平勢力を一掃した方が。
そちらの方が有益なのではありませんか?
うん。それだったら、あるいは中国の軍部も条件次第で動いてくれるかもしれません。

・・・まあ、そうなったら反習近平勢力も軍部と交渉するはずなので。
そう簡単に上手くはいかないとは思いますけれど。



しかしまあ、アレですよねぇ。
たぶんですけど、私って習近平自身よりも習近平の事を考えていると思います^^;
少なくとも、どうやったら習近平の分不相応な野望が実現するのか。
どうすれば毛沢東。中華皇帝などと言う陳腐なものになる事が出来るのか。
それを当人以上に物凄く真剣に。大真面目に考えているような気が致します^^;
・・・こんな下らない。愚かな事を考えているのは私くらいでしょうねぇ。本当にさ。


時々思う事があるんです。私はなんて無駄な事をしているんだろう。・・・ってね^^;
こんなことを考えている暇があるなら、もっと仕事でもバイトでもした方が良いんです。
なぜなら、私は底辺を這いずり回る一般労働者の貧乏人だからです^^;
もっとお金になる子度に努力した方が良いはずなんですけど・・・。
先の民主党政権で無駄に頑張ったために、一般人なら考えなくて良い事まで。
それこそ我ながら分不相応な事を考えているように思います。
・・・まったくもって私は無駄な事をしてますよねぇ。ナハハハ^^;


とまあ、今回はこれで切り上げると致しましょう。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[3回]

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30 . April
前回は、中国の反習近平派に関する話だったわけでしたね。

改めて申し上げますと。
この習近平の反対勢力の動きと言うのは、極めて大きいわけで。
その分だけ習近平の地位と権力は脆弱である。と表現する事が出来ます。
なので、習近平は都合の良い陳腐な神輿として利用されている状態であり。
まさに『裸の王様』だ。と考えるのが妥当だと思いますねぇ^^;


でまあ、そんな感じで前回の話を基準に考えますと先頃の習近平の宣言。
国家主席の任期を撤廃する。と言う宣言についても、別の意味が出てきます。
つまり、あの宣言によって習近平は死ぬまで全ての責任を背負う事が確定したんです。
その事実に気が付いていないのは習近平その人だけ・・・でしょうね。
まったく。
分不相応の野心など抱かなければ、こんな哀れな有様になる事も無かったのに。
ついでに言えば、日米同盟と対立する。などと言う自殺行為もせずにすんだのに。

とまあ、そんなこんながありまして、本日の話題で御座います^^;
本日の話題は、もう少し中国の現状についての話を書かせて頂きたいと思います。
それでは参りましょう^^

それで、現在の中国を大雑把に三つに分類してみますとね。
まず一つ目。
習近平及び習近平の子飼いの部下。現在の権力中枢について、です。
このブログでも既に書いてきましたように、基本的に習近平の言動は間違っています。

毛沢東。中華皇帝となる事を習近平が望むのならば、国外よりも国内を優先するべきです。
必然的に海軍よりも陸軍こそ優先するべきであり。
国内を掌握するまでは対外的な関係も融和外交を基本軸とするべきで対立は厳禁。
また、統制経済による管理社会の構築を急ぐべきだと言うのに。
やっている事は形式だけの規制緩和。自由化です。
これでは中国経済に対する影響力を強化しない。と宣言するに等しく。
権力の一極集中化をしない。出来ないと明言しているようなものです。

これほどまでに中国国内を掌握出来ていない中で、対外的な軍事的恫喝。
あろう事か日米同盟との対立まで発生させている。
オマケに空母建造によって中国の軍事戦略がガタガタである事が暗に示されている。
まさに文字通り。戦う前から負けている状態です^^;

でまあ、さすがにマズイと思ったのか。
この状態で習近平は金をバラ撒いて無理やり関係改善を実行しているわけですけど。
そんな金銭的な余裕など今の中国にはありません^^;
このままでは空母どころか。軍隊それ自体が運用出来なくなります。
軍人達も習近平の命令を公然と無視するようになるでしょう。
そして、軍隊を動かせないとなれば・・・後は暴動が頻発して中国が崩壊するだけです。
と言うわけで。
この習近平と言うバカが君臨している限り、中国の滅びは必定だと思います。



それで二つ目。
中国共産党。中国のエスタブリッシュメント。既得権益層の権力者達です。
彼らは表面的には習近平に従っている状態ではありますけれど。
実際には、まったくもって逆の状態にあります。まさに面従腹背ですね^^;
習近平が毛沢東。中華皇帝になる事を絶対に認めない。
裸の王様は死ぬまでずーっと裸の王様でいるべきだ。と言うのが彼らの声なき声です。

でまあ、そこまでは良いんです。・・・いやまあ、本当は良くないですけど^^;
それでも習近平を傀儡にする。と言うだけであればね。
私個人と致しましても、そこまで大騒ぎする事ではありませんし。
必ずしもアジア戦略の中心は中国である。などと断言する事も無かったでしょう。
ここで重要なのは、今の習近平と言うのは傀儡ですら無い。と言う事なんです。

もし仮に習近平が単なる傀儡で、別の誰かが権力を握っているだけだ。と言うのであれば。
それならば中国の崩壊は幾分か先の話になった事でしょうし。
現在の支配体制。中国共産党の一党独裁体制についても、まだ継続したとも思います。
ですが、この可能性はゼロです。ありえないんです^^;
なぜかと言いますと、今現在に中国が実行している国家戦略の一切合切。
その全てがあまりにも劣悪極まるからです。


一つ目で述べたように習近平が毛沢東のような絶対的な独裁者を目指すのならば。
今まで習近平が実行してきた事は基本的に全て間違いです。
いっそ見事と言って良いくらいに全部が全部。まったく正反対の事をしています^^;
これを私は偶然だとは思いません。
明らかに意図的に。そうなるように仕向けられたのだろう。と私は考えています。
そして、そうなるように仕向けたのは間違いなく中国のエスタブリッシュメント。
習近平に反発する反習近平派の権力者達である事は疑いようがありません。

この事実を見れば反習近平派。その彼らが習近平を傀儡とする事。
それが実行可能なだけの極めて大きな影響力を持っている事は確実です。
でも、それをそのまま額面通りに受け取る事は出来ません。
と言うのも、習近平が日米同盟と対立してしまったからです。
習近平の行動を操作出来るのならば、日米同盟との対立だけは絶対に回避します。
日米同盟と本格的に激突したら、習近平どころか自分達まで破滅してしまうからです。

だから、仮に習近平を傀儡にしているのであれば。
必ずや習近平の手綱を引くはずであり、どうしても習近平が従わないのならば。
迷わず習近平を排除して、別の誰かに代えれば良いだけの話です。
それなのに習近平は排除されず、日米同盟との対立も継続している。
この状況を見れば、習近平は傀儡になっているのではない事。
ある程度の自由意思を習近平が持っている事と同時に。
その状態を反習近平派などの権力者達も黙認している。と言う事になります。

そして、この場合における黙認とは
従来の支配体制。中国共産党による一党独裁体制を維持するつもりが無い。・・・と、
そのように解釈する以外には無いだろうなぁ。と私は考えております。


うん。この事実は非常に重いだろう。と私は思いますねぇ。
今の中国。現在の支配体制を残そうとするのならば、習近平を排除するしかない。
別の有能な誰かに代えて、体制を維持するために努力をする以外にはありません。

繰り返しますが、習近平は日米同盟と対立していますからね?^^;
アジア最強国家たる私達日本。世界最強国家たるアメリカ合衆国。
この二つを同時に敵に回している時点で中国。習近平の命運は尽きています。
ですので、現在の支配体制。中国共産党の一党独裁体制を維持するのであれば。
今すぐにでも習近平を失脚させて、排除する以外には無いんです。

しかし、事ここに及んでなお習近平は排除されず、新しい別の誰かに代わる事も無い。
誰一人として現在の支配体制を守る事。維持するための努力をしていないわけです。
この事実を見る限りは、中国の権力者達は中国を見捨てた。と結論付けるしかありません。
従来の支配体制が続かない。と見切りをつけて中国が崩壊してしまう前に。
その前に彼らの多くが中国から一目散に逃げ出す。と言う事なんだと思います。
つまり、習近平は傀儡では無くて単なる囮でしかないのでしょう。
日米同盟と対立しているために、習近平に敵意が集中するはずだから・・・ってね。



最後に三つ目。
これは中国の一般国民について、です。
現在の中国国民の大多数は、現状がいかに危機的な状況であるのか。
まったくもって理解していません。
習近平などの権力中枢はバカしかいない。中国共産党などの権力者達からも見捨てられた。
これから先の中国は間違いなくズタボロになるまで崩壊して、破滅する事になります。
この現実について、中国国民は正しく理解しておりません。

いやまあ、理解する能力が無い。とは私も言いませんよ?^^;
中国人は優秀です。私のようなチンピラ風情よりも遥かに優秀です^^
ですが、現実を直視していないと思います。理解出来ないのではなくて、理解したくない。
・・・と言う形で中国国民は現実逃避をしているのが実情です。


ここで注目するべきは、中国には愛国心と言う言葉が無い。と言う事です。
すなわち人の心と言うものが無い状態なんです。
そのため国家全体。社会全体。国民全体のために行動する。と言う高度な事が出来ません。
まあ、この原因についてはね。
習近平を筆頭に、中国の権力者の誰もが自分の事しか考えていないわけで。
それが原因で一般の中国国民が自分の事しか考えられなくなった。と思いますけど。

でも、だからと言って私は中国人を同情する気にはなれません。
その理由は、救国の英雄たる劉暁波さんが出現していた事などを考えるのならばね。
現在の中国国民は民主主義を導入し、民主化する事が可能なだけの実力はあるわけです。
にもかかわらず、民主化出来ない。習近平と言うようなバカ一人排除出来ない。
偉大な指導者となるべきはずの劉暁波さんを見殺しにしてしまう。
自分達の平和と未来を守るために立ち上がる事も出来ない。と言うのは・・・。
これは、中国人の甘え以外の何物でも無いからです。

自分達の祖国すら自分達で守る事が出来ない。と言う事実は、
どれほど中国人。中国国民が劣悪であるのかを証明する事だと思います。
 自分達の平和と未来を守ろうとしなかった人間の末路は、恐るべき悲劇となるだろうなぁ。
・・・と言うのが私の個人的な結論となるわけで御座います。



このように今の中国と言うのは権力中枢も。権力者達も。中国国民も。
誰もがみんな自分達の事ばかり考えて、国家存亡の危機を救おうとする動きを見せない。
習近平が毛沢東のような絶対的な独裁者として君臨するわけでも無く。
従来の支配体制。中国共産党の一党独裁体制を維持するわけでも無く。
独裁体制を終わらせて中国を民主化させる・・・わけでも無い。

そんな中で明らかに中国の限界は差し迫っていると言うのに。
相変わらず習近平の失政は続いており、それを権力者。有力者達は黙認し。
中国国民も立ち上がって戦おうとする素振りもサッパリ見せない。
このままグタグタになって中国が崩壊するだろう。と言う未来の予想は。
最も妥当な可能性なんじゃないかなぁ。と私は考えているわけです。


とまあ、今回はここまでにしておきましょう。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[4回]

27 . April
さてさて。前回は中国のまとめの話でしたね^^;

今の中国では軍事。経済。外交などの全てがボロボロ。
当然ながら、これらをまとめるはずの安全保障もガタガタ。
そんな状態でトドメを刺したのが東南アジア諸国と交わした裏交渉です^^;
約束を守れば中国は物凄く困窮して、自国民から搾取する以外には無くなります。
逆に約束を破れば、国際社会での信用が失墜し完全に世界から孤立します。
どっちを選んでも致命的であり、どうやっても中国の崩壊は避けられません。


それと、もう一つの話が中国国内の反習近平派の話でしたね^^;
現在の中国における反習近平勢力がどの程度であるのか?
言い換えれば、習近平が掌握している権力はどの程度であるのか?
この事について論じている方々と言うのは多くないんですけど・・・。

まあ、一つの常識的な。当たり前の話と致しましてね。。
今の中国を論じる上で習近平の現状を正しく理解する事は、非常に重要です。
一つの現実問題として、習近平の地位は低く持っている権力は弱い。
それは裏を返せば、その分だけ習近平に反発する勢力。
反習近平勢力と言うものが、潜在的に大きいと言う事を裏付けるものであり。
そして、その事実は習近平が支配体制を確立させていない事。
現在の独裁者が中国を統治出来ていない事を明確に証明するものでもある。

んー。まあ、日本のメディアは親中派が多いみたいですのでね^^;
この点についてイマイチ報道される事が無いんですが。
しかしながら、今現在の中国。習近平の現状を冷静に判断するのならば。
この点を基本見解として対中戦略を組み立てる事。それが重要だと私は思います。


と言うわけで、本日からは中国の崩壊について。
その中でも今回は反習近平派の思惑。動きについての話で御座います。
それでは参りましょう^^

まず最初に一番重要な事を書きますとね。
今しがた書いたように、最高権力者である習近平は中国を統治出来ておらず。
つまりは、現在の中国には明確な統治者が存在しない。と言う状態なわけです。
ええ。そうですとも。
中国は紛れもなく独裁国家であるはずなのに、その独裁者が不在なんです^^;
今の習近平では実力が低過ぎて独裁者として君臨出来ていませんからねぇ。
それゆえに安全保障戦略。目指すべき目的が明確にならず。
結果として全ての分野がバラバラに動き、中国全体が混乱しているんです。

さらに言えば、明確な独裁者がいない事による集団指導体制。
かつての江沢民さんのような支配体制が実行されている・・・わけでも無い。
あくまでも習近平は自分一人に権力が集中する支配体制を目指しており。
そのために習近平と肩を並べるだけの権力者が他にいないのが実情です。
にもかかわらず。
その習近平は、未だ完全な独裁者として君臨しているわけでもない。
すなわち現在の中国では、どこの誰に。どの程度の権力。影響力があるのか。
そんな一番重要な部分が極めて不透明な状態にある・・・わけです^^;


いやぁ~。これね^^;
他人事ながら、なかなかにビックリ仰天状態だと言えるでしょうねぇ。
だって、独裁国家なのに独裁者がいないんですよ?^^;
それどころか集団指導体制でも無いわけです。
つまり、独裁体制として基本的なトップダウンの権力構造。
それすら本当に成立しているか。極めて怪しい状況であり。
ハッキリ言えば、現在の中国政府が行政組織として機能しているかどうか。
そんな一番根本的な部分すら疑わしいだろう。と私には思われてなりません。

こうなった原因は、やっぱり習近平にこそあります。
最高権力者である習近平が実力不足で、右往左往しているがために。
様々な思惑が極めて複雑に交錯している状態にある。
そこに火に油を注いでいるのが習近平が抱えている無分別な野心。
分不相応にも毛沢東のような絶対的な独裁者になろう。・・・などと、
そんな習近平の限度を超えた大き過ぎる野心が、さらに事態を悪化させている。
ぶっちゃけ。
今の中国は何を基準にすれば良いのか。誰もわからない状態なんです^^;
それくらいに中国は物凄く秩序が揺らぎ、国内情勢が不安定化しているんです。


でまあ、これだけでも相当にヤバイ状況であると言いますのに。
そんな混乱した中で反習近平勢力としての動きだけは明確なんです^^;
習近平が毛沢東。中華皇帝となる事を認めない。と言う明確な意思。
ハッキリとした反発。抵抗の意思。その敵意だけは非常に鮮明になっているんです。
・・・誰もがみんな好き勝手に動き出しているのに。
その大多数の意思として、習近平が完全な独裁者となる事。
習近平の一人勝ちとなる事だけは明確に拒絶している、わけですね^^;。

・・・いやまあ、もしも習近平の支配体制が確立してしまえばね。
間違いなく自分達が粛清されて、殺されるだろう事が目に見えているので。
一定以上の権力者の誰もが、習近平の足を引っ張るのも当然と言えば当然ですし。
習近平自身が筋金入りのバカで、足を引っ張りやすい。と言う事実もね^^;
反習近平派の妨害工作に拍車をかけている。と思われます。


それで、ですねぇ。
このような中国の状況は、まさに戦国時代における下克上の一歩手前。
あらゆる秩序が崩壊しかけている状態だ。と言えるでしょう。
重ねて申し上げます。
独裁国家なのに明確な独裁者もいなければ、集団指導体制でも無い。
どこの誰に、どの程度の権力。影響力が明確では無い中で。
誰もがみんな習近平の権威を一切認めず、自分達の都合のままに動いている。
そして、それらの反発を抑え込むはずの習近平には、そうするだけの実力が無い。

んー。中国国内の問題を解決出来ない。反対勢力を排除。粛清出来ないから。
誤魔化すために国外に目を向けて、外に敵を作ろうとしている。
その結果として対外的な戦力の増強。軍事的な恫喝を繰り返している。と、
そう考えれば習近平の軍事戦略もわからなくはありませんけど・・・。
でも、そのために対立している敵が日米両国であり、日米同盟ではねぇ^^;
中国国内の反対勢力にすら勝てない輩が、一体何を考えて日米同盟に勝とうとするのか。
これでは習近平が超ド級のバカだ。と言う事の証明にしかなりませんもんねぇ。

うん。まあ、そういうわけですのでね^^;
いつ中国と言う国家が崩壊しても不思議ではない状態にある。と私は思います。



それで、もう少し踏み込んだ意見を書きたいと思います。

と言うのも、ここまで書いてきた事で一つの疑問が出てきました。
明らかに実力不足で一人では中国を統治出来ないのに。
それでも毛沢東。中華皇帝になる。などと分不相応な事を主張するバカ。
すなわち習近平のような人間が、なぜに最高権力者のままなのでしょうか?
なぜ失脚せずに、今に至るまで習近平は現在の地位に残っているのでしょうか?

うん。改めて考えれば実に不思議な話で御座いますね^^;
そもそも習近平には実力も無ければ、特別なカリスマ性があるわけでも無い。
どう考えても単なる凡人。凡夫である事は間違いありません。
しかも自分の領分を弁えない無謀な野心を抱える程度には、愚かな人間であるわけです。
だとすれば。
そんな習近平をさっさと引きずりおろして、別の誰かに代えよう。と、
そのような動きが出てくるのが当然であると思いませんか?^^;


先に書いたように今の中国は戦国時代になりつつあります。
今この瞬間にでも下克上が起こって習近平が失脚しても、私は別に驚きません。
逆に。
ある意味で当然だろうなぁ。とすら私は思うくらいで御座います^^;
実際に今まで習近平を失脚させるチャンス。機会と言うのは色々とありました。
それこそね。
無分別に軍事的恫喝を続けて、自殺行為も同然に日米同盟と対立する。・・・と、
これ一つだけで習近平を失脚させるには十分過ぎる理由ですからねぇ^^;
その意味でも習近平を失脚させる理由。大義名分には困らないだろう。と思います。

さて。それでは、なぜ習近平は失脚しかなかったのでしょうか?
どう考えても今の習近平よりは、他の誰かの方がマシであるはずです^^;
・・・なぜ他の誰かに代えなかったのでしょう?


それで、ここで私の意見を述べますと、ですねぇ。
一つの可能性として中国共産党。権力者の誰もが、現状の支配体制は限界である。・・・と、
そのように考えているのではないでしょうか?

仮に習近平から別の誰かに代わったところで、わずかに余命が延びるだけ。
根本的な話として中国の国家体制。支配体制には構造的な問題がある。
これは独裁体制である限りは解決のしようが無い。
もしも解させる手段があるとすれば、それこそ民主化するしかない。
しかしながら、もしも民主化してしまえば。
今まで好き勝手をしてきた自分達は必ずや怒れる中国国民から袋叩きにされる。
それは中国共産党。従来の権力者にとって破滅を意味するものです。
だから、民主化など出来るわけが無い。つまりは問題の解決が出来ない。
よって中国が崩壊する事は避けられない・・・わけです。


さて。そう考えた場合に中国共産党。従来の権力者達は何を考えるのか?
それは、いかに自分達が安全に逃げ出せるのか。
自分達の生命と財産を守りながら、どうすれば余生を無事に過ごせるのか?
そのような事を第一に考えるはずなんです。うん^^;

であればこそ、今の中国の状況下において最高権力者となる事。
習近平の代わりをする事など何の得も無い。絶対に割に合わない。
なぜならば。
中国が崩壊した際の最高権力者とは、全てを責任を背負う立場であり。
中国国民のあらゆる怒り。憎悪を向けられる事を意味するからです。
それはもう・・・とてつもない貧乏クジです^^;

既に終わりが見えているような。ごくわずかな時間での権威権勢を獲得するために。
そんな超特大級の貧乏クジなど誰も引いたりはしないはずです。


まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
中国共産党における全ての責任を習近平に押し付けて。
現在の支配体制が崩壊する直前に。さっさと逃げ出した方が賢明だ。・・・と、
今の中国の権力者。エスタブリッシュメント。既得権益層は考えている。
だから、習近平は失脚する事も無く。今現在も最高権力者の地位にあるのではないか?

習近平は色々な意味で極めて未熟で、無謀にも毛沢東を目指すほどの物凄いバカです。
それに加えて、これほど中国国内で習近平の支配体制に反発する動きがありながら。
それでもなお習近平が未だに失脚しない理由を探すとなると・・・。
こんな理由くらいしか私には思いつきませんでした^^;
つまるところ。
全ての中国共産党員にとってのスケープゴート。人身御供であればこそ。
あれだけバカ丸出しの習近平が未だに最高権力者で居続けている。
中国国民の憎悪の全てを受け止める都合の良い偶像。
陳腐な神輿として担ぎ上げられているだけではないのだろうか?

・・・と言う感じが私の予想になります^^;


あの、ですねぇ。
ちょっと予想以上に習近平が実力不足で、とことんバカだったので^^;
こんな輩を失脚させるなど余裕で出来るはずだ。
なぜ誰もやらないんだろう?・・・と私も長い間。ずーっと疑問だったのです。
その疑問に対する私なりの答えが、コレと言うわけで御座います^^;
まっ。そこそこ妥当な予想では無いかなぁ。と思いますが、どうでしょうか?

一つの可能性として、何かの参考にでもなれば幸いで御座います。いやはや^^;


それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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25 . April
ちょっと調子に乗って長く書きすぎてしまいました^^;
そんなわけで。
暇な時にでも読んで頂けたら、とっても嬉しいです^^



と言うわけで。
前回の話題は習近平が本物のバカである事と。中国が崩壊する事が確定した。
・・・と言う事でしたね^^;

何事も想定外。最悪を予想するのがセオリー。常道なんですけれど。
現時点において中国。習近平が何をしたとしても。
もはや中国の崩壊は避けられないだろう。と私は考えております。

まっ。元々ね^^;
そうなる可能性が一番高かったわけで、その意味では大方の予想通り。
想定内の形で中国。習近平が動いている。と表現してもよろしいでしょう。
んー。根本的に安全保障戦略が存在しない。と言う時点でね^^;
習近平の経済戦略だろうが。軍事戦略だろうが。外交戦略だろうが。
その全てが失敗するだろう事と言うのは、最初から決まっていた。と言えば。
まあ、そのとおりなんですけどねぇ。ホントにさ^^;


まっ。そういうわけで本日の話題です。
本日の話題は、今まで書いてきた事の総括。まとめの話にしたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に改めての確認です。
今しがた書きましたように、現在の中国は軍事。経済。外交。
あらゆる分野の国家戦略においてガタガタの状態にあります
うーん。個別で判断していくと、必ずしも悪手と言うわけでは無いんですが。
総合的に。全体的に判断すると、もう完全にガタガタでバラバラなんです^^;

あの、やっぱりね。
一番上の最高権力者の意思。方針が明確に定まっていない事が致命的です。
規制緩和か規制強化か。国内か国外か。融和か圧力か。
誰と仲良くして誰と戦うのか。前に進むのか後ろに戻るのか。
独裁か民主化か。自由経済か統制経済か。
今後の中国がどうなっていくのか。
そんな一番基本的な事で一番重要な事が中国人の誰にもわからない。
なぜならば、それを決めるはずの習近平もわかっていないからです^^;

でまあ、目指すべき目的が誰にもわからないものだから。
それぞれが最良だ。最善だ。と思われる事を個別に実行するがゆえに。
今現在のように中国の全ての国家戦略がバラバラになっているわけであり。
一般的に。表面的に判断するのならば、このような結論になるかと思います。


それでまあ、このブログは安全保障のブログですので。
もう一歩踏み込んだ意見を書きますと、ですねぇ^^;
今の中国は個別に。バラバラに動いているように見えて・・・。
実は明確な思惑があるんです。
すなわち習近平の足を引っ張って、失敗させる。と言う思惑です。
これは以前から書いてきた中国国内の反対勢力。
反習近平勢力による思惑である。と言えるでしょうねぇ。うん^^;


んー。まあ、今回の話題はまとめの話になりますのでね^^;
改めて一つ一つ書いていくわけで・・・うーん。経済の話から書きますとねぇ。
今の中国は以下の二つのうち、どっちかを選ぶ以外には無い状況です。

民主化する。と言うのなら規制緩和。自由主義経済であり。
独裁のままだ。と言うのなら規制強化。統制経済です。

大雑把ではありますが、今の中国が実行するべき経済政策は二つ以外には無く。
コレ以外の事を実行すれば確実に失敗する状況あると言えます。


と言うのもね^^;
独裁体制での自由主義経済を実現する。と言う従来の方針では限界だからです。
うん。この点については中国人の方々が一番良く理解していると思います。
もし仮に。
今以上に中国経済を発展させようとすれば、今以上に経済を自由化をする以外には無く。
そして、今以上の経済の自由化を実行するとなれば。
それは必然的に中国の民主化を前提とする事になります。

この理由は何度も書いていますが、至極単純に中国共産党よりも中国経済界。
民間企業。中国国民の方が大きな力を持つ事になるからであり。
そうなれば間違いなく国民権利の拡大。民主化の台頭に繋がるはずだからです。
であればこそ。
今の中国が規制緩和。経済の自由化を主張するのであるのならば。
中国の民主化が大前提であり、独裁体制が終焉する事を意味するはずです。
もしも中国が民主化を前提としない中途半端な経済の自由化を主張しているのであれば。
その主張は単なる絵空事でしかありません。
最初から騙す事を前提としている物凄く大きなウソだと言う事になります。

そんな愚かな事を主張するのであれば、中国は世界中か嘲笑された挙句。
世界の誰一人として二度と中国を信用しなくなる事でしょう。
・・・国際社会からの信用を失う事とは、どんな意味であるのか?
それは今の韓国を見れば明らかであるかと思います。


とまあ、そういう点を考えましてもね。
今現在に中国が実行している規制緩和。経済の自由化は不自然なんです。
民主化を前提としない経済の自由化など不完全であり、極めて不誠実です。
信頼を失うには十分過ぎるくらいには悪手だと言えます。
こんな中途半端な事をするのならば、迷わず統制経済に逆戻りするべきでした。
厳格な規制強化による統制経済を実施し、無理やりにでも経済を安定させ。
中国国内の不安定化を回避する道を選ぶべきだったと思います。
うん。そうですね。
習近平の支配体制強化。権力基盤を盤石とする事を第一に考えるのならば。
今しがた書いたように統制経済を選ぶ以外にはありません。
そもそもの話としても、こんな不完全な自由化を実行してしまえば。
逆に中国経済の不安定化により習近平の支配体制が揺らぐ事になるでしょう。


にもかかわらず。
あえて今の中国が規制緩和。経済の自由化を実行する理由を考えれば、これまた二つ。

一つは、中国を民主化させようとする勢力がいる場合。
経済の自由化をゴリ押しする事でも、中国を民主化する事は可能です。
無論。それ相応の混乱は伴いますが、長期的に見れば民主化と自由化は必須。
今の中国にとって、これ以上にベストな選択肢は他にありません。
・・・もしも中国に愛国心を持ち。
滅びゆく己の祖国を救わんとする中国人が画策した結果であるのならば。
私は中国と言う国家。国民に対する評価を大きく引き上げようと思います^^
ただ。
こちらの可能性と言うのは、望み薄であるかと思います。
我ながら、ちょっと楽観視に過ぎる希望的な意見ですからねぇ^^;
もしも民主化勢力が中国国内にいて、これだけ明確に行動出来るのであれば。
救国の英雄たる劉暁波さんが亡くなられる事は無かったはずですから・・・。

あの劉暁波さんが見殺しにされた時点で、中国国内の民主化勢力は極めて脆弱。
まったくもって期待する事は出来ない。と考えるのが妥当であるかと思います。


と言うわけで、私が現実的に重要視しているのが残る一つの可能性です。
すなわち習近平の支配体制を否定する勢力がいる場合です。
先に書いたように習近平の支配体制を強化。盤石とするのであれば。
習近平は迷わず規制強化。統制経済を実行するべきでした。
それにより中国経済が停滞。衰退し、市場規模が縮小する事になったとしても。
中国経済の安定は確保され、中国国内が不安定化する事は無くなりますし。
それは結果として習近平の支配体制を確立させる事でもあるからです。
つまるところ。
裏を返せば完全に逆の意味として受け取れるわけです。

規制緩和。経済の自床を実行する事で中国経済は安定せず。
中国国内が不安定な状態に陥り、習近平の支配体制もまた不安定なものになる。
毛沢東の再来。文化大革命の再来を未然に阻止する。・・・と、
そんな意図を思った反対勢力。反習近平勢力が確実に中国国内に存在している。

「必ずしも習近平の支配体制を全面的に認めているわけではないぞ」

・・・と言う意思表示を暗に示している。とも解釈出来るわけです。


ね?

だから、何度とも言っていますけど習近平が戦うべき相手は日米同盟じゃない。
日本やアメリカと無駄に争っているよりも、それよりも優先するべき敵。
排除しなければならない敵が中国国内に残されているわけです^^;
今の中国の規制緩和。経済の自由化と言うのは、その証明でもあるんです。

改めて確認しておきますけれどね。
習近平が毛沢東。中華皇帝を目指すのであれば支配体制を強化する事。
中国国内での権力基盤を不動の如く盤石にする事が第一です。
そして、そのためであれば迷わず統制経済を実行するべきでした。
なぜならば。
民主化を伴わない経済の自由化では、今以上に中国経済が発展する事は無く。
むしろ中途半端な自由化は経済のみならず。中国国内を不安定化させます。
しかし、だからと言って民主化を含むほどに本格的な経済の自由化を実行すれば。
必然的に習近平の地位と権力は失われる事になってしまうからです。
よって。
習近平の立場であれば、どう考えても経済を自由化する理由が無いし。
どう考えても統制経済を選ぶ以外には無いはずなんです。


まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
現在の中国における経済戦略。経済政策と言うのは。
習近平とは別の意思によって決定されているか。
もしくは、そうなるように裏で糸を引いている誰かがいる。と言う事です^^;

もし仮に習近平自身が規制緩和。経済の自由化を決定したのだとしたら。
そうするように提案した誰かさんは、確実に習近平の支配体制が揺らぐように。
経済を含めた全ての分野で何も知らないバカ丸出しの習近平を唆して。
失敗して、失脚するように仕向けている。・・・と言えるでしょうねぇ^^;

この一点から見ても中国国内の反対勢力。反習近平勢力は極めて強力です。
しつこいようですが、習近平が戦うべき相手は日米同盟ではなく彼らです。
そんな基本的な事がわからないようでは、
習近平は永遠に毛沢東にも中華皇帝にもなれなし、確実に失脚して破滅する事でしょう。


それで、ですねぇ。
この経済の場合と同じ事を軍事の場合でも指摘出来るんです。
習近平の支配体制を確立する事。
それを第一に考えるのであれば、中国国内こそ軍備増強するべきだったんです。
そして、その圧倒的な軍事力を背景として中国国内を完全に支配する。と、
そうする以外に習近平が絶対的な独裁者になる手段など無いはずだったんです。

にもかかわらず。
習近平は国外を優先した。日米同盟と対立する事を選んでしまった。
国内での対立を恐れたから。敵対者を排除する度胸。覚悟が無かったから・・・とか。
まあ、色々と理由は予想出来るんですけど。肝心な事は間違っている。と言う事です。

無駄に日米同盟と対立したがために対外的な戦力の拡大。
海軍を増強した挙句に空母まで建造しました。・・・本当に失策だと思いますね。
中国国内の軍備増強が後回しにされてしまった分だけ。
その分だけ習近平の支配体制は揺らぎ、脆弱になる事は避けられなかったんです。
これで、さらに空母の数を増やしてしまえば。
それだけアジア地域以外の他地域にまで海軍戦力の大半が派遣される事になり。
中国の軍事力が分散される事が確定するわけです。
・・・軍事力の低下は、そのまま習近平の影響力の低下に直結します。
ですから、習近平が今まで以上に肩身の狭い状態になる事は間違いありません。


また、より根本的な点を指摘すれば。
そもそも話としても、中国では日米同盟には勝てません^^;
中国がアジア地域における影響力を拡大させたいのであるのならば。
軍事以外の手段を模索するべきだったのであり。
日米同盟と対立するどころか。
日本やアメリカとは良好な。友好関係を構築するべきだったのです。
その状態を維持しつつ、確実に勝利出来るチャンスを待つべきだったのです。
・・・以前にも書きましたが、鄧小平が提唱した韜光養晦の安全保障戦略。
これを断じて変えるべきでは無かったのです。

おそらく。
中国政府中枢。中国共産党でも、これを理解していた人はいたはずです。
うん。中国の安全保障戦略を考えれば、これこそが絶対に正しいですからね^^;
それなのに誰も習近平には教えなかった。忠告しなかった。
・・・まあ、余計な事を言って粛清される事を恐れたのかもしrませんが^^;
でも、それ以上の理由としては、やはり習近平の自爆を狙ったから。
つまりは、誰もがみんな習近平には失敗して欲しい。と思っていたから。
そう考えるのが妥当な気もしますねぇ。
すなわち習近平が本当に毛沢東。中華皇帝になってもらっては困るから、です。
・・・どんだけ反習近平勢力は残っているんでしょうねぇ。ホントにさ^^;



とまあ、このように経済も軍事もガタガタな習近平ですけれど。
これに加えて前回に書いた話が出てくるわけです。
南シナ海における軍事演習のために東南アジア諸国に提示した条件。
破格の好条件で黙認させた一件が中国。習近平にトドメを刺すわけです。
それで、ここで一つ視点を変えまして。
東南アジア諸国の立場から話を進めていきますと、ですねぇ^^;

先の中国軍による南シナ海での大規模な軍事演習について。
どのように東南アジア諸国は考えているのか?・・・です。
既に書いたように中国側から破格の好条件を提示されて、
演習に対する黙認。中立の立場となるように要請されているはずです。

その条件を額面通りに受け取って、いやぁ~。ラッキーだった!
・・・と考える人がいるのならば、それならそれで良いんです^^;
「愛している」とフィリピンのドゥテルテ大統領みたいに純粋と言うか。
お茶目な人もいるわけですからね。それはそれで良いんですけど^^;

でも、もう少し頭が回る人なら次の事を考えるはずです。
これは中国の空手形ではないか?これだけの約束を本当に中国は守るのか?
もしかしたら、土壇場になって約束を破るんじゃないのか?・・・です。
さて。そう考えた東南アジア諸国の人々は何をするのか?
言わずもがな。中国と約束した裏取引の情報を全てアメリカに流すんです。
・・・うん。私だったら絶対にそうしますもん^^;


そもそも東南アジア諸国は軍事的恫喝を続ける中国の脅威を感じていました。
これに対抗し自国を守るためにアメリカ。日米同盟を頼っていたんです。
日米両国はシーレーンの確保のためにも東南アジア諸国の要請を快諾し。
実際に中国と真正面から激突する事になっていたわけです。

そんな状況があるにもかかわらず。
中国から破格の好条件を出されたとは言え、それにホイホイ応じるようでは。
あるいは、日米両国から裏切った。と思われるかもしれません。
そんな事になったら大変です。いざと言う時に日米同盟は守ってくれないかもしれない。
何よりも。
どんな破格の好条件でも、それを中国が約束を必ず守ってくれるとは限らない。
ここは一つ保険を掛けておくべきだ。
中国との裏取引。その一切合切の情報をアメリカに流す事で。
自分達は決して日米両国。日米同盟を裏切っていない事を示しておこう。

・・・です^^;


とまあ、ここまで出来て合格点でしょうね。
これが出来た国家の中から、今後の東南アジアをけん引するリーダー格。
ASEANの舵取りを担う国家が出てくる事でしょう^^
ともかく。
東南アジア諸国からアメリカに。アメリカから私達日本に。
全ての情報は筒抜けになっているはずで御座います^^;

だから、です。

だから、私達日本もアメリカも東南アジア諸国に文句を言わなかった。
もっと日米同盟に協力しろ。とか。中国に対して批判の声を上げろ。とか。
そんな事を言わなかったんです。
なぜか?
情報通りに東南アジア諸国に対して中国が約束を守ろうとすれば。
それだけ中国が破綻する事が容易に予想出来るから。
また、中国が約束を破ったのならば、
その時には東南アジア諸国が完全に中国との手を切るだろうから、です。
そんなわけで。
中国は戦う前から負けている。そのとおりになったわけです。うん^^;

・・・んー。最近の日本政府は情報収集に熱心だったりするのでね。
わざわざアメリカから情報を受け取る前に。
もう大体の事は日本政府も把握していたかもしれませんけどねぇ。
この手の地味でコツコツやる仕事って日本人は得意ですから^^


それで、そんなこんながありまして。
いよいよ中国が崩壊した後の話。となるわけで御座いますね。
ここからが日米両国。日米同盟におけるアジア戦略の本丸になるわけです。

と言うわけで、本日はこれで失礼させて頂きましょう。
ちょっと長くなってしまって、ごめんなさい。いやはや^^;



それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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23 . April
さてさて。前回は具体的な中国の軍事戦略の話題。
いかに今の中国。習近平がテキトーに軍事戦略を組み立てているのか。
・・・と言う話題でしたね^^;

うん。そうなんです。
一般人の。チンピラ風情の私ですら、あそこまでボロクソに批判出来るくらいには。
中国が展開する現在の軍事戦略と言うのは、致命的な欠陥を伴っているわけです。
もう本当にね^^;
呆れてしまうくらいテキトーに。行き当たりばったりで動いているんですよねぇ。
まったくもって習近平の頭は悪過ぎるし、中国は国家として弱過ぎます。
この中国。習近平の実力の無さ。いい加減さ。ダメさ加減と言うのは、
アジア最弱国たる韓国と良い勝負であるだろう。と思いますね。ホントに^^;


と言うわけで。
本日は前回の続きを書きたいと思います。
それでは参りましょう^^

それで早速ですが本題に入りますと、ですねぇ。
前回の文面を見て疑問に思われた方々がいるかと思います。

つまりは、中国海軍の増強が間違っているのなら、間違えさせれば良い。
空母を建造したらダメ。と言うのならば、建造させれば良い。
すなわち戦う前から負けている。・・・のであれば、そのまま負けさせれば良い。
わざわざ懇切丁寧に間違いを指摘して、教えてやる必要は無いはずだ。

・・・とまあ、そんな風に考えられた方々もいるでしょう。
実に正論で御座いますね。それこそが道理だろうなぁ。と私も思います^^
いやまあ、私も当初の段階ではそのように考えていたんです。
中国の軍事戦略がガタガタで使い物にならないなら、そのままにした方が良い。
その方がアジアの平和。世界の平和にとって好都合だ。・・・ってね^^;
ですが。
最近の中国の動きを見る限り、少しばかり私も考えを変えたんです。
つまり、どんなに丁寧に教えようが中国が崩壊する事が確定した。・・・です。


うーん。一応ですが参考程度までに書いておきますとね^^;
実を言えば万が一の可能性として。
中国が崩壊しなかった場合を私は考えていました。
すなわち習近平の支配体制が、奇跡的に盤石になった場合の可能性です。
・・・いやまあ、ほぼゼロだろうなぁ。とは思っていましたけど^^;

でもまあ、完全にゼロじゃないので。私も一応の警戒はしていたんです。
このブログでも何度も書いてきましたが、習近平が自分の目的と言うか野望。
身勝手極まる妄想が実現する手段としては以下のとおり。

権力の一極集中化を実行。軍事力を背景とした強権的な統治。
各種規制強化による管理社会の実現。中国国内における反対勢力の排除。粛清。
やがては文化大革命の再来。恐怖による統治の実現・・・です。

とまあ、非常に大雑把ではありますけれどね^^;
習近平が望みをかなえるのだとしたら、これらの事を実行する必要があります。
しかしながら、現在の中国を見る限り。
これらの事は非常に中途半端な状態で放置されているのが実情です。
うん。そうですね。
あれだけ大々的に毛沢東。中華皇帝になる。などと宣言しておきながら。
習近平の言動は非常に中途半端であり、まったくもって煮え切らないものです。
かつての毛沢東と比較すれば、極めて習近平の地位は低く権力は弱い。


・・・もし仮に毛沢東と習近平が同等であるのならば。
国家主席の任期撤廃なんて、そんな遠回しな事はしません^^;
自分に反対する者は容赦なく粛清する。と堂々と宣言しているはずであり。
それでこそ習近平の目的。野望である毛沢東。中華皇帝であるからです。
いや、本当に任期撤廃ってさ。どこの誰に遠慮しているんですか?^^;
誰かの顔色をうかがう独裁者って、あまりにも立場が弱過ぎますからねぇ。

また、軍事力を背景とする強権的な統治についても、軍拡は中国国内ではなく。
なぜか中国国外を想定した軍備増強が実行されている。
経済に至っては正反対。規制緩和による自由化を提案している始末です。
こんな状態では中国国内の反対勢力。
潜在的に存在するだろう反習近平勢力を排除。粛清する事は出来ませんし。
反対勢力を一掃しない限り毛沢東。中華皇帝になるはずもなく。
習近平の目的。野望が実現する事はありません。


それで、ちょっとネタバレなんですけど。
この状況について私は無駄に色々と。物凄く複雑に考えていたんです。
もしかしたら、これは習近平による高度な戦略だろうか?・・・ってね^^;

想定と正反対の事をして、自分の思考を簡単に予測させないつもりか?
中国国内ではなく、あえて国外に目を向ける事で敵の油断を誘っているのか?
日米同盟と対立するのは、日本やアメリカすら罠にかけようとしているのか?
だとすれば、習近平は中国どころか。
最初からアジア情勢の激変を狙っているのか?そんなイチかバチか。
まさに玉砕か一挙大勝か。そんな大博打が出来るほどの人物なのか?
そこまでの準備を・・・習近平は密かに終わらせていたと言うのか?

・・・とかね^^;
まあ、色々と私も考えたもので、白状すれば混乱した事も多々ありました。
習近平は一体何を考えているんだっ!?・・・と、
そんな風に頭を抱えて苦悩した事もあったわけで御座います。ナハハハ^^;

ですが、それほどまでに習近平の動きは不可解だったんです。
単なるバカと言ってしまえばそれまでだけど。
でも、そんなバカが最高権力者になれるのか?
そんな政治のイロハも知らない人間が、中国の頂点に立てるものなのか?と、
そのような当たり前の思考が随分と邪魔をしてくれた・・・わけです^^;
しかし、ここに至りまして、ようやく私も結論を出しました。
習近平は筋金入りの。疑いようの無い本物のバカで御座います^^;


んー。まあ、そうですねぇ。
習近平が日米同盟と対立する事が必ずしも間違いだ。とは言いませんけれど。
それでもセオリーとして。常識的に考えるのならば。
まず第一にするべきは中国国内での支配体制の強化。権力基盤を盤石とする事です。
名実共に毛沢東になる事こそ真っ先に目指すべきであるはずなんです。
うん。そうですね。
どこの誰が考えても、これこそが習近平が最初に実行するべき事であり。
自分の支配体制が確立し不動なものになるまでは、日米同盟との対立はおろか。
逆に日本やアメリカとは可能な限り良好な関係を維持しようとするはずです。
これが一般的な思考による言動であり、道理であるはずです。

そうだと言うのに習近平は、自分の支配体制が確立する前に国外に目を向ける事。
ましてや日米同盟と対立する。などと言う完全に自殺行為を実行したわけです。
これは自ら内憂外患の状態とする恐るべき愚行。大失策で御座います。

いやぁ~。改めて考えてみましてもね^^;
あまりにも非常識過ぎて、何か裏があるんじゃないかなぁ?
・・・なんて。そんな事を考えてしまったわけなんです。
本当の本当に。私は無駄な努力をしていたと後悔しています。ナハハハ^^;


まっ。私のグチは今は置いておくとして、本題に戻りますとね。
先に行われた南シナ海における中国軍の大規模な軍事演習。
それに対する東南アジア諸国への態度を見て、中国の崩壊を私は確信しました。

中国海軍の増強。空母の建造。日米同盟との対立。

習近平が国内の支配体制。権力基盤を盤石としないままに。
これだけ対外的な軍拡を推し進めるだけでも致命的だったわけですけれど。
今回の軍事演習に対する東南アジア諸国への裏工作。
おそらく多額の賄賂。資金援助。経済支援により黙認させた一件については。
まさしく中国。習近平にとって息の根を止める一撃。
トドメとなる出来事だ。と表現しても間違いではありません。


あの、ですねぇ。

もしこれが通常の経済支援の場合なら、まだ私も判断を保留しました。
中国の経済支援には必ず裏があります。
その裏取引。水面下での交渉次第では、中国にとってプラスになるかもしれない。
そのように考える余地もあったからです。

しかしながら、今回の経済支援は明らかに違います。
経済支援の裏取引が中国の軍事行動に対する黙認。中立の立場を維持する事。
それが条件であるのならば・・・なるほど^^;
確かに東南アジア諸国は喜んで中国の軍事行動を黙認する事でしょう。
それと引き換えの経済支援が莫大であるはずだからです。
・・・たぶん中国側。習近平は破格の好条件を提示しただろうと思われます。

ですが、東南アジア諸国はそれで良いとしても。
果たして中国。習近平は何か一つでも得るものがあったのでしょうか?
どれだけ海軍を増強したところで、一朝一夕では日米同盟には勝てず。
軍事的な手段で影響力を拡大する事など出来ない。
日米同盟がある限り軍事的な手段での影響力の拡大は不可能だからです。
それに、これも前回に書きましたが日米同盟は習近平が独裁者となる事。
その支配体制を否定した事はありません。
それは中国の内政問題であり、そんなもので動くほど日米同盟は軽く無いからです。

となれば、そもそも習近平には日米同盟と戦う理由が無かったはずです。
少なくとも、現時点においては絶対に存在しないだろう。と私は思います。
そして、そんな無駄な事にカネと時間を使うくらいであれば。
中国国内での支配体制。権力基盤を盤石とするために使うべきだったんです。


んー。まあ、習近平としてはアジア地域における影響力を拡大する事によって。
中国が大きな利益を獲得した。と言う成果を獲得するつもりだったんでしょう。
これを大義名分として毛沢東のようなカリスマ性を確保しよう。・・・とか。
そんな感じの思惑があったのかもしれませんけれど。
でも、そうだとするのならば。
あえて軍事的な手段に固執する必要は無かったはずなんです。
そんな無謀な事で日米同盟と対立するような凄まじいリスクを抱えなくても。
影響力を拡大させる事くらい十分に出来たはずなんです。

・・・さっさと習近平は尖閣諸島から手を引くべきでした。


本来なら1円でも節約するべき時に、これだけ恐ろしく無駄な浪費をした以上。
もはや中国は耐えられません。
仮定の話ですが、厳格な統制経済を実行して、無理やり中国国内を安定させる。と、
その決断を習近平が実行していたのならば、まだ幾分か延命出来たかもしれませんが。
今の中国は正反対の規制緩和。経済の自由化を主張しているわけです。
だとしたら、これから発生する経済の不安定化には絶対に耐え切れない。

海軍増強。空母建造などであれば中国の一存で是非を判断する事が出来ますが。
東南アジア諸国との外交については、中国の意志一つでは決められないし。
その約束を守るか。破るか。どちらの場合でも中国は確実に混乱するでしょうねぇ。

東南アジア諸国との約束どおりに金を支払って、中国が困窮する事も問題だし、
逆に約束を破って関係悪化。最悪の状態になる事も問題です。
念のために確認しておきますが。
ここで中国が約束を破ったら、東南アジア諸国は迷わずアメリカ陣営に傾きます。
もう中国から利益は獲得出来ない。仲良くしても無駄だ。と判断されて、です。

そして、この東南アジア諸国の動きは全世界にまで波及します。
中国の国際的な信用は地に落ちて、世界から孤立する事は避けられません。
・・・まっ、韓国と同じ立場になるでしょうねぇ。間違いなく。


以前にも書いた事ですが、今の中国の状態と言うのは。
お金が出ていく理由は山ほどあるのに、入ってくる理由が何一つ無いんです。
近いうちに中国は必ずや火の車になりますし
そうなったら軍隊を動かすお金。軍事費の確保すら困難になるでしょう。
ヘタをすれば、空母どころか軍隊それ自体を運用出来なくなります。

その場合に中国政府。習近平が出来る事としては。
十中八九。中国国民から問答無用で財産を絞り上げる事だけですけれど。
それを実行するだけの実力が習近平にあるのかは・・・極めて疑わしいです。
今のように自由化なんて生ぬるい事をやっている限り。
怒り狂った中国国民を抑え切る事など不可能であり。
そうなってしまえば、毛沢東と同じ手法を実行する以外にはありません。

言わずもがな。
この中国国民から財産を絞り上げる。と言うのはどうするのか?と言えば。
至極単純に共産主義革命の大義名分で、私有財産は国家の敵。国民の敵だとして。
富裕層から身ぐるみ剥がそうとするはずであり、まさに文化大革命の再来です。
・・・実に面白くもない話で御座います。本当にね。


とまあ、こんな感じで本日は切り上げましょう。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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