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08 . July
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08 . October
さて。そう言うわけで前回は日ロ関係に対するアメリカの主張。
それがどれほど理不尽で筋違いのものであるのか。と言う話でした。

うん。まあ、根本的な事を指摘しますと。
アメリカの軍事費削減と対ロ制裁と言うのは両極にあるものであって。
どう考えても両立するものじゃない。・・・と言う事になりますよねぇ。やっぱり^^;
と言うのも、ですねぇ。
そもそもの話としてアメリカの軍事費削減は現状維持を前提とする事に対して。
対ロ制裁は現状の変更を前提とするものであるからです。
一言で言ってしまうと・・・アメリカの国家戦略って完全完璧に矛盾しているんです。

そんなわけで軍事費削減と対ロ制裁を両方同時に実行している限り。
両方とも確実に。まず間違いなく。絶対に失敗する運命にあるわけなんです。
うん。申し訳ありませんが、どちらの国家戦略であっても。
最終的には失策。失敗だった。との評価がアメリカ国内で容赦なく下されるはずです。

軍事費削減をやめて対ロ制裁を実行するか。
対ロ制裁をやめて軍事費削減を実行するか。
・・・どちらかに決めるべきだったのに、どっちも中途半端にして失敗してしまった。
これは後々まで語り継がれるほどの典型的な失敗例です。きっと教科書に載るでしょう。
それくらいには、誰にとってもわかりやすい失敗になります。


うーん。本当にオバマ大統領の不幸と言うのは、まともな戦略担当官。
安全保障に関する常識を持った人間が政府中枢に一人もいなかった事です。
・・・いや、私も信じられませんでしたからね^^;
まさか。
こんな超ド級のバカしかアメリカにはいないのか。
目先の損得に振り回されるだけのバカが世界の超大国を動かしているのか。・・・と、
私も同盟国の国民として、頭を抱える以外にはありませんでした^^;

本当に・・・正直な事を言いますと、私も今でも信じられないくらいです。
うん。もしかしたら、わざとやっているんじゃないか?
アメリカの政府高官って、本気でアメリカを滅ぼそうとしているんじゃないか?
みたいな。
そこまでの事まで考えてしまうくらいに、今のアメリカの安全保障戦略はガタガタです。
あの、もう本当に冗談じゃなくて。
これほど劣悪な人間が権力を掌握しているようでは、遠からずアメリカは滅びるでしょう。


あっ。そうそう。まあ、さすがに私も無いとは思いますけれど^^;
それでも一応。
念のために言っておきますけれど、私は前回の文面で。

「プーチン大統領さえいなくなってしまえば、アメリカが負ける要素など何も無い」

・・・と書きましたけれど。
だからってプーチン大統領を暗殺しよう。なんて馬鹿な事は絶対にやめて下さいませ。
それは本当に。マジでやめてくれ。

そんな事をしたら、それ一つをキッカケに容赦なく第三次世界大戦が勃発します。
今のように不安定な世界情勢で。しかもアメリカが身動き出来ない状況で。
これでさらにプーチン大統領がいなくなってしまったら・・・。
冗談でも何でもなくて世界がひっくり返ります。
今や世界の平和はプーチン大統領の手腕にかかっている。と言っても過言では無いんです。
本当に。絶対にやめて下さい。

もし万が一にも。
プーチン大統領を本気で暗殺しようとする人がいたとしたら、その人は世界の敵です。
世界中の全ての国家。勢力によって叩き潰されるべき極悪人です。
だから、やめましょうね?絶対に。

・・・まっ。さすがにそこまでバカな人はいないと思いますけどねぇ。いやはや^^;


とまあ、アメリカの話はここまでにしておきましょう。
今のアメリカは意味で時間切れで、出来る事と言えば後片付け程度でしょうからね。
と言うわけで。
気持ちを切り替えまして、本日の話題と参りましょう^^
それでは、まずこちらを御覧ください。
内容はトルコのエルドアン大統領が日本の常任理事国入りを支持してくれた。
・・・と言うニュースで、私達日本にとっては嬉しいニュースですね^^
でまあ、それはそれでよろしい。
本日の本題はもう一つの内容である難民の話題で御座います。


前回の最後に書きましたけれども。
私は個人的に、対ロ制裁は来年中に終わる。と言う判断をしております。
その理由と言うのは・・・別に大した話じゃないんですけれども^^;
まあ、要するに。
アメリカ以外の全ての国々が対ロ制裁から手を引くからです。

うん。アメリカは、あれだけ対ロ制裁を強く主張してしまった手前。
引くに引けなくなった。と言う面子の問題で対ロ制裁の継続を主張していますけど。
はっきり言いまして、対ロ制裁に関するリスクは大き過ぎるんです。
もうアメリカ以外の国々にとっては、対ロ制裁などしている余裕って無いんです。

私達日本のように無関係であるにもかかわらず、
自国の安全保障を犠牲にしてまで実行している国家はもちろんの事。
ヨーロッパ各国もまた対ロ制裁を継続する事が極めて難しい状況に陥るんです。
うん。これについては確実だと言えるでしょうね。
でまあ、その最大の理由が今回に話題とする『難民問題』です。


あの、ですねぇ。
今の欧米諸国と言うのは意図的なのか。どうかは知りませんけれど。
難民問題と言うものについて、あまりにも軽く考え過ぎているんです。
これは以前にも書いた事があると思うんですけれど・・・。
難民問題の本当の恐ろしさは、これから始まるんです。

この難民問題と言うのは、難民を受け入れられなくなってから。
難民を保護するだけの余裕が無くなってからが、本番なんです。

よろしいですか?難民を受け入れて保護出来る状態ならば、まだ良いんです。
それはお互いに助け合う事が出来るからです。
しかしながら、何事にも限度と言うものがあります。
無制限に難民を受け入れて、その全てを保護する事など・・・どんな国家でも不可能です。
それこそ世界の超大国であるアメリカ合衆国であっても不可能な事なんです。


これは非常に重要な話です。よくよく聞いて下さいませね?
もしも難民を受け入れる限界となってしまえば。
その国家は、難民を拒絶する以外に選択肢が無くなるんです。
・・・他の国家に送り届ける。と言う事が出来るならば、まだ良い方です。
それすら出来ないとなれば。
あとはもう国境沿いにフェンスを作って、軍隊を並べて。
銃口を向けて、威嚇射撃をして、難民を追い返すしかなくなるんです。
でまあ、なぜにそんな酷い事をするのか?と言いますとね。
・・・そうしないと自分の国家を守る事が出来ないからです。

仮に。受け入れ不可能な数の難民を受け入れてしまった場合。
その国家は、どうなると思いますか?
まず最初に福祉が破綻します。次に社会が破綻します。最後に国家が破綻します。
この流れは変えようがありません。
難民は保護されるだけ。支援を受けるだけの存在です。
つまり、難民と言うのは猛烈な勢いで国家の国力を減少させていくんです。
だから、ある一定数以上の難民。
その国家が保護出来る限界以上の難民は、もう追い返すしか無いんです。
そうしないと福祉。社会。国家の全てが破綻して国民が犠牲になるからです。
犠牲になった挙句に新しい難民になってしまうからです。
ええ。難民によって次の難民が生まれる。・・・と言う恐るべき悪循環になるわけです。

ね?

難民問題って凄まじく重要で、凄まじく恐ろしい問題でしょう?
今のヨーロッパ諸国で、ここまで覚悟している政府首脳はいないはずです。
・・・いるのならば、絶対に対ロ制裁なんてバカな事はしていませんからね。


それで、まだ話は続きます。
こんな場合の国民。自分の生活が脅かされる。となった時の国民と言うのは。
ある意味でイスラム国に匹敵するほどに凶悪で、凶暴なものになります。
と言うのも、その場合におきましては。
仮にどれほど政治に無関心な国民であったとしても。
自分の生活。自分の家族が脅かされるとなれば、誰もが自発的に行動するからです。

どんな行動になるのか?

それは生活を脅かす原因の排除であり。
具体的に言えば、極めて大規模かつ強烈な難民への排斥運動です。
この状態にまで悪化してしまえば、平気で暴力行為も発生すると思われます。
難民に対する傷害事件は数え切れず。殺害事件も起こるでしょう。
最悪の場合。
一般国民による難民への虐殺行為にまで発生してしまうかもしれません。

これらの事は過去の歴史が明確に証明するものであって、
どんな優秀な政治家。偉人賢人であろうとも止める事の出来ないものです。
・・・うん。どんな名君でも無理でしょうね。
だから、受け入れ不可能な数の難民。
国民生活を圧迫し、平穏を脅かすような難民の流入は断固として阻止しなければならない。
そのためには全ての手段が実行されます。
それこそ・・・どれほどまでに悲惨な手段であろうとも実行される事でしょう。
ぶっちゃけ。
今しがた書いた「威嚇射撃で追い返す」なんて、まだ序の口です。
もっと酷い事が平気で行われるようになります。


だからこそ、です。

だからこそ、難民問題は最優先で。
一刻も早く解決させなければならない問題になるんです。
その難民発生の原因が戦争や紛争であるならば、その戦争を是が非でも止める。
難民の増加を止めて、一刻も早く難民の流入を止める。
・・・これこそがヨーロッパ各国が最優先とするべき問題だったんです。

でも、それらの事をヨーロッパ各国はしませんでした。
ウクライナでバカ丸出しの問題を引き起こし、対ロ制裁などと言う不毛な対立を続け。
貴重な時間と国力を浪費してしまったのです。
おかげで難民問題は、今現在の状況まで悪化してしまいました。
・・・トルコのエルドアン大統領が批判するのも当然の事ですね。


まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
今のヨーロッパの難民問題と言うのは、本当に自業自得だと言う事です。
これ以上に難民問題を放置してしまえば。
難民の増加を食い止める事が出来なければ、遅かれ早かれ。
一般国民による難民に対する排斥運動が起こった挙句・・・虐殺行為が発生します。

誰も悪くないのに、誰もがみんな憎しみあって殺し合う。

・・・と言うような。まさしく地獄のような世界がヨーロッパに出現する事になります。
そうなる事だけは何としてでも防がなければなりません。


さて。ここで本題・・・と言うか結論で御座います^^
このような最悪の未来を止めるためには。
まず最初に行う事として、何においても難民の増加を止めるしかありません。

これまた既に書いた事ですが、シリア情勢におけるアメリカの戦略は破綻しました。
現状においてシリアのアサド政権を排除する方法は存在しません。
・・・ええ。もうロシアとの軍事衝突を覚悟する以外には存在しませんし。
そして、そんな事は任期一年未満となる今のオバマ政権には不可能な事です。

ですので、最も現実的な手段はロシアの主張。
アサド政権を組み込んだ上での「大連合」と言う事になります。
ヨーロッパ各国は難民問題を解消するためにも、ロシアの主張を受け入れるでしょう。
そして、当然ながら対ロ制裁についても中断する以外にはありませんし。
一度中断してしまえば、対ロ制裁を再開させる事は極めて難しくなります。
少なくとも。
シリア情勢が安定し、中東全体の安定化が見える段階までは対ロ制裁は出来ません。
そうするためにはロシアの協力。プーチン大統領の手腕が不可欠だからです。


うん。そう言うわけですので、来年にも対ロ制裁は消滅するだろうなぁ。
・・・と、そのように私は個人的に考えたのでした。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

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08 . October
さて。そう言うわけで前回は日ロ関係に対するアメリカの主張。
それがどれほど理不尽で筋違いのものであるのか。と言う話でした。

うん。まあ、根本的な事を指摘しますと。
アメリカの軍事費削減と対ロ制裁と言うのは両極にあるものであって。
どう考えても両立するものじゃない。・・・と言う事になりますよねぇ。やっぱり^^;
と言うのも、ですねぇ。
そもそもの話としてアメリカの軍事費削減は現状維持を前提とする事に対して。
対ロ制裁は現状の変更を前提とするものであるからです。
一言で言ってしまうと・・・アメリカの国家戦略って完全完璧に矛盾しているんです。

そんなわけで軍事費削減と対ロ制裁を両方同時に実行している限り。
両方とも確実に。まず間違いなく。絶対に失敗する運命にあるわけなんです。
うん。申し訳ありませんが、どちらの国家戦略であっても。
最終的には失策。失敗だった。との評価がアメリカ国内で容赦なく下されるはずです。
そんな事もわからない。理解出来ないって・・・ちょっと頭が悪過ぎます。

軍事費削減をやめて対ロ制裁を実行するか。
対ロ制裁をやめて軍事費削減を実行するか。
・・・どちらかに決めるべきだったのに、どっちも中途半端にして失敗する。
これは後々まで語り継がれるほどの典型的な失敗例です。きっと教科書に載るでしょう。


うーん。本当にオバマ大統領の不幸と言うのは、まともな戦略担当官。
安全保障に関する常識を持った人間が政府中枢に一人もいなかった事です。
・・・いや、私も信じられませんでしたからね^^;
まさか。
こんな超ド級のバカしかアメリカにはいないのか。
目先の損得に振り回されるだけのバカが世界の超大国を動かしているのか。・・・と、
私も同盟国の国民として、頭を抱える以外にはありませんでした^^;

本当に・・・正直な事を言いますと、私も今でも信じられないくらいです。
うん。もしかしたら、わざとやっているんじゃないか?
アメリカの政府高官って、本気でアメリカを滅ぼそうとしているんじゃないか?
みたいな。
そこまでの事まで考えてしまうくらいに、今のアメリカの安全保障戦略はガタガタです。
あの、もう本当に冗談じゃなくて。
これほど劣悪な人間が権力を掌握しているようでは、遠からずアメリカは滅びるでしょう。


あっ。そうそう。まあ、さすがに私も無いとは思いますけれど^^;
それでも一応。
念のために言っておきますけれど、私は前回の文面で。

「プーチン大統領さえいなくなってしまえば、アメリカが負ける要素など何も無い」

・・・と書きましたけれど。
だからってプーチン大統領を暗殺しよう。なんて馬鹿な事は絶対にやめて下さいませ。
それは本当に。マジでやめてくれ。

そんな事をしたら、それ一つをキッカケに容赦なく第三次世界大戦が勃発します。
今のように不安定な世界情勢で。しかもアメリカが身動き出来ない状況で。
これでさらにプーチン大統領がいなくなってしまったら・・・。
冗談でも何でもなくて世界がひっくり返ります。
今や世界の平和はプーチン大統領の手腕にかかっている。と言っても過言では無いんです。
本当に。絶対にやめて下さい。

もし万が一にも。
プーチン大統領を本気で暗殺しようとする人がいたとしたら、その人は世界の敵です。
世界中の全ての国家。勢力によって叩き潰されるべき極悪人です。
だから、やめましょうね?絶対に。

・・・まっ。さすがにそこまでバカな人はいないと思いますけどねぇ。いやはや^^;


とまあ、アメリカの話はここまでにしておきましょう。
もう色々な意味で時間切れですからね。
今のアメリカで出来る事と言えば後片付け程度でしょうからね。
と言うわけで。
気持ちを切り替えまして、本日の話題と参りましょう^^
それでは、まずこちらを御覧ください。
内容はトルコのエルドアン大統領が日本の常任理事国入りを支持してくれた。
・・・と言うニュースで、私達日本にとっては嬉しいニュースですね^^
でまあ、それはそれでよろしい。
本日の本題はもう一つの内容である難民の話題で御座います。


前回の最後に書きましたけれども。
私は個人的に、対ロ制裁は来年中に終わる。と言う判断をしております。
その理由と言うのは・・・別に大した話じゃないんですけれども^^;
まあ、要するに。
アメリカ以外の全ての国々が対ロ制裁から手を引くからです。

うん。アメリカは、あれだけ対ロ制裁を強く主張してしまった手前。
引くに引けなくなった。と言う面子の問題で対ロ制裁の継続を主張していますけど。
はっきり言いまして、対ロ制裁に関するリスクは大き過ぎるんです。
もうアメリカ以外の国々にとっては、対ロ制裁などしている余裕って無いんです。

私達日本のように無関係であるにもかかわらず、
自国の安全保障を犠牲にしてまで実行している国家はもちろんの事。
ヨーロッパ各国もまた対ロ制裁を継続する事が極めて難しい状況に陥るんです。
うん。これについては確実だと言えるでしょうね。
でまあ、その最大の理由が今回に話題とする『難民問題』です。


あの、ですねぇ。
今の欧米諸国と言うのは意図的なのか。どうかは知りませんけれど。
難民問題と言うものについて、あまりにも軽く考え過ぎているんです。
これは以前にも書いた事があると思うんですけれど・・・。
難民問題の本当の恐ろしさは、これから始まるんです。

この難民問題と言うのは、難民を受け入れられなくなってから。
難民を保護するだけの余裕が無くなってからが、本番なんです。

よろしいですか?難民を受け入れて保護出来る状態ならば、まだ良いんです。
それはお互いに助け合う事が出来るからです。
しかしながら、何事にも限度と言うものがあります。
無制限に難民を受け入れて、その全てを保護する事など・・・どんな国家でも不可能です。
それこそ世界の超大国であるアメリカ合衆国あっても不可能な事なんです。


これは非常に重要な話です。よくよく聞いて下さいませね?
もしも難民を受け入れる限界となってしまえば。
その国家は、難民を拒絶する以外に選択肢が無くなるんです。
・・・他の国家に送り届ける。と言う事が出来るならば、まだ良い方です。
それすら出来ないとなれば。
あとはもう国境沿いにフェンスを作って、軍隊を並べて。
銃口を向けて、威嚇射撃をして、難民を追い返すしかなくなるんです。
でまあ、なぜにそんな酷い事をするのか?と言いますとね。
・・・そうしないと自分の国家を守る事が出来ないからです。

万が一にも。受け入れ不可能な数の難民を受け入れてしまった場合。
どうなると思いますか?
まず最初に福祉が破綻します。次に社会が破綻します。最後に国家が破綻します。
この流れは変えようがありません。
難民は保護されるだけ。支援を受けるだけの存在です。
つまり、難民と言うのは猛烈な勢いで国家の国力を減少させていくんです。
だから、ある一定数以上の難民。
その国家が保護出来る限界以上の難民は、もう追い返すしか無いんです。
・・・そうしないと一般国民の生活が守れないからです。


この一般国民の生活を守れない。自分の生活が脅かされる。となった時の国民と言うのは。
ある意味でイスラム国に匹敵するほどに凶悪で、凶暴なものになります。
と言うのも、その場合におきましては。
仮にどれほど政治に無関心な国民であったとしても。
自分の生活。自分の家族が脅かされるとなれば、誰もが自発的に行動するからです。

どんな行動になるのか?

それは生活を脅かす原因の排除であり。
具体的に言えば、極めて大規模かつ強烈な難民への排斥運動です。
この状態にまで悪化してしまえば、平気で暴力行為も発生すると思われます。
難民に対する傷害事件は数え切れず。殺害事件も起こるでしょう。
最悪の場合。
一般国民による虐殺行為まで発生してしまうかもしれません。

これらの事は過去の歴史が明確に証明するものであって、
どんな優秀な政治家。偉人賢人であろうとも止める事の出来ないものです。
・・・うん。どんな名君でも無理でしょうね。
だから、受け入れ不可能な数の難民。
国民生活を圧迫し、平穏を脅かすような難民の流入は断固として阻止しなければならない。
そのためには全ての手段が実行されます。
それこそ・・・どれほどまでに悲惨な手段であろうとも実行される事でしょう。
ぶっちゃけ。
今しがた書いた「威嚇射撃で追い返す」なんて、まだ序の口です。
もっと酷い事が平気で行われるようになります。


だからこそ、です。

だからこそ、難民問題は最優先で。
一刻も早く解決させなければならない問題になるわけなんです。
その難民発生の原因が戦争や紛争であるなら、その戦争を是が非でも止める。
難民の増加を止めて、一刻も早く難民の流入を止める。
・・・これこそがヨーロッパ各国が最優先とするべき問題だったんです。

でも、それらの事をヨーロッパ各国はしませんでした。
ウクライナでバカ丸出しの問題を引き起こし、対ロ制裁などと言う不毛な対立を続け。
貴重な時間と国力を浪費してしまったのです。
おかげで難民問題は、今現在の状況まで悪化してしまいました。
・・・トルコのエルドアン大統領が批判するのも当然の事です。


まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
今のヨーロッパの難民問題と言うのは、本当に自業自得だと言う事です。
これ以上に難民問題を放置してしまえば。
難民の増加を食い止める事が出来なければ、遅かれ早かれ。
一般国民による難民に対する排斥運動が起こった挙句・・・虐殺行為が発生します。

誰も悪くないのに、誰もがみんな憎しみあって殺し合う。

・・・と言うような。この世界の地獄がヨーロッパに出現する事になります。
そうなる事だけは、何としてでも防がなければなりません。


さて。ここで本題・・・と言うか結論で御座います^^
このような最悪の未来を止めるためには。
まず最初に行う事として、何においても難民の増加を止めるしかありません。

これまた既に書いた事ですが、シリア情勢におけるアメリカの戦略は破綻しました。
現状においてシリアのアサド政権を排除する方法は存在しません。
・・・ええ。もうロシアとの軍事衝突を覚悟する以外には存在しませんし。
そして、そんな事は任期一年未満となる今のオバマ政権には不可能な事です。

ですので、最も現実的な手段はロシアの主張。
アサド政権を組み込んだ上での「大連合」と言う事になります。
ヨーロッパ各国は難民問題を解消するためにも、ロシアの主張を受け入れるでしょう。
そして、当然ながら対ロ制裁についても中断する以外にはありませんし。
一度中断してしまえば、対ロ制裁を再開させる事は極めて難しくなります。
少なくとも。
シリア情勢が安定し、中東全体の安定化が見える段階までは対ロ制裁は出来ません。
そうするためにはロシアの協力。プーチン大統領の手腕が不可欠だからです。


うん。そう言うわけですので、来年にも対ロ制裁は消滅するだろうなぁ。
・・・と、そのように私は個人的に考えたのでした。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

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08 . June
と言うわけで。
前回はヨーロッパに存在する移民や難民が行動する理由。
それが侵略者の排除と聖地奪還と言う大義名分。正当性における宗教的な熱狂である。
んー。言うなれば宗教における「アラブの春」とでも表現出来るもの。
・・・と言うような話で御座いましたね^^;


うん。やっぱりね。
今の状況を考えれば、ヨーロッパ各国が難民を受け入れる。と言う選択肢はありえません。

アメリカがイラク戦争で疲弊した。満足に動けない。現状維持すら難しい。
その状況下にあって、万が一にもイスラエルの問題が再燃してしまえば。
どう考えてもイスラエルはヨーロッパを巻き込むに決まっているでしょう?
・・・うん。どこの誰が考えても同じ結論になるはずです。

そんな状況があるにもかかわらず、安易に移民や難民を受け入れてしまうのは、
これは極めて軽率だと言う以外にはありません。
・・・いやまあ、移民は仕方ないにしても。難民の受け入れについては大失策です。
イスラエルの問題が再燃して、平和的な反対運動で我慢してくれれば良いですけれど。
そこから悪化して暴動にまで発展しない。・・・なんて誰にも言えないでしょう?


うーん。おそらくヨーロッパ各国の思惑としては。
難民を受け入れているわけだから、中東問題に直接関与しなくても良いだろう。
紛争を鎮圧するための軍事介入をしなくても。軍隊を出さなくても良いだろう。
難民を受け入れるだけでも大変なんだから、誰も文句を言わないはずだ・・・と、
そんな風に考えてしまったんでしょう。
そうすれば中東地域の混乱に自分達が巻き込まれる事は無い。と、そう思ったんでしょう。

でもね。

イスラエルの問題がある限り。・・・イスラエルの問題が再燃する可能性がある限り。
ヨーロッパ各国が中東の混乱を他人事に出来るわけがありませんし。
他人事として無関係の立場ではいられない以上は。
難民を受け入れると共に、中東の混乱をヨーロッパに受け入れてしまった。と、
そのように考える以外にはないんです。


うん・・・まあ、そりゃあね^^;
イスラエルの問題が平和的に解決する。と言うのなら、それが一番良いと思います。
しかし、その可能性は極めて低いんです。
ぶっちゃけ。
その可能性に期待するって言うのは、奇跡に期待するくらいに非現実的です。

ほら。今現在のイスラエルの首相であるネタニヤフさんと言う人物は。
バリバリの右派で保守の人です。譲歩など考えられない。力によってイスラエルを守る。と、
そのように本気で考えている人物であって・・・その人物が先の選挙で選ばれたんです。
この時点でイスラエルの民意がどのようなものであるのかは、明白であるはずです。

その状況で中東地域に反イスラエル同盟などと言う安全保障体制が出現してしまったら。
どう考えてもユダヤ教とイスラム教の最終戦争が勃発します。
もう筆舌に尽くし難い恐るべき戦いが発生してしまいます。
これだけは何としてでも防がなければなりません。
・・・この可能性を阻止する事を最大の目的として、ずっと私は中東情勢を見てきました。

今のまま中東情勢の混乱を放置しておけば、本当の本当に最終戦争が起こってしまいます。
これを食い止めるためにも、従来の安全保障体制は絶対に維持するべきでした。
それが出来ないと言うのならば、別の形を模索するべきだったんです。
それで・・・あくまでも私個人の意見としては。
中東地域の従来の安全保障体制を維持するために。
新しくロシアを組み込む事で安全保障体制を維持する。と言う事を考えていたんです。


アメリカが疲弊したために従来の安全保障体制が維持出来ない。と言うのであれば。
別の誰かに協力してもらって安全保障体制を維持するべきだ。と考えていました。
それがロシアです。
ロシアの協力があれば中東地域の安全保障対を維持することは十分に可能です。
無論。イスラエルの問題が再燃する事も防げます。
安全保障体制さえ確立させてしまえば、イスラム国を叩き潰すなど容易な事ですし。
イスラエルが譲歩する事に期待するよりも、よっぽど現実的であるはずです。

ですので、私個人の意見と致しましては。
「アラブの春」による民主化をキッカケとする中東地域の混乱と言うのは、
適切に対応すればそう難しくない。早期に解決するはずだ。と考えていたのです。


・・・ですが、世の中とは実に思惑どおりには行かないもので御座います。

この重大な時期にあって予想外の出来事が発生しました。
それがウクライナの騒乱です。
なぜこのような時期にあって、このような問題が発生してしまったのか。
なぜ欧米諸国は中東地域を半ば放置してまで、ウクライナの問題を優先してしまったのか。
この時の世界情勢とは本当に・・・どれほどまでに世界が無慈悲で理不尽であるのか。
それが身に染みて思い知らされる悲劇的な時代の流れだった。と私は思っています。

ウクライナの問題のためだけに欧米諸国とロシアとの関係が悪化して、
ロシアの協力によって迅速に中東地域を安定させる。と言う事が不可能になりました。
・・・この状況は一年以上経過した今現在もなお継続中です。

でまあ、当然の話と致しまして。
この間にも中東情勢の混乱はドンドンと悪化していきました。
そうだと言うのに、欧米諸国はウクライナを理由としたロシアとの対立。
G8からロシアを除名し、対ロ制裁を断行する。と言う事を続けた挙句。
ヨーロッパ各国は中東地域に対する積極的な行動は見せず、
発生した難民を受け入れる。しかも受け入れた難民がその後にどうなるのか。
それらをまったく考慮しない。と言う軽率で後手後手となる対応を見せておりました。
この事からもヨーロッパ各国は中東情勢への対応を二の次。三の次としているはずです。
そんな半ば無為無策の状況にあって、これで万が一にも。
イスラエルの問題が再燃しようものなら・・・ヨーロッパはひっくり返ります。


あの・・・これね。
申し訳ありませんけれど、これは自業自得で御座います。
あのウクライナの騒乱。先のヤヌコビッチ政権が打倒された直後から。
世界中。あっちゃこっちゃから警告は発せられておりました。

「断じてウクライナの問題に関わるべきではない」・・・ってね。

それらの警告を欧米諸国は揃いも揃って無視した挙句に。
ウクライナへの関与を強行して、ロシアと対立してしまったんです。
欧米諸国が中東を後回しにしたがゆえに、中東情勢の混迷は深まっていったんです。
本当に無益極まりない。百害あって一利も無い戦いをしてしまったんです。


本当に・・・ウクライナの問題などに関わるべきではありませんでした。
正直な話。今からでも遅くはありません。
欧米諸国は今すぐにでも全面的にウクライナから撤退するべきです。
はっきり言いまして。
ウクライナのような。東欧の一国に関与している余裕など、今の欧米諸国には無いはずです。
繰り返しますが、ここでの戦いは無益で無駄です。
一切合財の全てを放棄してロシアとの関係改善を行うべきです。
うん。そちらの方がよほど有益で御座います。
イスラエルの問題が再燃してからでは遅いのですから。



・・・うーん。なんだかグチみたいになっちゃいましたね。ごめんなさい。
それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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07 . June
うーん・・・今更で申し訳ないんですけど。
何か重大な事を見落としているような気がしてきました。・・・なんでしょう?


イスラエルの問題は解決しない。絶対に。・・・これが出来るなら誰も苦労はしませんから。
だから、それを考慮した上での中東地域の平和が従来の安全保障体制だった。
でも、今のアメリカは疲弊していて、それが維持出来なくなりつつある。
となれば必然的にイスラエルの問題が再燃する可能性が出てくる。
イスラエルは独自の手段として頼りにならないアメリカ以外の味方を探そうとする。
・・・その時点でヨーロッパは確実に巻き込まれる。

そこで問題になるのはヨーロッパに存在する多数の移民と難民の存在。
彼らはイスラエルに傾倒するヨーロッパ諸国の動きに反発するでしょう。
ヨーロッパを舞台にしてユダヤ教とイスラム教との対立が発生する可能性は十分にありえる。
しかし、困った事にヨーロッパの誰もが危険性を自覚していないし。何も準備をしていない。
その証拠にヨーロッパはウクライナの問題に不用意に介入した挙句。
今現在はロシアと無益な対立をしている真っ最中だから。
いざと言う時には、即座にロシアと和解出来る準備がされている。・・・とも思えない。

結果的に今のヨーロッパはイスラエルとロシアの両方の問題を抱える事になっている。
・・・今すぐにウクライナから手を引いて中東情勢。イスラエルの問題に集中する以外には。
ヨーロッパの平和を守る手段は他には無いだろう。


うん。どうでしょう?
かなり長い時間。そこそこ私も真面目に考えておりますので、
それほどまでに的外れじゃないだろう。とは思うんですけれど。
でも、やっぱり何か見落としているような・・・そんな気が致します。
・・・まあ、わからない事を考えても仕方ありません。
今はやれるところまでやると致しましょう。本日は前回の続きで御座います^^

前回ではイスラエルがヨーロッパを巻き込もうとするユダヤ教徒と。
移民や難民によるイスラム教徒の対立が発生する可能性がある。
・・・みたいな事を書かせて頂きました。

うーん。ちょっと抽象的で具体性に欠ける内容でしたよねぇ。ごめんなさい^^;
そんなわけで、もう少し話を続けますと。
明確な発生原因と言うものがあるんです。それは「宗教的熱狂」です。


今しがた書きましたように、中東情勢における従来の平和。安全保障体制と言うのは。
イスラエルの問題を棚上げ。保留とする事を前提として成立したものでした。
しかし、疲弊したアメリカでは従来どおりに維持出来るかわからない。
結果的に従来の安全保障体制は半ば破綻した状態にあって。
中東情勢は不安定化してしまっているわけです。
・・・うん。ここまでについては間違いないだろう。と私は思います。


でね。

ここで、もし仮に。
従来の安全保障体制が完全完璧に破綻してしまった場合にどうなるのか?・・・です。
当然ながらイスラエルの問題は棚上げされませんし、保留もされません。
まず間違いなくイスラエルの問題が再燃する事になるわけであって・・・。
同時に。それこそが同時に新しい安全保障体制でもあるわけなんです。

今の中東情勢において最も迅速で確実な安全保障体制と言うのは。
つまるところ。「反イスラエル同盟」です。
侵略者の排除と聖地奪還。
これらを大義名分とした宗教的熱狂でイスラム勢力の全てを一致団結するのが、
一番手っ取り早い方法であり、最も単純明快な安全保障体制で御座います。
・・・誰が何をしようとも、ほぼ確実にそうなるでしょうね。
それが多くのイスラム教徒にとっての悲願であるからです。


でまあ、この宗教的熱狂と言うのは中東地域だけに終わりません。
世界中のイスラム教徒に対して、問答無用で拡大する事になります。
・・・無論。ヨーロッパの移民や難民にも拡大するでしょうし。
そんな状況下でヨーロッパ諸国がイスラエルの味方などしてしまったら。
確実にヨーロッパ各地において反対運動が発生する事は避けられません。
中東地域の混乱はヨーロッパにも波及する。と考えるのが妥当で御座います。


うん。これです。
前回の話には、この部分の話が不足しておりましたね。大変に失礼致しました^^;

それで、ですねぇ。
逆に考えますと、この可能性を防ぐためだけに。
従来の安全保障体制。アメリカ陣営を中心とした中東地域の安全保障体制があったわけで。
まあ、あの・・・本当に苦肉の策だったと思いますね。

でも、この苦肉の策もアメリカの疲弊。弱体化によって維持出来なくなっています。
早急に。一刻も早く新しい安全保障体制を中東地域に構築する必要性があります。
ええ。反イスラエル同盟などと言う安全保障体制が確立してしまう前に。
その前の段階で。新しい安全保障体制を確立させ中東地域に平和を取り戻す必要があります。
うん。それが出来なくては、ユダヤ教徒とイスラム教徒による最終戦争が勃発するからです。
そんなわけなので。
何としてでも。最優先で対応する事が求められるわけですが・・・。


ご存知のとおり。今の欧米諸国。ヨーロッパ各国は中東地域の問題とは別の問題。
東欧。ウクライナの問題を理由としたロシアとの対立を実行している最中です。


これについては、失礼ながら断言させて頂きますが・・・自殺行為だと私は思います。
今のヨーロッパの状況を考えれば、形振り構わず中東情勢の安定化。
イスラエルの問題が再燃するのを全力で阻止しなければならないはずなのに。
ウクライナに不用意に介入した挙句。
ロシアと対立する。などと言う無分別極まりない事を実行しておられます。

はっきり言いまして、正気の沙汰とは思えません。
むしろロシアとは中東情勢の安定化のためにも協力を求めるべき相手であるはずです。
その相手に対して無分別に喧嘩を売って、無益な争いを延々と無駄に続けている。
その間にも刻一刻と中東情勢が不安定化し、イスラエルの問題が再燃しようとしているのに。
ヨーロッパの危機が目の前にまで迫ってきていると言うのに。・・・です。


繰り返しになりますが、ヨーロッパの安全保障体制と言うのはガタガタです。
誰もがみんな自国の事しか考えておらず。
ヨーロッパ全体については誰一人として満足に考えている為政者が存在しませんし。
当然ながら中東の混乱がヨーロッパにまで飛び火するなど微塵も考えていないような。
無責任な楽観主義者ばっかりです。
・・・そんなにヨーロッパを火の海としたいのですか?


あの・・・そろそろヨーロッパの方々も真面目に。真剣に考えた方が良いと思います。
一度。宗教的な熱狂が起こってしまえば、それはもう誰にも止められないからです。
そうなってからでは全てが遅いんです。
これを防ぐためにも欧米諸国。特にヨーロッパは中東問題こそ最優先で対応するべきです。
本当に。ロシアと対立している場合じゃないんですよ?
そんな事よりも他に優先しなければならない事がある事を、いい加減に自覚するべきです。

うん・・・まあ、そうですね。
一つの可能性でしかない。と切り捨てられたら、それまでの話なんですけれど。
私がヨーロッパの立場だとすれば、絶対に無視しないんだけれどなぁ。うん。


それでは本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

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06 . June
さてさて。前回の話は、そんなこんなの中東情勢だったわけですけれども。
大体は正解だろうと思います。・・・たぶん。ですけどね^^;
と言うわけで、中東情勢の話を一段落と致しまして。
本日は中東情勢とヨーロッパ情勢の関係性についてを話題にさせて頂きましょう。


・・・いや、あのですねぇ。こう言ってはアレですけれど。
欧米諸国。特に欧州。ヨーロッパ各国は中東問題を軽く考え過ぎております。
うん。まるで他人事です。

違うんですよ?全然他人事じゃないんですよ?
むしろヨーロッパ全体の死活問題に直結する大問題なんですからね?
・・・本当に。今のヨーロッパの方々ってホントに危機感が足りないと思います。
これは、あくまでも私個人の意見ではありますけれど。
今の世界情勢のおいて最も国際的な地位が下落するのはヨーロッパだろうなぁ。と、
そのように考えているくらいで御座います。
本日はその話を書かせて頂きます。それでは参りましょう^^


まず最初に確認としまして。
根本的な中東情勢の元凶と言うのはイスラエルです。
イスラエル以上に大きな問題など中東地域には存在しませんからね。

でまあ、そのイスラエルは今までアメリカに助けてもらってきたんですけど。
アメリカがイラク戦争などで疲弊したために。
今までのように満足にイスラエルを助ける事が出来なくなった。
とまあ、そんな感じが既に書いた話なわけですが・・・。


さて。このような状況に対して。
果たしてイスラエルはどのように考えるのか?・・・と言うのが問題なんです。
アメリカが疲弊している事は事実です。
どれだけ文句を言ったとしても、無い袖は振れません。
世界の超大国とは言っても、何でも出来る神様ではないからです。

そもそもの話として、イラク戦争と言う無駄な戦争を行った挙句に。
アメリカが疲弊する事を他人事だ。と半ば放置していたイスラエルにも問題はあります。
今日の。今の状況を予測出来なかったのは単純にイスラエルの落ち度です。
しかし、だからと言って・・・イスラエルに譲歩しろ。態度を改めろ。と、
そのように言えないのが、この問題の難しいところです^^;
今更そんな事を指摘したところでイスラエルが納得するわけが無いんです。

アメリカが頼りにならない。となれば、他の誰かを頼ろうとするに決まっております。
さて。それはどこの誰になるのか?
当然ながらヨーロッパ諸国に白羽の矢が立てられる事は確実です。


自分達の周囲にある中東諸国が、万が一にも一斉に襲い掛かってくる状況。
そんな孤立無援の恐るべき状況を回避するためには、一つでも多くの味方が必要です。
今までは世界の超大国でカバーしていた事が出来ないとなれば、
イスラエルはヨーロッパでカバーしようとするはずです。
ヨーロッパ諸国のあっちゃこっちゃに画策して味方になってもらおうとするはずです。
うん。この時点で、まず間違いなくヨーロッパ諸国は巻き込まるでしょう。

イスラエルにいるユダヤ人の方々。
特に白人のユダヤ人の方々と言うのは、元々ヨーロッパにいた方々です。
ですので、ヨーロッパにはたくさんのユダヤ人の方々。同胞となる方々がいるわけで。
ヨーロッパの主要各国の政府中枢に対して何かを働きかける。
画策するなんて簡単に出来てしまえるんです。
・・・ええ。そりゃあアメリカ議会で現役の大統領を批判出来るんですからね。
ぶっちゃけ。何でも出来ます^^;

仮にヨーロッパがどんな状況であろうとも。
ヨーロッパ各国の軍隊を十字軍だとばかりにイスラエルに結集させる。みたいな。
そんなムチャクチャな事もイスラエルは鼻歌まじりに実行する事が可能なんです。
ただ。
ここまでの話だったら、そこまで大変でもなかったんです^^;
この場合におきましては極端な話。
イスラエルさえ守る事が出来れば良いわけですから、そこから軍隊を動かさなければ良い。
また、ヨーロッパ各国。欧米各国が共同で軍隊を出すわけですから負担も分散されます。
と言うわけで、そこまで常識外れのムチャクチャな話。と言うわけでも無いんです。
・・・うん。ここまでならば。


問題はここからで御座います。

現在の状況を考えますと、これだけで話は終わりません。絶対に。
と言うのも、一昔前のヨーロッパと今のヨーロッパでは明確に異なる点があるからです。
今のヨーロッパと言うのは労働力不足を解消するために。
大規模な移民政策を実行しております。
また、昨今のアフリカや中東情勢の不安定化のために流入する難民問題などが御座います。
この移民と難民の存在が、これから先のヨーロッパにとって致命的になる可能性があります。

この移民と難民の中には・・・言うまでも無い事ですけれども。
非常にたくさんのイスラム教徒が存在するはずです。
そんな彼らがヨーロッパに存在している状況で、ヨーロッパ諸国が揃いも揃って。
イスラエルの味方をしたら、果たしてどうなるでしょう?
なかなかに高い確率で反対運動が起こる可能性が御座います。



いや、さすがに私もね^^;
移民や難民の全てがテロリストになる。・・・などとは言いません。
そこまでの極論を持ち出すつもりはありませんけれど。
でも、露骨にイスラエルにばかり味方をするような事があったとしたら、
イスラム教徒による集団デモくらいの事が起こったとしても不思議ではありません。
うん。まあ、私が何が言いたいのか?と言いますと。
既にヨーロッパにはユダヤ教徒とイスラム教徒の対立。と言う土台が出来ているって事です。

もちろん。現状であれば力の関係は明白なので、ユダヤ教徒が勝つに決まっていますけど。
でも、その状態がこれから先も同じであるかどうかは・・・わかりません。
今のヨーロッパ。及びその周辺状況を考えた場合。
ヨーロッパにおける移民も、難民も。爆発的に増加する傾向にあると言う事実があります。
低所得者だろうが。社会的弱者だろうが何だろうが。「数」もまた一つの力です。
そんな状況が続いて、今よりもっと状況が悪化したとしたら・・・。
ユダヤ教徒とイスラム教徒がヨーロッパを舞台にして、
真正面から激突する・・・なんて可能性も十分にありえるだろう。と私は考えております。

ヨーロッパの情勢が今の中東地域の情勢と同じ程度にまで。
不安定化するような事になったとしても、まったくもって私は不思議に思いません。


・・・あの、ですねぇ。

うーん。本当にヨーロッパの方々って危機感が足りなさ過ぎるんじゃないかなぁ?
私がヨーロッパの立場だとすれば。
難民の受け入れに関しては物凄く厳しく制限しているところです。
その理由はとっても簡単。
中東地域の混乱に巻き込まれたくないからです。

難民を受け入れる。と言うだけでも大変だと言うのに。
さらにイスラエルの問題。ユダヤ教徒とイスラム教徒の対立まで持ち込まれたら。
正直な話。泣くしかありませんToT
今現在のギリシャの問題などとは比較にならないほどの、恐るべき大問題になります。
今の中東情勢と同じくらいまでヨーロッパの情勢が混乱してしまいます。


あの・・・難民を受け入れる事。その行為自体は立派だと思います。
しかし、それは対症療法なんです。それだけでは何の解決にもなりません。
根本的に解決するためには、やはり中東情勢の混乱を何とかする必要があります。
そして、そのためには中東地域の安全保障体制を確立させる必要がある。


そろそろ本格的に。中東情勢の解決に向けて考えないと・・・。
少なくともヨーロッパ全体の安全保障について考えないと、手遅れになります。
・・・ロシアと対立している場合じゃないと思うんだけどなぁ。うん。


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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