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10 . July
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11 . November
「ど」の字さん。コメントありがとう御座います。

んー。ドイツとフランスが日本を敵に回しているか否か。
・・・と言う事で考えるのならば。
欧州。ヨーロッパと言うのは、誰に対しても敵でも味方でもない。と、
そんな感じが基本方針である。と解釈するのが一番正しいと思いますね^^;

これは、以前にも書いた事ですけれど。
欧米諸国。特に欧州。ヨーロッパの最大の特徴と言うのは、ですねぇ。
敵を敵と見定めずに、都合良く利用する事を第一に考える風潮があるんです。


まあ、簡単に倒せる相手であれば敵と見定めて叩き潰す場合もあります。
ですが、簡単に倒せない相手となると味方の姿勢を見せつつ。
さも親切心から。まったくの善意において。
貴方のためにやっている。と言う主張を全面に押し出しながら。
その上で最大限に自分達にとって都合良く利用する。
それが遥か昔から続いているヨーロッパ諸国のやり方で御座います^^;

ちなみに。
このヨーロッパの特徴と言うのは先の大戦から微塵も変化していません^^;
第一次。第二次世界大戦を問わず。
ヨーロッパの真実。その正体と言うのは、ずーっとコレですし。
その中で一番極端な国家がイギリスである。と言う事になるかと思います^^;
ですから、単純に敵か味方か。
その二者択一だけで判断しているのでは、ヨーロッパの動きを見誤る事になります。

敵でも味方でもない。自分達の利益を表立って主張せず。
あくまでも全体の利益を主張する中で、自国の国益を最大限に確保する。
これが数百年と続くヨーロッパ諸国のやり方です。
民主主義であり、資本主義であり、先進国としての価値観が共有出来る国家。
しかしながら。
彼らが決して味方である。とか。正義である。とか考えてはいけません。


・・・と言いますのもね^^;
そのようにバカ正直に考えていたのが戦前の日本なんです。
戦前の日本は純真無垢であり、それゆえ半ば必然的な流れとして。
まんまと彼らに利用されて世界最大級の。物凄い貧乏クジを引く事になったんです^^;
これと同じ間違いをしないためにも、彼らの正体は正確に把握するべきです。

「ど」の字さんが懸念するような理不尽。戦後レジームから脱却と言うのは。
指摘されたように必ずしも正攻法だけで対応出来る。と言う話ではありません。
それだけで全ての問題を解決出来るほどに、国際社会って甘くはありませんものね^^;

だからこそ、です。

前回も書きましたように色々な意味でお互い様だと言う事です。
蛇の道は蛇と言う奴でもありますので、私ども安全保障の人間からしてみれば。
適切な対応策と言うのは、極めて単純にして明確であると思います。
うん。そうですね。
別に核武装などせずとも、ヨーロッパの方々に対する牽制は可能です。
つまりは、やった事はそのままやり返すだけ。
何もヨーロッパのやり方が彼らだけの専売特許と言うわけではありません。
彼らがやっている事と言うのは、当然ながらやろうと思えば私達日本にも出来ます。
ただ日本がやらなかったのは、日本だけが無意味なほど優しかっただけです^^;

・・・私達日本を本気で怒らせたら、どういう事になるのか。
その事を国際社会が理解すれば、それだけで事足りるだろう。と私は思います。

もっと言いましょう。
ヨーロッパの方々に出来る事は、当然ながら私達日本にも出来る。
また、ヨーロッパの方々に出来ない事まで、当然のように私達日本には出来るんです。
日本は、伊達にアジア諸国で欧米諸国と唯一ガチで戦った国家ではありません。
やったらやり返される。
しかも確実に倍返しを受ける。と言う事をヨーロッパの方々に理解して頂く事。
これこそが私達日本をはじめとしたアジア全体。
全てのアジア諸国に共通する基本的な対ヨーロッパ戦略であるかと思います。

・・・ええ。これからの世界情勢を考えれば日本じゃなくても。
ある一定レベル以上のアジアの国家であれば、誰でもヨーロッパと互角以上に戦えます。
これからは、そういう時代になるだろう。と私は考えております。



さて。それでは本日の本題です^^
本日は米中首脳会談についての話を取り上げたいと思います。
ちょっと予想外の動きになったので、その話を書かせて頂きます。
それでは参りましょう^^

まずは、こちらをご覧下さい。
http://www.sankei.com/world/news/171110/wor1711100007-n1.html

こちらは産経さんの記事で中国。習近平が対北制裁で難色を示した。と、
そのような事が書かれております。

うん。この習近平の言動と言うのは、私には意外な事でした。
と言うのも、このブログでも以前から書いてきましたように。
習近平は必ず金正恩の排除に動く。そのためにアメリカに協力を提案するはずだ。
・・・と、私は予想していたからです。

ところが、この記事のように習近平はアメリカと対立・・・とまでいかずとも。
あくまでも対話による解決。従来の主張を繰り返したわけでしょう?
この言動だけを見れば、習近平は金正恩の排除を望んでいない。
少なくとも、金正恩に対して一定の配慮を従来通りに続けている。と、
そのように受け取る以外には無いわけです。

これは・・・繰り返しますが、私としても本当に予想外な事でビックリしました^^;
それは、なぜか?と言いますとね。
金正恩を排除しない限り、習近平は独裁体制を確立する事が出来ないからです。


えーと。ちょっと改めて確認しておきますとね。
習近平の思惑は、先の党大会における人事と習思想なる主張から判断すれば。
第二の毛沢東として絶対的な独裁体制の確立である事は、これは明白です。
そして、そうだとすれば自分に従わない勢力は徹底的に排除する事。
それこそが独裁体制を構築するために必要不可欠となります。
でまあ、そう考えた場合に現在の中国国内における最大の抵抗勢力。
それが北部戦区と言う地方軍閥である事は間違いありません。
この軍閥組織を叩き潰さずしては、習近平の独裁体制は不完全なままです。
だから、習近平といては何が何でも北部戦区を排除する必要があります。

しかしながら、ここで一つ問題があります。
その北部戦区なる軍閥は北朝鮮。金正恩と極めて密接な協力関係にあります。
仮に習近平が北部戦区を排除しようとすれば、確実に金正恩が邪魔をしてきます。
逆に金正恩を排除しようとすれば、今度は北部戦区が邪魔をしてくるわけです。
つまるところ。
習近平が独裁体制を確立させるためには北部戦区と金正恩。
この二つを同時に叩き潰して排除する必要があるわけです。うん。極めて困難です。

ですが、そんな極めて困難な事を実現させる手段があります。
それはアメリカと協力する事です。
米中両国が軍事的に協力して行動すれば北部戦区と金正恩。
この双方を同時に排除する事も決して不可能ではありません。


そんなわけで。
私個人の意見としては、習近平は必ずやアメリカに軍事的な協力を提案。
米中両軍による金正恩の排除を提案してくる。と予想していたんです。
そして、今回の米中首脳会談は、その提案をするのに絶好のタイミングです。
ここでアメリカと合意しておけば確実に金正恩を排除出来ますし。
ひいては、中国国内最大の抵抗勢力である北部戦区もまた排除出来るわけです。
習近平としては万々歳。
その二つを排除してしまえば、もう習近平に抵抗出来る勢力はありません。
後は思うがままに独裁者として権力を好き勝手に振る舞う事が出来ます。


うん。そうですね。
普通に考えれば、このような流れになる。と思いますし。
私としても、完全にそうなるだろう。と予想と言うか。半ば確信していました^^;

ですが。

実際に習近平が見せた言動と言うのは、アメリカに協力を提案するどころか。
従来通りの主張を繰り返して、対話が重要だと主張してしまったのです。
金正恩を排除するどころか。まったく逆に金正恩を庇う姿勢を明確にしました。


・・・さてはて。
これは一体どう言う事でしょう?実に不可解で御座います。
重ねて申し上げますが北部戦区と金正恩。
この二つを排除しない限り習近平の独裁体制は不完全なままです。
そして、不完全である以上は習近平の権力は絶対では無い、
つまるところ。
この期に及んで習近平は、失脚する可能性を残している。と言う事になるわけです。

いやいや、本当に矛盾した話で御座いますねぇ^^;
先の党大会では、あれほどまで強引にゴリ押しを続けて。
そこまでして自分の権力を確保しようと必死なっていながらも。
最大の目的である独裁体制の確立については最後の最後。
一番肝心の詰めの段階で習近平は手を止めてしまっている。

・・・習近平は何を考えて従来通りの主張をしてしまったのか。
事ここに至ってなお土壇場の段階で、独裁体制を確立する直前の段階で。
なぜ習近平は金正恩を擁護してしまったのでしょうか?
なぜ金正恩を排除する最大のチャンスを自ら逃してしまったのでしょうか?


うん。何度考えても・・・なかなかに理解し難い状況で御座います。
習近平は独裁体制の確立。第二の毛沢東となる事を諦めてしまったのでしょうか?
いやまあ、ほぼゼロの可能性だとは思いますけど^^;
でも、今回の言動を見る限りは無いとは言い切れませんよねぇ・・・。
だって。
あれだけ大見得を切って、我こそは毛沢東の再来だ。と大声で宣言したんですよ?^^;
それなのに習近平は従来通りの主張。対話の重要性をアメリカに主張してまで。
アメリカの機嫌を悪くしてまで、金正恩を庇おうと言うのですからねぇ。

・・・いや、本当に。なんとも矛盾した言動であるように思います。


うん。こんな感じで今回は切り上げておきましょう。
また無駄に長くなってもダメですものねぇ。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[1回]

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08 . November
うーん。ちょっと長くなり過ぎましたね^^;
調子に乗って書き過ぎました。ごめんなさい。
まっ。暇な時にでも読んで下さいませ^^


「ど」の字さん。コメントありがとう御座います。

それで米韓首脳会談での韓国の言動にトランプさんが怒っているか否か。
・・・と言う事で言うのならば、まず間違いなく怒っています。
たぶんですが、トランプさんが訪韓する事は二度と無いでしょう。

とは言いましてもね^^;
さすがに首脳会談であり、トランプさん自身の外遊と言う名目もありますので。
表面上は穏やかにしているだけ。と言う事だろうと思います。
今回の韓国政府。ムン・ジェイン大統領の言動と言うのは、
これから先の米韓関係の直撃し、さらに韓国は追い詰められていく事でしょう。

・・・まっ。大方の予想通りの展開ではありますのでね^^;
特に驚く話では無い。と言う感じでよろしいのではないでしょうか?
むしろ中途半端に韓国が誠実な態度を見せた方が、私は慌てておりましたもん^^;


それで日本に弱いままであって欲しい勢力は多い。と言う事ですけれど。
まあ、それにつきましてはねぇ。お互い様と言う事でよろしいかと思います。
・・・うん。国際社会って、そういうものだからです^^;

それに、ドイツやフランスが日本国内で反原発運動を工作していた。
・・・と言う事それ自体は。実を言えば大した話ではありません。
そんな事は大なり小なり。世界中のどこの国でもやっているからです。
ですので、「ど」の字さんが言うように「スパイ防止法」が成立したとしてもね。
他国からの干渉が無くなる。と言う事は基本的にはありません。
それが情報戦と言う奴ですからね。


それよりも注目するべきは、それがバレている。と言う事が報道されて。
なおかつ日米両政府が正式に独仏に対して抗議している。と言う点です。
うん。これらの事が事実だとすれば、両国のメンツは丸潰れで御座います。

通常。一般的な話で言いますと、国際問題って何でもかんでも表面化する。と、
そういうわけでもないんです^^;
水面下で密やかに全ての物事が進められて、いつの間にか解決する。みたいな。
そんな感じの事も珍しくありません。
・・・って言うか。それが主流ですからね^^;
逆に国際問題として表面化する方が少数派である。と考えてよろしいでしょう。

まあ、日本の場合には隣に中国とか韓国みたいな例外的なバカ国家があるので^^;
イマイチ国際社会の常識が通用しない場合が多かったりするんですけれど。
でも、一般的には大事にせずに解決する。と言う場合の方が圧倒的に多いんです。


つまり、ここで私が何を言いたいのか?と言いますとね。
ドイツやフランスの面子を丸潰れにしても問題ないくらいには。
今のドイツやフランスと言うのは国際社会において弱い立場にある。
または、それほどまでに日米両国と対立している。
・・・と言う事を暗に意味している。と解釈する事が出来るわけです。

うん。こう考えるとドイツやフランスが工作しているかどうか。と言う事よりも。
こっちの方が遥かに大問題でしょう?^^;
まあ、実際にそうだと思いますね。
以前から書いていますけれど、今の世界において特にドイツは負け組ですから。
お前はマジで何をやっているんだ?・・・と日米両政府がマジ切れしたとしても。
私個人と致しましては、特に驚くような話でもありません。


でまあ、そんな感じでね。物事には様々な見方があるかと思いますので^^;
そこまで神経を尖らせる必要は無いだろう。と思います。
そもそも欧州と言うのは、どうせ地球の裏側にいるような国家でもありますし。
私達日本としては、やはり中国こそ優先するべきである。と思います。
それで、これにつきましては今の日本政府。安倍政権は動いていますからねぇ。
それは信用しても良いだろう。と私は思います^^

・・・以前にも書いた事ですけれど、間に合うかどうか。ではなくて。
間に合わせる。のが政治である。と私は考えています。
政治家たる者であるならば、それ以外に答えなど無いでしょう。


とまあ、そんなわけで^^;
前回は中国と北朝鮮。習近平と金正恩の違いについて。
どちらがより問題児であるのか?・・・と言う話で御座いましたね。

うん。大体あっているんじゃないかなぁ。と思います^^;
やはり改めて考えてみましても今後の中国。習近平は非常に危険です。
なまじ持っている権力が絶大であるにもかかわらず。
当人である習近平がバカなので、無尽蔵に混乱が拡大する可能性があります。

限度を知らない。際限が無い。と言う点で余計に性質が悪い。

以前にも書きましたけれど、今ここで習近平を止めておかないと。
後々に恐ろしい事になるのは、火を見るよりも明らかです。
中国一国。習近平一人のためにアジア全体。世界全体が混乱する事になりますし。
それは、あるいは第三次世界大戦となる可能性だってありえます。
ええ。そうですとも。
人類絶滅。世界滅亡の可能性すらありうる。と私は考えています。
・・・繰り返しますが、その最大の原因は習近平がバカだからです。

本当に・・・この習近平だけは見逃してはならないと思いますね。
アジアの未来。世界の未来を守るためにも。
今ここで確実に潰しておくべき全ての元凶で御座います。


とまあ、そんなわけで^^;
本日の話題は、もう少し前回の話を続けたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に確認です。
現在の北朝鮮。金正恩の行動原理は基本的には防御なのであって。
暴走しているように見える反面。実際のところ戦闘。戦争を望んでいないんです。
なぜならば、今の北朝鮮。金正恩にとって戦争など無意味であるどころか。
自分の破滅を呼び込む自殺行為であるからです。
なので、私達日本やアメリカ以上に。
誰よりも戦争を望んでいないのは、実は金正恩その人なんです。

そして、その程度には冷静で優秀だからこそ、あのロシアが北朝鮮を支援している。
支援する意味と価値が北朝鮮。金正恩にあるから、です。
今後のアジア戦略で日米両政府は、この事実を絶対に忘れてはならない。と、
そのように私は考えている次第で御座います。


これに対して中国。習近平の行動原理は正反対の攻撃です。
自らの確固たる意志。自発的な意思によって戦争を誘発させて。
軍事的な側面から。力ずくで利益を獲得しようと本気で考えています。
この点を直視すれば北朝鮮。金正恩よりも遥かに脅威である事は明白です。

でまあ、なぜに中国が攻撃を前提とした軍事行動を起こすのか?と言いますと。
以前から書いておりますように、それ以外に中国を統治する手段が無いからです。
そもそもの話としても、習近平に中国を統治するだけの能力は無いんですが^^;
より根本的な点を考えていくのならば。
中国共産党の一党独裁体制を維持する大義名分と言うのは、
中国全体が発展して、その恩恵が中国国民に与えられる。と言う状況があればこそ。
それが中国共産党にとって唯一の正当性としていたわけですね。

だからこそ、従来のように中国における独裁体制を維持するためには。
それが仮に中国共産党の一党独裁体制であれ。
習近平と言う一個人の独裁体制であれ。
どちらの場合であっても中国を永遠に成長。発展させ続ける必要があり。
それによって自身の正当性を確保する必要があるわけなんです。


ちなみに。
この点についても北朝鮮。金正恩と比較しておきますとね。
現在の北朝鮮。金正恩と言うのは中国。習近平ほどには。
そこまで正当性の確保のために必死になる必要は無い。と言う立場なんです。

なぜか?

北朝鮮。金正恩には南北統一。朝鮮半島の統一と言う朝鮮民族の悲願達成。
すなわち明確なナショナリズムを大義名分。自分の正当性としているからです。
まあ、この話については驚く人もいるかもしれませんけれどね^^;
今の北朝鮮。金正恩は明確な国益の概念を持っている。と言う事であり。
それを現実的に実現させる手段も持ち合わせている。と言う状況にあります。

なので、意外かもしれませんが北朝鮮。金正恩と言うのは。
自分の正当性を確保する事については、特に苦労していないんです。
もはや朝鮮半島の統一。朝鮮民族の悲願達成が夢物語では無いからです。
そして、それが実現した瞬間に金正恩は朝鮮民族最大の英雄となり。
朝鮮人の誰もが認める永久の正当性を獲得する事が出来る、わけです^^;


これに対して。
以前にも書きましたが今の中国。習近平には国益の概念がありません。
(↑この時点で北朝鮮。金正恩よりも劣る状態なわけですが^^;)
国家とか。民族とか。果ては文化や文明。
その全てを否定してきたのが中国共産党の一党独裁体制であるからです。
自分達の独裁体制を維持するために、あらゆるものを都合良く扱ってきた。
その果てが今この状況を生み出してしまった、わけですね。
当然ながらナショナリズムなども一切存在しません。
そして、国益の概念が無いから限度も無い。
常に正当性を問われ続ける状態が続いてしまうわけです。

重ねて申し上げますが、唯一あったのが中国の発展に伴う恩恵の分配です。
中国国民に利益を分配する事だけが、中国共産党にとって唯一の正当性でした。
だからこそ、何としてでも大義名分。正当性を確保する必要がある。
どんな手段でも中国を発展させ、利益を分配し続ける必要がある。
それが今までの中国共産党であり、これから先の習近平の目的なんです。

そのためであれば、どれほど他国に犠牲が出たところで。
習近平にとってみれば分配する利益さえ確保出来れば。
自分自身の正当性さえ確保出来れば、それで良い。と考えているんです。


それで改めて現在の中国を見ていきますとね。
中国と言う国家は成長が鈍化しており、発展速度は落ちています。
特に中国経済の低迷は明確にであり、これについては誰も否定出来ないでしょう。
もし仮に。
中国経済を成長させる手段があるとすれば、それは経済の自由化です。
ですが、経済の自由化には政治の民主化が伴うものであり。
事実上。中国の独裁体制が崩壊する事を意味しています。
そんなわけで。
中国経済の成長によって独裁体制の正当性を確保する。と言う手段はありません。
なので、半ば必然的に軍事的な手段によって正当性を確保する事になるわけです。

既に中国。習近平は東シナ海や南シナ海などで軍事的な恫喝を繰り返し。
不当な手段によって自国の勢力圏を拡大させようと画策しています。
その結果として現在の中国の外交関係はズタボロになっているわけですが。
これは裏を返せば、そこまでするほど正当性の確保が難しい状況に陥っており。
今の中国。習近平は独裁体制が崩壊する事を恐れている。と言う事でもあります。


それで、です。

このような中国。習近平の動きによって中国国民は困窮する。
それも毛沢東時代のような大量の餓死者が出るほどに困窮する。と私は見ています。

この毛沢東時代で大量の餓死者が出た。と言う事について少し書いておきますと。
毛沢東が主導した大躍進政策による大規模かつ無計画な農業政策により。
物凄い凶作が発生した事などが原因とされております。
・・・まあ、細かく言えば他にも色々と原因はあるんですけど^^;
ともかく。
これと同じ事を習近平が実行するのか?と言うと、そうでもないんです。
(↑まあ、もしかしたら実行してしまうかもしれませんけどね^^;)
でも、もっと明確な理由で私は中国国民に餓死者が出る。と見ております。


と言いますのもね。
中国。習近平の動き。自分の正当性を確保するための統制経済と軍拡路線。
この二つは確実に今後エスカレートしていく。・・・と、
そのように予想するのが妥当である。と私は考えておりますし。
おそらくは他の多くの方々も同じように予想している。と思います。
なぜか?と言いますとね。
これから先の中国経済は今以上に停滞。衰退する事が明らかだからです。

習近平は中国経済それ自体を強力に管理。統制する事を明言しています。
この統制経済によって中国経済それ自体の安定化は実現されますが。
その反面。経済成長は著しく鈍化し経済全体。社会全体の衰退は不可避です。


一応。確認のために書いておきますけど。
経済成長を実現させるためには、何度も言いますが経済の自由化が必要不可欠です。
資本主義経済。自由主義経済を導入し、競争の原理を市場に導入する事で。
経済活動を活性化させて、それによって経済成長は実現するものです。

これに対して統制経済では、そもそも競争の原理が成立する事が無く。
よってリスクを前提とした投資などの経済活動を忌避されて。
結果として経済成長は鈍化してしまう・・・わけです。
なので、統制経済により中国経済が縮小する事はあっても。
拡大する可能性と言うのは、ほぼゼロである。と考えるのが極めて妥当です。


しかし、です。

単純に中国経済が衰退するだけで終わりなのか?・・・と言うと、
そうもいかないわけです。それは軍拡路線があるからです。

しつこいようですが中国共産党。習近平には自分達の正当性を確保する必要があり。
そのために軍事的な側面での勢力拡大。
中国の支配権を拡大する。まあ、一つの手段として戦争に勝利する事。
これらの成果。利益が必要不可欠であるわけですね。
そのために習近平は軍拡路線を明確に宣言したわけですけれど・・・。

皆々様。一つ考えて見て下さいませ。
中国経済それ自体が縮小しようとしている状況にあって。
どうやって習近平は軍拡路線を実現させようとしているのでしょうか?

軍拡を実行するのもタダでは無い。どうあっても軍事費を増額する必要があります。
ですが、肝心の中国経済は低迷している。中国の国力は低下しているわけです。
だとすれば、どこからか予算を削って軍事費に変えるしかない。
・・・そうです。
中国国民の一般的な日常生活。その予算を軍事費に変えるしかないんです。
以前から私が中国国民が困窮する。と主張している理由がコレです。


これからの中国は軍事独裁国家になるわけですが。
そのために軍事面を最優先とするために、中国国民の日常生活は後回し。
大多数の中国国民が極めて困窮し、貧困層に陥る事は確実であるはずです。
そして、貧困層に陥るだけであれば、まだマシです。
冗談でも何でもなくて。
中国内陸部の貧農などでは、食べるものが無くなって本当に餓死者が出る。
・・・と言う可能性を私は割と本気で予想しております。


現在の中国では、現時点の状況で数万件の暴動が発生しているわけですけど。
この数がさらに倍増するだろう事は間違いなく。
この暴動を鎮圧するために警察組織のみならず。軍隊まで投入される事でしょう。
(↑まあ、今でも一部投入されていると思いますけれどね^^;)
改めて申し上げますが、これから先の中国は軍事独裁国家になります。
中国国民に対する軍事行動など、何一つとして習近平は気に留めないはずです。
片っ端から鎮圧し続けて、その上でさらに対外戦争を画策する。と、
もうムチャクチャな国家運営が行われるだろうなぁ。と私は考えています^^;

本当に・・・問題児ですよねぇ。恐ろしいくらいに。



でまあ、このような状態が極限にまで達した挙句に。
革命が起こって習近平の独裁体制が崩壊する。・・・と言うのではね。
それでは誰もが困るんです。
私達日本のみならず。周辺諸国。アジア諸国。世界各国の誰もが困る。
そんなズタボロになった中国を改めて分割統治する。なんて凄まじい労苦です^^;
どうせそうなるのならば。
ズタボロになる前に、中国を分割統治した方が色々と都合が良いわけです。

はっきり言います。
一つの国家が滅ぶにしても、滅び方と言うものがあります。

例えば。
韓国みたいに北朝鮮が併合してくれて、全ての面倒を金正恩が見てくれる。
みたいな事であればね。なるほど。それはそれで楽な話です^^;
韓国国民5000万人と言う超ド級の不良債権を好き好んで背負ってくれるのです。
私達日本としては、その事について支援して差し上げても良いくらいです。
ええ。北朝鮮の特権階級がリッチな生活が出来る。と言う程度にはね。
資金を融通して差し上げてもよろしいし、債務に関しても色々と配慮しても良い。
だって。
そっちの方が韓国国民5000万人の面倒を見るより、遥かに安上がりですから^^;
なので、そうなるのならばね。特に私個人としては反対する事はありません。


ただ。
これが中国となると話は変わります。中国は国家として大き過ぎる。
どこかの国家が併合して全ての面倒を見る。と言うわけにもいきません。
いくつかに分割して、それぞれに適切に統治される必要があります。

間違っても革命に次ぐ革命。内戦に次ぐ内戦が繰り広げられた挙句。
億単位の。
膨大な数の難民が世界中に散らばる。なんて事は冗談じゃないわけです^^;
そんな事になったら、それ一つだけで世界の危機です。
・・・それだけは絶対に避けなければならない。
よって。
中国。習近平の独裁体制を計画的に滅ぼす必要があるわけです。

欲を言えば、たった一撃で効率よく滅亡させてから。
なし崩し的に分割統治が実現される。と言うのが一番望ましいわけです。

そのためには周辺諸国。アジア諸国。世界各国全ての協力が必要です。
世界秩序。世界平和を実現する。と言う全世界共通の目的がありますので。
この計画に異を唱える全ての国家。勢力は例外無く世界の敵。
・・・となるような状況を構築する必要があります。


わかりますね?アメリカの方々。
何度も言いますが、ロシアと無駄に対立している余裕なんか無いんです。
世界の滅亡を回避し、世界の平和を守るためには。
全ての国々が、あらゆる遺恨を乗り越えて協力する以外には無いんです。
それ以外に人類が生き残る方法は他にはありません。
これこそが。
これからの世界に求められている安全保障戦略であり、世界戦略です。
そして、その世界戦略の中心はアメリカ以外には担えないので御座います。
どうぞ世界の平和。世界の未来を守るために英断をお願い致します。


・・・とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[3回]

07 . November
十さん。「ど」の字さん。コメントありがとう御座います。

まずは、はじめまして十さん。さらさらの部屋にようこそ^^

それで習近平の実力を過小評価しているのではないか?と言う話ですが。
十さんの文面を拝見しますに、習近平が掌握した権力と言う点で考えるのならば。
なるほど。確かに十さんの御指摘のとおりだと私も思います。

ただ習近平と言う一個人の実力を考えるのであれば。
やはり胡錦濤、江沢民の両名と比較すると相当に見劣りするかと思います。
なぜならば。
この二人は日本。日米同盟と本気で対立する事はしなかったからです。
胡錦涛さんも江沢民さんも都合良く。上手い具合に日本を利用するような。
そのような才覚がありましたでしょう?
それが普通なんです。普通の政治家であれば出来て当然の事です^^;


ですが、その普通の事が習近平には出来ないんです。
習近平は無意味なまでに日本との関係を悪化させ、日米同盟と対立してしまった。
これを客観的に判断して中国と言う国家どころか。習近平と言う一個人ですら。
何一つとして利益を獲得出来ない状況にある・・・と考える以外にはありません。

繰り返しますが普通の政治家。為政者としての実力があれば。
間違いなく胡錦涛さんや江沢民さんと同じ事。同じ決断をしたはずです。
うん。どう考えても都合良く日本を利用した方がお得でしょう?^^;
でも、それが習近平には出来なかった。
つまるところ。
日本を利用する程度の才覚すら存在しないのが、習近平だと言う事です。
この点を先の胡錦涛さん。江沢民さんの場合と比較すれば。
習近平は明らかに見劣りするほどの実力不足。と結論付けるのが妥当だと思います。


次に、統制型の市場経済に関するノウハウを蓄積している。と言う事については。
・・・うん。まあ、そうですね。
そのノウハウを蓄積している事については、私も否定しません。
ですので、今後の中国経済を強力に管理。統制していく事につきましてはね。
十分に可能であるだろうと思います。
しかしながら。
それが中国経済の発展を意味するのか。と言う点については少し異論があります。

以前にも書きましたように、今後の中国は北朝鮮化していく。と私は見ています。
中国経済全体が極めて強力に統制される事によって、経済それ自体は安定しますが。
その反面。経済成長は著しく鈍化し、中国経済が低迷するのは確実です。
中国全体が猛烈な勢いで衰退していき、中国国民の大多数は困窮する。
それも毛沢東の時代のように大量の餓死者が出るレベルで困窮する。と、
そのように私は個人的に予想している次第です。

十さんは、チャイナショックを乗り越えた。とおっしゃられました。
それは、ある意味では正しいのかもしれません。
物凄い統制経済により無理やり中国経済を安定させた。
力ずくで中国経済の不安定化を阻止した。・・・と言う事が。
チャイナショックを乗り越えた。と表現するのならば、そのとおりです。
ですが、今しがた述べたように中国経済の衰退は避けられず。
中国国民が餓死するほどに困窮する。と言う事も避けられないと思います。


それで中国が中国経済の停滞を望まない環境を作り出そうとしている。
・・・と言う事につきましてはね。
それもまた間違いではないし、習近平はそう考えているのかもしれません。
でも、それ以上の話として。
これから先の中国。習近平は軍拡路線を最優先にするはずです。
それは経済よりも軍事を優先する。と言う事であり。
経済的な側面において対外的な政策を実行するくらいであるならば。
本格的な軍事的侵攻。侵略を実行するだろう。と私は考えています。

・・・んー。私の意見としては、こんな感じになるかな^^;


「ど」の字さん。

在日朝鮮資産の凍結について、ですね。
これについては、日本国内の問題として考えるのならば大きな事だと思います。
ですが、これをアジア情勢全体で考えるのならば、まだ小さい事です。
うん。そうですね。
私の率直な意見を述べるのならば、この程度で簡単に潰れてくれるのならば。
今のアジア情勢は極めて簡単。容易な状況だ。と言う事になるかと思います^^;

と言いますのもね。
今の北朝鮮。金正恩。北部戦区の軍閥。そして、ロシア。
たかが在日朝鮮資産を凍結した程度で、どうにか出来る相手ではありません。
・・・まあ、牽制。警告の意味合いにはなると思いますけれどね^^;
でも、それ以上の効果を期待するには、まだ少し弱いでしょう。
そんなわけで。
ロシアが北朝鮮を支援する事は継続すると思いますし。
今回の決定だけで安倍政権がロシアを敵に回す。と考えるのは些か早計です。

えーと。私個人の意見と致しましてはね^^;
今回の在日朝鮮資産の凍結については、あくまでも日本国内の朝鮮勢力。
この勢力を標的に実行されたものであって。
まあ、あくまでも第一歩である。と考えるのが妥当だろう。と思います。

これから先。今後はどのように動いていくのか。と言う事が重要でしょうね。



さて。それでは前回の話を振り返ってみたいと思います^^

前回は日本を含めアジア諸国としてはロシアと協力する以外には無い。
・・・と言う話でした。

うん。まあ、そうですね^^;
逆に考えれば、なんでロシアと対立しなければならないんだ?と言う話です。
ロシアと対立している理由がウクライナだとすれば。
欧米諸国にのみ対立する理由があるのであって、アジアは完全に無関係であり。
何一つとしてロシアと対立する理由など存在しないわけです。

そうだと言うのに、その対立にアジアが巻き込まれた挙句に。
アジア地域が不安定化するなんて冗談ではありません。
何度も言いますが、今ここでアジア諸国がロシアと対立する理由は無いのです。
むしろ協力する理由しかありません。
うん。そうですね。
この点については、間違いないんじゃないかなぁ。と私は考えています^^


それで本日の話題なのですけれどもね。
改めて申し上げますが私の意見と致しましては。
アジア戦略の中心は中国。習近平であり、断じて北朝鮮。金正恩では無い。
万が一にも中国。習近平を後回しにして北朝鮮。金正恩を優先してしまえば。
そのアジア戦略は必ず失敗してしまうだろう・・・と言う事を書いてきました。

それで本日は、なぜ中国。習近平が最優先となるのか。
この話を中国と北朝鮮。習近平と金正恩と比較しながら書きたいと思います。
それでは参りましょう^^

それで、ですねぇ。
この中国と北朝鮮。習近平と金正恩と言うのは似て非なるものであって。
微妙な違いが両者にはあったりするんです。
いやまあ、このブログでもね^^;
これからの中国は北朝鮮化していく。と書いてきましたので。
そういう意味では中国。習近平は北朝鮮。金正恩に近づいていくのですけど。
本質的な部分で明確な違い。と言うのがある。と私は考えているんです。


と言うのも今の北朝鮮。金正恩の言動と言うのは、攻撃ではないんです。
あくまでも防御なんです。防御のためにミサイルを発射しているのであって。
自分達の身を守るために恫喝を続けているんです。

これは、藤井厳喜さんが指摘していた事なんですけど。
北朝鮮の暴走って厳密に言えば挑発行為じゃないんです。
挑発と言うのは、相手に攻撃させようとする意図がある行為であって。
今の北朝鮮。金正恩と言うのは、別にアメリカと戦争をしたいわけでは無く。
当然ながらアメリカに攻撃してもらったら困る。と考えているんです^^;

そういう意味では北朝鮮。金正恩は一度たりとも挑発をやった事は無いんです。
あくまでも防御。北朝鮮を攻撃したら大変な事になるぞ。との恫喝は。
お願いだから攻撃しないでね。と言う意思の裏返しである。と言う事です^^;
つまるところ。
実は世間一般で指摘されているほどに、北朝鮮は暴走していないんです。


・・・いやぁ~。ホントにさ^^;
よくぞ藤井さんは、この点を指摘されていますよねぇ。見事です^^
まさにおっしゃるとおり。北朝鮮。金正恩は無分別に暴走しているよう見えて。
実際には極めて理性的に。明確な安全保障戦略に基づいて行動しているんです。
であればこそ、私も北朝鮮には利用価値があり。交渉する価値がある。と、
そのように主張しているんですけれどね^^;

まあ、もう一つ付け加えるのならば。
これも以前から書いているように、ロシアは北朝鮮を支援しています。
この見方を変えれば、支援するだけの価値が北朝鮮にある。と、
そのようにロシアは考えている。と解釈する事も出来るわけです。
このロシアの北朝鮮に対する評価は信頼出来る。と私は考えています。

ともかく、です。
このように北朝鮮。金正恩は非常に冷静であるわけです。
無分別で。非常識で。一切の言葉が通じない相手だ。と言う認識は間違いです。
そういう意味で北朝鮮。金正恩と言うのは信用出来る相手だと私は考えています。


さて。それでは本日の本題。本丸の話です。
このような北朝鮮。金正恩に対して中国。習近平はどうなのか?と言う事です。

一応の確認として書いておきますけれども。
現在の中国。習近平は猛烈な軍拡路線を突き進む事を宣言しており。
事実。その宣言通りに行動するだろう。と多くの人々が予想しています。
うん。そうですね。
この点については、まず間違いない。と考えてよろしいでしょう。

習近平は中国経済。中国社会を管理。統制する事を前提に行動しています。
それにより中国国内は安定し、習近平の独裁体制。支配体制は安定しますが。
その代わりに中国経済は凄まじく低迷し、中国国民は恐ろしく困窮します。

でまあ、それで噴出するだろう中国国内の不平不満を解消する手段として。
習近平は対外戦争。軍事的な手段による支配地域の拡大。
中国国内の問題を国外の問題にすり替える。と言う手段を選ぶはずです。
・・・ええ。それが一番簡単に誤魔化せますからね^^;
そのための軍拡路線である事は確実で御座います。

そして、この一点だけを見てもね。両者の違い。双方の危険性は明白です。
攻撃を前提とする中国。習近平と防御を前提とする北朝鮮。金正恩。
どちらがより危険であるのか。脅威であるのか。
その差は歴然としている。と考える事が出来るだろう。と私は思うんです。


もっと言えば北朝鮮。金正恩が最大限に出来る事は朝鮮半島の統一まで、です。
・・・うん。まあ、可愛いものです^^;
朝鮮半島の統一。しかも韓国が自ら望んで北朝鮮に併合される。と言うような。
極めて平和的な形での統一を目指しているのだとすれば。
その程度なら交渉の内容次第ですけれど、絶対に容認出来ないレベルの話じゃない。

これに対して中国。習近平には限度と言うものがありません。
際限なく。どこまでも混乱を拡大させてアジア全域を戦場にするはずです。
なぜならば。
中国。習近平の目的が中国の支配権を拡大させる事。国益を獲得する事ではなく。
自分自身の支配体制を維持する事が目的であるから、です。

戦争によって自分の支配体制が維持出来るのだとすれば。
世界が滅亡するまで習近平は延々と戦争を続けようとする事でしょう。
ええ。そうですとも。
習近平の頭の中は自己保身の事だけ。自分の事だけで手一杯だからです。
だから、アジアの平和とか。世界の平和なんて微塵も考えている余裕が無いんです。
これは・・・さすがね。絶対に容認出来ないレベルの話です。

あの、これは以前にも書いた事なんですけれどね。
そもそもの話として習近平には、中国全土を支配するだけの度量が無いんです。
習近平の度量の無さ。自分自身の無能。実力不足を他者に責任転嫁する事。
それが中国。習近平が永遠に終わらない戦争をする理由・・・になるでしょうね。


こんな桁違いのバカ。アジア最大の問題児を放置して北朝鮮。金正恩を優先する?
・・・いやいや、それは何かの冗談ですか?^^;
習近平の陳腐な自己保身のためだけに、アジアを火の海にするわけにはいかない。
そう考えれば中国。習近平を最優先対応する事は至極道理。
至極当然の判断であるだろう。と私は個人的に考えている次第で御座います。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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06 . November
さてさて。前回は中国の思惑から今後のアジア情勢について。
そして、その中国への対応についての話で御座いましたね。

うん。まあ、そうですね。
やはり現時点で北朝鮮。金正恩への対応を最優先とするのは。
これは悪手なのではないだろうか。と私は思います。

私達日本を含めたアジア諸国。また、日米同盟と言う観点からアメリカ。
これらの国々にとって共通の。最大の懸念事項と言うのは。
やはり中国。習近平による軍事独裁国家の誕生です。
これと比較すれば、どう考えても北朝鮮。金正恩の問題は見劣りします。

前回にも書いた事ですが、決して優先順位を間違えてはならない。と思います。
アジア戦略における中心は中国であり、最優先とするべきは習近平です。
これ以外のアジア戦略など存在しないだろう。と言うのが私個人の見解です。

でまあ、それゆえに問題となるのがアメリカのアジア戦略です。
今のアメリカ。トランプ大統領が習近平と協力して金正恩を排除する。
・・・と言う事だけは絶対にやめて頂きたい。と私は切に願う次第で御座います。
もう本当の本当に。悪手以外の何物でもありませんからね^^;
あくまでも中国。習近平こそ最優先で対応しないと・・・。
冗談でも何でもなく中東と同じ間違いをアジアでも繰り返す事になりますし。
その場合には、アメリカは世界の超大国の地位を失う可能性があります。
ぜひとも正しい決断をして頂きたいところで御座いますね^^


と言うわけで、本日の本題で御座います。
本日は前回にチラッとだけ書きましたが、中国とロシアについて。
そこからロシアの思惑についての話を書きたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず最初に確認です。
現在の世界情勢を見た場合。アメリカとロシアの対立。
この不毛な争いが世界情勢全体を不安定化させている事は明らかであり。
その争いは硬直状態。まさしく千日手のような状況に陥っているのが実情です。
それで、です。
この米ロ両国の対立において、より責任が重いのはアメリカです。
私は親米派であり、同盟国である日本国に所属する人間ではありますけれど。
この点についてはアメリカの責任は極めて重いと思います。


んー。まあ、アメリカの事情も理解出来なくは無いんですけどねぇ・・・。

皆々様もご存知のように、対ロ制裁のキッカケはウクライナでの対立です。
それは言い換えればヨーロッパ東欧地域の対立であり。
ひいてはNATOにおける対立でもある。
そういう意味では対ロ制裁。ロシアとの対立はアメリカ一国の問題じゃない。
アメリカとヨーロッパ。その安全保障体制全体の問題である。とも言えます。

ですから、もはやアメリカの一存だけで対ロ制裁を撤回する事。
ロシアとの対立を解消する事は出来ない状況である事は、十分に理解出来ます。
・・・出来ますけれどもね。
この不毛な争いが世界情勢全体を不安定化させている事については。
アメリカもロシアも。ヨーロッパの方々も十分に理解するべき事だと思います。

なので、私個人と致しましては。
一刻も早く米ロ両国は和解し、ウクライナの問題を解決するべきである。と、
そのように考えている次第で御座います。


でまあ、このような話を踏まえてロシアの思惑について、です。

ロシアは一刻も早くアメリカと和解したい。と考えています。
しかしながら、ウクライナから手を引く事は出来ません。
ウクライナにはロシアの軍需産業があるからです。
万が一にもウクライナがアメリカ陣営に組み込まれれば、
ロシアの軍事技術。極めて重要な技術までもがアメリカに筒抜けになり。
結果としてロシアの軍事戦略。安全保障戦略に重大な悪影響が発生します。
よってロシアとしては、どうあってもウクライナから手を引く事は出来ません。

つまり、ロシアとしてはアメリカとは和解したいけど。
絶対に譲歩する事が出来ない一線がある。その事をアメリカに理解して欲しい。
・・・と言うのがロシア側の率直な意見であるはずです。

もし仮に。
その最後の一線すら守れない。となればロシアは迷わず全ての手段。
どんな手段を用いてでもアメリカに対して抵抗するはずであり。
その一環が北朝鮮に対する長距離ミサイルに関する技術提供・・・となるわけです。
世界情勢を不安定化させてでもアメリカに抵抗する。
全てはロシア国家とロシア国民を守るため、です。

・・・うーん。私みたいな安全保障の立場になりますとね。
その悲痛なまでのロシアの覚悟が理解出来てしまうので・・・。
どうしてもロシアだけが全部悪い。とは思えなくなるんですよねぇ。
いやまあ、そうだとしてもね^^;
当然ながらアジア地域が不安定化しても良い。と言う事には絶対になりませんけどね。
でまあ、その話は今は置いておくと致しまして。
ともかくロシアとしては、攻撃のために北朝鮮を利用したのではなくて。
ロシアを守るため。防御のために北朝鮮を利用した。と言う事です。
この点を間違えてはなりませんし。
であればこそ、私はロシアとの和解。協力が極めて重要だ。と考えております。

もしもロシアと和解せず。協力関係も構築しないままに。
北朝鮮を攻撃し、金正恩を排除するような場合。
ロシアを完全に無視する形でアジア戦略を推し進めようとしてしまった場合。
ほぼ確実にロシアは妨害工作を継続させて、
いつまでも。ずーっとアジア地域の不安定化を画策し続けるでしょうし。
その結果として金正恩を排除出来たのだとしても。日米がどれだけ努力をしても。
まったくもってアジア地域は安定しない。・・・と言う状況になるはずです。


一応確認しておきますが。
長距離ミサイルの軍事技術は非常に高度な技術です。
タダで流通するはずも無い技術であり、明確に大国の意思が存在しない限りは。
絶対に流れるはずもないほどの高度な技術です。
それほどまでの技術をロシアは北朝鮮に流したんです。そこまでやったんです。

今ここでロシアと和解しないと、これと同じレベルの事が次々に実行されて。
アジア全体が容赦なく。際限なく不安定化する事は明らかです。

これを阻止するためにはロシアとの関係を改善し。
限界まで追い詰められたロシアの状況を立て直して。
アジア地域の安定がロシアの利益。国益となるようにする以外には無いんです。
・・・もしくは、本当の本当にロシアと戦争をするか。
それも核戦争を前提とした世界最終戦争を覚悟してでもロシアを滅ぼすか。
二つに一つ。
どちらか以外には選択肢は無い。と私は考えております。
そして、私達日本は中国。習近平こそが最優先と考えているのであり。
ロシアとの対立はもとより。ロシアとの戦争など完全完璧に不可能であり、論外です。

それゆえに、です。

前回にも書きましたように、アメリカに米ロ関係を改善する意思が無いのならば。
私達日本に主導権を渡して日ロ関係を改善する事を認めて下さい。
これ以外にロシアを止める手段は無く、このロシアを止められない限りは。
日米両国におけるアジア戦略。その全てが徒労に終わります。
・・・冗談でも何でもなくアメリカは本当に不戦敗となり。
アジア地域におけるアメリカの影響力は大きく失われる事になるでしょう。


わかりますね?アメリカの方々。
ロシアが仕掛けているのは、壮絶なまでの消耗戦です。
ただ直接的な戦闘行為が行われていないだけの、物凄い世界戦略です。
どれだけ自分達がズタボロになったのだとしても。
アメリカが「もうやめてくれ」と言うまでロシアは延々と続けるはずです。
繰り返しますが、そうしなければロシアの安全保障体制を守れないから。
すなわちロシア国家。ロシア国民を守れないから、です。


私達日本。アジア諸国の総意と致しましてもね。
ヨーロッパの安全保障体制。NATOのためにアジアの安全保障体制。
つまりは、日米同盟を破綻させるわけにはいかないんです。
もし万が一にも。
今ここでアメリカがシリアの時のような不戦敗なんて事になったら。
アメリカの影響力。日米同盟の影響力は大きく低下します。
それは結果的にアジア地域全体の不安定化を誘発させる危機的な状態です。
日本としては、そのような事態は絶対に回避したい。

しつこいようですが、私達日本はロシアとの全面衝突なんて冗談じゃないんです。
なぜならば、私達日本は中国。習近平に最優先で対処する必要があるからです。
日本としてはロシアと和解する以外の選択肢が無いんです。

そして、これは日本のみならず。アメリカもまた同じであるはずです。
これ以上ロシアと対立する事はアメリカにとっても重大な悪影響が発生する。
世界の超大国と言う地位すら揺らぐ事になりかねない。


アジア戦略を成功させるためには。
アジア地域に限定する形でも。日本に主導権を渡すでも何でも良いから。
ロシアとの和解して、ロシアとの対立を回避する以外に方法は無いんです。
これは安全保障の観点から断言致します。他に方法は存在しません。

前回にも書きましたが、アメリカの方々。理解と決断の時です。
損益分岐点は今まさにこの時です。
ここで限定的にでもロシアと和解。協力する決断をして頂かなければ。
従来通りの安全保障体制。従来通りの日米同盟を約束する事は出来ません。
日本もアメリカも。双方共に極めて不幸な事態に陥りかねません。


アメリカの方々。
対ロ制裁はヨーロッパとの関係を維持するためには必要なのかもしれませんが。
アジアとの関係を維持するためには不要なものです。
だから、対ロ制裁。米ロ両国の不毛な対立をアジアにまで持ち込むのは厳禁です。
その事を理解して、どうか正しい選択を決断してください。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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05 . November
「ど」の字さん。コメントありがとう御座います。

それで、まず北朝鮮。金正恩に対して習近平がどう動くのか?と言う事ですが。
やはり習近平としては金正恩を認める事は出来ないはずなので。
その両者の対立と言うのは、まず避けられない。と言う事があるかと思います。

でまあ、以前から書いておりますように。
習近平としては、この金正恩を排除するためにアメリカを利用しようと。
そのように考えているはずですので、そんな習近平の甘言に応じない事。
また、アメリカが応じないように釘を刺しておく事が日本としても重要でしょう。

それからアメリカが韓国をどう扱うのか。
アメリカ陣営に留めようと努力するのか。と言う事については。
第一に韓国をアメリカ陣営に留める利点があるのか否か。と言う事だと思います。
それが無い。とアメリカが判断した場合には、アメリカは手を引くでしょうし。
となれば、必然的に私達日本も韓国から手を引く事になります。
そして、日米が手を引いた瞬間に韓国は跡形もなく消滅する事でしょうね。


それで「ど」の字さんが懸念されているように。
韓国に関して日本にとばっちりがあるのか?と考えるのならばね。
その心配は無いだろう。と考えて良いかと思います。
なぜならば、もう既に私達日本は日韓合意を履行しているからです。

忘れてはならない事は、この日韓合意はアメリカの提案で成立した合意だと言う事です。
日本側が合意を履行しているのに、韓国側は未だ合意を履行しておりません。
この状況があるにもかかわらず、ここでさらにアメリカが日本に何かを要求する。
日米韓の連携において、これ以上に日本に譲歩を要求する事はありえません。
そんな事をするくらいならば、アメリカは韓国に要求するはずです。
うん。そうですね。
米韓関係のために日米同盟を犠牲にする。と言う本末転倒な事を考えない限りは^^;
韓国を理由としてアメリカに日本に何かを要求をしてくる事は、絶対にありません。


また、韓国がテロ警戒レベルを下げた事につきましてはね。
これは私にも理解不能です^^;
それで韓国側の態度が不誠実極まる。どうにもならない。となれば。
本当の本当に。冗談じゃなくてトランプさんは訪韓を取りやめるかもしれませんね。

・・・まあ、それは韓国の問題なのであって。
私達日本としてはトランプさんに「気を付けて」と言う以外にはありません。
それ以上の事は出来ないでしょうね。
まっ。そもそもの話としても、私達日本からの忠告など韓国が聞くはずもないのですから。



さて。それでは本日の本題で御座います。
前回は、中国が韓国との関係改善を模索しているのは日米への牽制であると同時に。
北朝鮮への牽制と言う意味合いも含まれている。と言うものでした。
なので今回は、その中国の思惑について書いていきたいと思います。
それでは参りましょう^^

では、まず最初に確認です。
まず今後の韓国の動きについては二つ。日米を裏切るか。何もしないか。
この二つのうち。どちらを選ぶのか。と言う事だけが韓国に許された自由です。
うん。そうですね。
日米を裏切らない。中国や北朝鮮を裏切る。と言う選択肢は存在しないでしょう。
仮にそれらを実行しようとした場合。
現在のムン・ジェイン大統領は確実に失脚するか。暗殺されてしまうはずです。

・・・ええ。前任のパク・クネ前大統領がそうでしたからねぇ。
現在の韓国政府。ムン・ジェイン大統領としては恐ろしくて中朝には逆らえず。
また同じように恐ろしくて日米との協力を強化する事は出来ないでしょう。

このような韓国政府。ムン・ジェイン大統領の状況と言うのは。
これからも変わる事は一切ありませんので、さして韓国を見る理由は無いでしょう。
ただ韓国がいつ裏切るのか。と言う点だけを気にする程度で十分だと思います。


それよりも優先するべきは中国です。
先に述べたように中国。習近平の動きは北朝鮮。金正恩の排除と言う一点にあります。
そのために中韓関係を改善すると共に、アメリカとの関係も改善するわけですが。
この動きから判断すれば、おそらくと言う話ではありますが。
水面下ではロシアとも交渉していると予想されます。
その目的は言わずもがな。北朝鮮。金正恩に関する取扱いについて、です。

金正恩に対する支援をやめてくれないか。と言う事を、
習近平はプーチン大統領に対して提案しているはずです。
無論。そう簡単に習近平の提案にロシアが応じるとは思いませんけれどね^^;
まあ、ともかく。
このように本格的に北朝鮮。金正恩の孤立化を狙っている。と予想されます。


その上で、です。
習近平としては完全に孤立化させた状態の金正恩を排除し、
自分にとって都合の良い傀儡政権を樹立させ、北朝鮮の掌握を狙うはずです。
もちろん必然的に金正恩を支援する最大勢力たる北部戦区。
中国国内最大の反習近平勢力である軍閥勢力の排除を行う事でしょう。

この段階で習近平に抵抗出来る勢力は中国国内から完全に消滅し、
習近平は中国全土に加えて北朝鮮を完全に掌握。
第二の毛沢東。第二のソ連が如き恐るべき存在として君臨し、
それと同時に猛烈な速度で軍拡路線を突き進もうとするはずです。

うん。まあ、そうなるでしょうねぇ。
今後の中国経済は回復する見込みが無く、確実に経済全体が停滞し。
中国社会全体も衰退する事は目に見えております。
そして、この状況を適切な対処するだけのを実力は、習近平には存在しない。
ならば、結論は一つ。
中国の衰退を誤魔化すための対外戦争を画策するに決まっております。
その標的はどこか?
言わずもがな。東南アジアでしょう。
それ以外の地域では中国は勝てず、また十分な利益は見込めませんからね。
南シナ海への実効支配をより強力に推し進め。
それに反発する勢力。抵抗する勢力の全てを力ずくで排除しようとするはずです。



とまあ、こうなる前に対応する事が重要だと思いますね^^;

重ねて申し上げますが、私としては最優先とするべきは中国。
習近平による軍事独裁国家の誕生を阻止する事です。
これ以上に最優先とするアジア戦略は存在せず。
また、これを阻止するためであれば、あらゆる手段を用いるべきである。
・・・と言うのが私の個人的な結論で御座います。

それで以前から書いているように、私は中国それ自体を分割する事を考えています。
先に劉暁波さんが亡くなられた時点で、
中国が自発的に民主化する可能性は限りなくゼロに近しく。
また、先の党大会で江沢民派。反習近平派の大部分が敗北した事により。
習近平による軍事独裁国家の誕生が現実のものになろうとしている以上。
これ以上中国の暴走を見逃す事はアジア全体。ひいては世界全体の危機です。
これに対応するためにも中国を分裂させ、分割する事で危機を回避するべきだ。と、
今ここで私は改めて主張する次第で御座います。


そんなわけですので、やっぱりね^^;
今ここで北朝鮮。金正恩を排除出来る可能性があるのだとしても、ね。
それをやるよりも中国。習近平を優先した方が絶対に良い。と私は思うんです。
金正恩を排除したら、その分だけ習近平の力は確実に強まるんです。
習近平の独裁体制が完成して、戦争起こす気満々の状態になってから対応したら。
日本もアメリカも想像を絶するほどの被害を覚悟する事になります。
・・・もうマジで冗談じゃないんです。

だからこそ。今ここでは、あくまでも中国一点に集中するべきなのであって。
北朝鮮に手を出すのは・・・やはり悪手ではないか。と私には思えてしまうんです。


それに、ですねぇ。
金正恩を排除してから習近平に対応する。と言う事を考えた場合。
当然ながら金正恩がいる時よりも中国。習近平の独裁体制。
その支配体制を崩すく事は難しくなります。

金正恩と北部戦区。この二つが消滅すれば、習近平は中国全土を完全に掌握します。
完全に掌握された状態から中国を分裂させる。となれば、
これはもう並大抵の事ではありませんし、何よりも戦争が不可避になります。
そもそもの話として習近平には中国全土を支配するだけの実力がありません。
ですから、自分の無能を誤魔化すために対外戦争を本気で考えているはずですし。
そのために東南アジアへの武力侵攻を本気で考えているはずなんです。
これを止める事は出来ません。

日米同盟としては、本気で中国と戦う事になるはずです。
そんなの・・・アメリカとしても冗談じゃないでしょう?
うん。このような未来はアメリカにとって不都合であるはずです。
もちろん私達日本にとっても凄まじく不都合です。

それを考えたら金正恩や北部戦区が生き残っているうちに。
今の中国。習近平の独裁体制を崩しておく方が遥かに利口であるはずです。
実際に。習近平は北朝鮮。金正恩にすら勝てない無能な人間だ。として、
独裁体制を崩した方が遥かに楽であるはずです。そうではないでしょうか?


一応。確認しておきますけれど。
以前にも書きましたように、アメリカはロシアと対立している状況があります。
そして、現在の米ロ両国の対立は世界戦略それ自体が千日手の状況にしています。
アメリカがアジア地域に国力を注ぎ過ぎれば、その分だけ他が手薄になり。
その手薄となった部分をロシアが攻めてくるわけです。
結果的にアメリカとしてはアジア地域に国力を集中させる事も出来ず。
他の地域の事も考えれれば可能な限り国力の浪費は避けるべき状況にあります。

そういう意味でも、やはり中国と北朝鮮。この二つを同時に対処するよりも。
どちらか片方に限定して対処した方が良いはずです。


・・・いや、別にね。二つを同時に対処しても良いんですよ?^^;
ただし、その代わりアメリカはロシアと和解して頂く事になりますけれどね。
そうしなければ全てが中途半端になってアメリカは不戦敗になります。
アメリカの不戦敗とは何か?
中東のシリアです。
シリアにおいて軍事介入を諦めた事で中東地域の影響力を失ったように。
アジア地域においてもアメリカは大きく影響力を失う事になってしまうでしょう。

うん。この決断は必要だろうと私は思います。
中国を優先して北朝鮮を一時的に保留とするか。
あるいは、中国と北朝鮮の両方に対処するためにロシアと和解するか。
どちらか以外には選択肢は無いだろうなぁ。と私は考えております。

ちなみに。
ロシアと和解出来ないのならば、前者を選ぶしかないと思いますけど。
その場合には、私達日本が主導権を握ってロシアとの関係改善を模索します。
米ロ関係が改善しない分だけ、日ロ関係を改善させて穴埋めするわけですね。
どちらであれ今後のアジア戦略においては、ロシアとの協力は不可欠ですから。

・・・ロシアって強いでしょう?^^;
失礼ながらアメリカの方々は、あまりにもロシアを過小評価し過ぎています。
曲がりなりにも。かつて赤の巨人としてアメリカと戦った大国が弱いはずが無いんです。
簡単に倒せる。と思っているのならば、それは大きな間違いです。


アメリカ政府。トランプ大統領の申し上げるんですけれどね。
全ての問題を一度に解決させようとしても無理です。
一つ一つ問題を解決させていく以外にはありませんし。
また、全ての問題には優先順位と言うものがあるだろうと私は思います。

現在のアジア戦略においては中国。習近平以外の何かを優先した時点で。
そのアジア戦略と言うのは確実に失敗するだろう。と私は考えております。

ですから、今ここで北朝鮮。金正恩を排除出来る状況なのだとしても。
アジア戦略における最優先は中国。習近平である事を忘れてはならないと思います。


とまあ、こんな感じかな。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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