政治 ブログランキングへ さらさらの部屋 世界の話~アメリカ 忍者ブログ
08 . July
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

16 . May
いやいや、ちょっと書けなくて失礼いたしました^^;

えーと。前回は・・・アメリカの話題でしたね。
うん。まあ、そうですね。
今のアメリカの状況。と言うかアメリカ国民の政治不信って。
これは相当に大きなものである。と覚悟しておくのが妥当だろうと思います。
・・・これを過小評価する人がいたとしたら、私達日本以上に平和ボケした人です。
ともかく。
今の大統領候補であるドナルド・トランプさんは無論の事。
ヒラリーさん。あるいは、サンダースさんであったとしても。
今現在のアメリカ国民が抱えている政治不信を解消すると言うのは難しいでしょう。

オバマ大統領を選んで、今またトランプさんを選んだ。と言うのがね。
もうアメリカ国民の怒りを示しているようで恐怖を感じます。単純に私は怖いです。
なので、これに適切に対応しないと本当に大変な事になります。
おそらく次の政権では、どうやってアメリカ国民の政府不信を解消するのか?
・・・と言う事が最初のテーマとなるでしょうね。きっと。



とまあ、そんなこんなのアメリカの話題だったのですが・・・。
今ここで大統領選について言及すると言うのもねぇ。ちょっと迷うところです。
いや、私って日本人ですからね^^;
そんな他国の人間。赤の他人が選挙。ましてアメリカ大統領選に言及するって。
本当は、あんまり褒められた事でも無い。と言うか。
そもそも「大きなお世話」以外の何物でも無いんですけれども^^;

んー。まっ。安全保障。日米同盟であれば私達日本も無関係ではありませんので。
本日は、それに関する話を少しだけさせて頂きます。それでは参りましょう^^

では、まずはこちらをご覧下さい。
http://www.sankei.com/column/news/160515/clm1605150007-n1.html

こちらは産経新聞さんの記事で、トランプさんの日米同盟に関する発言について。

「在日米軍の経費を全額負担しないと、アメリカ軍を撤退させる」

・・・と言う最近に話題となっている発言が書かれております。
いやまあ、私も一応は安全保障を司る立場だったりしますのでね。
このような物凄くインパクトのある発言を無視するわけにもいきません。
(↑そんな事を言うのなら、もっと早くに書くべきだったんですけど^^;)


それで、この発言に対しては当然のように日本では大騒ぎになっております。
在日米軍が全面撤退したら日本の安全保障は崩壊してしまいますからね^^;
言わずもがな。
安全保障が崩壊したら、その瞬間から日本の平和と未来もまた崩壊します。
私達の子供や孫の世代は、確実に地獄のような未来を生きる事になってしまいます。
それだけは断じて。断じて許されない事で御座います。
ですので、トランプさんの発言に対して大騒ぎするのは当然と言えば当然です。
当然なんですけれどもね・・・。

ただ。
もっと根本的な事を指摘するのならば、トランプさんの発言それ自体が。
極めて無責任かつ無分別であると同時に、安全保障について基本的な知識も無い。
つまりは、ド素人も同然の発想で主張されているものです。
うん。この点については間違いありません。

・・・いや、これはそんなに難しい話じゃなくて。ですねぇ^^;
至極単純な話と致しまして、権利と義務と言うのは表裏一体なんです。
えーと。何となく、ですけれども。
今の日本の報道を見ておりますと、アメリカが無条件に日本に要求出来る。とか。
そんなような雰囲気を感じるんですけど・・・そんな事は無いんですよ?^^;
いくらアメリカが日本を守るからと言って、なんでも要求出来るわけじゃありません。
ちゃんと限度と言うか。制限はあるんです。

と言うのもですねぇ・・・もし仮に。
アメリカ側に在日米軍に関する経費の全面負担を日本に要求する権利があるとすれば。
当然の話としてアメリカには、その分だけ日本を守る義務がある。と言う事になります。
でも、この点についてトランプさんは、まったく考慮していないんです。
つまるところ。
私達日本が今以上に日米同盟における負担をした場合。
アメリカには、今以上に日本を守る義務。責任が発生する。と言う事で御座います。

うん。まあ、ホントに当たり前の話なんですけどね^^;
アメリカが日本を守れる度合いに応じて日本の負担は決まるのであり。
決して無条件に負担だけを日本に要求出来るものではないんです。



さて。ここで一つ重要な話があります。
私達日本は、今現在に中国が軍事的恫喝を受けている真っ最中です。
当たり前の話ですが、日本を守る。となれば絶対に見逃せない状況があるわけです。
アメリカは日米同盟における義務。責任を果たすために。
何度となく中国に警告。それも米中首脳会談での直接的な警告まで実行し。
尖閣諸島が日米同盟の適応範囲内である。と言う宣言までして下さいました。

私個人としては、十分にアメリカは責任を果たしてくれている。と、
そのように解釈するところではありますけれども。
もしも今回のトランプさんの発言の通りに。
アメリカが日米同盟での日本の負担を今以上に大きくする。とした場合。
必然的にアメリカは今以上に日本を守る義務。責任が発生するわけです。

まあ、何が言いたいのか?と言いますと。
アメリカは、より強力な対中制裁の実行をしなければならなくなるわけです。
んー。まあ、そうですねぇ。
トランプさんの発言を額面通りに受け止めて、
私達日本が在日米軍の全ての経緯を負担した場合を想定しますと・・・。
それこそ米中関係が決裂しかねないほどの強力な制裁行動になるでしょうね。
具体的に言えば、今現在にまで行われているロシアへの経済制裁。
対ロ制裁と同種の制裁行動を欧米諸国。アメリカ陣営。ひいてはアジア全体。
対中包囲網を用いる形で「対中制裁」を実行する。と言う事になるでしょうか。

ちなみに。
確認のために書いておきますと、これが実行された瞬間に中国経済が消し飛んで。
中国国家の一切合財がひっくり返る事は間違いないでしょう。
あっという間に中国共産党の一党独裁体制が打倒されて、習近平の首が飛びます。
ええ。中国としてはビビリ倒す事になってしまうでしょうね^^;



あの・・・まあ、普通に考えましてもね。
私達日本に日米同盟の負担をさせる。と言うのは、そう言う事です。
正当なアメリカの要求に対しては、正当な日本の要求がある。と言う事です。
仮に日本政府。安倍総理が我慢したとしても、日本国民は我慢しないでしょう。

「今以上に日本が負担するんだから、今以上に日本を守れ」

・・・みたいな。
そんな一切反論の余地が無い。もう完全完璧な正論が出てくる事は明白です。
私のような親米派の立場であろうとも、この点については何一つ弁護出来ません。
日米同盟での日本の義務を口にするなら、アメリカも義務を果たせ。となるのは道理。
まったくもって議論の余地がありませんからね。

でまあ、このように議論の余地が無いほどの。
物凄く基本的な点をトランプさんって、まったく考えていないんです。
と言いますのもね。
トランプさんって、中国やロシアとの関係改善も主張していたりするんです^^;
私達日本に対して日米同盟における今以上の負担を求めながら、
アメリカは中国と関係改善する。・・・って、なんじゃそりゃ?^^;
一体。どんな曲芸じみた外交戦略を組み立てれば可能なのか。
まったくもってトランプさんの考えは、私如きにはわかりません^^;

それで、この論理の矛盾が示すものと言うのは。
トランプさんは物凄く表面的な。それも数値でしか判断していない。って事です。
そこに人間がいる。だなんて想像もしていないんでしょうね。
そうでなければ、こんな矛盾した主張が出てくるわけがありません。
・・・私達日本の事を便利で都合の良い道具とでも考えていないと、
こんなバカ丸出しの発言は出てこないはずで御座います。


うーん。まあ、確かに日米同盟におけるアメリカの国益とかもね。
もちろん重要な要点だとは思いますけれども。
でも、それについてはアメリカの問題なのであって。
日本とは無関係の問題なので、私からは何も言う事はありません。
ただ。
私達日本の立場から言える事は。
日米同盟は、日本とアメリカにおける対等な同盟関係を示すものです。
片方が片方だけに依存する。と言う関係性ではないんです。
ええ。そうですとも。
この点については、私は日本国民の一人として強く。強く申し上げる次第です。


私達日本は日米同盟における義務。責任。役割に従って。
在日米軍に基地を提供し様々な配慮。譲歩などを重ねて参りました。
時として非常に。極めて忍耐を要求される事案においても、必死に我慢してきました。
その上でアジア最大の親米国家にして、アメリカ陣営の最前線と言う立場で。
何十年と中国やロシアと対峙してきた歴史があります。

・・・アメリカの方々。よくよく聞いて下さいませね?
これらの事を、別にボランティアでやってきたわけじゃないんです。
私達日本が、これらの事を自分達の義務。責任。役割としてきたのは。
ひとえに日本の安全保障であり、日本の平和と未来を守るためであればこそ。
その目的があればこそ私達日本は自分達の責任を果たして参りました。
このような日本の誠実な姿勢は、評価されて然るべきだと私は考えております。

日米同盟は、アメリカだけが一方的に負担してきた。
・・・などと考えているのだとすれば、それは致命的な間違いです。
その主張は、裏を返せば私達日本が何一つ負担してこなかった。と言う事になる。
あまりにも私達日本に対して、失礼極まる自分勝手な主張であり。
とてつもない暴挙暴論である。と思います。
私は、日本国民の一人として極めて強く抗議するところで御座います。



・・・まっ。そうは言いましてもね^^;
どうしてもアメリカが日本に負担しろ。と言うのならば。
私達日本だって絶対に負担しない。と言うわけではありません。
ちゃんと議論を重ねて、適切な負担はこれからも継続していくつもりです。
これは私達日本の総意である。と考えて頂いて結構です。
しかしながら。
私達日本が負担する分だけアメリカには義務がある。
負担させた責任があるんだ。と言う事は、どうか忘れないで下さいませ。


・・・いやぁ~。こんな当たり前の事を改めて言う事になるとは。
さすがに私も思いませんでしたけどね。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[2回]

PR
09 . May
とまあ、そう言うわけで。
前回は、なぜにアメリカでトランプさんが出現したのか。勝利したのか。
その理由に関する話題で御座いました。

んー。まあ、私もアメリカ国民ではないので^^;
他国の人間がアメリカの内情に意見するのもアレなんですけど・・・まあね。
そんなに的外れではないだろうなぁ。とは思うところで御座います。いやはや^^;


それでまあ、本日も前回の続きとなるわけなんですけれども。
うーん。そうですねぇ・・・。
もう少しアメリカの現状について、詳しく話を進めていきたいと思います。
それでは参りましょう^^

まず前回にも書きましたように、現在のドナルド・トランプさんの出現と勝利。
共和党の大統領候補の指名を確実にさせた背景と言うのは。
やっぱり今現在のオバマ政権の失敗が最大の原因だと私は思うのです。

んー。改めて考えて見ましても、ちょっと酷かったですものねぇ。
普通は、どんなに意見が対立したとしても。
アメリカ大統領として、アメリカの権威の象徴として配慮するのが普通ですけど。
オバマ政権では、それが一切存在しませんでしたものねぇ。
他人事ではありますが、このアメリカの動きと言うのは私としても予想外でした。
よもやオバマ政権の2期8年の全てを、完膚なきまでに叩き潰してしまうとは・・・。
その上で、オバマ大統領が歴代最悪の大統領とまで罵倒される始末。

これは、まさに今のアメリカ合衆国が国家として、いかに病んでいるのか。
国家として傾いているのか。国民が蔑ろにされているのか。
それを如実に示すものだろう。と私には思われてなりません。
今のアメリカは正義とか。理想と言う言葉が失われてしまったんだ。・・・と、
そのように私には感じられました。実に悲しい話で御座います。


8年もの時間とバラク・オバマ大統領と言う歴代最高の大統領を無駄にしてしまった。
その結果として、ドナルド・トランプさんと言う爆弾みたいな人が出てきてしまった。
失礼ですけれど、今のアメリカの状況と言うのは自業自得だと思います。
ですから、今のアメリカを立て直そうとするのであるならば。
まず最初に、この点について深く反省し、改善する事から始めるべきでしょう。

・・・まっ。私はアメリカ国民ではないのでね^^;
どこの誰に、どんな責任があるのか。どんな処分をするべきであるのか。
そこまでは言及しませんが・・・それをやらずしてアメリカが立ち直る事はありません。



それで、ここからが本日の本題となるわけなんですが・・・。
ぶっちゃけ。アメリカの大統領が誰になるのか。
共和党のトランプさんになるのか。民主党のヒラリーさんになるのか。
どちらになるのか。と言う事につきましてはね。
その決断は、まったくもってアメリカ国民の民意が決めるべき事ですので。
他国の。私達日本の立場としては、どんな結果になろうとも真摯に受け止める。
・・・と言う以外の事は出来ません。

ですので、次のアメリカ大統領に関しては結果が出てなければ議論出来ません。
しかしながら、今の段階でも一つだけ言える事は。
どこの誰が大統領になったとしてもアメリカの次の大統領。次の政権は。
今現在のオバマ大統領。オバマ政権よりも厳しい状況になる事は確実だ。と言う事です。


そもそもの話としても、あのドナルド・トランプさんが選ばれてしまう程度には。
今のアメリカ国民と言うのは、極めて大きな政治不信。
極めて大きな不平不満を抱えている状況にあります。
・・・まっ。そりゃあね^^;
8年間もオバマ政権を潰すためだけに時間が浪費されたわけなので。
それが原因でアメリカ国民の政治不信が激増するのは、当然と言えば当然の話です。

むしろオバマ政権を叩き潰す。と言うような。
極めて無分別かつ無責任な言動を、なぜ今まで放置し続けてきたのか。
アメリカのメディアは今まで何を批判していたんだ?・・・と言いたくなりますが。
まっ。それはそれ。
ともかく次のアメリカ大統領には、今までの政治的な停滞状況を劇的に変えるような。
目に見える成果が一刻も早く求められているわけで御座います。
そんなわけで。
これが出来なければ、トランプさんだろうが。ヒラリーさんだろうが。
大統領就任の一年目から支持率がダダ下がり。と言う事もありえるでしょう。


とまあ、そんな風に考えるのが妥当だと私は思います。
・・・一応。念のために言っておきますけれども。
次のアメリカ大統領が最初の段階からミスをして失敗してしまった挙句に。
アメリカ国民の政治不信が限界を超えてしまった場合。
その場合では、アメリカ各地で暴動が発生する可能性があります。
うん。そこまで考えたとしても・・・そんなに間違いでは無いでしょうねぇ。

えーと。以前にアメリカでは一つの運動と言うか。抗議デモがありましたでしょう?
ほら。アレです。

「ウォール街を占拠せよ」・・・と言う奴です^^;

あの当時では主張の中身がスッカラカンだったので自然消滅したみたいですが。
でも、次に同じようなデモが発生してしまったら・・・その時は自然消滅するどころか。
抗議デモが全米各地にまで拡大したとしても不思議ではありません。
んー。まあ、私は他国の人間で赤の他人なんですけれども・・・。
かなり厳しい事になるのは間違いないだろう。と私は個人的に考えております。


うーん。でも、もしかしたら。
共和党や議会にとっては支持率が下がった方が助かる。と考えているかもしれませんね。
支持率を下げた大統領が相手なら、譲歩させるのは簡単だ。
それこそ今のオバマ大統領みたいに。・・・ってね。
まっ。普通に考えたら。特にトランプさん相手なら当然の結論なのかもしれません。
ただ。
私個人としては、あまりオススメ出来ません。
その理由は、アメリカ国民の政治不信が高まっているからです。
下手に大統領と議会が激突して、そのために政治的な停滞が発生してしまえば。
それこそアメリカ国内全体が不安定化しかねません。

真面目に。コツコツと大統領と議会が協力して成果を出していって。
それによりアメリカ国民の評価を獲得し、政治不信を解消する事が望ましい。
堅実で慎重な政権運営。議会運営が望ましい。
安全保障では諸外国と協調して、対立を回避するのが望ましい。と私は考えています。



いやぁ~。やっぱりね。
オバマ政権を潰さない方が良かったですよねぇ。本当にさ。
素直にオバマ大統領に協力して、アメリカの変革を実行していれば。
ここまで事態が悪化する事も無かったと言いますのに・・・。

前回にも書きましたが、アメリカがアメリカの権威を否定してしまったら。
一体誰がアメリカの権威を肯定すると言うのです?
アメリカ大統領ってアメリカの権威の象徴でしょう?
私はアメリカ国民では無いので、あんまり強くも言えませんけど。
でも、もう少し敬意を払って、大切に扱うべきだったんじゃないのかなぁ?
オバマ大統領が何を主張して、何を実現させようとしているのか。
もっと耳を傾けるべきだったんじゃないのかなぁ?
・・・いや、もう終わってしまった事なんで。何を言っても無意味ですけれどね。


ところで。
今しがた何となくに思った事なんですが・・・。
オバマ大統領って、大統領を辞めてからの方が影響力を持つかもしれませんねぇ。
それも今後のアメリカを左右するほどに大きな影響力を持つ事になるかも・・・。
うん。本気の演説でオバマ大統領に勝てる人って、そうはいませんし。
怒り狂ったアメリカ国民を説得する。
それこそ誠心誠意。誠実に説得する。となればトランプさんやヒラリーさんよりも。
圧倒的にオバマ大統領が適任である事は間違いありませんからね。

今後の展開次第では、次のアメリカ大統領がオバマさんに助けを求める。
・・・と言う可能性も十分過ぎるほどあります。
そんなわけなので。
大統領を辞めるからと言ってオバマ大統領を邪険に扱わない方が良いかと思います。


まっ。それを言うなら大統領在任中から邪険に扱わないのが当然なんですけどね^^;
アメリカ国民の総意によって選ばれたんですから。敬意を払うのは当然です。
だけど、そんな当然の事を指摘出来る人間が今のアメリカにはいなかったんですよねぇ。
・・・斜陽の超大国。その原因は民主主義を軽んじたがゆえ。でしたか。



本日はここまでにしておきましょう。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[3回]

07 . May
そんなわけで前回は、恥を忍んでの経済の話だったんですが。
いやぁ~。心配で何度も書き直して、読み直したんですが。
まっ。今の私では、アレが限界でした。ナハハハ^^;


んー。大筋ではそんなに間違ってはいないかなぁ。とは思うのです。
何と言いましょうか。
今までの自由主義における経済活動を上回る新しい概念として。
日本が掲げる平和主義と、日本の経済大国としての経済力の融合。
・・・みたいな感じでしょうか?

いやまあ、確かにね^^;
パッと見た感じだと絵空事の、ド素人の妄言にしか見えないかもしれませんが。
これが未来のあるべき日本の姿であり。
安倍総理が主張する戦後レジームの、本当の意味での脱却じゃないかなぁ。
・・・とも私は思っているわけなのです。うん。


ほら。今まさに日本政府。安倍政権は軍事面で安全保障を実行していますでしょう?
これは本当に立派な事です。
まったくもって日本の平和と未来を考えての事だと思います。

でもね。

以前から書いているんですが、安全保障には軍事のみならず経済も含まれるんです。
経済面においても安全保障を実行していかなければなりません。
ですから、もし万が一にも。
日本の経済界。財界において、自分達は経済人であるから。
軍事とは関係ないし、安全保障についても関係の無い立場だ。・・・と、
そのような風潮が、万が一にもあるのだとしたら絶対に改めるべきです。

・・・まあ、無いとは思うんですけどね。
日本の経済界のトップって、ドン引きするくらいに優秀な方々がいますから^^;
だから、大丈夫だとは思うんですが・・・一応ね。
私も安全保障を司る立場なので、一応の義務として忠告しました。いやはや^^;



とまあ、そんな感じの経済の話でした。御粗末様で御座いました^^;
さてさて。それでは本日の話題なのですが、ちょっとアメリカについての話題。
その中でも共和党候補指名を確定させたドナルド・トランプさんの話題で御座います。
ただ。
このトランプさんについては、書くべき話題が多いので・・・。
最初の段階から書いていきたいと思います。
なので、今回の話題はトランプさんが選ばれた理由。その背景の事情について。です。
それでは参りましょう^^


それで早速ではありますが。
今回の話題であるトランプさんが出現して、勝利している理由と言うのは。
簡潔に。一言で言ってしまうと、現在のオバマ政権が失敗したからです。

いや、これは赤の他人で他国の人間だからわかる事かもしれませんけど・・・。
今のアメリカの状況を考えるのならば、ドナルド・トランプさんのような。
極めて常識外れと言いますか。特殊な候補者が出現した挙句に勝利する。って。
そんなに驚く事でも無いんです。・・・むしろ。ある意味では当たり前の事です。

うん。そうですね。
これは私の個人的な意見で、偏った見解かもなぁ。と私も思って黙っていたんですが。
何よりも他国の人間が出過ぎたマネをするのもなぁ。と思っていたんですけど。
こうやって明確な結果が出てきてしまった以上はね。
さすがに言わせて頂きますけど・・・アメリカの方々の分析。現状認識は甘いです。
今現在のオバマ政権が失敗する。と言う事の重大性を誰も理解しておられません。
誰も理解していないからこそ、トランプさんの出現と勝利を予想出来なかったんです。


あのね。

今現在のオバマ政権。バラク・オバマ大統領と言うのが、果たして。
どのような経緯。理由によって選ばれたのか。どんな期待を背負っていたのか。
どんな事を実現させようとしていたのか。・・・と言う点について。
それらの根本的な点を冷静に。改めて分析していれば今現在のアメリカの現状。
ドナルド・トランプさんが選ばれた現状が、どれほど危機的であるのか。
その点を理解する事も、予測する事も十分に出来たはずなんです。

・・・私も親米派の人間なので、あんまり批判したくはないんですけど。
このようなアメリカの現状をアメリカの方々が理解出来ない。予測出来ない。
アメリカ人であるのにわからない。と言うのならば、失礼ですがレベルが低いです。
少なくとも、世界の超大国としては考えられないほど実力が低い。
それがアメリカの政治学者。政治記者。政治評論家の誰であったとしても。
貴方達のレベルは低い。と断じるより他には無い。と私には思われてなりません。
重ねて言いますよ?
今回のトランプさんの結果と言うのは、十分に予想出来たはずの事です。
出来なかった。なんて言うのは言い訳です。自分達のレベルの低さを恥じるべきです。



でまあ、話を戻しますけれども。
現状を理解する上でも、改めてオバマ政権について振り返ってみましょう。
果たしてオバマ政権。バラク・オバマ大統領は何をしようとしていたでしょうか?
オバマ大統領は、ひとえに苦しみ続けるアメリカ国民を救おうと努力していたんです。
貧富の格差を是正し、社会福祉を拡充し、軍事費を削減して、経済構造を改革させ。
困窮するアメリカ国民を少しでも助けようしていたんです。

もっと具体的に述べるのならばイラク戦争やリーマンショックのような。
極々一部の権力者や富裕層の無分別極まる暴走によって。
何の関係も無い。普通のアメリカ国民の大多数に損失。悪影響を与えるような。
そんな恐ろしく理不尽極まるアメリカの現状を改めようとしていたんです。

このオバマ大統領の決断と行動は、まったくもって称賛されるべきものであり。
アメリカ合衆国の歴代大統領において最高の大統領と表現してもよろしいと思います。
本来であれば、アメリカの全ての人々が積極的に協力するべきものでした。

そして、このようなオバマ大統領の主張を拝見して、私は他国の人間ではありますが。
まったくもってアメリカの方々を羨ましい。と心から嫉妬したもので御座います。
・・・ええ。私達日本の民主党政権と比較すれば月とスッポンでしたからね^^;



しかしながら、そのようなオバマ大統領の英断は失敗しました。
その原因は、他ならぬアメリカ自身の手によって。
オバマ政権を大多数の富裕層。権力者。有識者が潰してしまったんです。
・・・私はアメリカ国民ではありませんので、あえて指摘しませんでしたが。
あまりにも劣悪にして、愚劣な方々が今のアメリカには多過ぎた。と思います。
そして、この点こそが。
このような道理を無視した極めて愚かな言動こそが。
ドナルド・トランプと言う人物を台頭させた原動力となってしまったのです。

あの・・・アメリカ人ではない私が言うのは筋違いである事は百も承知で。
それでも、あえて言わせて頂きますが。
世界最強にして世界の超大国。アメリカ合衆国の権威と権勢。
その頂点に立つ象徴とも言うべき人物を、アメリカ自らが否定してしまった。
そんなムチャクチャな暴挙暴論を平気な顔で実行してしまったとすれば。
凄まじいまでの反動が後から発生するだろう事は、誰の目から見ても明らかなはずです。
今回のようなドナルド・トランプさんが出現し、勝利した事実と言うのは。
自国の権威すら蔑ろにした全ての者達に対するアメリカ国民の怒りそのものです。


そして、付け加えるのならば。
オバマ大統領は、あくまでも極めて理性的かつ良識的に。正当な手段によって。
アメリカ国家の変革を目指し、アメリカ国民を救おうしたものであり。
これを支持するアメリカ国民の民意。支持は極めて大きく高いものでした。
しかし、それらの全ては極めて理不尽で身勝手な理由で潰されたのです。
だとしたら。
オバマ大統領とはまったく正反対の存在が出現するだろう事は、自明の理です。

ドナルド・トランプさんは、あらゆる点においてオバマ大統領とは正反対の人物です。
極めて暴力的かつ非常識に。正当とは異なる手段によって、
アメリカ国家の変革を目指しています。
(↑まっ。それでアメリカ国民が救われるかどうかは、非常に疑問ではありますが^^;)
しかしながら。
アメリカ国民の大多数は、アメリカ国家の変革を目指している。と言う一点において。
ドナルド・トランプさんを支持して、一票を投じたのです。
現在のように閉塞した、自分達を理不尽に支配する現状をどうにかしてほしい。
真面目に。普通に生活しているだけの自分達が、
なぜ一部の人間の身勝手に振り回されて、被害を受けなければならないのか。
そんな理不尽な状況にあるアメリカを変えてほしい。
アメリカ国民を救ってほしい。と言う願いによって・・・です。



あの・・・アメリカの有識者の方々ってさ。
ドナルド・トランプさんについて、あまり良い評価をしておられませんよね?
当然です。普通に考えたらトランプさんを選ぶなどリスクが高過ぎますし。
それ以外の別の誰かを頼った方が。
理性的で常識的で。正当な手段を主張する別の誰かを選んだ方が良いに決まっている。
ですが。
その人物の筆頭であったオバマ大統領は、既に失敗しているんです。

つまり、アメリカ国民の意思。現状に対する感想としては。
もはや理性的で常識的で。正当な手段による問題の解決は不可能だ。・・・と。
今のアメリカを変革する事は出来ないんだ。・・・と。
そのようにアメリカ国民の大多数が受け取ったとしても、仕方が無い事でしょう?
オバマ大統領ですらダメだった。
あれほど清廉潔白にして歴代最高とも言える大統領ですらダメだった。
だとしたら、もう普通の政治家ではダメだ。まったく異なる別の誰か。
それこそ想像もしなかった極めて特異な誰かにアメリカ国民が期待したとしても。
それは無理からぬ事だとは思いませんか?



・・・いや、これさ。
このようなアメリカ国民の動きが予想出来なかった。のだとしたら。
こんな事を言うのもアレなんだけどさ。
その人って政治を論評するのはやめた方がよろしいかと思います。
危機的な状況においては極めて極端な意見。極端な人物が台頭しやすい。・・・って。
そんなの。政治のイロハのイでしょう?
国家戦略において、まず第一に憂慮するべき事態であるはずです。
それを予想出来なかった。と言うのなら、その人って政治センスがゼロだと思います。


うん。ホントにね。そんなに難しい話じゃないんですよ?
なぜかと言うと、今のトランプさんが勝利したのってさ。
つまるところ。
ナチス・ドイツにおけるアドルフ・ヒトラーが台頭した状況と同じだからです。
だから、そう考えてもさ・・・本当に基礎中の基礎でしょう?^^;
これを予想出来ない政治学者。政治記者。政治評論家って、マジで何なの?
見ているこっちが恥ずかしくなってしまいます^^;


・・・うーん。おそらくね。
アメリカの有識者の方々って、物凄く表面的な部分しか見ていなかった。と、
そのようにも思えるんですよねぇ。
アメリカ経済は好調なわけだし、そんなに悪くないし。そんなに危機的でも無い。
とまあ、そんな風に考えていませんでしたか?
違うんですよ?
それって民主主義国家とは思えないほど民意を軽んじた結論なんですからね?

アメリカ国民の大多数は、オバマ大統領に変革を求めていたんです。
なぜ変革を求めていたのか?と言うのは、今しがた書きましたとおり。
あまりにも一部の富裕層や権力者が身勝手にアメリカを動かし続けているからです。
それについてはアメリカの全ての人々に心当たりがあるはずです。

つまり、アメリカ国民は十分に理解しているんです。
たとえ頭では理解出来ていなくても、心では明確に感じ取っている。
今のアメリカはおかしい。理不尽だ。間違っている。
だからこそ、アメリカを変えなければならない。・・・ってね。
失礼ですけれど。
アメリカの有識者の方々は、あまりにも国民と言う存在を軽く扱い過ぎています。



・・・とまあ、こんなところかな^^;

いやぁ~。それにしてもね。
日本のメディアが、なぜにトランプさんが勝利出来たのか。
その点に関してわからない。と言うのだったらね。まだわかるんです。
・・・私達日本にとっては他人事だからです^^;

でも、アメリカの有識者が揃いも揃ってわからない。
理解出来ない。予測出来ない。・・・って、そんな話は無いでしょう^^;
そんな子供の言い訳など、いくらなんでも通用しません。
んー。ちょっとさ。
世界の超大国の有識者としてはさ。やっぱりレベルが低くありませんか?
それとも・・・わからない。予想出来ないフリをしているんですか?
まっ。色々と都合とか。事情があるのはわかりますけどね。


でも、一つだけ忘れないで下さいませ。
アメリカ自身がアメリカの権威を否定してしまったら。
世界中の誰がアメリカの権威を肯定すると言うのです?
こう言ってはアレですけど・・・今のアメリカは自爆しているんですからね?

世界最強の超大国を滅ぼしたい。自分の祖国を滅ぼしたい。と言うのならば。
それならば私も止めませんけれども。
そうじゃないのであれば、ちょっと改めた方が良いんじゃないかなぁ。



それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[2回]

27 . December
あーっ!もうっ!
グチばかり言っていても仕方ありませんっ!・・・いやはや^^;

うーん。よくよく考えればウクライナの問題が起こった時から、
ずーっと同じ事を繰り返し考えては、ギャーギャー騒いだ挙句に。
グチグチいつまでも。

「ああ。どうしょう。このままじゃ大変な事になる。どうしたらいいんだろう!?」

・・・みたいな^^;
そんな事ばっかり私は言い続けているんです。もうダメだこりゃ。ナハハハ^^;



さて。これ以上話題にしても仕方ありません。
どうにもならないのです。なので、いい加減に話を先に進めましょう。
本日は・・・そうですね。ちょっとアメリカの話題を書かせて頂きましょう。
それでは参ります^^

うーんと。今までヨーロッパの難民問題について話題にしてきましたが・・・。
ぶっちゃけ。
ヨーロッパの難民問題が無かったのだとしても、対ロ制裁って続かないんです。
うん。続かなかったと思います。
なぜかと言いますと、その理由はアメリカの国内事情にあります。


と言いますのもね^^;
皆々様もご存知かもしれませんが、今のオバマ政権と言うのは。
アメリカ国内であまり評価がよろしくないんです。

いや、よろしくない。どころか・・・かなり悪いのです。
一部では、歴代最悪の大統領とすら言われるほどに悪い評価だったりするくらいです。
それで、その中でも特に悪い評価なのが・・・安全保障の分野なんです。

オバマ政権の安全保障戦略で、最も批判されているのが対テロ戦略。
イスラム国に対する有効な手段を実行出来ず、時間ばかり浪費している最中。
先のパリ同時多発テロのような悲劇の発生を許してしまっている。
うん・・・この点に関する批判が実に厳しいのです。


でね。

実際にアメリカ国内でオバマ政権の安全保障戦略が批判されていきますと。
至極一般的な。普通の。常識的な流れと致しまして。
オバマ政権が実行した安全保障戦略の反動が出てくるわけなんです。
つまるところ。
オバマ政権の動きと正反対の動きが発生する可能性が極めて高くなるんです。

ほら。オバマ政権の安全保障戦略って、目立つような成果は出ていませんでしょう?
だとすれば、特にそうなんです。
現状のままではダメだ。これを改める必要があるんじゃないか?・・・と、
そのような主張がアメリカ国内で拡大するのは、必然的な流れなんです。
そして、その主張の中には当然ながら「対ロ制裁」も含まれています。

うん。来年の大統領選では必ず出てきます。
今現在にオバマ政権が実行する安全保障戦略。対ロ制裁の意味と価値。
その有効性について疑問を投げかける声は必ず出てきます。

もっと言うのならば。
ロシアと対決する事よりも、まずはテロ組織。イスラム国への対応を優先するべきだ。
・・・と言うような主張が絶対に出てくるはずなんです。
ええ。対ロ制裁が何一つとして成果を出していない。となればなおさらです。



なので、そう言うわけですからね。
もし仮にヨーロッパの難民問題が無かったのだとしても。
オバマ政権が主導する対ロ制裁と言うのは、どんなに長く見たとしても。
来年一年で終わる。・・・と予想する事が出来るわけです。

当然ながら、その点についてはロシアも考えています。
対ロ制裁による成果が何一つとして無い事。
また、アメリカ国内世論がオバマ政権の安全保障戦略に不満を持っている事。
これらの事実を考慮するのならば。
今現在のアメリカの態度と言うのは長く続かない。絶対に変わる。

次のアメリカ大統領。次のアメリカ政権においては。
ロシアとの関係改善を模索する動きが絶対に出てくるはずだ。・・・と、
そのようにロシア。プーチン大統領は考えるはずなんです。



つまり、私が何を言いたいのか?と言いますとね。
対ロ制裁の緩和などと言うカードを交渉材料にする・・・なんて論外なんです^^;

いやほら。先頃にケリー国務長官がモスクワを訪問しましたでしょう?
それこそ最後の交渉だ。と言わんばかりのタイミングで。
その時にケリー国務長官が果たして何を言ったのか?

対ロ制裁の緩和を交渉材料とする・・・です。


ああ。ダメだこりゃ。・・・ですね^^;
何もしなくても自然消滅するようなものが、なんで交渉材料になるのか。
ましてヨーロッパの難民問題を考慮すれば。
来年一年どころか。早ければ数か月以内に消滅するかもしれない程度のものが。
何をどうすれば交渉材料になると言うのです?

でまあ、その結果として案の定と言うか。何と言うか^^;
結局は対ロ制裁の継続です。
それで何らかの具体的な成果が出てくる目算も何も無いままに。
ただ無意味にロシアとの関係が悪化していくだけの安全保障戦略。
・・・何の意味があるか。私には本当にわかりません。

オバマ政権。・・・まあ、この場合はケリー国務長官になるわけですが。
自分達の現状を理解しないにも・・・ほどがあると思います。
もう色々な意味で予想通り過ぎて、悲しくなってしまいましたToT



あの・・・あのね。

私は本当にオバマ大統領個人の事を物凄く尊敬しているんです。
あの御方と言うのは本当の人格者です。
政治家と言うよりも聖者に近しい人物だと思っているくらいです。
その正義と理想と言うのは、まぎれもなく真実であり、まったく正しいものです。
でも、だからこそ・・・なんです。

あまりにも気高く崇高な理想であるがゆえに。
オバマ大統領と言うのは現実から隔絶した場所。かけ離れた場所にいる場合が多かった。
うん。そう言う意味でも本当に聖者。聖職者のような人だったと思いますが・・・。
それゆえにオバマ大統領は、世俗の事に関して疎い御方でした。

人の心の・・・影のような部分。人間の業のようなものに対して極めて不見識でした。
当人が凄まじく清廉潔白であるだけに、人間の卑しい欲望について理解不足だったのです。
そして、残念な事に政治家とは、そのような世俗の物事を追求する職業であるのです。
うん。世俗の物事を追求した果てにあるのが、安全保障だと表現してもよろしいくらいです。
・・・ですから、結果的に足元をすくわれる事が多くなってしまったわけですね。


私は日本人でしたけれど、非常に悔しく思うところでした。
部外者の立場ですが、見ているだけの私でも本当に歯がゆく思いました。
組織のトップが理想主義者である事は、決して悪い事ではありません。
世俗に疎い聖職者のような人物が政治家だとしても、必ずしも悪い事ではないんです。
なぜならば。
周囲の人間がしっかりと支えれば良いだけの事だからです。


オバマ大統領と言うのは、本当に立派な御方ですし。
その理想と言うのは、間違いなくアメリカ合衆国の未来を見据えたものです。

えーと。アメリカでは、失敗したと言われるオバマケアにつきましても。
オバマケアそれ自体に問題があった・・・と言うよりは。
あまりにも足を引っ張る人が多かった事が原因だと私は思っています。
オバマケアと言うのは10年。20年先のアメリカを見据えた政策であり、
絶対に必要不可欠なものだとすら、私は考えていたくらいです。

それに何よりも。
先の東日本大震災で『トモダチ作戦』を展開して下さった事につきましては。
一人の日本国民としても、何度感謝しても足りないくらいだ。と思うくらいには。
物凄く。非常に感謝しております。


オバマ大統領は、ただひたすらに理想だけを追求し。
それ以外の全ての問題。現実的で世俗的な問題の全ては。
卑しい人間の性。人間の業のようなものは、周囲の人間が対処すれば良い。
それで何一つ問題はないだろう。と私は思っていました。
ええ。オバマ大統領が就任した当初より、本気でそう考えていたんです。

ですが・・・予想以上にオバマ大統領の周囲にいる人間の実力が低かった。
特に国務長官のジョン・ケリーさんは極めて致命的でした。
失礼ながらはっきり申し上げますけれど、国務長官としては考えられないくらいに。
この人の実力は低過ぎます。
なんで、あれほどまでに重要な地位にいるのか。私にはわかりません。
まあ、おそらく。
よっぽど民主党内における影響力があって。意見調整か何かが得意なんだと思いますが。
それらを含めて考えてみても・・・ちょっと話にならないくらいに実力不足です。


でさ。
来年にオバマ政権がレームダック化した頃から、物凄く批判されると思うんです。
どんだけテキトーに安全保障戦略を組み立てているんだ。・・・ってね。

いやまあ、対ロ制裁がアメリカの国益になるんだ。と主張するのは結構ですが。
だとしたら。
当然の話として、アメリカ国民に説明する責任が発生するはずです。
・・・対ロ制裁の意味と価値。そんなものを説明する事が出来ますか?


もし出来るのでしたら、ぜひとも私達日本にもして頂きたいところです。
私達日本も、まったく無関係にもかかわらず。
日米同盟を持ち出されて、無理やり参加させられた経緯が御座います。
日ロ関係の改善に関する努力が水の泡になるどころか。
対ロ制裁による日ロ関係の悪化。と言う新しい安全保障の問題が発生してしまいました。
・・・他の安全保障に悪影響を発生させてまで。
そこまでしてもなお、対ロ制裁を無理に実行し続けてきた理由。
オバマ政権に、どんな思惑。目算があって対ロ制裁を実行していたのか。
ぜひとも教えて頂きたいところで御座います。



・・・とかね。
ちょっと意地悪な事を書いてしまったわけですけれども^^;

来年は、こんな批判や否定じみた質問がオバマ政権にビシバシされるはずです。
同じ民主党のヒラリーさんもオバマ政権とは距離を取っておりますし。
ヨーロッパの難民問題によって、対ロ制裁そのものが形骸化する可能性もあります。
まあ、相当に辛い状況になる事を、覚悟なされるべきで御座います。


しかしまあ、改めて思いますけれど。
なんで対ロ制裁なんてやっちゃったんでしょうねぇ・・・。

何もせずに安全保障に実害が出るならば、いざ知らず。
余計な事をして安全保障に実害が出るとなれば、これは明らかに失策です。
ええ。そうですとも。
対ロ制裁とは、本当の本当に余計な事だったと思います。

どれだけウクライナが理由だと言っても、そのウクライナはNATO加盟国でもないし。
当然ながらアメリカの同盟国ですら無いわけで・・・。
ある意味で、赤の他人とも言うべき国家だったのですから。
そんな国家のために、わざわざロシアと対立するべきではなかったんです。
まして対ロ制裁などと言う大げさ過ぎる事など、絶対にやめるべきだったんです。
そんな必要など一体どこにあったと言うんです?
ロシアとの話し合いによって、十分に解決出来る問題だったはずでしょう?
なぜ問答無用の制裁行動を選んでしまったんです?
そんな理不尽な事を・・・あのオバマ大統領が許可した。と私は今でも信じられません。

ついでに言えば。そんなものに日米同盟を利用してまで。
無関係の。アジアの一国である私達日本を参加させる必要があったのかどうか。
・・・そこまでする必要って無かったんじゃありませんか?



うん・・・そんな根本的な点が問われる事になるわけで。
ヨーロッパもヨーロッパなら、オバマ政権もオバマ政権です。
もっと。もっと真剣に考えて政治。安全保障と言うものを実行して頂きたかったです。
そうしてくれていれば、世界はもっと平和だったと言うのに。
何とも悲しい話で御座います。



あー。またグチになってしまいましたね。ナハハハ^^;
ごめんなさい。
こんなバカな事を言える場所って、他に無くて・・・ごめんね^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[1回]

26 . September
と言うわけで、日本の話題に集中してしまったわけですけれども。
一刻も早く書かなければならない話題として、アメリカとヨーロッパが残っております。
うん。いや、これについては本当に急いで書かないとダメなんです^^;

・・・いやぁ~。本当に間が悪いとしか言いようがありませんよねぇ。
こんな大事な時にあって、忙しいから後回しにするって言うのも。
このブログに大して意味の無い事を証明するもので御座います。いやはや^^;


とまあ、それはともかく。
本日はアメリカの話題で御座います。それでは参りましょう^^
まずは、こちらを御覧下さいませ。
http://www.sankei.com/world/news/150926/wor1509260063-n1.html

こちらは産経さんの記事で先頃に行われた米中首脳会談に対する論評。
アメリカのシンクタンクの主張が書かれております。
うん。そうですね。
私個人と致しましても、大体同じ意見で御座います。
今回の米中首脳会談では成果は乏しく、形式的な意味合いが非常に強いものでした。
・・・こんな結果になるくらいなら、やらなくても別に良かったんじゃない?
とすら思ってしまう程度には、さして意味の無いもので御座いましたね。


それでは当然の流れとして、ここで一つの疑問となるのは。
なぜに今ここで米中首脳会談を実行しなければならなかったのか?・・・です。
はっきり言いまして、このような結果になる事はアメリカ政府。
オバマ大統領自身も半ば予想していたはずです。
うん。そうですね。
根本的な事を指摘しても、今回の首脳会談で何らかの成果が出てくるような事。
そのための準備を何一つアメリカは実行しておりませんでしたからね。
とりあえず首脳会談を実行すれば、何らかの結果が得られるだろう。
・・・なんて。
そんな甘い事を考えるほどにアメリカ合衆国は無能者の集まりではありません。
ですから、今回の米中首脳会談を実行した事にも理由はあるんです。
それは、ひとえに今の段階で実行する以外に他の選択肢が無かったからです。
ええ。それほどまでに今のアメリカには余裕が無いんです。
背に腹は変えられない。と言うアメリカの切迫した事情が今回の米中首脳会談の真実です。

まあ、何が言いたいのか?と言いますとね^^;
何とか中国の問題が現状よりも悪化しない事を目的としたもので。
非常に消極的な理由で実行された首脳会談だと言う事です。


さてさて。そうだとするのならば。
なぜ。それほどまでに今のアメリカには余裕が無いのでしょう?
その答えと言うのは物凄く簡単です。とっても簡単な話です^^

現在のオバマ大統領の任期が、あとわずかだからです。
正確に言えば2017年1月まで。つまり、一年と三ヶ月しか無い事にあります。
この点については、御存知の方も多いとは思うのですが。
アメリカでは、どんな大統領でも残りの任期が一年となると発言力。影響力が激減します。
うん。もう終わってしまう大統領だからです。
そして、その事実に加えましてアメリカの全ての意識が次の大統領に向けられます。
つまるところ。アメリカの全ての国力が、大統領選に集中してしまうからです。
そんな事もありまして。
残り任期一年と言う大統領の影響力は小さくなってしまうのが、アメリカの慣例なんです。


えーと。ほら。先頃にFRB。連邦準備理事会のイエレンさんが執拗なまでに。
年内での利上げに固執するような発言を繰り返しておりますでしょう?
それは経済的な理由も無論あるとは思いますけれど。
最大の理由としては、年内に利上げをしないと新しい大統領が決定するまで。
アメリカの次の政権が樹立するまで、利上げが出来なくなるからです。
一年・・・いや、二年近くは利上げが出来なくなるかもしれない。
だからこそ、イエレンさんは年内の利上げを主張し続けているんです。
今この時に行わないと利上げが出来ない状況になってしまうから。

・・・まっ。もちろん絶対に利上げが出来ない。とは私も言いませんけどね^^;
でも、常識的に考えたら普通はやりません。
任期一年未満のアメリカ政権。
つまりはアメリカ大統領選の最中に実行するなんて、良識を疑われてしまいますから。

それで、これと今回の米中首脳会談も同じ理由だと考えれば納得出来ます。
今よりも後に中国との首脳会談を行ってしまえば、何一つ成果が無いどころか。
残り任期一年の大統領と言う事で、中国に足元を見られる可能性がある。
強引に押し切られる可能性がある。・・・との懸念がアメリカにあったからです。
それゆえにアメリカ政府。オバマ大統領は今ここで首脳会談をするしか無かったんです。
今が中国と互角に渡り合う最後の機会だったからです。


・・・さて。ここまで書きますと、何となくでも理解して頂けると思いますけれど。
しつこく私が繰り返して、世界情勢が悪化する。
世界の秩序。世界の平和が急速に破壊されている。と書いてきた理由。
その全ての原因がここにあります。

これから先のアメリカは身動きが取れません。
残り任期が一年未満となったオバマ政権は・・・大変申し上げ難いのですが。
ほぼ確実にレームダックとなり、まともな行動が出来なくなります。
この時期を待っていたかのように世界全体が、とてつもないスピードで。
信じられない速度で悪化していく事になります。
これは冗談でも何でもなくて、第三次世界大戦すら覚悟しなければならないほどに。
本当に恐るべき時代が到来する事になるんです。


・・・いや、だから前回の話になるんですけどね^^;
先の安保法案に無分別に。無責任に反対した日本の野党各党。左翼モドキの方々。
これほどまでに恐るべき時代が、すぐそこまでやってきていると言うのに。
あんなバカな事をしてしまったんです。本当に・・・覚悟しておいて下さいませね?
もうこれ以上ないくらいに。
政治家なら誰でもわかる。と言うくらいにわかりやすく世界情勢が悪化しているのに。
それがまったく微塵も理解出来ませんでした。
今までと同じようなバカな事を繰り返しました。・・・って、なんだそりゃ?

いや、仮に理解出来なくても、何となくでもわからなかったのかなぁ?
何かが今までとは違う。これではダメだ。と普通ならわかるものですけれどねぇ。
だって。
こんな私みたいなチンピラでもわかるくらいなんだから^^;
・・・ホントに。どうしようもない方々です。


とまあ、日本の話は置いておくと致しまして^^;
新しい大統領が決まるまで一年・・・いや、やっぱり二年は必要かな。
重ねて申し上げますが、これから先のアメリカは身動きが取れません。
でね。
私はオバマ大統領を個人的に尊敬しているので、あんまり言いたくは無いんですが。
まず間違いなくオバマ政権はレームダック化します。
だから、もう本当に来年は酷い事になります。
想像しうる最悪の事態が次々に起こったとしても私は不思議には思いません。
まあ、その具体的な内容については改めて書かせて頂きますが。
とにもかくにも酷い事になります。・・・これは確実な未来予想だと思います。


なので、最後の最後と言う事でアメリカに改めて警告させて頂きますけれども。
年内にでも対ロ制裁はやめるべきです。・・・これが最後のチャンスです。
ここで対ロ制裁をやめて、米ロ関係を修復させないと大変な事になります。
本当の本当に後悔する事になります。
知りませんからね?アメリカは、本当に酷い事になりますからね?
・・・まあ。そりゃあね。
最終的にアメリカの未来はアメリカ国民が決めるべき事であって、
他国の人間が何かを言うべきではないのでね。私も黙りますけれど。
でも、本当によくよく考えられた方がよろしいかと思います。



ああ。それから忘れていましたけれども^^;
次回の米韓首脳会談も相当にヤバイ事になりそうなんですけれど。
んー。でもまあ、こっちは結果を見てから判断するべきですねぇ。
・・・うん。そう言う事にしておきましょう。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[1回]

プロフィール
HN:
ササラド
性別:
非公開
P R

ルワンダ中央銀行総裁日記 (中公新書)

新品価格
¥1,037から
(2015/1/27 23:02時点)

昭和史 1926-1945 (平凡社ライブラリー)

新品価格
¥972から
(2015/1/27 23:12時点)

コレキヨの恋文

新品価格
¥1,728から
(2015/1/27 23:15時点)

Powered by NINJA BLOG  Designed by PLP
忍者ブログ / [PR]