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15 . July
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25 . January
いやいや、前回は失礼致しました^^;
もう少し冷静に。慎重に書けば良かったんですよねぇ。私もまだまだで御座います^^;


まっ。私の事はともかく。
前回の話題では、習近平の時代になってから中国の軍事戦略のみならず。
国家戦略の大部分が微妙に変化している。と言う事でしたね。

うん。まったくもって、そうで御座います。
習近平の執政と言うのは中国の国益はもとより。
今までのように中国共産党と言う組織の利益すら度外視した行動が多いのです。

これは前回にも書いた事ではありますが。
習近平がやってきた執政を見る限り国家戦略。世界戦略の具体像が無いんです。
何しろ現在の中国共産党による一党独裁体制。
その支配体制を維持する事すら前提としていないんですからね。

うん。習近平がやっている事は全て自分自身の自己保身で、陳腐な人気取りであり。
全ての言動が行き当たりばったりで、付け焼刃なんです。
(↑だって、そうでもなければ日米同盟を敵に回すなんてバカな事はしません^^;)
そして、それは経済戦略であれ。軍事戦略であれ例外ではありませんし。
それゆえに安全保障戦略についてもガタガタなんです。
・・・だからこそ、今の中国は国際社会において物凄く孤立している状態なんです。


でまあ、本題のAIIBについてですが。
これも習近平が色々と無分別に。自分の自己保身だけを目的に行動した果てに。
手詰まりになった挙句に持ち出してきたような話です。
だから・・・アジア諸国との協力関係なんて、考えているわけがないんです。
まして発展途上国の経済発展なんて論外。
全ては自分のため。習近平一個人の評価のために行われる事である。・・・と、
その一点をアジア諸国を含めて。世界各国の全ての人々は理解するべきです。
・・・蛇足ながら、中国共産党の方々も理解した方がよろしいでしょうね^^;
習近平と言う最高権力者は中国国家。中国国民。人民解放軍はもちろんの事。
いざとなれば中国共産党すら売り飛ばそうとする事でしょう。


うーん。ちょっと話はズレますけど。
そう言う意味では少し私にとっても不可解なんですよねぇ・・。
なんで中国共産党は、習近平を最高権力者にしたんでしょうねぇ?
こんな自分の個人的な評価一つのために、
あっさり中国共産党の支配体制すらブチ壊そうとするような。
中国共産党の全てを破滅させようとするような人物を・・・どうして選んだのでしょう?

さてはて。なんとも私にとっては理解出来ない謎で御座います^^;



まっ。それはともかく。
今の中国と言うより、習近平と言うのは自分自身の自己保身のためならば。
自分の評価のためなら、中国共産党すら破壊しようとする人物です。

ならば、自分と無関係な他国を破壊する事くらい何の躊躇いも無く。
恐ろしく冷酷に実行出来る人物だと言う事です。
こんな危険人物との協力関係など、最初からありえません。絶対にありえない。
そして、AIIBでの協力関係は習近平との協力関係を構築するに等しい行為である。と、
そのように私は個人的に考えております。

AIIBの理想?正義?・・・それは何かの冗談でしょうか?
そんなものよりも習近平の意向が優先されるのは、目に見えております。
繰り返しますけど、習近平が常に優先しているのは自分の自己保身です。
他国の事など何一つ。絶対に考慮も配慮もされる事は無いでしょう。
この点を考えればAIIBと言うのは、あまりにもリスクが高過ぎます。
植民地として徹底的に搾取される未来以外に、私は何一つ想像する事が出来ません。

あの・・・これ以外の未来を予想する方々と言うのは、失礼ですけれど。
物凄く。大変に甘い見通しを持った人である。と言わせて頂きます。
あれほどに今まで無計画で動いてきた習近平が、
事ここに至って計画的に何かを実行して、正当な成果を獲得するなど考えられないし。
そもそもの話として、そんな程度の利益だけでは足りないのですからね。

AIIBとは、第二のウィグルを誕生させるためのものである。と私は考えています。



いや、もちろんね^^;
私も中国国家。中国国民とは協力するべきである。とは思います。
ええ。それは間違いなく私自身も確信するところです。

しかしながら。
中国共産党の一党独裁体制や習近平と協力する。となれば話は別です。
中国国家。中国国民と中国共産党は別物です。
まして習近平の意思が中国国民の民意。総意である事は断じてありえません。
まったく異なる別のものです。
あのような不当な支配を続けて、あれほど無分別に行動するような輩の。
一体何を信用すれば良いと言うのでしょうか?・・・私は信用出来ません。



うん。まあ、こんな感じかな。いやはや^^;

でまあ、ここまで丁寧に忠告しているのに。
それでもAIIB。中国の陣営につく。と言うのならば仕方が無い。
そんな愚かな国家まで助ける事は出来ません。
だって。
中国に従わない。と言う道を、ちゃんと作っているはずなんですからね。
日米同盟を基軸とした対中包囲網を知らない。とは言わせません。
アジア諸国の平和と安定を守るための安全保障体制は、ちゃんと用意されているんです。

それでもなお中国の陣営に味方をする。と言う国家であれば、
いくらなんでも私達日本だって助けられない。
今後百年において祖国と同胞に苦しみを与える決断をしたいのであれば、
どうぞご自由になさって下さい。

ちなみに。
これだけ信用出来ない相手と協力するわけですからね。
祖国を売り飛ばした国賊。売国奴の汚名を受ける事は覚悟するべきです。
怒り狂った国民に国家元首。政府関係者が袋叩きにされるでしょうけれども。
それもまた、仕方の無い事で御座います。


うん。まあ、そうですね。
こんな感じで話を終わらせる以外には無いでしょうねぇ。

それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

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24 . January
さて。前回は・・・中国の軍事戦略に関する話題でしたね。
うん。まあ、そうですねぇ^^;
年々増加し続けた中国の軍事費が、実は軍部に対する賄賂だった。
・・・なんて書くのも、我ながら極端な意見だとは思ったのですけどね^^;

でも、そうでも考えないと説明が出来ないんです。
中国の軍事費に対して軍事力が小さ過ぎるのは、まったくもって事実なんですから。
この点について納得出来る理由を探すとなると、それくらいしかないんです。


でね。

ここからが本日の本題になるんですが・・・。
前回の最後でも書きましたが、習近平の時代になって中国の軍事戦略が変わりました。

今までは中国共産党による一党独裁体制を維持するため。
そのために膨大な賄賂を流し込む事で軍部の不平不満を解消してきました。
でも、習近平の時代になって腐敗。汚職の撲滅が行われるようになりましたでしょう?
ならば、当然の話として軍事戦略も変化した。と考えるべきで御座います。
今までは賄賂と言う形で無駄に浪費されてきた中国の軍事費が、
これからは軍事力の強化のために用いられる事になるのであって・・・。
つまり、今までと比較にならないくらいに中国の軍事的な脅威は増大したわけですね。

さて。ここで御座います。

今までのように賄賂が平気で横行しながら、軍事費の割に貧弱な軍隊だった中国軍が。
習近平の腐敗撲滅の動きをキッカケに本格的な軍事力の強化へと動き出したわけです。
・・・うん。これだけを見るのならば、習近平の執政は必ずしも間違いではありません。
色々と機能不全に陥っていた軍隊を、まともな軍隊にしたわけですからね。
その点だけを見れば習近平の手腕は評価されるかもしれません。
しかし、これを広い視野で判断すると・・・ちょっと困った事が起こります。


まず第一に。
そもそも中国共産党の一党独裁体制と言う国家体制を維持するために。
そのために実行されてきたのが従来の軍事戦略である以上。
これが変化すれば、その分だけ必然的に国家体制は不安定化します。
ええ。軍部。人民解放軍の中国政府。中国共産党への不平不満は高まります。
最悪の場合。
軍部による武装蜂起。軍事クーデターが発生する可能性が出現するわけですね。
中国共産党が権力を利用して巨万の富を築いているのに。
なぜ軍隊だけが冷遇されなければならないんだ。との不満は決して小さくないのです。


でまあ、これ一つだけでも相当な問題なんですが、これを上回る問題が対外関係です。
今まで膨大な軍事費を投入しようとも、それらは必ずしも軍事力に反映されなかった。
それは、ある意味において。
中国と言う国家に対する警戒を薄める効果があったんです。
軍隊がガタガタであればあるほどに、軍事的な脅威にはなりませんからね。
対外関係において他国への配慮と言う意味でプラスの働きをしていたわけであり。
その分だけ対外関係の悪化を回避する要素でもあったわけですが・・・。

事ここに至って、習近平が真面目に軍事改革をやっちゃったわけです^^;
となれば当然の話として。
アメリカに次ぐ膨大な軍事費がそのまま軍事力に反映されるわけで。
中国の軍事的脅威は、今までと比較にならないほどに恐ろしいものになってしまった。
それは、もしかしたら。
今現在の中国の対外関係と言うのは建国以来。最も悪い状態にある。と、
そのように表現すら出来るかもしれないくらいに悪化した・・・わけで御座います^^;

うん。これが今の中国の軍事戦略の実情だと私は考えております。


さらに指摘するのならば。
一つ忘れてはならない事として、今までやってきた習近平の対外政策についてです。
このような軍事改革が行われる以前の段階で。
既に習近平は周辺諸国の大多数と領土紛争を引き起こして、
あっちゃこっちゃで関係を悪化させている真っ只中でもありました。

しかも、これに加えて運の悪い事に昨今の世界情勢において。
従来のアメリカを中心とした世界秩序が消滅したがために。
世界各国の大多数が安全保障戦略を見直している時期とも重なったわけです。
そんな重大な時期に、こんなムチャクチャナ軍事改革を、
しかも一方的に実行してしまったら・・・そりゃあね^^;

そりゃあ世界各国が中国を最大限に警戒するのは、仕方ない事で御座います^^;



んー。ちょっとだけ確認のために軍事戦略の話をしますとね。

軍事戦略において非常に難しい事の一つが、軍拡と軍縮です。
どちらを実行する場合でも周辺各国との連携は欠かせず。
また地域情勢に対する影響についても、よくよく注意しなければなりません。
その理由は不用意な軍拡や軍縮は、地域の軍事バランスを破壊してしまって。
結果的に地域全体の安全保障体制それ自体を揺るがす原因にもなると同時に。
地域全体の不安定化と戦争の誘発を招いてしまうからです。

うん。そうなんです。
習近平は、この一番基本的で重要な事を一切考慮していないんです。うん^^;
せめて軍事改革を実行するのならば。
周辺諸国との関係は改善した後に、事前に十分な説明をした上で。
その上で実行するべき事だったんです。それなのに・・・。

「中国の軍事改革に対して他国が文句を言うな。内政干渉はやめろ」

・・・みたいなゴリ押しをしたら、そりゃあ容赦なく関係悪化しますもん^^;
軍隊の健全化だけならば、いざ知らず。軍事改革まで実行しておきながら。
地域情勢。世界情勢の何一つも考慮していない。と言うのは本当に失策であり。
まさしく暴挙と呼ぶべき愚かな行為なんです。
アジア各国。世界各国が中国を警戒して、中国が国際的に孤立化したとしても。
これはもう無理からぬ話である。と結論付ける以外にはありません。



あー。ちなみに少し話題が変わりますが・・・。
軍縮の方は、言わずもがな。一昔前の私達日本の事です^^;
はっきり言いますけど、日本単独での軍縮は地域を不安定化させるだけであり。
戦争を誘発させる極めて罪深い行為です。
平和主義国家を名乗るのならば、二度と単独での軍縮などするべきではありません。
・・・民主党政権の時に単独での軍縮をやっちゃったんです。うん^^;

あの、ですねぇ。
国家間の軍事バランスを維持する。と言うのは軍事戦略。
ひいては安全保障戦略の基礎中の基礎だったりするんで・・・。
これすら知らない。理解出来ない。と言う人は、絶対に軍事を語ってはなりません。
なぜならば。
その人は無自覚のうちに自分の祖国を滅ぼして、自分の家族を死なせてしまうからです。
うん。私も、一応この分野の人間ですから厳しく言います。絶対にダメです。
ダメったらダメです。

よろしいですか?民主党の方々。
私も何の考えも無いままに、貴方達を実力不足だと言っているんじゃありません。
本当の本当に。致命的なまでに実力不足で。
しかもそれは日本国家と日本国民を滅ぼしてしまうほどに酷いものだからこそ。
実力不足だと批判しているんです。
・・・なかなか民主党の方々には理解してもらえませんけどね。ナハハハ^^;



まあ、今は日本の話は置いておくと致しまして・・・。
こんな感じでね。
軍事面において今や中国は、完全に孤立している状態にあるわけです。
その原因は至極簡単。膨大な軍事費でムチャクチャに軍事力を高めているからです。
それによりアジア地域の軍事バランスが崩れる。とか。
アジア地域の安全保障体制が不安定になる。とか。一切考慮していないんですから。
大多数のアジア諸国。あるいは世界各国が中国を警戒したりするのは当然です。

そして、そんな中で今回のAIIBはスタートしてしまったんです。
スタートの時期も遅いし状況も悪いし、対外関係は悪化しているし。
経済面では中国経済の減速傾向が明らかだし。
軍事面では完全に孤立しているし、物凄く警戒されている。

・・・これで成功すると思いますでしょうか?いやはや^^;


うん。やっぱりね。
これから先は安全保障戦略が伴わない経済戦略って、何一つ成功しないと思うんです。
ええ。それこそAIIBをどれだけ利用して、他国の経済市場を支配しようとしても。
軍事的な側面において、一発でひっくり返されてしまうんですからね?

中国の軍事力は恐ろしいですけれど、だからと言ってそれがアジア最強。
まして世界最強の軍事力・・・ではないのですから。
アメリカは世界の警察と言う地位を放棄しました。
しかしながら、世界の超大国と言う地位と世界最強の軍隊は未だ健在です。
今のまま軍事力を高めて、それを背景にゴリ押し・・・なんて出来ませんからね?


うん。今の中国に対する結論としては、全部が中途半端なんですよねぇ。うん^^;
中国経済は確かに凄いですけど、でも明確な減速傾向が出ていますし。
中国の軍事力も凄いんですけれど、それでもアメリカと比較すると完全に見劣りします。
それなのに、どこかの国家と協力関係を構築するわけでもない。
自分と対等の関係性を構築する事が出来ない。
自分の意見を譲歩出来ず、相手に配慮出来ないから対立するしかない。
・・・そんな国家が滅びていくのは、これは仕方の無い事ではありませんか?



あの・・・今の中国を正確に判断するためには。
中国と言う国家でもなければ、中国共産党と言う組織でもなくて。
習近平と言う個人を分析するのが一番ではないかなぁ。と私は思います。
と言いますのも、今までの国家戦略と明らかに違いますでしょう?^^;

今までは・・・何度も繰り返して申し訳ありませんが^^;
中国共産党の一党独裁体制を維持する事。それを最優先で行動していました。
ですが、今の中国と言うのは、そんな国家体制の維持よりも。
さらに優先して習近平と言う一個人の理由で行動している部分が多々見られます。
それこそ習近平が就任当初より実行してきた尖閣諸島への干渉からの反日もそうですし。
東シナ海。南シナ海に対する行動全般についても、そうです。

延々と繰り返された軍事的恫喝は、ただ無意味に対外関係を悪化させただけ。
ただ無意味に中国経済を悪化させただけです。
手に入ったのは中国国民の薄っぺらい自己満足と、陳腐な人気取りだけ。
中国の国益どころか。中国共産党にとってもマイナスしか無い言動でした。
到底。これらの言動は国家戦略などとは言い難いものです。
行き当たりばったりで、思い付きで行動しているような暴挙暴論で御座います。


このような点から判断しても近年の中国の言動と言うのは、
中国共産党の支配体制を維持する。と言うよりは。
習近平と言う一個人の、最高権力者一人の人気取りを優先している。と思われてなりません。
また、中国国内での腐敗。汚職の撲滅についても同じ事が指摘出来ます。
中国共産党が長年構築してきた支配体制。国家体制を維持するためのシステムを、
習近平は何の躊躇いも無く次から次へと破壊し続けております。
・・・ちょっと信じられないんですよねぇ。

習近平の思考回路の一番根底にあるのは、自分自身の個人的な評価を高める事だけであり。
そこには国家戦略どころか。中国共産党と言う組織すら二の次になっている。・・・と、
そのように私には思われてならないのです。
はっきり言ってしまいますと。
自分自身の権威権勢のために、習近平は中国国家や中国国民どころか。
自分が所属する中国共産党すら売り飛ばそうとしている。・・・と、
そのように考えているのだとしても、私は何一つ不思議には思いません。

失礼ですけれど、習近平と言う人物は自分本位に動き過ぎて敵を作り過ぎました。



・・・あー。イマイチですね^^;
色々と話題を詰め込み過ぎて、肝心の論点がぼやけてしまいました。
いやぁ~。ごめんなさい。後日改めて書かせて頂きます。いやはや^^;


それでは本日はこれで失礼させて頂きます。皆々様。おやすみなさいませ^^

拍手[3回]

23 . January
とまあ、そういうわけで。
前回までの中国の話と言うのは、AIIBと言う国際銀行を利用して。
他国の経済市場を支配し、合法的に植民地にしようとしているのが中国の安全保障戦略。
・・・と言うような話で御座いましたね。

うん。そうなるでしょうし、そうならないのだとしたら。
中国経済が破綻して、AIIBも連鎖的に機能不全になる。と言うだけの話です。

でまあ、それはそれと致しまして。
今の中国の現状を考えますと、そこまでしないと中国経済を維持出来ませんし。
当然ながら中国共産党による一党独裁体制の維持も不可能ですからねぇ。
まともにインフラ事業を実行して、正当な利益を獲得する云々。・・・だなんて。
そんな事が今の中国共産党。習近平に出来るわけがないんです。
・・・そんな余裕が今の中国にあるわけありませんからね。

もちろん利益が出てくる事が一番でしょうけれどもね^^;
でも、仮に利益が出てこなかったのだとしても。
他国の経済市場を中国の植民地に出来ればオッケーと考えているはずであり。
たとえインフラ事業がムチャクチャな形で大失敗になったのだとしても。
中国だけは損をしない。と言う結果に持ち込もうとするはずでしょう。きっとね。

AIIBに参加したアジア各国やヨーロッパ各国と言うのは。
自分達のアテが完全に外れた上に、とんでもない損失を押し付けられる事になるので。
果たして。その事に一体いつ気が付くのでしょうねぇ。
・・・さすがに。少しばかり気の毒な気もしますね^^;



とまあ、こんな感じが前回の話題でしたが・・・。
まっ。こんな身勝手な思惑が、そうそう上手くいくはずもありません。
そうは問屋が卸さない。
なぜなら、これから先は経済戦略のみならず。軍事戦略が重要視されるから。です。
それでは参りましょう^^


まず最初に、今現在の世界情勢に関する確認で御座います。
今まではアメリカ中心の世界秩序。世界平和と言うものがありました。
世界中のどこでどんな争いをしていようとも、即座に世界最強の軍隊が出てきて。
どんな敵でも必ず全滅させて勝利する。全てにおいてアメリカの意思が優先される。
・・・みたいな。そんな理不尽と言うか。何と言いましょうか。
まさしくアメリカの意思こそが世界の意思・・・だったわけです。うん^^;

もう色々な意味で、どうにもならない状況がありましたので。
軍事戦略と言うのは考えるだけ無駄。みたいな状態だったわけですね。
だって、世界中の誰もアメリカには勝てないわけですから^^;
アメリカと仲良くしていれば、とりあえず全部が大丈夫だったんです。
うん。それほどまでにアメリカの軍事力は圧倒的でした。

そうであるがゆえに。
世界全体が軍事では無くて、経済に傾倒する流れになったのは必然的な事であり。
世界中の大多数の国家が経済戦略こそ最優先と掲げたのは、当然の事でした。
・・・世界最強の軍隊も、戦うべき敵と戦場が無ければ宝の持ち腐れであり。
経済分野に限定すれば、必ずしもアメリカの圧倒的な軍事力は絶対的では無かったんです。

まっ。それでもアメリカの軍事力による影響力と言うのは、凄かったんですけどね^^;


とまあ、そんなこんなの時代がありましたが・・・それも全ての過去の話です。
アメリカが自ら世界の警察と言う地位を放棄した。
世界中のあらゆる戦争にアメリカが介入する時代は終わったのです。
だとすれば。
当然の話として軍事戦略の重要性が飛躍的に高まるのは自明の理。
自国の平和と安定は、自分達の努力が不可欠になってくる時代になりました。
もうアメリカと仲良くして、アメリカを頼るだけでは平和を守れなくなったんですね。

なので、今まさに世界各国は自国の安全保障戦略を見直している真っ最中であり。
逆に。
事ここに及んで安全保障戦略を見直せない国家は、滅亡して然るべきで御座います。
今の時代は、それほどまでに重要な過渡期なわけです。


さて。これらの事を踏まえて中国の軍事戦略を見て参りましょう^^

でまあ、以前に書きましたように。
中国の最優先の目的は現在の国家体制の維持であり。
中国共産党による一党独裁体制の維持こそが最優先の目標となっているわけです。
これだけわかれば中国の安全保障戦略の大部分は予測可能です。

そして、安全保障戦略は軍事戦略と経済戦略の両方を総括したものです。
私は経済が苦手ですので、あくまでも軍事戦略に限っての話で申し訳ないんですが。
それでも中国の軍事戦略についても、ある程度の部分は予測する事が出来ます。
・・・いやほら。一応私も軍事。安全保障を司る立場の人間ですから^^;



それで中国の軍事戦略は、今しがた書きましたように安全保障戦略の一部であるので。
軍事戦略もまた、最優先の目標である国家体制の維持を前提として組み立てられました。
ですので、極めて内向きである事が特徴です。
つまり、国外事情を理由に軍事戦略を組み立てる事よりも。
国内事情を主な理由として中国の軍事戦略は組み立てられてきたわけです。

うん。まずは一番基本的な事はコレでしょうね^^


無論。東シナ海や南シナ海に関する問題で、軍事力は用いられてきましたので。
その点では国外事情でも軍事戦略があるにはあるんですが・・・。
でも、それらの言動についても。やはり第一の目的は国家体制の維持。
中国共産党による一党独裁体制の維持のため。である側面が大きいんです。
到底。どこかの誰かと戦う事を目的とした軍事戦略であるとは、非常に考え難い。
なぜならば。
年々増加し続ける軍事費に対して、あまりにも中国の軍事力が小さ過ぎるからです。
・・・うん。私は、この点を極めて不可解に感じておりました。
あまりにも中国軍は弱過ぎる。その原因は何だろうか?


それで、ですねぇ。
この疑問について結論を出すためには。
実際に中国の軍事戦略は、どのような事を目的に実行されてきたのか?
・・・と言う事を考える必要があるかと思います。
それで第一の目的としては、軍部の不平不満を解消する事にあった。と私は考えました。

うん。近年の中国は爆発的な経済成長に伴う莫大な利益を発生させてきました。
その利益の大部分を支配したのが中国政府であり、中国共産党です。
でも、だからと言って中国共産党が全てを独占してきたか?と言うと、そうでもない。
それは中国の軍部。人民解放軍が存在していたからです。

中国共産党と人民解放軍と言うのは厳密に言えば別組織です。
中国共産党による一党独裁体制であり、その管理下に軍部はある。とは言いつつも。
しかし、ある程度の独自性を人民解放軍は保有しているわけですね。

だとすれば。
利益の全てを中国共産党が支配する現在の体制に対して。
中国の軍部。人民解放軍の不平不満が高まらないはずがありません。
ですから、必然的に利益の分配と言う話になるわけです。


さて。これで中国が毎年2ケタ台で増加し続けた軍事費の理由。
それと比較して中国軍それ自体が脆弱である理由の予測が出来るかと思います。
つまるところ。
中国の膨大な軍事費と言うのは、何の事は無い。軍部に対する賄賂であり。
現在の中国共産党による一党独裁体制。
これを容認する代わりに人民解放軍にも、それ相応の利益を分配する。
それこそが中国が長年より行ってきた軍事戦略の真相である。・・・と、
そのように結論付けるのが妥当なのではないか?と私は個人的に予想している次第です。



うん。まあ、たぶんですけれどもね^^;
おそらく正解なのではないかなぁ。とは思います。
でもまあ、そうなりますと・・・ここまでね。
ここまで軍部の顔色を伺って御機嫌取りをしつつ、莫大な賄賂を流し込む政府も珍しい。
賄賂のために軍事費を増大させ続けるとは、ちょっと呆れてしまいますけどね^^;
そんなわけで、中国の軍事費と言うのは、その全てが必ずしも軍事力に反映されていない。
・・・と言うような。ある意味で致命的な部分があるわけです。うん。



しかし、これもまた実は過去の話だったりします
ええ。現在の中国の軍事戦略と言うのは変化しているんです。
それで、その理由となるのが・・・またまた習近平で御座います^^;

安易な反日による人気取りのために、尖閣諸島に手を出して日中関係が悪化したために。
自ら日中経済を縮小させて中国経済を悪化させた挙句。
アジア最強の『日米同盟』を敵に回してしまうような。
そんな色々な意味で困った中国の最高権力者は、
この軍事戦略についても色々と数多くの失敗をしてしまうのです。いやはや^^;


んー。今回はここまでにしておきましょう。
それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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20 . January
えーと。前回は中国の話だったんですけど。
後半は日本の民主党政権の話になっちゃいましたねぇ。ナハハハ^^;


いやまあ、皆々様も御記憶されておりますように。
先の民主党政権と言うのは・・・相当に酷かったのです^^;

うーん。私個人としても民主党だって、いすれは変わるだろう。・・・と、
そんな期待をしていたんですが・・・今もなお民主党は変わらないままですね^^;
参考程度までに、その理由を書きますと至極単純。民主党の実力が低過ぎるからです。

うん。まず最初に、この点なんです^^;
民主党の方々は、まずは自分達の実力不足と言う現実を直視するべきだと思います。
色々と他にも。それこそ山のように問題があるんですけれども。
まず一番基本的で、根本的な問題点はコレです^^;

今の民主党には、そもそも自民党を批判するだけの実力が無いんです。
そんな実力不足の政治家がギャーギャーと批判しても、日本の政治が混乱するだけです。
・・・まあ、当人達はね。それで仕事をしている。と満足出来ているかもしれませんが。
政治が無駄に混乱して実害を受けるのは、他ならぬ日本国民です。
その現実に対して、ぜひとも目を向ける努力をして下さい。・・・物凄い迷惑なんです。

どれだけ偉そうに批判していても、いざと言う時は一切責任なんて取りません。
全ての日本国民は自己責任でお願いします。・・・と言うのでは困るんです。うん^^;

この現状を打開しようと決意しないのなら・・・失礼ながら民主党は消滅して然るべきです。
貴方達に投票した日本国民の民意が、あまりにも哀れですからね。
・・・自分を選んでくれた民意に対して、申し訳ない。と少しでも恥ずかしく思うのならば。
現状を打開するために努力をするか。それとも議員辞職して潔く政界を引退するか。
そのどっちかを民主党の全ての議員は決断するべきです。




とまあ、この話はここまでにしておきましょう。
またいずれ参院選で改めて書く事になりますしねぇ。うん^^;

でまあ、本日の本題は前回に引き続きまして中国の話題です。
AIIB。アジア・インフラ投資銀行と言う国際銀行の設立と言う構想は良かったのですが。
あいにくと実行する時期が遅過ぎましたし・・・悪過ぎるんですよねぇ。

あの・・・そうなんです^^;
AIIBだけの事を考えるのならば、逆にスタートの時期は遅らせるべきでした。
ええ。オバマ政権がレームダック化する時期と重なるくらいならば。
次の新しいアメリカ大統領が誕生してからスタートさせた方が、
間違いなく時期的には良かったはずです。

皆々様も御存じのとおり。AIIBには日米両国が参加していません。
この上に中国経済の減速と言うのは本当に致命的です。
これだけ見てもAIIBの信用は落ちますし、当然ながら質も下がる。
そして、ここに昨今の世界情勢が不安要素として加わるわけです。
今や世界情勢の不安定化によって、世界経済全体でリスク回避が主流になっている。
この中で信用度が低い。つまり、リスクの高いAIIBに融資。投資をすると言うのは。
・・・なかなかに難しい判断になってしまうわけです。

そんなわけで、普通に考えればAIIBをスタートさせる時期は遅らせるはずです。
アメリカで新しい大統領。新しい政権が樹立されれば。
その分だけ世界情勢は安定し、世界経済も活発に融資へと傾くはずだからです。


しかしながら、そうは問屋が卸さない。・・・です^^;

中国経済の減速傾向が明確になっている今の状態では、次のアメリカ大統領。
次の新しい政権の樹立など待っていられません。
それゆえに中国は無理を承知で、AIIBのスタートをゴリ押ししたんです。
・・・裏を返せば。
それほどまでに中国経済は危機的な状況に陥っている。
中国政府。中国共産党。習近平は窮地に陥っている。と言う事ですね。



それで今回の本題。
中国がAIIBを設立した狙いについて。なんですけれども。

既に書きましたように。
他国の経済を中国経済に組み込む事で、中国経済それ自体を拡大させる事こそが。
それこそが中国の狙いである。と思われます。
ええ。単なるインフラ事業に対する投資・・・を目的としたものではありません。
発展途上国の開発を支援。技術援助。経済活動の向上などのような。
そんな国際銀行における大義名分なんて中国としては二の次です。

さらに指摘すれば、ちょっとくらいリスクのある事業でも無理やり実行する。
それで不当な利益を確保しよう。・・・と言うわけでもない。
ええ。そんな程度では終わらないんです。うん^^;

前回にも書きましたが、今の中国の目的と言うのは現在の国家体制の維持。
中国共産党による一党独裁体制を維持する事こそが最優先なわけです。
それを考えれば国際銀行の役割とか。大義名分などと言うような。
そんな利益にならない名誉なんて、今の中国にとってはどうでもいいんです^^;

今の中国は利益を求めています。
それこそ今現在の中国の非効率的で、非合理的な国家システムを維持しながら、
さらに中国経済も維持出来る程度には、凄まじく莫大な利益を求めているんです。
だとすれば、バカ正直にインフラ事業の利益を確保する。・・・とか。
ちょっとくらいリスクのある事業でも無理やり実行する。・・・とか。
そんな程度のレベルでは、まったく話にならないんです^^;

もっと露骨で。もっと徹底した利益の追求を画策しているはずです。
つまるところ。
他国の経済市場。丸ごと全部を支配して搾取する事を中国は考えているはずです。
文字通り。帝国主義における植民地政策を画策している。と思われます。

うん。ここまでやらないとね。
今の中国の国家体制において、中国経済を維持するなんて絶対に無理です。
中国が国際銀行と言う組織を設立させたのは、
それによる投資を条件に。他国に対して様々な無理難題を押し付けるため。
他国を合法的に中国の植民地とするための手段として、設立されたものである。
・・・と予想するのが妥当かと思われます。


まっ。私が習近平の立場であれば、絶対にそうしますね^^;
インフラ事業云々。技術支援云々は全て建前ですし。
事業計画それ自体が成功するかどうかも二の次。三の次です。
本当の目的は、実質的な経済市場そのものを中国により支配する事です。
これこそが今の中国政府。中国共産党。習近平が考える安全保障戦略であるはずです。
ここまで中国が考えていれば、あるいは中国経済は維持されたかもしれません。

・・・ここまで考えていないのなら、それまでの話ですけどね^^;



しかしまあ、何と言いましょうか・・・。
やはり。そうは問屋が卸さない。で御座います^^;
何度も言いますが肝心のAIIBを実行するのが遅過ぎますし、時期も悪過ぎます。
そして、何より時代は変わったんです。
私達日本が既に民主党政権では無いように。
アメリカ中心の世界秩序も今や過去のものになったんです。
今の中国って・・・このような世界の変化について考えていないんですよねぇ。


とまあ、今回はここで切り上げましょう。
また長くなっちゃいますからねぇ。いやはや^^;

それでは本日もまた失礼致しました。皆々様。おやすみなさいませ^^

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18 . January
さて。それでは改めまして本日は中国の話題と参りましょう^^
まずはこちらをご覧下さいませ。
http://www.sankei.com/economy/news/160116/ecn1601160026-n1.html

これは産経さんの記事で中国のAIIB。アジア・インフラ投資銀行に関する論評で。
編集委員の田村秀男さんの論評が書かれております。
・・・うん。さすがで御座いますね。何一つ反論の余地がありません^^;
それで、ですねぇ。
ここで確認として中国と言う国家について。基本的な事を書かせて頂きますと。
今の中国と言う国家の目的と言うのは。

「中国共産党による一党独裁体制と言う国家体制。国家システムの維持こそ最優先であり。
そのためならば中国と言う国家や国民の利益。国益など無視しても構わない」

・・・と言うのが今の中国の基本的な国家方針であり。
現在の中国が思考する安全保障戦略についても、この一点こそが不動の大前提。
決して揺るがぬ中核的な基本軸とされているわけです。
(↑だから、中国の安全保障は最初から大部分が把握出来るんですよねぇ)

これに反する場合。仮にそれが、どれほど中国の国益にプラスされる事だとしても。
現在の中国政府。中国共産党。習近平は認めない。と言う明確な政治姿勢があります。



でまあ、このような点から昨今の中国経済の急激な減速を考えますと。
どこをどう考えましても減速の原因は、ただ一つ。
前世紀から続く非効率的で非合理的な国家体制。国家システムにある。・・・と、
そのように結論付ける以外にはありません。
んー。まあ、言ってしまえば中華人民共和国における戦後レジームと言う奴ですね。

そして、そうだとすれば、当然ながら中国経済を立て直すためには。
国家体制の変革。国家システムそのものを改革させる事こそ重要なのですが・・・。
困った事に。
今現在の中国政府。中国共産党の権力者達は、改革に難色を示しているわけです。
自分達の権威権勢が失われて、自分達が失脚する事を恐れているからです。


・・・まっ。その気持ちも、わからなくもありませんけどねぇ。
なにしろ彼らが失脚したら、ほぼ確実に犯罪者として逮捕されるはずだからです^^;
国家権力を私的に利用して私腹を肥やした国賊。売国奴・・・になるわけですから。
そりゃあ権力を手放したくても、そう簡単に手放せるはずもありません。
必然的に国家システムの変革。改革が行われる事などありえないんです。
中国共産党による一党独裁体制の変革は、
その権力者。有力者にとって文字通りの自殺行為そのものだからです。

ですので、どれだけ中国国内で国家システムの改革が叫ばれたのだとしても。
実現するはずも無い単なる絵空事でしかないわけです。
ええ。改革を主張している習近平自身も、そんな権力者の一人なんですからね。
最初から改革が実現するわけがないんです。うん^^;

とまあ、そんな茶番劇をどれだけやったところで徒労に終わるわけで。
それを証明するかのように習近平が最高権力者に就任してから今に至るまで。
全ての執政が失敗して、全ての努力が無駄に終わっているわけです。



でね。

こんな手詰まりの状況で出現した計画がAIIBと言う国際銀行の設立だとすれば。
この計画を立案した人と言うのは、相当に頭の良い人だと思います。
つまるところ。
中国国内での改革が実現不可能であるのならば、中国経済それ自体を拡大。
中国の影響圏。支配地域を拡大させる事で無理やり中国の国力を引き上げよう。
・・・と言う事を狙ったわけですね。

うん。私もAIIBの構想を耳にした時は、なるほど。と感心したものでした^^
単なる経済戦略以上の、安全保障戦略を前提とした上での世界戦略。
爆発的に成長する中国市場と、中国マネーを背景とすれば凄まじく効果的でしょう。
そんなわけで、私は素直に見事だと感じたわけで御座います^^;

・・・ただし。
一つ惜しむ点があるとすれば、あまりにも遅過ぎた。と言う事ですね。



中国政府。と言うより習近平が本格的にAIIBを画策し始めたのは。
最高権力者に就任してから、かなり時間が経過してからの事でした。
・・・ほら。習近平って就任当初にやった事って尖閣諸島に手を出した事でしょう?^^;
あれは致命的なミスだったと思います。本当に。

うん。当時の私も本当にビックリしておりました^^;
ああ。中国の新しい最高権力者は物凄いバカだ・・・と、
失礼だとは思いましたが、率直にそのような評価を下したものです^^;


結果として習近平は日中関係を無駄に悪化させてしまい。
日中経済を縮小したために、中国経済の減速を自らの手で早める事になりました。
さらにアジア最強の安全保障『日米同盟』を敵にする。と言う大失態にしたわけです。
でまあ、それと同時に。
習近平は、何よりも大切な時間を失ってしまったんです。
ここでの時間の浪費こそが習近平を含めて。
中国共産党と言う組織全体にとって最悪手とも言うべきものだったんです。


本来ならば、日本と尖閣諸島で無駄に争っていた時間と言うのは。
中国の今後の方針転換のために用いるべき時間だったんです。
たかが島一つに固執する事や、中国国内の改革なんて無駄な事も早々に諦めて。
周辺諸国の経済を中国経済に組み込む事により、中国経済の拡大を目指すべきだったんです。

うん。それが出来ていれば、中国経済の減速は確実に回避出来ていた事でしょう。
そして、経済的な側面から軍事的な意味合い。安全保障戦略としても有効であり。
アジア地域に広大な中華帝国を樹立させる事も・・・夢では無かったんです。

そのための手段として今回のAIIB。アジア・インフラ投資銀行を持ち出されていたのならば。
未だ中国経済の減速が表面化していない最中で、それが仕掛けられていたのならば。
・・・私達日本に打つ手はありませんでした。
まったくもって冗談でも何でもなくて、今頃は中華帝国の属国になっていたはずです。


だから、私達日本としては本当に習近平と言う人物がバカで助かりました^^;
もしも融和姿勢で、経済協力を前提に懐柔策を取られてしまったら。
私達日本は、本当に中国の支配下に組み込まれていた事でしょう。
ええ。間違いありませんとも。
なにしろ当時の私達日本は、あの『民主党政権』だったのですからねぇ^^;

もしも習近平が懐柔策で、日中友好を大義名分に押し出していたら・・・。
私みたいな一般人は無論の事。自民党や保守派。右派勢力は全滅していました。
うん。あのバカ丸出しの民主党政権なら、日中友好を自分達の成果だ。と言い張って。
この日本国家。日本国民を中国共産党。習近平に売り飛ばしていたはずです。

無論。AIIBについても民主党政権ならば全力で協力していた事でしょう。
仮にそれが・・・中国共産党による日本人の支配に直結する事だとしてもね。



いやぁ~。そう考えると、なんとも惜しかったですよねぇ。
習近平は、中華帝国の初代皇帝になれるチャンスを逃したんです。
本当に惜しかった。あと少し習近平に慎重さと賢明さがあったなら。
私達日本を支配下に置いて、あの毛沢東すら上回る絶対的な権力者になれたと言うのに。

これだけのチャンスは世界的に見ても、そうは無かったはずです。
そういう意味では習近平は本当に。極めてラッキーな人だったと思います。
ただ実に残念な事に。
そのラッキーに気付けるほど。当人に才覚が備わっていなかった。


まっ。そんな終わった話などは、どうでもいい事です。うん^^;
ともかく。
習近平が軍事的手段による強硬姿勢を選んでくれた事はもちろん。
無駄に日本と争う事で、中国経済を自ら衰退させた事についても。
ある意味で、私達日本にとっては非常に好都合だった。と言えるかもしれませんよねぇ。

習近平と言う人物が中国の最高権力者になってくれたおかげで、
私達日本は民主党政権と言う地獄のような時代を乗り切り。
数多くの問題児を一掃して、堂々たる主権国家としての未来を取り戻しました。


本当に・・・習近平と言う人物が優秀でなくて助かりました。
私達日本のみならず、たくさんのアジアの人々が助かりました。
この上は中華人民共和国における戦後レジームの象徴として。
アジア地域を混乱させた諸悪の根源として、見事に散って頂きたいと思います。



・・・まっ。こんなところかな。いやはや^^;

しかしまあ、アレですよねぇ。
今ここで思い出してみても、先の民主党政権と言うのは本当に辛いものでした。
まさしく日本の国家存亡が問われる地獄のような時代であり、戦いでした。
あの戦いに勝利して、無事に自公政権へと戻す事が出来たのは。
日本国家。日本国民の全てが胸を張って誇れる事である。と私は思う次第で御座います^^


それでは本日はこれで失礼致します。皆々様。おやすみなさいませ^^

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